
(28)片町庚申塔

明治地図でも(28)片町十字路の場所はわかる。

踏切から片町十字路へ向かう左側に「巧匠不留跡」と書かれた石碑があった。陶芸家の濱田庄司を称える碑だ。
==========
「陶芸家 濱田庄司」生誕の地
第一回人間国宝・文化勲章受賞者 濱田庄司は、ここで生まれました。父の家は溝口の和菓子「大和屋」です。
「陶芸こそ人の役に立つ」とのルノワールの言葉で陶芸作家板谷波山が教える東京高等工業学校(現在の東京工業大学)窯業科に進み、卒後は京都市窯業試験場で釉薬調合の実験に従事しました。
河井寛次郎や柳宗悦、志賀直哉、バーナード・リーチと意気投合し帰国するリーチとともに英国セントアイブスに窯を構え、最先端の芸術運動に触れました。帰国後、栃木県益子で陶作に励み、世界各地の民芸品を収集し「益子参考館」に展示しました。
夏は益子、冬は沖縄で作陶し、昭和53年1月5日益子にて84年の生涯を終えました。菩提寺は溝口宗隆寺で本葬され眠っています。
碑意は「陶匠は跡を留めず」
高津観光協会・高津区役所
大山街道活性化推進協議会
贈呈 川崎西ロータリークラブ
==========
なお、台座には、益子の赤色陶土が使われている。

こちらが庚申塔である。だいぶひび割れている。

「西大山道」

「東江戸道」

「南加(神)奈川道」

今日はここまでとしよう。JR南武線の武蔵溝ノ口駅から南武線に乗り、登戸経由で自宅へ帰るとしよう。
武蔵溝ノ口1607→1616登戸 普通立川行き
登戸1618→1657伊勢原 快速急行小田原行き
伊勢原1705発 バス大住台経由鶴巻温泉駅行き
最近のコメント