43帯広〜十勝三股〜帯広:北海道妄想の旅1978

ho78do4301_1map.jpg【1】
 1978年10月11日の旅(1)

ho78do4302_1dia.jpg【1】

ho78do4303_4map.jpg【4】
 帯広駅をでて、根室本線を左に見ながら走り、右にカーブして広大な十勝川を渡ると木野。音更を過ぎ、右手に清涼飲料水や牛乳の工場を見ながら駒場を過ぎる。そして音更川を渡り武儀(むぎ)、中士幌と進む。次の士幌の西には5000ヘクタールの広大な草地に300頭の牛が草を食む新田牧場がある。この士幌で十勝三股からの始発列車と待ち合わせのため5分停車。北平和を経て次の集落が上士幌。

ho78do4303_19map.jpg【2】(萩ヶ丘〜清水谷)
 萩ヶ丘から次第に山に入り清水谷を過ぎるとさらに谷は狭くなる。

ho78do4304_2.jpg【19】
 昭和31年(1956年)に糠平(ぬかびら)ダムが完成したため旧線は湖底に沈み、ダム西岸に新たに路線が変更された。

ho78do4304a_4map.jpg【4】

ho78do4305_42.jpg【42】(黒石平〜糠平)
 黒石平では眼下に音更川を見下ろし、25パーミルの急勾配を登る。すでにこのあたりは大雪山国立公園の中である。

ho78do4306_23.jpg【23】(電力所前仮乗降場〜糠平ダム仮乗降場)
 山が迫りトンネルを四つ通り抜けるあいだに音更川をせき止めた糠平(ぬかびら)ダムが見えてくる。糠平駅からは北海道で二番目に大きい人造湖の糠平湖が近い。神秘的な美しさを残す然別湖と結ぶ観光ルートもできている。

ho78do4307_42.jpg【42】(不二川橋梁:黒石平〜糠平)
 糠平湖を右手に見ながらさらに勾配を登っていくと、音更トンネルを通って幌加(ほろか)駅。そして音更川を二度渡り、十三の沢橋梁を越えると終点の十勝三股が近づいてくる。

ho78do4308_7.jpg【7】(十勝三股駅)

ho78do4309_7.jpg【7】(十勝三股駅)
 十勝三股駅は標高661mの地点にあり、北海道内の国鉄の駅としては最高地点に位置している。なお利用客の減少により、2か月後の12月25日から糠平〜十勝三股間には列車の代わりに代行マイクロバスとなる予定だ。いい時に士幌線に乗れたものだ。

帯広0609-0825十勝三股 士幌線 721D 【士幌線完乗】

ho78do4310_1dia.jpg【1】
 時刻表の訂正があり、帰りは9時07分発となる。下り勾配になるので軽やかに帯広に戻ってきた。

十勝三股0907-1102帯広 士幌線 724D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【19】日本鉄道旅行歴史地図帳 北海道 監修 今尾恵介・原武史 新潮社 2010/5/18
【23】鉄道の旅No.28 北海道3 根室本線・石勝線 講談社 2003/8/14
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


42b新得〜池田〜帯広:北海道妄想の旅1978


新得→十勝清水

 新得は十勝平野の西の入口で、佐幌川沿いに国道38号線と並んで南下する。徐々に平地が開けて十勝清水に着く。線路は南下の態勢をとり、平野川信号場から南東に方向を定めて羽帯となる。しだいに下り勾配となり、御影を過ぎ、築堤の上を進む。左を走る道路に接近すると、右から芽室川が近づいてくる。

ho78do4221_4map.jpg【4】

ho78do4222.jpg(芽室駅)
 上芽室信号場を通過し芽室川を渡る。いよいよ十勝平野の中心部に降りてきた。列車は芽室の駅に着く。さらに東へ進み、美生川を渡り、左にカーブして国道38号線沿いに東へ進み、西帯広へ。

ho78do4223.jpg(帯広駅)
 そこから築堤の上へ出て、右に曲がると左から士幌線の線路が合流し帯広へ着く。帯広では2分停車。下車しない。

 帯広を出た列車は国道の下をくぐり市街を東南東に横切っていく。広尾線はそのまま真っ直ぐに進むが、根室本線は少し左に折れて、これと別れる。

ho78do4224.jpg(札内川)
 札内川を渡ってしばらくすると札内。札内から少し進んで築堤の上に出ると右側は山地である。途別川を渡り、さらに築堤を進む。十勝川の氾濫原をさけるために築堤を通っているのだろう。

ho78do4225.jpg(幕別駅)
 稲士別仮乗降場を過ぎ、猿別川を渡って左折すると幕別に着く。幕別で帯広行き急行池北と列車交換。ともにここには停車せずドアは開かない。

ho78do4226.jpg(十勝川)
 幕別から北東に進み右に折れて十勝川橋梁(745m)で十勝川を渡る。線路は真っ直ぐに進み山に行き当たり、そこから右に向きを変えたところが利別である。ここは利別川が十勝川に合流する地域で増水のたびに洪水を起こしたという。利別を出ると利別川を渡り右に曲がる。左から南下してきた池北線と合流し池田に着く。ここで下車する。

富良野1430-1658池田 急行狩勝3 根室本線 403D

ho78do4227_1dia.jpg【1】
 池田からは翌日に備えて帯広に戻る。ちょうど急行狩勝6号が来たので乗り込む。幕別で陸別行き普通列車と列車交換。わずか26分で帯広に着いた。
 
池田1711-1737帯広 急行狩勝6 根室本線 406D

 今夜の宿の帯広ステーションホテルにチェックインし夕食タイムである。

ho78do4228_15.jpg【15】(炉ばたのあかり外観)
 ホテルで情報を得て、今日は「炉ばたのあかり」というお店へ行く。昭和30年に店を構えて、今年で23年目となる。

ho78do4229_15.jpg【15】(炉ばたのあかり店内)
 炉ばたを囲むようにカウンターがあるのが、一人旅にはうれしい。炉の炭は備長炭を使用している。

ho78do4230_15.jpg【15】(オススメメニュー)
 アルコールとともに、オススメのメニューをいただく。写真上から、(1)大きな油揚げの揚げ納豆(山わさびと大根おろし付き)、(2)焼き魚メンメ(きんき)、(3)メンメはサービスで残った骨で特製スープにしてもらえ、ラーメンの麺を入れてくれる、(4)石焼じゃがいも(バターと塩辛付き)。メンメのラーメンと塩辛の石焼じゃがいもが美味しかったなぁ。

 今日も早めに眠れそうだ。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【15】HO vol39 麺喰らう旅 第3弾 2010/12/24


FC2ブログランキング


42a富良野〜新得:北海道妄想の旅1978

ho78do4201_1map.jpg【1】
 1978年10月10日の旅(3)

ho78do4202_1dia.jpg【1】

ho78do4202_4map.jpg【4】
  富良野駅は盆地の南端にある。富良野で2時間以上ゆっくりと休み、これから出発する。富良野を出ると空知川を右手に見ながら南下する。左には十勝岳(2,077m)が見える。

ho78do4203.jpg(布部〜山部)
 布部を過ぎて、空知川を渡ると右には芦別岳(1,727m)が見える。

ho78do4204.jpg(山部駅)

ho78do4205.jpg(山部〜下金山)


山部→下金山

 山部を過ぎて、線路は川にそって一旦左に曲がり、さらに右に折れて下金山となる。空知川は狭い谷になる。国道237号線を並んで空知川を二度渡り、トナシベツ川を渡ると金山へ。

ho78do4207.jpg(空知川)
 左にカーブして短いトンネルをくぐり、また空知川を渡る。周りは森林である。

ho78do4208.jpg(かなやま湖)
 空知トンネル(2,255m)とくぐると、すぐ左手に水を湛えて緑に囲まれたかなやま湖の絶景が飛び込んでくる。鹿越信号場にて、札幌行き急行狩勝4号と列車交換し、鹿越トンネルをくぐり、東鹿越を通過し湖岸を進む。東鹿越には滝川行き普通列車がこの急行を待ち合わせていた。かなやま湖から離れると幾寅に着く。

ho78do4209.jpg(幾寅〜落合)

ho78do4210.jpg(幾寅〜落合)


幾寅→落合

ho78do4212.jpg(落合駅)
 幾寅からは空知川の源流をたどるかのように谷を遡っていく。10〜16パーミルの勾配を登りながら落合に着く。いくつもの谷の合流点なのでこの名がある。

ho78do4213_4map.jpg【4】
 いよいよ狩勝越えだ。12年前までは、ここから東に向かい標高644mの狩勝峠を狩勝トンネル(954m)で越え、うねうねと馬蹄形に旋回しながら新内(にいない)、新得へ下りていった。狩勝トンネルを越えたところからの車窓風景は絶景とされたが25パーミルの連続急勾配が運転上の悩みの種であった。現在では、落合から川沿いに鬱蒼とした森の中を第一〜第五までの落合トンネルをくぐり南下する。第五落合トンネルをくぐり川を渡り、新狩勝トンネル(5,810m)に入る。工事中の石勝線のトンネル入口は分かれていて、トンネル内で合流する。ここの標高は約460mで、まっすぐに東に向いている。

ho78do4214_32.jpg【32】(新狩勝信号場〜広内信号場:冬)
 トンネルを出ると新狩勝信号場で、シェルターを被っている。右に回って高い築堤を南に下り、増田山トンネルから、広内信号場の先で第二広内トンネルに入り、左へ回り広内信号場の下にでる。線路は大きな馬蹄形をしている。


狩勝越え(落合→新得)

ho78do4216.jpg(新狩勝信号場〜広内信号場)
 新狩勝トンネルを出てから、この先の西新得信号場までの景観は素晴らしい。

ho78do4217.jpg(広内信号場)
 右に回りながら第一広内トンネルをくぐり、西新得信号場を過ぎ、右に回って新得山トンネル(1,683m)をくぐる。さらに右に大きく回って旧線と合流してゆっくりと新得に入る。落合〜新得間は四つの信号場があるが駅間距離28.1kmは12年前から日本最長をなっている。


広内信号場:列車交換風景

ho78do4219.jpg(西新得信号場〜新得)

富良野1430-1658池田 急行狩勝3 根室本線 403D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【32】鉄道紀行 12 北海道2 石勝線・根室本線(落合〜帯広) JTBパブリッシング 2006/9/25


FC2ブログランキング


41b上富良野〜富良野:北海道妄想の旅1978

ho78do4111_31.jpg【31】十勝岳(西中〜中富良野)
 線路は谷の西側に走っていくので十勝岳連峰の眺めは抜群だ。山の眺めの手前に盆地いっぱいに水田が広がっている。

ho78do4112_42.jpg【42】(西中〜中富良野:初夏)

ho78do4113_24.jpg【24】(西中〜中富良野:初夏)

ho78do4114_2.jpg【2】(西中〜中富良野:初夏)
 西中には停車せずに中富良野。初夏にはラベンダーが覆い尽くす。

ho78do4115.jpg(中富良野)

ho78do4116.jpg(中富良野駅)

ho78do4117.jpg(中富良野〜富良野)
 正面には芦別岳と富良野西岳がきれいに見える。

ho78do4118.jpg(根室本線合流@富良野駅)
 鹿討(しかうち)、学田(がくでん)と過ぎて右から根室本線が合流するともうすぐ富良野に着く。

ho78do4119.jpg(富良野駅)

ho78do4120.jpg(富良野駅)

旭川1048-1210富良野 富良野線 627D 【富良野線完乗】

ho78do4121_13.jpg【13】(ラーメン@小玉食堂) 
 富良野着が12時10分。ちょうどお昼だ。駅から近い小玉食堂に寄ろう。ここは昭和30年代の創業のそば屋だが、ラーメンが人気だそうだ。さっそくラーメンを注文した。見た目はシンプルな醤油ラーメン。そばの返しをタレに使い、ダシは魚介ベースだが、丸鶏や豚骨でコクを加えている。人気があるのもうなずける。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【13】HO vol37 麺喰らう旅 第1弾 2010/10/25
【24】鉄道の旅No.25 北海道4 富良野線・北海道ちほく高原鉄道 講談社 2003/7/24
【31】鉄道紀行 9 北海道1 富良野線・留萌本線 JTBパブリッシング 2006/8/10
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


41a旭川〜上富良野:北海道妄想の旅1978

ho78do4101_1map.jpg【1】
 1978年10月10日の旅(2)

ho78do4102_1dia.jpg【1】
 げそ丼の余韻の残る中を旅に戻ろう。旭川市は「あさひかわ」と読むが、旭川駅は「あさひがわ」と濁って読む。旭川駅の富良野線のホームは南に100mほど離れており、このため函館本線などとの直通運転はできない。

ho78do4102_4map.jpg【4】
 旭川を出ると線路は南下してすぐに神楽岡、続いて西御料へ。ここまでは旭川市街の中だ。次の西瑞穂あたりから住宅がまばらになりはじめる。美瑛川の谷を走っており、東側にはその右岸台地が延々と続いているため見晴らしは開けない。ただ前方には丘越しに大雪山・十勝岳連峰が少し顔を出す。西神楽、西聖和、千代ヶ岡、北美瑛までこの状態が続く。西神楽で旭川行き普通列車と列車交換した。西御料から西聖和まで「西」から始まる駅が四つ続くのも珍しい。

ho78do4103.jpg(千代ケ岡駅)
 西聖和からは美瑛川支流の辺別(べべつ)川の谷へ入っていたが、北美瑛で辺別川に別れをつげて、上川、富良野両盆地を分ける丘陵に登っていく。ここの勾配が25パーミルあって思いのほかきつい。

ho78do4104.jpg(美瑛駅)

ho78do4105_24.jpg【24】(美瑛駅)
 登りきったところで美瑛に着く。美瑛を出てすぐに、西聖和で別れた美瑛川を渡り、今度はその支流の憩川の谷を遡る。遡る途中で南西に進み、小丘陵を越えて美瑛美馬牛川の谷へ、次いでまた小丘陵を越えて美馬牛大成川の小支流の谷へ出て、そしてまたまた小丘陵を越えて美馬牛大成川の本流を渡って美馬牛(びばうし)駅に着く。谷と丘陵を何度も乗り越えている。美馬牛で旭川行き普通列車と列車交換する。

ho78do4106_31.jpg【31】(美瑛〜美馬牛)

ho78do4107.jpg(美瑛〜美馬牛)
 美馬牛を出たと思うと、また小丘陵を越えて江幌完別(えほろかんべつ)川の谷に出る。十勝岳に登らないように、谷と小丘陵を順番に越えていく。美馬牛から江幌完別川の谷への下りは25パーミルの急勾配でしかも長い。

ho78do4108.jpg(美馬牛〜上富良野)

ho78do4109.jpg(美馬牛〜上富良野)
 上富良野から富良野盆地に入る。


美馬牛→上富良野

旭川1048-1210富良野 富良野線 627D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【24】鉄道の旅No.25 北海道4 富良野線・北海道ちほく高原鉄道 講談社 2003/7/24
【31】鉄道紀行 9 北海道1 富良野線・留萌本線 JTBパブリッシング 2006/8/10


FC2ブログランキング


40b遠軽〜旭川:北海道妄想の旅1978

ho78do4012.jpg(瀬戸瀬駅)
 新栄野仮乗降場を過ぎ、瀬戸瀬を過ぎると谷は狭くなってくる。

ho78do4012a_4map.jpg【4】

ho78do4013.jpg(丸瀬布駅)
 さらに登ると丸瀬布(まるせっぷ)。丸瀬布川と武利川が湧別川に合流している。

ho78do4014.jpg(湧別川)
 谷はさらに幅を狭くして湧別川を遡る。この先、下白滝、旧白滝仮乗降場、白滝、上白滝、奥白滝と18.8kmの中に「白滝」とつく駅が五つも並んでいる。

ho78do4015.jpg(下白滝駅)

ho78do4016.jpg(旧白滝駅)
 下白滝で遠軽行き普通列車と列車交換。

ho78do4016a_4map.jpg【4】
 白滝駅の周囲のみ集落がみられる。上白滝から25パーミルの急勾配を登っていき、奥白滝で釧路行きの急行大雪1号と列車交換。ともに急行なので奥白滝には停車しない。北見峠の石北トンネル(4,356m)をくぐり上川地方に入る。そして上越(かみこし)信号場を過ぎ、石狩川の支流の留辺志部川の狭い谷を延々と下っていく。

ho78do4017.jpg(紅葉)
 周囲は原生林ばかりで民家もない。少しずつ紅葉しはじめている。奥白滝から次の中越(なかごし)までは16.7kmもあり急勾配のため普通列車では30分ほどかかる。

ho78do4017a_4map.jpg【4】
 天幕(てんまく)を過ぎ、谷が開けてくると上川に着く。留辺蘂で別れた国道39号線は石北峠や層雲峡を通ってここで合流する。上川からは石狩川に沿って谷を下る。

ho78do4018_22.jpg【22】(中愛別〜愛山:石狩川と大雪山)
 東雲仮乗降場、難読駅の一つの安足間(あんたろま)、愛山仮乗降場、中愛別、愛別と続く。愛別にて網走行きの特急オホーツクと列車交換。愛山仮乗降場と中愛別駅との間の左手には屏風のように長く高くそそり立つ石垣山がみえてくる。次の伊香牛(いかうし)からは石狩川を離れて上川盆地の東の山裾に沿って南下する。

ho78do4019_45.jpg【45】(伊香牛〜当麻)
 当麻(とうま)では上川行き普通列車と列車交換。さらに桜岡となり、旭川市街に入り北日ノ出仮乗降場、東旭川となり、次の新旭川からは宗谷本線に合流して旭川に着く。

北見0637-0956旭川 急行大雪2 石北本線 502D 【石北本線完乗】

ho78do4020.jpg【HPから】(げそ丼@天勇)
 朝食を食べてなかったので、立ち食いそばの天勇でげそ丼を食べる。そばよりも、げそ丼発祥のお店として天勇は知られている。甘いタレが特徴だ。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【22】鉄道の旅No.3 北海道2 釧網本線・石北本線 講談社 2003/2/13
【45】鉄道全路線 28 釧網本線・石北本線 朝日新聞出版 2010/1/31


FC2ブログランキング


40a北見〜遠軽:北海道妄想の旅1978

ho78do4001_1map.jpg【1】
 1978年10月10日の旅(1)

ho78do4002_1dia.jpg【1】
 昨夜はぐっすりと眠ることができ、疲れがとれた。今朝は北見駅を6時37分の急行大雪2号で出発する。

ho78do4002a_4map.jpg【4】

ho78do4003.jpg(北見トンネル)
 北見を出ると、昨年完成したばかりの市街地の下を通る北見トンネル(2,100m)をくぐって西へ向かい、てんさいの畑の中を国道39号線に沿って東相ノ内、相ノ内と過ぎる。

ho78do4004.jpg(留辺蘂駅)
 谷が狭くなってくると製材と酪農の留辺蘂(るべしべ)へ着く。国道39号とはここで別れ、ここからは国道242号線と並走する。登り勾配がきつくなるなか金華(かねはな)へ。ここで網走行きの普通列車と列車交換。こちらは急行なので金華は通過する。

ho78do4005_22.jpg【22】(金華〜常紋信号場)


金華→常紋信号場

 国道242号線を左に分け、ここからはさらに急勾配を登り、常紋信号場を過ぎるとすぐに常紋トンネル(507m)に入る。常紋トンネルは湧水が多く難工事で犠牲者も多数でている。

ho78do4007_22.jpg【22】(常紋信号場〜生田原)

ho78do4008_45.jpg【45】(常紋信号場〜生田原)


常紋信号場→金華

 トンネルを出てからは急勾配で谷を下り、やや平になったところが生田原。金華から生田原まで15.0kmを普通列車で25分ほどかかる。

ho78do4009_4map.jpg【4】
 生田原川の谷を下り、生野仮乗降場、安国を過ぎると谷が広く開けてくる。

ho78do4010.jpg(瞰望岩)
 そして湧別川を渡り、左手に大きわ岩山の瞰望岩(がんぼういわ)(81m)が見えて来ると名寄本線との接続駅の遠軽に着く。

ho78do4011.jpg(遠軽駅)
 遠軽では進行方向が反対になる。上川発遠軽行きの普通列車の到着(7時39分)を待ってから7時42分に出発する。5分後の7時47分には名寄本線の中湧別行きの列車も出発する。遠軽を出ると平地の北東川の山裾にへばりつくように西へ進む。

北見0637-0956旭川 急行大雪2 石北本線 502D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【22】鉄道の旅No.3 北海道2 釧網本線・石北本線 講談社 2003/2/13
【45】鉄道全路線 28 釧網本線・石北本線 朝日新聞出版 2010/1/31


FC2ブログランキング


39b陸別〜北見:北海道妄想の旅1978

ho78do3918_1dia.jpg【1】
 陸別駅に戻り、旅を再開しよう。北見方面から帯広行きの急行池北が14時59分に到着した。私の乗る北見行きの列車は15時02分に到着し、ここで列車交換を行う。北見行きの列車は急行池北より早く15時07分に出発した。

ho78do3919_9.jpg【9】(分線〜川上:冬)
 陸別からはさらに山を縫って、分線、川上となる。

ho78do3920_10.jpg【10】(小利別駅)
 しばらくすると小利別。ここは、小高い山にすっぽりと囲まれた盆地状の町で、冬は氷点下40度以下になることもあり、陸別町、深名線の幌加内町母子里と並んで日本一寒い町として知られている。

ho78do3921_9.jpg【9】(置戸駅)

ho78do3922_10.jpg【10】(置戸駅)
 小利別から置戸(おけと)までは15.9km。釧北峠までは登りの連続で、その後は下り勾配となる。常呂川を渡ると置戸に着く。置戸は豊富な森林資源に恵まれ木材の集積地として栄えた。

ho78do3923_42.jpg【42】(置戸〜豊住)
 列車は常呂川の流れに沿うように下り、豊住、境野、西訓子府(にしくんねっぷ)、西富、訓子府(くんねっぷ)と続く。訓子府で池田行きの普通列車と列車交換。

ho78do3924_9.jpg【9】(日ノ出駅)
 その後、穂波、日ノ出、広郷と続く。山間にタマネギ、てんさいなどの畑や、酪農、水田地帯が点在する。

ho78do3925_10.jpg【10】(上常呂駅)

ho78do3926_10.jpg【10】(上常呂駅)
 上常呂、北光社を過ぎて、北海学園大学を右手に見て、左から来る石北本線と合流すると終点の北見に着く。

陸別1507-1647北見 池北線 933D 【池北線完乗】

 北見には16時47分に着いた。今日の旅はこれで終了。ホテル黒部にチェックインし、しばし休憩をとる。暗くなってから夜の街へ繰り出して夕食である。

ho78do3927_15.jpg【15】(香風園)
 北見といえば焼肉である。ここ香風園は4年前の昭和49年(1974年)の開店だ。それでも北見で知らない人はいないほど有名なお店である。

ho78do3928_15.jpg【15】(香風園店内)
 肉の旨みを最高に引き出すために練炭ではなく炭と七輪を使っている。

ho78do3929_15.jpg【15】(焼肉@香風園)
 (1)牛タン、(2)ホルモン、(3)牛サガリ、(4)牛刺し、ミノ刺し、肝(レバー)の刺身セット、を1人前ずつ食べてお腹いっぱいになった。

 今日はゆっくり眠れそうだ。おやすみなさい。
 
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【15】HO vol39 麺喰らう旅 第3弾 2010/12/24
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


39a池田〜陸別:北海道妄想の旅1978

ho78do3901_1map.jpg【1】
1978年10月9日の旅(3)

ho78do3902_1dia.jpg【1】

ho78do3903_19map.jpg【19】
 池田駅に到着すると、3番線にはすでに陸別行きの池北線列車が出発を待っていた。池田は十勝ワインで一躍有名になった。ヨーロッパの城を思わせるワイン工場を右後方にみながら、根室本線を左手に分ける。池田の町を抜けると沿線一帯はじゃがいも、てんさい、大豆など十勝平野の畑作地帯。ところどころにワインの原料となる山ぶどうを栽培している農家も見える。

ho78do3904_9.jpg【9】(高島駅)
 国道242号線と並走しながら、様舞(さままい)へは停車せず、高島へ。ここで帯広行きの普通列車と列車交換する。

ho78do3905_9.jpg【9】(勇足駅)

ho78do3906_10.jpg【10】(勇足駅)
 畑の真ん中にある大森仮乗降場を過ぎ、勇足(ゆうたり)、南本別まで進むと十勝平野もそろそろ尽きて、周囲の小高い山が近づいてくる。本別川を渡ると本別。木材の町としての栄光は今は昔でひっそりとしている。駅の右側には霊山として崇められてきた義経山が見える。

ho78do3907_10.jpg【10】(仙美里駅)

ho78do3908_10.jpg【10】(仙美里駅)
 仙美里(せんびり)を過ぎ利別川を渡ると、まもなく足寄(あしょろ)。松山千春のふるさとである。

ho78do3909_19map.jpg【19】(未成線)
 白糠線のところでも触れたが、北進〜足寄〜新得を新線計画があった。

ho78do3910_9.jpg【9】(愛冠駅)
 列車は山の中の坂を登って愛冠(あいかっぷ)へ。可愛らしい駅舎である。「愛のカップル」の語呂合わせで縁起切符の人気が高い。

ho78do3911_10.jpg【10】(愛冠駅付近)

ho78do3912_10.jpg【10】(愛冠駅付近)

ho78do3913_10.jpg【10】(上利別駅)

ho78do3914_10.jpg【10】(大誉地駅)
 利別川の流れに沿って何回か橋梁を渡りながら、西一線、塩幌の両駅には止まらず、上利別、大誉地(おおよち)、薫別(くんべつ)を山間を縫うように走る。陸別川を渡るとこの列車の終点である陸別。陸別は日本一寒い町として知られている。ここで下車する。

池田1058-1237陸別 池北線 923D

ho78do3915.jpg【HPから】(秦食堂外観)

ho78do3916.jpg【HPから】(秦食堂店内)
 陸別駅到着は12時37分。朝食も食べてないので、お腹がペコペコである。駅から徒歩3分の秦(はた)食堂に向かう。ここは昭和22年(1947年)創業なので、今年で31年目を迎える。

ho78do3917.jpg【HPから】(天ぷらそば@秦食堂)
 今日も天気はいいが気温が低いので、暖かくなりそうな天ぷらそばを注文する。滑らかでやや太打ちの田舎蕎麦はコシもあって美味しい。そば粉で解いた、とろとろなそば湯は個性的で、温かいそばにも提供している。


<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【19】日本鉄道旅行歴史地図帳 北海道 監修 今尾恵介・原武史 新潮社 2010/5/18


FC2ブログランキング


38白糠〜池田:北海道妄想の旅1978

ho78do3801_1map.jpg【1】
1978年10月9日の旅(2)

ho78do3802_1dia.jpg【1】
 白糠駅で35分の待ち合わせの後、8時37分の列車で池田を目指す。

ho78do3803_4map.jpg【4】

ho78do3804.jpg(古瀬信号場)
 白糠を出ると和天別(わてんべつ)川沿いに進み、左に曲がって勾配を上ると古瀬信号場。

ho78do3805_42.jpg【42】(馬主来湿原)

ho78do3806_23.jpg【23】(馬主来湿原)


馬主来(ばしくる)湿原(音別→古瀬)(進行方向逆)

 ここから馬主来(ばしくる)沼をかかえる馬主来湿原を通る。湿原の規模はそれほど大きくないが、手を伸ばせば届くような感覚は、厚岸と糸魚沢の間の別寒辺牛湿原によく似ている。

ho78do3808_23.jpg【23】(古瀬〜音別)


音別→古瀬(進行方向逆)

 馬主来湿原が終わると、海沿いに飛び出す。

ho78do3810_23.jpg【23】(音別駅)

ho78do3811.jpg(音別駅)
 左手に海をながめながらのんびりと音別へ。

ho78do3812.jpg(音別川)

ho78do3813.jpg(尺別駅)
 音別川を渡り、次は尺別。

ho78do3814.jpg(直別駅)
 トンネルを越えて左手に湿原をみながら直別へ。音別、尺別、直別と「ベツ」のつく駅が連続する。

ho78do3815_4map.jpg【4】


厚内→直別(進行方向逆)

ho78do3816.jpg(厚内駅)
 直別川を渡り、トンネルをくぐって海岸沿いを走ると厚内。ここからは十勝川河口に出て、十勝川沿いに北上すれば話は早いが、十勝川河口が極めて低湿なために、一度内陸へ向かうことになる。

ho78do3817.jpg(浦幌駅:火薬庫)
 厚内川沿いに登って上厚内へ。さらに谷を遡りトンネルをくぐって浦幌川沿いにでて浦幌へ。浦幌で16分停車し、ともに釧路行きの急行ぬさまいと普通列車と列車交換する。

 川沿いに南下し十勝川左岸の丘陵地沿いに右へ、右へ、右へと曲がり新吉野。十勝川の谷の丘陵沿いを北西に進み、豊頃へ。ここで函館行きの特急おおぞら4号に追い抜かれる。

ho78do3818.jpg(十弗駅)

ho78do3819.jpg(十弗駅)
 次は十佛(とうふつ)。十佛駅は「十ドル」駅と呼ばせたいようだ。十佛川を渡ると、次は池田である。

白糠0837-1043池田 根室本線 422
 
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【23】鉄道の旅No.28 北海道3 根室本線・石勝線 講談社 2003/8/14
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


37釧路〜白糠〜北進〜白糠:北海道妄想の旅1978

ho78do3701_1map.jpg【1】
1978年10月9日の旅(1)

ho78do3702_1dia.jpg【1】
 夜行列車よりもやはりホテルの方がゆっくり休める。しかし今日の朝も早い。今までは好天に恵まれていたが、今日は曇天である。

ho78do3703_4map.jpg【4】
 釧路始発は5時02分発だが、その次の5時35分発の普通列車に乗る。白糠線の終点の北進駅まで直通するからだ。

ho78do3704.jpg大楽毛駅)
 釧路を出ると新釧路川を渡り新富士、大楽毛(おたのしけ)へ。阿寒川を渡り、海沿いを西進する。右手は湿原である。やや内陸に入り庶路。ここで釧路行きの急行狩勝7号(夜行)と列車交換。急行は庶路を通過する。庶路川を渡って西庶路。石炭岬をまわって白糠へ。白糠は白糠線の分岐駅である。

釧路0535-0617白糠 根室本線 252D

ho78do3704a_4map.jpg【4】

ho78do3705_1dia.jpg【1】
 白糠線は1日に3本しか走っていない超過疎路線だ。

ho78do3706_42.jpg【42】(白糠駅から分岐)
 白糠駅で直別行きと北進行きに分離され、北進行きは7分停車後の6時24分に白糠駅を出発する。白糠を出た列車は左手の根室本線と別れて右に大きくカーブし、白糠市街を抜けると、酪農を中心とした畑作地帯を走る。

ho78do3707_9.jpg【9】(白糠〜上白糠)

ho78do3708_11.jpg【11】(上白糠駅)
 左手の茶路川に沿って終点の北進まで茶路川の橋梁を何度も渡る。

ho78do3709_11.jpg【11】(茶路駅)
 上白糠、共栄仮乗降場を過ぎて茶路(ちゃろ)に入ると、道道が並行しその左側を茶路川が流れている。線路と道路は川の蛇行に沿って走り続ける。

ho78do3710_11.jpg【11】(縫別駅)
 鍛高トンネルをくぐってしばらく進むと縫別(ぬいべつ)。周囲は丘陵地の酪農地帯で、広い牧草地で悠然と草を食むホルスタイン種のウシの群れがのどかに見える。

ho78do3711_11.jpg【11】(上茶路駅)

ho78do3712_11.jpg【11】(上茶路駅)
 縫別トンネルをくぐり茶路川を四回渡ると上茶路。縫別や上茶路には以前は数多くの炭鉱があり賑わっていたという。

ho78do3713_9.jpg【9】(上茶路〜下北進:冬)

ho78do3714_9.jpg【9】(上茶路〜下北進)

ho78do3715_11.jpg【11】(下北進駅)
 山間を抜けてしばらく走ると下北進に着く。

ho78do3716_7.jpg【7】(北進駅)

ho78do3717_7.jpg【7】(北進駅)
 そして次は終点の北進となる。

白糠0624-0708北進 白糠線 531D 【白糠線完乗】

ho78do3718_8map.jpg【8】(未成線)
 北進駅がある場所の地名は二股だが、地図のように北進〜足寄(池北線)〜上士幌(士幌線)〜新得まで路線を伸ばす計画があったため、さらに北へ進んで発展するように「北進」と命名した。しかし、石炭産業の斜陽化で日の目を見なかった。

 北進に着いた列車は私だけの専用列車と化していた。運転手さんといろいろと会話をしていると、停車時間の11分はあっという間になくなり、7時19分に白糠駅へ向かって出発した。

北進0719-0802白糠 白糠線 532D
 
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【8】中学校社会科地図 帝国書院 1973/3/25
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【11】北海道の鉄道廃線跡 本久公洋 北海道新聞社 2011/9/10
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


36帯広〜釧路:北海道妄想の旅1978

ho78do3601_12.jpg【12】(ふじもり)
 夕食は、帯広駅近くのふじもりへ。ここは明治38年(1905年)創業なので、今年で創業73年になる。

ho78do3602_12.jpg【12】(豚丼@ふじもり)
 ここの名物は豚丼。素直に豚丼を注文した。十勝産の上質な豚ロース肉を何度も甘辛い秘伝のタレにくぐらせながら網で焼いた香ばしい香りが食欲をそそる。そのタレが染みたご飯もまた美味い。

ho78do3603_1dia.jpg【1】
 もう日が暮れて真っ暗な中を、帯広から釧路に向かう。利別で急行ぬさまいと列車交換。次の池田では、帯広を14分後に出発した特急おおぞら5号に追い抜かれる。そして常豊信号場でも列車交換。白糠では急行狩勝8号と列車交換と、なかなか忙しい。約3時間で釧路に着いた。

帯広1945-2244釧路 根室本線 439D

ho78do3604_13.jpg【13】(かど屋)
 さて小腹が空いたので、昭和42年創業のかど屋へ。本当に道の”角”にある。ここはつぶ貝とラーメンの専門店だ。

ho78do3605.jpg(つぶ焼き@かど屋)
 つぶ貝に特製のタレをかけては焼いて寝かせ、また焼いてを繰り返しており、独特の美味に仕上がっている。

ho78do3606_13.jpg【13】(ラーメン@かど屋)
 そしてラーメン。スープは石炭のように黒く見えるが、それほど塩辛くない。むしろ若干の甘みさえ感じる。

 さて満腹になった。今日の宿はホテル八芳園。明日も早いのですぐに眠ろう。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【12】HO vol28 B級グルメ 其の三 2010/01/25
【13】HO vol37 麺喰らう旅 第1弾 2010/10/25


FC2ブログランキング


35b大樹〜帯広:北海道妄想の旅1978

ho78do3512_10.jpg【10】(十勝東和駅)
 日方川橋梁を渡り、20パーミルの急勾配を登ると十勝東和(とかちとうわ)、そして忠類(ちゅうるい)へ。駅の近くでナウマン象のほぼ全骨格の化石が発掘された。

ho78do3513_10.jpg【10】(上更別駅)

ho78do3514_10.jpg【10】(上更別駅)
 再び20パーミルの急勾配を登り上更別を過ぎると、更別、中札内(なかさつない)の手前まで約10kmは直線が続く。

ho78do3515_9.jpg【9】(中札内〜幸福)

ho78do3516_24.jpg【24】(幸福駅)

ho78do3517_9.jpg【9】(幸福駅)
 幸福駅は板張りホームが一本あるだけの無人駅。しかし「愛の国から幸福へ」のキャッチコピーで知名度は横綱クラス。

ho78do3518_10.jpg【10】(幸福駅)

ho78do3519_10.jpg【10】(幸福駅)
 愛国ー幸福間の切符は爆発的な売れ行きだった。乗車券は委託された駅売店で発売している。

ho78do3520_9.jpg【9】(幸福駅)

ho78do3521_10.jpg【10】(幸福駅)
 この日も観光客が多く、駅前の土産屋も混雑していた。観光バスでやってきては愛国ー幸福まで列車に乗るのが一つの観光コースになっているようだ。

ho78do3522_10.jpg【10】(大正駅)

ho78do3523_10.jpg【10】(大正駅)
 大正駅の近くにある農林省十勝馬鈴薯原原種農場でメークインが誕生した。畑の境には防風林が整然とならび、釧網本線の清里町、札弦付近の景色とよく似ている。この大正駅で列車交換のため6分ほど停車する。

ho78do3524_9.jpg【9】(大正〜愛国)

ho78do3525_10.jpg【10】(愛国駅)

ho78do3526_10.jpg【10】(愛国駅)

ho78do3527_10.jpg【10】(愛国駅)
 次の愛国駅も切符ブームで有名になった。左手に日高山脈を眺めながら、大豆、じゃがいも、てんさい、小麦などの畑の中を列車は進む。

ho78do3528_9.jpg【9】(札内川橋梁:依田〜帯広)
 北愛国、依田と過ぎ、札内川を渡り右手から根室本線が近づいてくるともうすぐ帯広に到着する。

広尾1528-1728帯広 広尾線 828D 【広尾線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【24】鉄道の旅No.25 北海道4 富良野線・北海道ちほく高原鉄道 講談社 2003/7/24


FC2ブログランキング


35a広尾〜大樹:北海道妄想の旅1978

ho78do3501_1map.jpg【1】
 1978年10月9日の旅(4)

ho78do3502_1dia.jpg【1】

ho78do3503_19map.jpg【19】

ho78do3504_10.jpg【10】(広尾駅)

ho78do3505_7.jpg【7】(広尾駅)
 広尾からは広尾線で帯広へ向かう。広尾を出ると右手に太平洋が顔を出す。

ho78do3506_9.jpg【9】(野塚駅)
 楽古(らっこ)川を渡り、新生、野塚と続く。

ho78do3507_9.jpg【9】(野塚〜豊似)

ho78do3508_10.jpg【10】(豊似駅)
 野塚川と豊似川を渡って豊似。

ho78do3509_10.jpg【10】(石坂駅)

ho78do3510_10.jpg【10】(石坂駅)
 さらに紋別川を渡って石坂へ。

ho78do3511_10.jpg【10】(大樹駅)
 ペテガリ岳の登山基地で、歴舟川のほとりにある大樹(たいき)へ。

広尾1528-1728帯広 広尾線 828D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【19】日本鉄道旅行歴史地図帳 北海道 監修 今尾恵介・原武史 新潮社 2010/5/18


FC2ブログランキング


34様似〜えりも岬〜広尾:北海道妄想の旅1978

ho78do3401_1map.jpg【1】
 1978年10月8日の旅(3)

 かつて日高本線の終点の様似と広尾線の終点の広尾とを結ぶ鉄道の計画(日高国と十勝国を結ぶので日勝線)があった。見切り発車として国鉄バスを走らせ、国鉄バス日勝線といった。

ho78do3402map.jpg【HPから】
 バスは様似からえりも岬を通って広尾に達するルートと、えりも岬を通らずにえりもから庶野へ短絡ルートの二つがあった。

ho78do3402a_4map.jpg【4】

ho78do3403_1dia.jpg【1】
 国鉄バスの時刻表をみると、えりも岬を通るのは10月10日までのものが多い。今日は10月8日でラッキーである。

ho78do3404_7.jpg【7】(様似駅前バス停)
 様似駅11時50分発の国鉄バスに乗る。ワイド周遊券の範囲に含まれているので安心だ。海岸線の国道336号線(襟裳国道)を走り、左手にはアポイ岳が見えている。歌別で国道336号に別れをつげて海沿いのえりも岬へ向かう道に入る。人家の少ない風の強い寂しい土地をバスはえりも岬は走る。えりも岬バス停へは12時55分に着いた。

様似1150-1255えりも岬 国鉄バス日勝線

ho78do3405.jpg【HPから】(食堂むてき)
 お昼時なので食堂むてきに入る。この食堂は昭和20年(1945年)創業なので、今年で33年を迎える。ちなみに”むてき”とは、「無敵」ではなくて「霧笛」のことだ。BGMには、もちろん森進一の「襟裳岬」がながれている。4年前に日本レコード大賞を受賞した名曲である。

ho78do3406_13.jpg【13】(つぶラーメン@食堂むてき)

ho78do3407_13.jpg【13】(灯台つぶ)
 えりもで取れるつぶ(通称”灯台つぶ”)は大粒で身が柔らかいので、それをたっぷりとトッピングしたつぶラーメンを食べよう。日高昆布でダシでとった塩ベースのスープは。つぶの旨味が溶け込んでいる。縮れ麺とスープの絡みもよい。

ho78do3408.jpg【HPから】(えりも岬)

ho78do3409.jpg【HPから】(襟裳岬灯台)
 せっかくここまで来たのだから岬まで行こう。さっき聞いた「襟裳岬」の歌を口ずさみながら、強い風の中を岬と灯台までやってきた。時間がないのですぐに戻る。

 帰りは13時30分発のバスで広尾に向かう。百人浜を通って庶野漁港を見下ろしながら国道336号線に合流し、山が海に落ち込んだような平地が少ない海岸線を走る。トンネルや洞門が多い。庶野〜広尾までを黄金道路と呼ぶが、これは断崖に道路を作ったため、建設費が莫大になったためだとか。うーん、すごい道路を通っている。広尾駅には14時47分に着いた。

えりも岬1330-1447広尾 国鉄バス日勝線

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【13】HO vol37 麺喰らう旅 第1弾 2010/10/25


FC2ブログランキング


33b静内〜様似:北海道妄想の旅1978

33b静内〜様似:北海道妄想の旅1978

ho78do3320_4map.jpg【4】

ho78do3321_25.jpg【25】(東静内〜春立)
 静内を出て静内川を渡ると海沿いを走って東静内へ。ここからは内陸へ入り、アザミ川の狭い谷を標高60mくらいまで登り、トンネルを四つくぐる。そしてこれまた狭い谷を下って海岸におりて春立に着く。春立で再び列車交換。対向普通列車の隣を急行えりも1号はゆっくりと走り抜けた。

ho78do3322_46.jpg【46】(日高三石〜蓬栄)
 春立を出ると、布辻(ぶし)川の谷をのぼり、日高東別を過ぎて南の山地に入り、トンネルをくぐって下り、海岸沿いの日高三石で停車する。車窓には草を食む若駒の放牧の姿が目立つようになってきた。

ho78do3323_25.jpg【25】(本桐〜荻伏)

ho78do3324.jpg(本桐〜荻伏)

ho78do3325.jpg(荻伏駅)
 三石川を渡り、その谷を上って蓬栄、本桐を過ぎて、今度は海岸には近づかないで谷間を進み、トンネルをでて、荻伏(おぎふし)へ。

ho78do3326.jpg(絵笛駅)

ho78do3327.jpg(絵笛駅周囲)
 そして絵笛(えふえ)川の谷に入り、川を渡って絵笛。絵笛の周囲は牧草地で数多くの馬が遊んでいる。

ho78do3328.jpg(浦河駅)
 絵笛からまた谷に入り、トンネルをくぐって海岸に出ると浦河に着く。

ho78do3329_25.jpg【25】(コンブ干し)

ho78do3330.jpg(コンブ干し)
 浦河から様似までは海岸沿いを走る。国道の下をくぐると東町仮乗降場で、打ち寄せる白い波を見ながら日高幌別へ。このあたりの浜ではコンブを干してある姿が見られる。

ho78do3331.jpg(日高幌別〜鵜苫)

ho78do3332.jpg(鵜苫駅)
 湿原らしき場所の側を通り、日高幌別川と鵜苫(うとま)川を渡って鵜苫へ。

ho78do3333.jpg(様似駅)

ho78do3334_7.jpg【7】(様似駅)

ho78do3335_7.jpg【7】(様似駅)
 鵜苫からは山地に入り、右に折れてトンネルをくぐると西様似。ここでまた列車交換。谷を越えてトンネルをくぐって下っていき、様似川を渡ると終点の様似である。

苫小牧0842-1134様似 急行えりも1 日高本線 4801D 【日高本線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【25】鉄道の旅No.21 北海道5 日高本線・千歳線 講談社 2003/6/26
【46】鉄道全路線 37 室蘭本線・日高本線 朝日新聞出版 2010/4/4


FC2ブログランキング


33a苫小牧〜静内:北海道妄想の旅1978

33a苫小牧〜静内:北海道妄想の旅1978

ho78do3301_1map.jpg【1】
 1978年10月8日の旅(2)

ho78do3302_1dia.jpg【1】

ho78do3303_4map.jpg【4】
 苫小牧で急行ちとせと急行えりもを切り離す。4分の停車で急行えりも1号は今までと反対方向に出発する。苫小牧から室蘭本線と並走し、工場地帯が終わるあたり、沼ノ端の手前で右にカーブする。森の中を走って勇払へ。

ho78do3304_9.jpg【9】(勇払〜浜厚真)
 ここから線路は東へ曲がって太平洋の海岸と平行に走っていく。安平(あびら)川を渡ったあたりが勇払原野の南端である。海岸と平行して線路は走るものの、浜から少し離れており樹木や砂丘などに阻まれて海はほとんど見えない。厚真(あつま)川を越えると浜厚真(はまあつま)。ここまで寥々とした荒地ばかりでひどく侘しい。浜厚真で普通列車と列車交換した。

ho78do3305.jpg(富川駅)
 ここから線路は直線になり、浜田浦、鵡川となる。鵡川は富内線の分岐駅だ。ここでも日高町発の富内線から日高本線直通の列車と列車交換。鵡川では線路はやや内陸に入るが、鵡川を渡るとまた海の近くを走る。汐見を過ぎてしばらくすると線路はますます海に近づいていき、やがて海ぎわにでるがすぐに90度左に回転して富川に着く。

ho78do3306.jpg(日高門別駅)
 富川を出ると今度は90度右に回転し沙流(さる)川を渡り、再び海岸へ近づき、静内まで海岸を走り続ける。ただし、次の日高門別までは波打ち際からやや遠く砂丘に隠れて海は見えない。

ho78do3307_46.jpg【46】(日高門別〜豊郷)
 日高門別を出て門別川を渡り、線路は段丘崖を国道235号線と一緒に走る。豊郷を過ぎて、清畠の先で線路は波打ち際に出るがすぐに国道の山側に移る。

ho78do3308.jpg(厚別川橋梁)
 厚賀には停車する。出てすぐに厚別川を渡るが、一瞬海の上に投げ出されたような感じがする。

ho78do3309_25.jpg【25】(厚賀〜大狩部)

ho78do3310_46.jpg【46】(厚賀〜大狩部)

ho78do3311_25.jpg【25】(厚賀〜大狩部)
 厚賀から大狩部までは線路は海沿いぎりぎりを走る。

ho78do3312.jpg(大狩部駅からの車窓)
 大狩部はホームが海ぎわにあり、停車した列車から海を間近に見ることができる。

ho78do3313.jpg(大狩部〜節婦)

ho78do3314.jpg(大狩部〜節婦)
 大狩部から節婦(せっぷ)までもまた線路は海辺ぎりぎりを走る。

ho78do3315.jpg(判官岩が迫る)

ho78do3316_25.jpg【25】(判官岩)
 節婦からは線路は広い砂浜の内側となり、判官岩のトンネルをくぐって新冠へ。

ho78do3317jpg.jpg(静内駅)
 新冠からは再び海ぎわを走り静内へ着く。

ho78do3318.jpg(日高つぶめし弁当)

ho78do3319.jpg(日高つぶめし弁当)
 静内で日高つぶめし弁当を買い、さっそく車内で食べる。日高昆布のダシでの炊き込みご飯の上につぶ貝がたくさんのっていてものすごく美味しい駅弁だった。

苫小牧0842-1134様似 急行えりも1 日高本線 4801D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【25】鉄道の旅No.21 北海道5 日高本線・千歳線 講談社 2003/6/26
【46】鉄道全路線 37 室蘭本線・日高本線 朝日新聞出版 2010/4/4


FC2ブログランキング


32札幌〜苫小牧:北海道妄想の旅1978

32札幌〜苫小牧:北海道妄想の旅1978

ho78do3201_1map.jpg【1】
 1978年10月8日の旅(1)

ho78do3202_1dia.jpg【1】
 早朝の札幌駅だが人の行き来は多い。先月から札幌エスタが開業し、さらに活気が出てきている。来月からは高架化の工事が始まる予定だ。7時40分札幌発の急行ちとせ2号室蘭行きと急行えりも1号様似行きの併合急行に乗る。様似へ行くので乗った車両は急行えりも1号である。

ho78do3203.jpg(石狩鮭めし)

ho78do3204.jpg(石狩鮭めし)
 朝食は札幌駅の石狩鮭めしの駅弁だ。車窓を楽しみながら、ゆっくりと鮭といくらのコラボレーションを堪能する。

ho78do3205_4map.jpg【4】

ho78do3206_2.jpg【2】(上野幌〜北広島)

ho78do3207_9.jpg【9】(上野幌〜北広島)
 札幌を出て苗穂、白石と市街地を通る。札幌貨物ターミナルを通って、函館本線の上下線の間に入って高架になり新札幌を過ぎて、築堤を下ると上野幌である。線路が右にカーブするとすぐに北広島。広島県人による開拓地で北広島となった。

 丘陵地を進み島松川を越えると島松、そして恵み野。このあたりは直線が続く。左に折れると恵庭に着く。

ho78do3208_4map.jpg【4】
 恵庭からはまた直線で丘陵の間を進み、長都(おさつ)、千歳となる。千歳駅は高架工事中である。千歳からも直線区間が続き、千歳空港を右手に見ながら美々(びび)に至るが、このあたりは石勝線の工事が行われている。

ho78do3209_25.jpg【25】(植苗〜沼ノ端)
 ここから先は湿地帯に入り、植苗を過ぎると室蘭本線をオーバークロスして右にカーブし沼ノ端に着く。沼ノ端から植苗に向かう下り線からはウトナイ湖が見えるが、上り線からは見えない。沼ノ端を出ると左から日高本線が合流し、工場と住宅地を進むと苫小牧である。

札幌0740-0838苫小牧 急行えりも1 千歳線 4801D 【千歳線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【25】鉄道の旅No.21 北海道5 日高本線・千歳線 講談社 2003/6/26


FC2ブログランキング


31標茶〜釧路〜厚床〜釧路〜札幌:北海道妄想の旅1978

ho78do3101_1map.jpg【1】
 1978年10月7日の旅(3)

ho78do3102_1dia.jpg【1】
 14時16分に標茶に着いた標津線列車は、14時24分着の急行大雪1号と併合し急行しれとこ5号となって釧路に向かう。そのまま乗っていればいいのは楽だ。

 標茶〜釧路の区間は、釧路湿原の絶景に息を飲むのだが、昨日と全く同じなので割愛する。

標茶1427-1517釧路 急行しれとこ5 釧網本線 368

ho78do3103.jpg(釧路駅)

ho78do3104_1dia.jpg【1】

 釧路〜厚岸の区間も、昨日と全く同じなので割愛する。

ho78do3105_9.jpg【9】(別寒辺牛湿原)
 別寒辺牛湿原は昨日よりも早い時間帯の16時30分頃に通過した。厚床までは列車交換もなく列車は順調に進む。

釧路1530-1711厚床 急行ノサップ3 根室本線 415D

ho78do3106_1dia.jpg【1】
 厚床駅から18時10分発の普通列車で釧路まで戻る。この列車は17時47分着の根室本線の上りと、17時57分着の標津線の列車を併合したものである。もう日が暮れて景色は楽しめない。

 門静で普通列車と列車交換し、別保でも急行ノサップ5号と列車交換する。20時25分に釧路に着いた。

厚床1810-2025釧路 根室本線 242D

ho78do3107.jpg【HPから】(ラーメン@銀水)
 夕食は釧路ラーメンの歴史に名を残す、老舗の銀水へ。スープは、カツオ・煮干し・鶏ガラなどをミックスしたもの。あっさりしているがコクがある。生姜を上手に使っているのかな。飲みやすく柔らかいスープである。麺は細縮れ麺でスープの絡みがよく、麺自体も美味しい。

ho78do3108_1.jpg【1】(急行狩勝8号列車編成)
 今日の旅はまだ終わらない。夜行急行に乗って札幌まで行く。

ho78do3109.jpg(客車二段式)
 一日置きにボックス席での車中泊だったので、今夜は10号車の客車三段式の寝台を利用しよう。

ho78do3110_1dia.jpg【1】

ho78do3111_1dia.jpg【1】

ho78do3112_1dia.jpg【1】
 釧路を出ると、白糠、池田、帯広、新得、富良野、芦別、赤平、滝川、砂川、美唄、岩見沢、江別とこまめに停車し、翌朝の6時33分に札幌到着となる。

釧路2130-0633札幌 急行狩勝8 根室本線/函館本線 418

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19


FC2ブログランキング


30b根室標津〜中標津〜標茶:北海道妄想の旅1978

ho78do3015_7.jpg【7】(根室標津駅)

ho78do3016_7.jpg【7】(根室標津駅)
 お昼だが周囲に飲食店は見当たらない。そう予想して厚床駅でほたて弁当を買っておいたのだ。待合室でそのほたて弁当を食べる。甘いタレで炊いた炊き込みご飯に、ほぐしたホタテが乗っているお弁当で美味しい駅弁である。

 食後にまだ少し時間があるので、海岸まで歩いてみる。5分ほどで着いた。根室海峡の向こうに大きな国後島が見えている。

ho78do3017_1dia.jpg【1】
 さて12時32分発の列車で根室標津を出発し、今来た線路を引き返して中標津へ。

ho78do3018_9.jpg【9】(中標津〜当幌:冬)
 右手に標津岳、西別岳などをみながら当幌(とうほろ)、開栄仮乗降場を過ぎる。

ho78do3019_10.jpg【10】(当幌駅)

ho78do3020_10.jpg【10】(当幌駅)

ho78do3021_10.jpg【10】(開栄仮乗降場)

ho78do3022_10.jpg【10】(開栄〜計根別)

ho78do3023_10.jpg【10】(計根別駅)
 計根別(けねべつ)を過ぎると左手に中標津高校が見える。上春別を過ぎると、広い酪農地帯が広がっており、牛舎やサイロが点在し、乳牛のホルスタインが草地で遊んでいる。

ho78do3024_10.jpg【10】(西春別駅)

ho78do3025_10.jpg【10】(光進〜泉川)

ho78do3026_10.jpg【10】(泉川駅)
 西別川を渡ると、西春別、光進、泉川と進む。泉川駅で標茶発の普通列車と列車交換のためしばらく停車した。

 その後25パーミルの急勾配を下り、多和仮乗降場を過ぎると、右手から釧網本線の線路が近づいてきて約2km並走すると終点の標茶へ着く。

ho78do3027_10.jpg【10】(標茶駅)

根室標津1232-1302中標津1304-1416標茶 標津線 4323D 【標津線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23


FC2ブログランキング


30a厚床〜中標津〜根室標津:北海道妄想の旅1978

ho78do3001_1map.jpg【1】
 1978年10月7日の旅(2)

ho78do3002_8map.jpg【8】
 これから標津線に乗る。標津線は中標津を中心にして、厚床、標茶、根室標津の3方向に人の字のように線路が延びている。標茶〜中標津〜根室標津が標津線の本線で、厚床〜中標津が支線のようだ。

ho78do3003_10.jpg【10】(厚床駅)
 厚床駅は複合型2面3線で、駅舎側単式ホームの1番線が根室本線下り(釧路→根室)、島式ホーム内側の2番線が標津線、外側の3番線が根室本線上り(根室→釧路)となっている。

 厚床駅の1番線には9時09分着の釧路発根室行きの普通列車が待っていた。私の乗った根室からの急行狩勝4号は厚床駅の3番線に9時17分に着き、9時18分に出発する。その後9時19分に1番ホームの下り列車が出発する。優等列車が優先されるようだ。2番線にも標津線の中標津行きの普通列車が待っていた。
 
ho78do3004_1dia.jpg【1】

ho78do3005_10.jpg【10】(車内風景)
 厚床駅を10時03分に出た列車は根室本線の線路を右手に分け北上する。

ho78do3006_10.jpg【10】(奥行臼駅)
 風連川流域に広がる湿原は白鳥の飛来地として有名であり、しばらく行くと奥行臼(おくゆきうす)。

ho78do3007_45.jpg【45】(奥行臼〜別海)

ho78do3008_10.jpg【10】(奥行臼〜別海)
 奥行臼を過ぎて、ヤウシュベツ川を渡り、西別川橋梁の手前の右手には冬に川の湿地帯を整備して造成する町営スケートリンクがあるが、まだこの時期には営業していない。

ho78do3009_10.jpg【10】(別海駅)
 次は別海。駅前には農協マーケットがある。しばらくして平糸を過ぎて床丹川を渡ると左右になだらかな傾斜地を切り開いた酪農家が遠くに点在してくる。農林省の根釧パイロットファーム計画による別海町第一、第二地区で、大規模な酪農をめざす新しい村づくりが始まっている。厳寒地区であるがぜひ成功してほしい。

ho78do3010_9.jpg【9】(春別駅)
 春別川を渡ると春別。このあたりは起伏の大きい上り下りの急勾配が続く。協和を過ぎてしばらくすると中標津空港の最寄り駅である中標津に到着する。

厚床1003-1109中標津 標津線 353D

ho78do3011_1dia.jpg【1】
 標茶から中標津までは急行しれとこも走っている。

ho78do3012_10.jpg【10】(中標津駅)
 中標津に11時09分に着き、標茶からの列車を待つ。11時19分に根室標津へ向けて出発した。

ho78do3013_10.jpg【10】(上武佐駅)
 標津川を渡ると上武佐駅。駅前には武佐岳温泉がある。

ho78do3014_9.jpg【9】(川北〜根室標津)
 川北を過ぎ再び標津川を渡ると、河口から国後島がはっきりと見えてくる。列車は終点の根室標津にすべりこむ。

中標津1119-1148根室標津 標津線 4324D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【8】中学校社会科地図 帝国書院 1973/3/25
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【45】鉄道全路線 28 釧網本線・石北本線 朝日新聞出版 2010/1/31


FC2ブログランキング


29b根室〜厚床:北海道妄想の旅1978

ho78do2912.jpg(東根室駅)

ho78do2913.jpg(東根室駅)
 根室から出た列車は、西へ行くのかと思ったら、一度東へ進む。そのため次の東根室駅が日本で最東端の駅となる。住宅地の中にある棒線駅で、急行狩勝4号はここには停車しない。

 根室から厚床は昨日も通ったが、夜だったので車窓を楽しむことができなかった。今日は天気もいいのでたっぷりと車窓を楽しむことにしたい。線路は右に大きくカーブしながら花咲を過ぎ、西和田へ。

ho78do2914.jpg(西和田駅)
 西和田駅で急行ノサップ1号と列車交換。


西和田〜昆布盛

ho78do2915.jpg(昆布盛駅)
 南下して昆布盛(こんぶもり)へ。アイヌ語で「こんぶのとれる湾」という意味だ。こんぶ自体がアイヌ語である。

ho78do2916.jpg(落石駅)
 左手に海をみながら、到着するのが落石駅。

ho78do2917.jpg(落石〜別当賀)

ho78do2918.jpg(落石〜別当賀)
 ここから左手に落石湾がみえ、しばらくすると荒々しい太平洋が姿をみせる。しかも浜ではなく海岸段丘の上を走るので、針葉樹林と大海が日本とは思えない大陸的な風景となる。この区間も私のお気に入りの車窓の一つである。


落石〜別当賀1


落石〜別当賀2


落石〜別当賀3

ho78do2919_23.jpg【23】(落石〜別当賀)

ho78do2920_42.jpg【42】(落石〜別当賀)

ho78do2921.jpg(別当賀駅)
 さらに林の中を通って別当賀(べっとが)へ。

ho78do2922.jpg(初田牛駅)
 まだまだ林と草地の中を走り初田牛(はったうし)へつく。駅名もなんだか日本離れしている。

ho78do2923_2.jpg【2】(ほたて弁当)
 防霧保安林の中を進み、北西に進路を変えるとしばらくして標津線が右から寄り添い厚床駅に着く。昼食用にほたて弁当を買った。

根室0832-0917厚床 急行狩勝4 根室本線 404D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【23】鉄道の旅No.28 北海道3 根室本線・石勝線 講談社 2003/8/14
【42】鉄道全路線 19 根室本線・富良野線 朝日新聞出版 2009/11/22


FC2ブログランキング


29a納沙布岬:北海道妄想の旅1978

ho78do2901_1dia.jpg【1】
 せっかく根室まで来たので、納沙布岬まで行こう。6時ちょうどのバスで根室駅前を出発する。45分で納沙布岬に着いた。

根室0600-0645納沙布岬 根室交通バス

ho78do2902.jpg【HPから】(納沙布岬)
 本土最東端になる。海も向こうに歯舞諸島も見渡せる。

ho78do2903.jpg【HPから】(鈴木食堂外観)

ho78do2904.jpg【HPから】(鈴木食堂店内)
 鈴木食堂で朝食を食べよう。朝早くから営業しているので助かる。

ho78do2905.jpg【HPから】(さんま丼)
 さんま丼が名物なのでそれを食べてみよう。出てきたさんま丼は、まずビジュアルがとてもいい。さんまも今が旬なので、身がプリプリしていて美味しい。観光地にうまいものあり!だ。7時30分発のバスに乗り、根室駅には8時15分に着いた。

納沙布岬0730-0815根室 根室交通バス

ho78do2906.jpg(交番のロシア語の看板)
 根室市内の交番にはロシア語の看板がある。最果ての地、北方領土を間近にした根室を強く意識させる。

ho78do2907_1map.jpg【1】
 1978年10月7日の旅(1)

ho78do2908_1dia.jpg【1】

ho78do2909_4map.jpg【4】

ho78do2910.jpg(根室駅)

ho78do2911_7.jpg【7】(根室駅)
 さて、根室駅を8時32分発の急行狩勝4号で厚床まで行く。根室発札幌行きの長距離急行だ。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30


FC2ブログランキング




28オランダせんべい&エスカロップ:北海道妄想の旅1978

ho78do2801.jpg(オランダせんべい)

ho78do2802.jpg(オランダせんべい)
駅の売店で根室名物のオランダせんべいを買う。


オランダせんべい

 せんべいと言っても、ご覧のように柔らかい個性的なせんべいである。

ho78do2804.jpg(根室駅スタンプ)
 根室駅のスタンプがあった。「朝日が一番早い納沙布岬の街」と書いてある。

ho78do2805.jpg(ニューモンブラン外観)

ho78do2806.jpg(ニューモンブラン店内)
 駅から徒歩3分ほどのニューモンブランで夕食である。

ho78do2807.jpg(エスカロップ)
 このエスカロップも根室の地域限定の名物料理だ。エスカロップとは、炒めたバターライスにポークカツを乗せ、その上にデミグラスソースをかけたもので、皿の端にはサラダが添えたものだ。皿はアルミ製で給食のような感じである。のんびりとした雰囲気の中で食べるエスカロップは、妙に温かかった。

 今日の宿泊先は根室グランドホテルだ。


FC2ブログランキング


27釧路〜厚岸〜根室&かきめし:北海道妄想の旅1978

27釧路〜厚岸〜根室&かきめし:北海道妄想の旅1978

ho78do2701_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(6)

ho78do2702_1dia.jpg【1】

ho78do2703_4map.jpg【4】

 釧路駅をでて旧釧路川を渡り川沿いに進み、右に曲がると東釧路。釧網本線はここから左に分かれていく。今度は根室本線の旅なので、ここから別保川沿いの谷に沿って曲折して別保へ。


別保→上尾幌

 国道272号線の分岐点の下をくぐって別保トンネルに入る。この先は原野らしき森の中をクネクネしながら線路が敷かれている。釧厚トンネル、尾幌トンネルをくぐり上尾幌へ。このあたりは野生のシカやクマが線路にでてくることがたびたびある。


上尾幌→尾幌

 少しだけ直進するが、再び曲がりくねった谷間に入る。今度は尾幌川沿いに進み下り勾配となる。森を抜けて左に曲がると尾幌である。別保駅から、まったく違った山を越えてきた国道44号線を合流する。国道と並走しながら、右手には尾幌原野と呼ばれる湿原がある。国道の下をくぐると門静である。ここで普通列車と列車交換。


門静→厚岸

 門静を出ると、すぐに右手に海が飛び込んでくる。海沿いを真っ直ぐに進む。右手前方には厚岸湾を囲む厚岸半島が見えて来る。海沿いを離れるとしばらくして厚岸に到着する。

釧路1530-1622厚岸 急行ノサップ3 根室本線 415D

ho78do2704.jpg(厚岸駅)

ho78do2705.jpg(厚岸駅)
 駅舎にある氏家待合所でかきめしを食べよう。待合所とは、北海道で駅付近に多く存在した業態で、屋内で列車などを待つことができるようにしたスペースを提供し、列車待ちの客に食事や飲み物を出すという商売である。

ho78do2706.jpg(かきめし@氏家待合所)
 ここのかきめしは全国的に有名な駅弁だ。待合スペースで食べてみる。

ho78do2707.jpg(かきめし@氏家待合所)
 かきはもちろんだが、つぶ貝やシジミなどの他の貝類も入っている。特筆すべきはご飯で、かきの煮汁で味が付いており、これだけでも美味しい。

ho78do2708.jpg(かきデザインの街灯@厚岸)
 厚岸の街の街灯もかきがデザインされている。

ho78do2709_1dia.jpg【1】


別寒辺牛川河口(厚岸→糸魚沢)

 もう夕暮れが近い。厚岸を出ると線路は左にカーブし、厚岸湖沿いに北上する。清々しい風が窓から入ってくる。そして別寒辺牛(べかんべうし)川の河口右岸に沿いながら進む。列車の音に驚いて水鳥が羽ばたいている。

ho78do2711.jpg(別寒辺牛湿原)
 しばらくすると別寒辺牛湿原を通る。湿原の中に築堤を築いて線路を通している。釧路湿原より規模は小さいが、より近くを走るので、私のお気に入りの車窓の一つである。


別寒辺牛湿原(前半)(厚岸→糸魚沢)


別寒辺牛湿原(後半)(厚岸→糸魚沢)

 車窓を眺めていると、やがて糸魚沢(いといざわ)につく。

ho78do2714_4map.jpg【4】


茶内へ到着

 国道と並行してなだらかな丘の上に出ると茶内(ちゃない)。段丘崖の上をそのまま走り浜中へ。南には霧多布(きりたっぷ)湿原があるが、ここからはみえない。姉別を過ぎると、標津線の分岐駅である厚床になる。

 厚床には17時47分に根室方面から、そして17時57分に中標津方面から列車が到着しており、それらが併合されて釧路への出発を待っていた。私の乗った列車は18時ちょうどに厚床につき、18時02分にお先に出発する。釧路行きの出発は18時10分である。

 もう車窓は楽しめない。西和田で約10分停車し、急行ノサップ4号と列車交換した。暗い闇の中を淡々と根室へ向かって進んでいく。

厚岸1708-1800厚床1802-1913根室 根室本線 239D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


FC2ブログランキング


26標茶〜釧路:北海道妄想の旅1978

26標茶〜釧路:北海道妄想の旅1978

ho78do2601_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(5)

ho78do2602_1dia.jpg【1】

ho78do2603_4map.jpg【4】

ho78do2604.jpg(五十石駅)
 標茶を出ると線路は徐々に釧路川に近づき、かつて五十石船が遡ったことに由来する五十石駅を過ぎる。右手に釧路川の旧流路を見ながらまもなく茅沼。

ho78do2605.jpg(茅沼駅)

ho78do2606.jpg(茅沼駅)
 茅沼駅は丹頂鶴が見られることでも知られている。以前の駅長さんが餌付けをしていたのだそうだ。茅沼からは釧路湿原の東のへりを線路が走る。この区間の車窓も絶景である。

ho78do2607_3map.jpg【3】(釧路湿原を走る釧網本線)

ho78do2608_22.jpg【22】(茅沼〜塘路:夏)

ho78do2609_33.jpg【33】(茅沼〜塘路)
 この先は右手の視界が開け、遥か遠くまで見渡せる。やがて左側も湿原となり、湿原に囲まれた築堤を走る。まもなく左にシラルトロ湖の水面が見え、左へカーブして国道391号線の向こうに塘路湖が見えてくると塘路駅。ここで普通列車と待ち合わせする。


細岡展望台から釧路湿原

ho78do2611.jpg(釧路湿原)
 湿原と丘陵の境目をたどって左へ大きくカーブしており、釧路川本流を間近に眺められる。細岡を過ぎると右手遠くに岩保木水門が見えて来ると釧路湿原は見納めである。

ho78do2612.jpg(釧路駅)

ho78do2613.jpg(釧路駅)
 遠矢駅からは少しずつ民家が見え出し、東釧路を経て道東の中心都市の釧路に着く。

網走1203-1517釧路 急行大雪1 釧網本線 368 【釧網本線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【22】鉄道の旅No.3 北海道2 釧網本線・石北本線 講談社 2003/2/13
【33】鉄道紀行 22 北海道3 釧網本線 JTBパブリッシング 2007/2/25


FC2ブログランキング


25斜里〜標茶:北海道妄想の旅1978

25斜里〜標茶:北海道妄想の旅1978

ho78do2501_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(4)

ho78do2502_1dia.jpg【1】

ho78do2503_4map.jpg【4】
 斜里からは線路を右に大きく曲げて南下する。

ho78do2504.jpg(斜里岳)
 斜里岳は今度は左前方に見えて来る。

ho78do2505.jpg(畑:南斜里〜清里町)

ho78do2506.jpg(畑:南斜里〜清里町)
 ジャガイモやてんさいの畑の中を進み、清里町駅に停車する。


札弦〜清里町(進行方向逆)

 耕地を区切る樹木の列が美しく、広大な土地を感じる風景である。

ho78do2508.jpg(札弦駅)

ho78do2509.jpg(緑駅)
 札弦(さっつる)、緑という集落を拾いながら南下している。緑では普通列車と列車交換。緑をでてからは札弦川の支流のオニセップ沢川の谷を25パーミルの急勾配を上っていく。屈斜路湖の外輪山を釧北トンネル(549m)で抜けてカルデラに入る。釧路川水系となり25パーミルの勾配を今度は下って川湯につく。緑から川湯までは14.5kmもあるがほとんどが森の中で眺望は期待できない。

 川湯駅は川湯温泉の最寄り駅で、右手前方には屈斜路湖カルデラの中央火口丘の一つの硫黄山が見える。3年前の高校修学旅行で硫黄山に来ている。あの時はバスで美幌峠を越えてきたような記憶がある。バスガイドさん、綺麗な人だったなぁ(笑)。

ho78do2510.jpg(美留和駅)
 川湯を出ると森の中を走って美留和、弟子屈と続く。このあたりは鉄道防雪林の森が多い。弟子屈では上りの急行しれとこ4号がこちらの到着を待っていた。弟子屈からは釧路川に沿って走る。このあたりからは牧草地が多くなる。ゆっくりと高度を下げて南弟子屈、磯分内、標茶とすべるように進む。

網走1203-1517釧路 急行大雪1 釧網本線 368

 なお、8年前までは斜里から越川まで、南東方向に根北(こんぽく)線があった。最終的には標津線の根室標津まで延伸する予定だったが、廃止された。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


FC2ブログランキング


24網走〜斜里:北海道妄想の旅1978

24網走〜斜里:北海道妄想の旅1978

ho78do2401_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(3)

ho78do2402_1dia.jpg【1】
 網走からは旭川始発の急行大雪1号に乗る。網走からは浜小清水、斜里、清里町、川湯、弟子屈、標茶、塘路に停車し釧路が終点である。

ho78do2403_4map.jpg【4】
 オホーツク海に沿って走るこの区間は風光明媚なことで知られている。

ho78do2404.jpg(網走駅)
 釧路からの急行大雪2号の到着を待って、急行大雪1号は定刻の12時03分に出発した。網走駅は市街地の南西にあり、発車してしばらくは南から迫る女満別台地の北端の崖下を走っていく。次の桂台仮乗降場の方が市街地に近い。そして網走トンネル(527m)を抜けると左手にオホーツク海が、そして正面には知床連峰の絶景が飛び込んでくる。今日は天気がよいので窓を開けてみよう。車内に入ってくる風を感じながら車窓を楽しむという超贅沢である。


北浜→藻琴(進行方向逆)

 藻琴(もこと)駅を過ぎると右手の陸側に藻琴湖が見え、優美な姿の藻琴山(1,000m)が見える。屈斜路湖カルデラの外輪山であり、向こう側は屈斜路湖だ。

ho78do2406.jpg(北浜駅)
 北浜駅はホームの外側が砂浜で「オホーツク海に一番近い駅」として知られている。左手にはオホーツク海がずっと寄り添ってくる。

ho78do2407.jpg(展望台からの景色@北浜駅)

ho78do2408.jpg(展望台からの景色@北浜駅)
 駅舎には流氷見学用展望台もあり、知床連山もよく見える。

ho78do2409.jpg(北浜駅)

ho78do2410.jpg(濤沸湖)
 そして北浜駅を過ぎると右手に濤沸(とうふつ)湖が見えて来る。右斜め前方には知床連峰の斜里岳(1,545m)で、羅臼岳(1,660m)がその左側に見える。北浜と浜小清水の間にあった原生花園仮乗降場は4日前に閉鎖されたばかりだ。

ho78do2411_33.jpg【33】(急行しれとこ@涛沸川橋梁:北浜〜浜小清水)


北浜〜浜小清水


浜小清水〜北浜(進行方向逆)

ho78do2413_2.jpg【2】(北浜〜浜小清水)
 再び海沿いの景色を楽しみながら、浜小清水へ。

ho78do2414_4map.jpeg【4】

ho78do2414_33.jpg【33】(止別〜斜里)


斜里〜止別(進行方向逆)

 止別(やんべつ)を過ぎ、知床連山を正面見て、砂丘の上をオホーツク海に沿って走りながら列車は斜里駅に入る。

網走1203-1517釧路 急行大雪1 釧網本線 368

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【33】鉄道紀行 22 北海道3 釧網本線 JTBパブリッシング 2007/2/25


FC2ブログランキング


23北見相生〜美幌〜網走&かね久:北海道妄想の旅1978

23北見相生〜美幌〜網走&かね久:北海道妄想の旅1978

ho78do2301_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(2)

ho78do2302_1dia.jpg【1】
 北見相生駅の周囲を散策し、8時58分発の遠軽行きの列車で美幌に戻る。美幌着が9時50分。朝食を食べていないので少し早いが昼食としよう。駅前の地元の人に尋ねてみると蕎麦のかね久を勧められた。

北見相生0858-0950美幌 相生線 726D

ho78do2303.jpg【HPから】(まかないつけめん@かね久)
 美幌駅から徒歩2分。かね久は創業50年を超える地元に愛されるお店だ。人気No1はまなかいつけめんということだ。これはホタテの貝柱、桜エビ、イカ、ピーマンのかき揚げが蕎麦つゆの上に乗っていて、これに蕎麦をつけて食べるようだ。

ho78do2304.jpg【HPから】(美幌豚の生姜焼き丼セット@かね久)
 悩んだ末に注文したのは、まかないつけめんではなく、美幌豚の生姜焼き丼セット(笑)。がっつりと食べたいのだ。美味しい豚丼とコシのある蕎麦のセットを食べて満足である。

ho78do2305_1dia.jpg【1】
 美幌駅に戻り旅を続ける。11時04分美幌発の列車に乗る。線路は左にカーブし西女満別へ。

ho78do2306_4map.jpg【4】
 西女満別駅は女満別空港の最寄駅。次の女満別から呼人までは網走湖の東側湖岸を走るが防雪林に遮られて湖面はみえない。

ho78do2307.jpg(網走湖)
 呼子からは網走湖の湖面を楽しむことができる。

ho78do2308.jpg(網走駅)

ho78do2309.jpg(網走駅)
 網走駅に到着した。駅近くには紅葉した樹木も見られる。

美幌1104-1135網走 石北本線 555D

ho78do2310.jpg(網走駅)
網走駅前にはタクシーも数多く止まっている。

ho78do2311.jpg(網走駅)
 駅名看板が縦書きなのは、網走刑務所から出所してくる受刑者が、もう二度と「横道に反れないように」という願いが込められているそうだ。

ho78do2312.jpg(網走川からの眺め)
 網走駅からすぐそばの網走川の橋から西の山を眺めると、こちらも紅葉が始まっている。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


FC2ブログランキング


22北見〜美幌〜北見相生:北海道妄想の旅1978

22北見〜美幌〜北見相生:北海道妄想の旅1978

ho78do2201_1map.jpg【1】
 1978年10月6日の旅(1)

ho78do2202_1dia.jpg【1】
 急行大雪9号は留辺蘂あたりで日の出を迎える。北見には5時50分着。ここからは普通列車として網走へ向かう。北見に26分間停車してから出発した。北見の次の端野で網走始発の急行大雪2号と列車交換する。

ho78do2202a_9.jpg【9】(緋牛内〜美幌)
 北見は常呂川流域だが、端野、緋牛内と過ぎると網走川流域の美幌へ到着する。

北見0616-0658美幌 石北本線 1527

ho78do2203_4map.jpg【4】
 
ho78do2204_1dia.jpg【1】
 美幌から相生線で北見相生を目指す。美幌と北見相生を結ぶ相生線は、明治時代の計画では、釧路、阿寒を経て美幌に通じる釧路ー北見間の最短の線路(釧美(せんび)線)になるはずだった。しかし幻の路線に終わった。

 美幌7時25分発の列車に乗り込む。美幌を出ると石北本線から分かれて右へ大きくカーブし、すぐ旭通仮乗降場に着く。美幌の中心街で町役場や官公庁にかようサラリーマンや学生は、美幌駅で乗り降りするよりむしろ近い。住宅がまばらになりしだいに山へ近づくと美幌峠に通じる国道243号線と立体交差して上美幌。周囲ではてんさいやジャガイモ畑が目立つ。

ho78do2205_9.jpg【9】(達美〜津別:冬)
 豊幌仮乗降場、活汲(かつくみ)、達美仮乗降場を過ぎて沿線に木材工場が何軒か見えてくると津別。古くから木材の集積地として賑わった。津別で列車交換する。津別川を渡ると、津別高校のある高校前仮乗降場。さらに山間を登って恩根(おんね)、本岐(ほんき)、大昭仮乗降場、開拓仮乗降場、布川と続く。山林地区から、近ごろは畑作地帯に変わってきた。布川を過ぎると前方に雌阿寒岳がわずかに顔をだす。山々はところどころ紅葉している。

ho78do2206_7.jpg【7】(北見相生駅)

ho78do2207_7.jpg【7】(北見相生駅)
 終点の北見相生は、釧北峠を通って阿寒湖に通じる西の玄関口である。

美幌0725-0830北見相生 相生線 723D 【相生線完乗】

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19


FC2ブログランキング



プロフィール

かめ

Author:かめ

FC2乗り鉄の会

鉄道旅行派の同好会に
参加しています。
(敬称略)


hmdの鐵たびブログ
ローカル線の旅
by hmd

写真を中心に「見る紀行文」で、
長期連載しています。


かめかめブログ
by かめ

鉄道、旅、B級グルメ、季節・・・


鉄・街・旅な、つぶやき日記
by あいあんさいど

鉄道、街歩き、旅…などなど。
いろんな思いを、感じたままに。


日本鉄道路線 制覇への挑戦!
by タカ&ヨシ

日本の鉄道、全路線を制覇に
挑戦しています。


本気で全線を走破したい
ぼんばーの日記
by ぼんばー

本気に全線走破をするまでの
過程を徒然と日記で綴ります。

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

最近の記事

カテゴリ

月別アーカイブ

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。

FC2Blog Ranking

ブログ内検索

FC2カウンター