日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー

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[題名]日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー
[著者]白井明大
[発行]東邦出版
[定価]1,728円
[発行日]2012/11/10
日本には二十四の節気と七十二もの季節があることを知っていますか? 鶯の谷渡り、蛍狩り、半夏雨、十三夜、落ち葉焚き、ふろふき大根、旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、折々の風や雲の名前。旧暦は心と体で感じる日々の楽しみに満ちています。自然によりそう、昔ながらの生活を大切にしなおすことの中に、人が自然と結びつき、生き生きと暮らせる知恵が宿っている。一年を四等分した四季、二十四等分した二十四節気、そして七十二等分した七十二候。「東風凍を解く」、「桃始めて笑う」、「虹始めて見る」など、名前だけでも風情に富んだ七十二候から見た「旧暦の暮らし」をテーマに、その時々の旬の魚や野菜、果物、季節の花や鳥、またその時季ならではの暮らしの楽しみや行事のことなどを、オールカラーのイラストとともに紹介。


 我が国には四季があり、そして二十四の瞳じゃなくって二十四の節気があり、さらに七十二もの季節があります。現代社会は時間が早すぎて、移りゆく候を楽しむ余裕がない時もありますが、むしろそういう時にこそ、季節感を持ちたいものです。美しい日本をしっかりと楽しみましょう!


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日本の大和言葉を美しく話す ーこころが通じる和の表現ー

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[題名]日本の大和言葉を美しく話す ーこころが通じる和の表現ー
[著者]高橋こうじ
[発行]東邦出版
[定価]1,512円
[発行日]2014/12/5
日本には漢語と外来語、そして生粋の日本語「大和言葉」大きくわけてこの三つがあります。日本人自身が育んできた知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを身につけてみませんか?


 大和言葉は美しいと改めて感じさせてくれる本。「故郷」より「ふるさと」、「復習」より「おさらい」、「バスタブ」より「湯船」、「豪雨」より「篠突く雨」、後者の方が響きが美しく聞こえます。こんな大和言葉をあまり使わないのはもったいないですね。編集も気が利いており、“このうえなく”読みやすくなっている。


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美人の日本語

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[題名]美人の日本語
[著者]山下景子
[発行]幻冬社
[定価]648円
[発行日]2008/4/10
「花明かり」「綺羅」「手弱女」など美しい日本語を、日めくりカレンダーのように1日1語1年366日分を紹介する。たとえば10月31日は「玉響」。玉とは宝石のこと。宝石が揺れるほんのわずかな時間のことを「玉響」という。貝寄風、東雲など自然を表す言葉や福寿草、相思草など草木の名前も収録。口にするだけで心が綺麗になる一冊。


美しい日本語が並んでいます。季節感があり、日本人でよかった、と改めて感じる本。だけど最近は使われない言葉も多いのが悲しい事実。


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〜こっせん(宮崎弁)

150828読売新聞
「〜こっせん」とは、文末に添えて相手に軽く同意を求めながら尋ねる時に使う宮崎弁だそうです。
宮崎といえばいなか仁さんです。
この言葉は、宮崎では使ってるこっせん?

(2015年8月28日 読売新聞)

日本人も悩む日本語

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[題名]日本人も悩む日本語
[著者]加藤重広
[発行]朝日新聞出版
[定価]842円
[発行日]2014/10/30
「許せない日本語」は次から次へと現れる。本当の正しさはどこにあるのか?万物が流転するように、ことばも変化し続ける。間違った表現も多くの人が使えば、「正しいことば」になるのだろうか?本書では、歴史やことばの成立過程をもとに誤用にまつわる謎をすっきり解説。複雑な日本語の世界は、不合理で時に人間的、そしてかくも奥深かった!


日本語の使い方を安易に「正しい」か「間違っている」か、クイズのような感覚で決めるのは実は難しいのだという考え方を解説している本です。時代とともに人が知っていることが変わり、常識だったことも常識でなくなり、新しい常識が増えてきます。社会状況や言葉を使う人間の知識や考え方に影響を受けています。と言っても基本的な日本語は抑えておきたいですね。


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ことばの発達の謎を解く

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[題名]ことばの発達の謎を解く
[著者]今井むつみ
[発行]筑摩書房
[定価]903円
[発行日]2013/1/10
第1章 アラミルクガホシイノネー単語の発見
第2章 ヘレン・ケラーのwater事件ーことばの世界の扉を開ける
第3章 歯で唇をフムー動詞の意味の推測
第4章 血圧がヤスイーモノの性質、色、位置関係の名前の学習
第5章 ことばの発達の謎を解くー発見、創造、修正
第6章 言語が思考をつくる/終章 読者のみなさんへのメッセージ

単語も文法も知らない赤ちゃんが、なぜ母語を使いこなせるようになるのか。ことばの意味とは何か、思考の道具としてどのように身につけていくのか。子どもを対象にした実験の結果をひもとき、発達心理学・認知科学の視点から考えていく。


小さな子供はどのようにして言葉(母語)を覚えるのか、について書かれています。文法なんて知らなくても母語を使えるようになります。その仕組みを、子供を対象にした詳細な実験から導いています。なんとも不思議な能力があるものです。それとともに妊娠中から話しかけ、生まれてからも愛情を注いで話しかけることも重要なんですね。


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日本人のための日本語文法入門

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[題名]日本人のための日本語文法入門
[著者]原沢伊都夫
[発行]講談社
[定価]777円
[発行日]2012/9/20
第1章 学校で教えられない「日本語文法」
第2章 「主題と解説」という構造
第3章 「自動詞」と「他動詞」の文化論
第4章 日本人の心を表す「ボイス」
第5章 動詞の表現を豊かにする「アスペクト」
第6章 過去・現在・未来の意識「テンス」
第7章 文を完結する「ムード」の役割
第8章 より高度な文へ、「複文」
これだけは知っておきたい日本語の基本。日本語に主語は重要か?「は」と「が」はどこが違う?受身文に秘められた日本人の世界観とは?「私を生んで、ありがとう」はなぜおかしい?「ら抜き言葉」「さ入れ言葉」の真相は?言葉に込められた日本人の心を読む。


 日本語の文法は、主語があって述語があるものと思っていましたが、全く違うのですね。ビックリしました。ボイス、アスペクト、テンス、ムードなどの言葉に触れて、まさに目からウロコです。


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百年前の日本語 書きことばが揺れた時代

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[題名]百年前の日本語 書きことばが揺れた時代
[著者]今野真二
[発行]岩波書店
[定価]735円
[発行日]2012/9/20
第1章 百年前の手書き原稿ー夏目漱石『それから』の自筆原稿
第2章 「揺れ」の時代ー豊かな明治期の書きことば
第3章 新しい標準へー活字印刷のひろがりと拡大する文字社会
第4章 統一される仮名字体ー失われた選択肢
第5章 辞書の百年ー辞書を通してみた日本語の変化
漱石が自筆原稿で用いた字体や言葉の中には、すでに日本語から「消えて」しまったものがある?-百年前の書きことばが備えていた、現代では思いもつかない豊かな選択肢。活字印刷が急速に発達した時代の、私たちが知らない“揺れる”日本語の姿を克明に描き、言葉の変化の有り様を問う、画期的な日本語論。


出版された年のちょうど百年前は明治45年(1912年)であり、その年の7月に明治天皇が崩御されています。本書で扱う百年前とはおそよ明治期の日本語に注目し、現代日本語と対照しながら書き言葉の変化について詳細に考察している。明治期は厳格な日本語が使われていたと思っていたが、実は異なり、かなり揺れ揺れであったようである。和語(やまとことば)と漢語、そして外来語の表記がかなり変化してきたことが伺える。おそらくこれから百年先も、現代とはかなり異なる書き言葉になっていることだろう。


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とっさの方言


[題名]とっさの方言
[発行]ポプラ社
[定価]735円
[発行日]2012/8/5
静岡では上司が「おれっち」と言い、京都では「あしあらい」に誘われる。群馬のバーで「そろそろ行ってみます?」と言われたらー北海道から沖縄まで47都道府県の方言が大集合!人気作家64名が故郷への想いを込めユーモアたっぷりに綴る、かつてない方言エッセイ集。


 普段は標準語で話していても、とっさの時に思わず口にしてしまう方言や、昔懐かしい記憶が蘇る方言などを、知名度の高い作家たちが記しています。例えば、「かちゃっぺない」、「どんとはれ」、「んだっぺよ」、「ごじゃっぺ」、「しょったれ」、「いさっとる」、「そっちしかええ」、「がばぬっか」、「はげー」などです。全く意味がわかんないですよね。


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セクシィ川柳

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[題名]セクシィ川柳
[著者]東正秀/田中圭一(漫画家)
[発行]メディアファクトリー
[定価]777円
[発行日]2011/4/30
江戸のエロ川柳「破礼句」は、教養とエスプリの宝庫である。古典や漢文など、あらゆる教養を使い倒して謳い上げる男の本音に思わず笑いが込みあげる!200年の時を超えて伝えられる傑作川柳300を現役の川柳選者が平易に解説し、奇才のイラストが彩る痛快な一冊。


 かなりエロイです(笑)。「江戸時代なのにこんなにエロイ」と思うのか、それとも「どの時代でも人はエロスを求めるのだなぁ」と思うのか。やはり後者かなぁ。モロに見えるより、見えそうで見えない方が想像力をかき立てるのでセクシィと思うのだとすると、ただ17文字だけの方が想像力の極限に達するので、ひょっとするとかなりセクシィかも知れませんね。


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銀の言いまつがい

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[題名]銀の言いまつがい
[著者]糸井重里
[発行]新潮社
[定価]580円
[発行日]2011/5/1
「がんがらじめ」「リンプインシャンスー」「ヤカンにお湯かけといて」-細かいことは気にしない。「まつがい」だからこそバシッと伝わる、焦りや緊張や思惑や本音がある。正しい日本語を超えた楽しい日本語。


ふと出てしまった“言いまつがい”が面白いですね。クスクスと笑ってしますので、満員電車などでは読まない方がいいと思いますよ。


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金の言いまつがい

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[題名]金の言いまつがい
[著者]糸井重里
[発行]新潮社
[定価]580円
[発行日]2011/5/1
「言い間違い」ではないのだ。あくまで「言いまつがい」。正しいかどうかなんて、この際、どうでもいいのだ。面白いかどうかがいちばん大事。「ほぼ日刊イトイ新聞」の人気連載から選りすぐった、全700本。


笑わせようと意図していない言いまつがいが笑いを誘います。私の琴線に触れたようです。姉妹本の「銀の言いまつがい」も早速注文しました。


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女ことばと日本語


[題名]女ことばと日本語
[著者]中村桃子
[発行]岩波書店
[定価]840円
[発行日]2012/8/21
女ことばという不思議
第1部 「女らしい話し方」-規範としての女ことば
第2部 「国語」の登場ー知識としての女ことば
第3部 女ことば礼賛ー価値としての女ことば1
第4部 「自然な女らしさ」と男女平等ー価値としての女ことば2
女性の言葉づかいは「どうも最近、乱れてきた」と一〇〇年以上も嘆かれ続けているー「女ことば」は、近世から現代の日本社会の、価値や規範、庶民の憧れや国家イデオロギーを担って生き延びている、もうひとつの日本語なのだ。各時代のさまざまな言説と、言語学やジェンダー研究の知見から、「女ことば」の魅力と不思議を読み解く。


正式な日本語は男の言葉であり、女ことばはしばらく正式な日本語としては認められていなかったのです。明治後期から昭和初期にかけて戦争において植民地を拡大してきた我が国にとって、男性が戦地に赴いている間は女性が家長制度を守るしかなく、そのため女性を認めざるをえなかったようです。

 まぁ、そんなに単純ではなくて説明が難しいほど複雑なのですが、そんなに複雑だったのだ、ということがわかっただけでもよかったかな。


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シルバー川柳

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[題名]シルバー川柳  誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
[著者]全国有料老人ホーム協会
[発行]ポプラ社
[定価]1,000円
[発行日]2012/9/13
「誕生日ローソク吹いて立ちくらみ」
「LED使い切るまで無い寿命」
「恋かなと思っていたら不整脈」
「万歩計半分以上探しもの」

 「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから、敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。

 もの忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。悩める老後は、笑って過ごすがイチバン! 政治も教育も暗い話の多いニッポン、シニア発、お達者パワー全開の、笑えて、しみじみするメッセージ満載の一冊です。笑って愚痴って、一生懸命。この愛すべき、ニッポン人たち。


どれも言い得て妙なものです。家族で楽しく笑える一冊です。


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セクシィ古文


[題名]セクシィ古文
[著者]田中貴子・田中圭一
[発行]メディアファクトリー
[定価]756円
[発行日]2012/5/15
第1章 すごいアソコ!
第2章 同性愛もOK、OK!
第3章 ひとりエッチ
第4章 THE・変態!
第5章 普通のセックス?
格調が高くて難解、というイメージが強い「古文」だが、本当は大胆な性描写に彩られた、まことに淫靡な世界だった!気鋭の国文学者・田中貴子が『源氏物語』や『宇治拾遺物語』など著名な古典から、あっと驚く24場面を厳選して紹介。奇才・田中圭一による斬新な現代語訳コミックと合わせて、エキサイティングに解説していく。知的で、エロティックで、抜群に面白い「古文」入門。


 なんとセクシィな古文の本です。読むと恥ずかしいくらいエロチックな描写が続きます。こんな柔らかな内容を、学生時代に習っていたら、古文が大好きな学生が増えていたことでしょう(笑)

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ひらがなでよめばわかる日本語


[題名]ひらがなでよめばわかる日本語
[著者]中西 進
[発行]新潮社
[定価]420円
[発行日]2008/6/1
・ひらがなでよめばわかるー自然界から生まれたことば(体のパーツ、なぜこうよぶの?/人の一生は、草木の一生 ほか)
・もう一度考えたいーたましいと対話することば(どうして命は尊いのだろう/神とともにある暮らし ほか)
・知っていますかー日本人の考え方がわかることば(具体からはじまって抽象へ/本質的な働きから考える)
・誤解していませんかー日本語の基本ルール(音と訓とはなにか/意味の豊かさこそ日本語のたから ほか)

“目・鼻・歯”も“芽・花・葉”も、“め・はな・は”。文字を“書く”のも頭を“掻く”のも“かく”。太陽も焚き火も“ひ”…日本語はひらがなで考えると俄然面白くなる。漢字の影響を外すと日本語本来の形が見えてくる。言葉がわかれば人間がわかる。日本人の心はこんなに豊かだったのかと驚く。稀代の万葉学者が語る日本人の原点。『ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ』改題。


漢字の音読みは漢語、そして訓読みはやまとことばだと思っていましたが、必ずしもそうではないようです。また、異なる語源かと思っていた言葉が同じ語源だったりと、日本語は生きていて変化しているようです。「しな」と「もの」、そして「しなもの」との違いなど、なるほどと思う話しが詰まっています。

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井上ひさしの日本語相談

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[題名]井上ひさしの日本語相談
[著者]井上ひさし
[発行]新潮社
[定価]500円
[発行日]2011/10/1
日頃何気なく使っていても意外に知らないことばかり。日本語にまつわる珍問・奇問・難問に言葉の達人がお答えします。ニホンとニッポン、どちらが正しい?形容動詞はなぜ冷遇されるの?当て字の歴史は?日本製の漢字(国字)の数は?日本語の音はいくつ?あらゆる文献を渉猟し国語学者も顔負けの博覧強記ぶりを発揮、著者一流のユーモアも駆使した日本語読本の決定版登場。


週刊朝日に連載された「日本語相談」からの抜粋です。掲載時期は1986-1992年と古いのですが、言葉ですからあまり違和感はありません。しかし、「サラダ記念日」が取り上げられており、調べてみるとこれは1987年の出版でした。時代の違いがかえって面白みを増しているかも知れません。

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家庭口論


[題名]家庭口論
[著者]井上ひさし
[発行]中央公論新社
[定価]620円
[発行日]2011/8/25
酢豚と葉っぱ/ビフテキとラーメン/親玉と目玉/スウェーデンと据膳/てまりとだんまり/浦島太郎とイソップ/祝詞とオルガン/カキ氷とアイスクリーム/パラソルと菅笠/ジェット機と鈍行列車/坊っちゃんとハムレット/針千本と筆一本

絶妙の笑いの発明家井上ひさしが家庭の内幕を暴露、才色兼備の夫人と可愛ざかりの三人娘に優しく突き上げられ、クスクス、シミジミの家庭喜劇。


初版は1976年ですので、少々古くさいのですが、そこがまた良い味を出しています。
「20世紀の末、地球の資源は現在の六分の一減り、逆に人口は八倍に増える。しかもその頃、諸公害は全地球を覆いつくしている筈だ。(なんでも、現在の7、8倍もひどい公害地獄になるらしい。)したがって地球は生物の生棲に全く適さないところとなるだろう。」とあったりします。もう21世紀なのにです。1970年代はこんな感じだったのでしょうね。
西ドイツがまだあったりして、マルクを使っているのです。

本書の内容はとても面白いので、時代が変わっても笑いのツボはそんなに変わっていないということなんでしょう。

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言語小説集


[題名]言語小説集
[著者]井上ひさし
[発行]新潮社
[定価]1,365円
[発行日]2012/3/30
括弧の恋/極刑/耳鳴り/言い損い/五十年ぶり/見るな/言語生涯
えっ、まさか!?カギ括弧記号が恋に落ちる!?「括弧の恋」。文法的に意味をなさない台詞に、役者が狂わされていく「極刑」。方言に人生を捧げた方言学者が、傍若無人の元特高に方言で復讐を果たす「五十年ぶり」。“大便ながらくお待たせしました”と、ある日突然舌がもつれる青年駅員の悲哀を描いた「言語生涯」他3編。日本語で笑いを創り続けた著者の真骨頂。爆笑の名作、遂に単行本化。


言葉の魔術師のような著者の発想には敬服するしかありませんね。

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「メアドな日本語」略語クイズ


[題名]「メアドな日本語」略語クイズ どれだけ知ってる?
[著者]藤井青銅
[発行]小学館
[定価]500円
[発行日]2010/9/20
第1章 だから略語は面白い!(取説/遠恋/就活 ほか)
第2章 これぞ略語の力技!(ケンタ/スタバ/ロイホ ほか)
第3章 今日も略語は生まれてる!(写メ/塩ビ/読モ ほか)
第4章 日本人は略語が大好き!(おすピー/チャゲアス/カトけん ほか)
メアド、アラフォー、婚活、きもかわ…。懐かしのレトロ略語から最新のネット略語まで、500問の略語をずらりと並べた究極の略語クイズ集。


これでもか! というくらい略語が掲載されています。あなたはいくつわかりますか?

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語感トレーニング


[題名]語感トレーニング 日本語のセンスをみがく55題
[著者]中村明
[発行]岩波書店
[定価]756円
[発行日]2011/4/20
第1部 言った“人”はどんな人?-「ピザ」と「ピッツァ」の違いとは(表現主体の陰翳)
第2部 言われた“もの”はどんなもの?-「紅顔」と「赤ら顔」、思い浮かべる顔は(表現対象の履歴)
第3部 “ことば”のにおいを感じるためにー「ニホン、チャチャチャ」となぜ言わないか(使用言語の体臭)
結び 日本語の語感を考えるー“体系”づくりの試み
日本語をもっと使いこなそう!「快調」「好調」「順調」、もっとも調子がいいのはどれ?「過日」「先日」「この間」、どう使い分ける?誰もが思いあたる、「些細」だけれど「瑣末」ではない日本語の感触の違いを、語感研究の第一人者が解説する。Q&A形式で楽しく読める、“伝えたい思い”を“適切なことば”で送り届けるための55のヒント。


普段、何気なく使っている日本語ですが、やまと言葉、漢語、外来語などいろいろな出自により意味(というより語感)が異なる場合があるのです。母国語ですので、なるほどといった印象ですが、日本語を外国語として学ぶ人達にとっては、とても難しいと思われるのでしょうね。

文字を書く時代から文字を打つ時代になってきましたので、自筆の柔らかさは表現できないのでせめて語感を意識したセンスのよい言葉を書きたい、じゃなかった打ちたいものです。

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ことばから誤解が生まれる


[題名]ことばから誤解が生まれる 「伝わらない日本語」見本帳
[著者]飯間浩明
[発行]中央公論新社
[定価]840円
[発行日]2011/5/10
第1章 「ムショクですか?」-音声から生まれる誤解
第2章 「部長も絵はお上手ですね」-文法から生まれる誤解
第3章 「塩ピーナッツは、お菓子じゃないよ」-語義から生まれる誤解
第4章 「先生はこちらにいらっしゃいますか?」-状況から生まれる誤解
第5章 「月がきれいですね」-表現意図から生まれる誤解
第6章 「…」「何か言うことがあるだろう」-話したくない
第7章 「世間をお騒がせし、おわび申し上げます」-決まり文句の両面
「ムショクですか」は無職か、無色か?「部長も絵はお上手ですね!」は出世できない言い方?「ことばから誤解が生まれるのは避けられない」と語る日本語学者が、そのしくみを徹底分析。


ことばの誤解のオンパレード(古!)です。なるほど、このような原因から誤解が生まれるわけですね。気をつけましょう!

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絶滅寸前季語辞典


[題名]絶滅寸前季語辞典
[著者]夏井いつき
[発行]筑摩書房
[定価]950円
[発行日]2010/8/10
「亀鳴く」春の夕暮れ、オス亀がメスを慕って鳴くという空想的季語。勿論亀は鳴かない。「毒消売」越後や越中から来る行商の薬売り。「夜這星」流星の別称。「竃猫」竃にもぐり、暖をとろうとする猫…季節感が大きくずれたり、風習が廃れたりして消えていくたくさんの季語。そんな「絶滅寸前」の季語たちの持つ豊饒な世界を紹介し、新しい命を吹き込む読み物辞典。


「かめかめブログ」や「かめかめハウス」にふさわしい季語の「亀鳴く」。空想的な季語なんですね!  こんなのありなら、何だって季語になっちゃうような気がします。 だって、亀は鳴かないのですから。

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「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで


[題名]「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで
[著者]田中ゆかり
[発行]岩波書店
[定価]2,940円
[発行日]2011/9/29
序章 「方言コスプレ」にみる「方言おもちゃ化」の時代
第1章 方言コスプレの背景と実態
第2章 方言の価値の変遷
第3章 方言ステレオタイプの形成と流通ー意識調査と創作物から
第4章 坂本龍馬はいつから土佐弁キャラになったのか
第5章 メディアと方言
終章 「方言コスプレ」は東京勝手な現象か?
関西人でもないのに「なんでやねん!」とつっこむ。九州人でもないのに「お引き受けしたでごわす」と男らしく受け止めるーこんな方言コスプレが旬の話題となって久しい。方言の価値の変遷、小説・テレビドラマ・マンガなど創作物における方言イメージの蓄積と流通。気鋭の研究者が、意識調査とコンテンツ・メディア分析から、日本語社会のいまを読み解く意欲作。


「あとがきにかえて」でも述べていますが、『日本語社会における「方言」の位置づけが「恥ずかしいもの・隠すもの」から「かっこいいもの・みせるもの」に変化してきた』ということなんです。方言自体に意味があり、その意味を上手に使うことによってコミュニケーションをとるようになっているそうです。つまり、方言を使うことのない首都圏生育者でも、お笑い系では関西弁、男っぽさを出す時には九州弁や土佐弁、女らしさをだすには京都弁(京ことば)を使うようになって来ました。特に携帯メールなどでは多い傾向があるようです。


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日本語ほど面白いものはない

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[題名]日本語ほど面白いものはない 邑智小学校六年一組特別授業
[著者]柳瀬尚紀
[発行]新潮社
[定価]1,365円
[発行日]2010/11/25
1 「子どもの本屋さん」に誘われて/2 みんな日本語という世界の住人-第一回特別授業/3 六年一組十六名からの手紙/4 邑智小学校は開校七年目/5 最大の奇蹟は言語である-第二回特別授業/6 子供たちの創作/7 空想授業:邑智中学校一年生に向けて
天才の柳瀬先生、すばらしい時間をありがとう-『チョコレート工場の秘密』の訳者が島根県の山奥・美郷町で学ぶ十六名の前で教壇に立った。さて、事の顛末は…。子供たちの可能性は無限大!感動の教育ドキュメント。


天才翻訳家の柳瀬尚紀が邑智小学校の教壇で授業をした記録です。空想授業もあります。柳瀬さんは、言葉を楽しくて素晴らしいものであるということを一生懸命に伝えています。失敗や間違いを恐れない、間違うから覚えられるということも繰り返し述べています。こういう授業が小学校で行われるようになるといいですね。

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ジワジワ来る〇〇 思わず二度見しちゃう面白画像集

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[題名]ジワジワ来る〇〇 思わず二度見しちゃう面白画像集
[著者]片岡K
[発行]アスペクト
[定価]1,050円
[発行日]2011/7/25
ツイッターで人気爆発。じわり系面白画像集。思わず二度見しちゃう448枚。


いやはや、面白いですね。本当にジワジワとシミジミと可笑しくなったり同情したりしちゃいます。

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こんなのもいいですねぇ。

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オヤジギャグ200連発


[題名]オヤジギャグ200連発
[著者]オヤジギャグ研究会
[発行]PHP研究所
[定価]840円
[発行日]2011/11/7
閉塞感漂う日本社会に風穴を開けた「なでしこジャパン」。活躍の裏には佐々木監督のオヤジギャグがあった。今こそ日本を元気にしよう。


しょうもない本です(笑)

このステッカーは、もう捨てっかー
マッカーサーのパンツは真っ赤さー
おかんの悪寒
この幼虫には要注意しろ!
ここにスーパー銭湯を作る可能性は数パーセントです

など、など、です。

しょうもない本みたさの人は買ってください。

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オノマトピア


[題名]オノマトピア~擬音語大国にっぽん考~
[著者]桜井 順
[発行]岩波書店
[定価]966円
[発行日]2010/7/17
「ピッカピッカの一年生」。一年坊主の元気、幸せ、ハシャギぶりをイキイキと表現する「ピッカピッカ」というオノマトペ。「オノマトペ=擬音語」と「ユートピア=理想郷」の合成語「オノマトピア」の世界を、古事記から現代文学までを題材にした捻りの効いたエッセイと音声学や言語学に基づくガクモン的考察で説き明かす、抱腹絶倒の批評集。

擬音語は、若者だけでなく、私達日本人の生活に深く入り込んでいます。単語の母体となったものも多いようです。日常に密着したオノマトペから、コピーとしてのオノマトペまで、そして古事記からの歴史的変遷までもが詳しく記述されています。オノマトペ界における“ピッカピッカ”の金字塔です。

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恋する日本語


[題名]恋する日本語
[著者]小山薫堂
[発行]幻冬舎
[本体価格]495円
[発行日]2009/4
「あえか」「紐帯」「那由他」「玉響」…耳にしたことはあるけれど、意味がよくわからない日本語。たとえば、「赤心」とは「偽りのない心」のこと。「一曲」とは「ちょっとすねる」こと。言葉の意味をひもといてみると、そこには恋人たちの何気ない日常の瞬間が溢れている。日本語の美しい響きと甘く切ない恋心が堪能できる35のショートストーリー。


テレビでミニドラマに取り上げられていたので本を買って読んでみました。日本語って本当に美しい言葉ですね。タイトルのように、日本語に恋をしてしまいそうです。

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粋な日本語はカネに勝る!


[題名]粋な日本語はカネに勝る!
[著者]立川談四楼
[発行]講談社
[本体価格]700円
[発行日]2009/10/20
第一章 粋か、野暮か
第二章 酒席は「こなから」で引き上げる
第三章 江戸の粋に学ぶ
江戸時代から昭和にかけて、日本人は「粋か野暮か」で人を判断し、カネ持ちでも垢抜けない行動をすれば容赦なく批判した。現代では格差が広がり、「粋」という言葉が死語になりつつある。しかしそんな今だからこそ、落語の世界や江戸しぐさの粋な言葉や行動基準を身につけ、カネの有無や「勝ち組」「負け組」という言葉に左右されない自己を確立すべきである。人気落語家が書く、カネがなくても人生を楽しく、かっこよく生きる知恵。「イナセ」「裏を返す」「あごあしまくら」…古き良き習慣が心を豊かにする。

落語で伝え続けられている粋な言葉が紹介されています。本来の日本語、やまと言葉が持つ「粋」で「イナセ」な風合いを大切にしたいものです。


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