会津若松紀行10:急行南会津

急行南会津のチケット


会津田島駅舎 ◇ 駅名標
駅周辺をブラブラしながら時間をつぶし、13時45分頃に急行南会津が入線。さっそく乗り込む。


ホーム ◇ 急行南会津


行き先表示 ◇ 車内
4両編成で2両は禁煙で残り2両が喫煙車である。トイレは2ヶ所あり自販機もあった。回転型クロスシートでリクライニングはない。この急行南会津は会津田島から会津鉄道で会津高原まで、そして野岩鉄道で新藤原まで、最後に東武鬼怒川線や東武伊勢崎線を通って浅草まで行く。浅草から会津田島までは電化されているので電車が乗り入れることができるようだ。


自販機 ◇ テーブル
発車を待っていると突然携帯電話が鳴る(バイブで知らせる)。職場の同僚からだ。緊急連絡か、といやな予感がして早速折り返して電話すると「ごめんなさい、間違えました。」と。ホッと胸をなで下ろす。
急行南会津は定刻の13時59分に会津田島駅を出発した。前の席では団体客8人が酒盛りを始めた。後ろでは親子連れがピコピコと音をさせながらゲーム機で遊んでいる。マナーやエチケットという言葉はどこへ行ってしまったのだろう。これから3時間の長旅なのにあまり快適ではないな、と読書に専念する。といっても車窓を楽しんだりもしていた。会津高原を過ぎトンネルを越えると雪がみるみる少なくなっていた。峠を越えたのだろうか。途中の湯西川温泉駅はトンネルの中にあった。鬼怒川温泉駅で酒盛り組が下車。少し静かになる。電車は新高徳、下今市、新鹿沼、新栃木、栃木と停車している。栃木の次は春日部であるがこの間37分ノンストップである。春日部から北千住も23分間停車しない。急行とはいえ、特急きぬ(スぺーシア)とあまり変わらぬ所用時間である。北千住に17時3分到着。地下鉄千代田線で西日暮里下車。下車せずにこのまま代々木上原まで行き小田急線に乗り換えた方が早いが、軟弱にも新宿からロマンスカーに乗りたくなり、西日暮里から山手線で新宿へ出た。新宿からはロマンスカーでゆったりと自宅へ向かった。
会津田島(13:59)~北千住(17:03) 急行南会津 会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道
(2005年の旅です)
