独走

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[題名]独走
[著者]堂場瞬一
[発行]実業之日本社
[定価]800円
[発行日]2016/12/15
国家に管理・育成されるアスリートの苦悩。オリンピック柔道金メダルを花道に引退した沢居弘人は、スポーツ省から特別強化指定選手「SA」の高校生・仲島雄平のサポートを命じられる。陸上長距離で日本記録を更新する反面、メンタルが弱い仲島の意識改革が狙いだった。次回五輪での金メダル倍増計画を国策に掲げ、アスリートを管理育成する体制に違和感を覚えながら、仲島は練習に励むが…。


スポーツ省に管理されるエリートアスリートの苦悩が描かれている。環境はいいのだが、閉塞感から抜け出せない。スポーツはもっとシンプルな個人の競技ではないのか? なぜ国家なのか? 2020年の東京オリンピックを二年後に迎える我が国にも問題を提起。個人的な望みだが、解説は玉木正之氏に担当して欲しかった。



28  18号トンネル・飛沫橋:大井川鐵道オフミ

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 すでに始まっているが長島ダムからアプトいちしろ駅までは「旧井川線トンネルミステリーウォーキング」というハイキングコースになっている。

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 大樽広場の一角に井川線の旧線の18号トンネルがある。レールはないが枕木の名残は残っている。トンネルの中は20mほどでダム本体により遮られている。

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 放水している水のしぶきがかかる場所にある飛沫(しぶき)橋を渡り、右に曲がってさらに進む。


27奥泉〜長島ダム:大井川鐵道オフミ

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 長島ダム駅と山桜

 この長島ダムの建設のために1990年(平成2年)にアプトいちしろ〜接岨峡温泉を新線に変更した。その際、アプトいちしろ〜長島ダム間をアプト式とし、駅名も川根一代駅を アプトいちしろ駅へ、川根長島駅を接岨峡温泉駅に改称し、長島ダム駅・ひらんだ駅・奥大井湖上駅が開業した。そのかわり大加島仮乗降場・川根唐沢駅・犬間駅が廃止となった。

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 長島ダムによってせき止められた人造湖は接岨湖と呼ばれる。接岨湖と書かれた記念碑の前で記念写真。

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 平成13年に完成した長島ダムは型式が重力式コンクリートダムで、高さは109.0m、長さ308mである。大井川水系唯一の多目的ダムであり水力発電はおこなっていない。水力発電を行わないダムとしても大井川本川では唯一となる。ダム最上部の展望台から下を眺め、そして下り坂をてくてく下り大樽広場へ。

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 この下り坂の斜面は以前は芝桜が一面に咲き誇っていたようだ。鹿などによる食害で今は無残な姿になっている。


26奥泉〜長島ダム:大井川鐵道オフミ

 寸又峡温泉行きのバスは千頭から出ており、千頭→奥泉→寸又峡温泉のコースとなっている。奥泉からは約30分で寸又峡温泉に着くようだ。ちなみに千頭→奥泉間はバスではわずか10分であり、井川線の約30分と比べるとバスの方がかなり早い。これは閑蔵行きのバスでも同様で、奥泉→閑蔵間はバスでは約20分で、井川線では約1時間かかる。

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 赤い大きな橋は泉大橋である。

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このあたりの大井川は渓谷の趣がある。

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 奥泉の次はアプトいちしろである。

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 ここから次の長島ダム駅まではアプト区間でありアプト式専用の機関車が最後尾に連結される。その作業を見ることができるが、人だかりでいっぱいである。

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 アプト区間の勾配は最大90パーミルであり鉄道としては我が国最大である。座っているとわかりにくいが、車内で立ってみると実感できる。

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 正面に長島ダムが見えて来る。放水しているようだ。

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 長島ダム駅に着いた。ここで下車する。

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 長島ダム駅で機関車を切り離す。この駅で下車したのは我々四人だけだった。

千頭1335-1427長島ダム 大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン) 井川行き


25千頭〜奥泉:大井川鐵道オフミ

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 ここからは大井川鐵道井川線、通称南アルプスあぷとラインに乗り換える。トロッコ列車の6両編成で、車内は独立しており車両同士で行き来はできない。

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 二つのツアー客も乗車しているアナウンスがあった。井川駅を出発すると次は川根両国駅だ。大井川が駿河国と遠州国を分けていたためこの名前がある。そしてここには車両基地がある。一つのツアーはここで下車するようアナウンスがあった。たった一駅だけではあぷとラインの魅力はわからないと思うのだが、トロッコ列車に乗ったこと自体が観光なのかな。ちなみにもう一つのツアーは接岨峡温泉駅で下車するようだ。

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 川根両国駅を出るとすぐにつり橋の下を通過する。これは両国吊橋といい長さ145m、高さ8mで、つり橋の中でもあまり揺れず安定しているようだ。

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 静岡県は日本一のお茶どころだが、川根茶はその中でも高品質で人気がある。

 川根両国の次は沢間である。ホッパーらしき構造物が残っていた。昔ここから森林鉄道が分岐していたようだ。これもH氏の情報である。このあたりの線路は急斜面に作られており、とても隘路となっている。

 帰宅後に森林鉄道のことを調べてみた。名前は千頭森林鉄道といい、1968年に全線廃止となっている。支線を含めると総延長45.8kmとかなり長い。詳細な廃線レポートもある。

 昔の林業が最盛期にはこのような森林鉄道が各地にあったようだ。木々を伐採し我が国の高度経済成長を支えてくれたのだろう。伐採された後に植林された杉の花粉に悩まされるとは、その時には思いもよらなかったのだろう。

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 次の駅は土本。この駅周辺の四軒中三軒の名字が土本であることが車内アナウンスで紹介されて、少し笑い声がおきる。次の川根小山駅で列車交換。千頭行きに乗り換える人は車掌さんに伝えるようアナウンスがあった。そして大きな駅の奥泉駅に到着した。寸又峡温泉行きのバスはここで乗り換えである。

千頭1335-1427長島ダム 大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン) 井川行き


24千頭駅:大井川鐵道オフミ

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 千頭駅に到着するときに左手に転車台が見えた。

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 千頭駅の改札口に向かってみんなが移動する。

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 先頭の蒸気機関車をバックに記念写真を撮る人が後を絶たない。


23家山〜千頭:大井川鐵道オフミ

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 家山駅でおそらく桜まつりに参加するであろう観光客が大量下車したため座席が空いた。席を自由に移っていいですよ、と車内アナウンスが流れている。家山駅を出てすぐに、数多くの鯉のぼりが川をまたいで風になびいているのが見えた。

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 川根温泉笹間渡駅の手前で初めて大井川を渡る。その橋梁の上からは、川根温泉ふれあいの泉の露天風呂から手を振る人々の姿がよく見える。テレビでもおなじみの光景である。

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 塩郷駅の近くには塩郷の吊り橋がある。正式には久野脇橋だが恋金橋とも呼ばれ、長さ220m、高さ11mとかなりの長さを誇る。

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 塩郷ダム(塩郷堰堤)により堰き止められた塩郷貯水池が左に見える。

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 下泉駅、駿河徳山駅に停車したSL急行「かわね路1号」は千頭駅に到着した。車内で出たゴミなどはそのまま置いていっていいという車内アナウンスが流れた。観光に特化している鉄道である。

新金谷1152-1309千頭 大井川鐵道本線 SL急行 「かわね路1号」千頭行き


リピート

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[題名]リピート
[著者]乾 くるみ
[発行]文藝春秋
[定価]950円
[発行日]2007/11/10
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたらーー。この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。誰が「リピーター」を殺しているのか?家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とはーー。ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。


現在の記憶を持ったまま10ヶ月前に戻れるので、競馬や競輪などのギャンブルで確実に稼げることになる。それだけでなく、人間関係などもうまく行くはずだ。ーーーーーしかし、うまくいかないのだ。わかりすぎるので先のことを考えすぎてしまうのかもしれない。それだけでなく仲間が次々と死んでしまう。次は自分なのか? という不安とも戦うことになる。それでも、一度でいいから10ヶ月前に戻ってみたいなぁ(笑)   (ちなみにドラマは見ていません)



22新金谷〜家山:大井川鐵道オフミ

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 お腹が空いたので駅弁を食べる。H氏とU氏は大井川ふるさと弁当、B氏は茶飯弁当と地元感たっぷりだが、私はなぜか日高つぶめし弁当。全く地元と関係ない(笑)。実は、日高つぶめし弁当が売っているのを見たとき、昔、日高本線に乗った時に静内駅で買い車内で食べたつぶめし弁当の美味しさが蘇ってきたのである。そういうわけで衝動的につぶめし弁当を買ってしまったのはここだけの秘密である(笑)。そのつぶめし弁当は予想通りに美味しかった。

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 ちなみに静内で買ったつぶめし弁当はこちらである。やはり地元の方が少し気合いが入っているのかな(笑)。

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 SL急行が出発した。名物アテンダントがハーモニカを吹きながら車内を移動している。出発してしばらくし神尾駅が近づいてくると、右側から大井川が寄り添ってくる。広くて白い河原に大井川の青い水面が映える。南アルプスの伏流水にはコバルトが含まれ、そのために青い色に見えるという話しが出た。なるほど確かに青く見える。青い→あおい→おおい→大井川になったのだろうか(笑)。

 大井川鐵道には難読駅名が大井。じゃなかった、多い(笑)。五和(ごか)駅、大和田(おわだ)駅、抜里(ぬくり)駅、地名(じな)駅などがある。大井川沿いにのんびり走っていると停車駅の一つの家山駅が近づいてきた。

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 家山駅周辺では桜まつりが開かれていて多くの人で賑わっていた。満開の桜、葉の出始めた桜、散り始めた桜などが入り混じっている。おそらく種類が違うのだろう。そのため桜吹雪の中で満開の桜を見ることができる。美しい風景の瞬間である。

 桜が満開の時期に鉄旅をするのは自分は初めてである。なかなかいいもんだ。

新金谷1152-1309千頭 大井川鐵道本線 SL急行 「かわね路1号」千頭行き


21SL急行さくら:大井川鐵道オフミ

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 SL急行「かわね路1号」が入線したのでホームへ移動する。

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 SL機関車を写真に収め、客車へ移動する。

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 7両の客車のうち、私たちの座席は最後尾の1号車だ。

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 昭和10年代に作られたものだ。できるだけそのまま使用するのが大井川鉄道のコンセプトなので壁際に灰皿がついているが全席禁煙である。窓枠も木製である。暖房はあるが冷房はついていない。天井には扇風機があった。窓は自由に開けてよいらしい。



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