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42赤湯駅2:山形鉄道

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 こちらはJR赤湯駅の駅舎。山形鉄道とは規模が大きく違う駅舎である。新幹線停車駅だからね。

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 赤湯駅17時28分発の山形新幹線のつばさ154号東京行きに乗る。

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 14号車12番D席が指定席である。

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 指定席だから並ぶ必要もないのだが、どういうわけか並んでしまう。

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 向こう側のホームには「ラーメンのなんようし」という広告?があった。山形県は人口あたりのラーメン店が一番多かったと思う。

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 つばさ154号が到着した。

 席に座って、ウトウトしながら、19時48分の定刻に東京に着いた。


5月26日(日)
米沢0644ー0714今泉 米坂線
今泉0730ー0749白兎 山形鉄道
白兎0821ー0824羽前成田 山形鉄道
羽前成田0836ー0846鮎貝 山形鉄道
鮎貝0900ー0915四季の郷 徒歩
四季の郷0949ー0953荒砥 山形鉄道
荒砥1024ー1051時庭 山形鉄道
時庭1113ー1116南長井 山形鉄道
南長井1120ー1220長井 徒歩
長井1235ー1250あやめ公園 徒歩
あやめ公園1301ー1310蚕桑 山形鉄道
蚕桑1333ー1414南陽市役所 山形鉄道
南陽市役所1438ー1444おりはた 山形鉄道
おりはた1514ー1518宮内 山形鉄道
宮内1541ー1553西大塚 山形鉄道
西大塚1634ー1651赤湯 山形鉄道
赤湯1728ー1948東京 山形・東北新幹線 つばさ154号
東京1953ー2007新宿 中央線 快速
新宿2011ー2047相模大野 小田急線 快速急行
相模大野2048ー2107伊勢原 小田急線 快速急行


41赤湯駅1:山形鉄道

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 乗ってきた列車の写真を撮る。

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 左側は奥羽本線&山形新幹線の線路である。

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 ホームから階段を上り、通路を右側(山形鉄道赤湯駅)へ向かう。

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 ロッヂ風の山形鉄道赤湯駅舎である。

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 赤湯駅のスタンプ。

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 跨線橋の壁には鉄道むすめ達の写真があった。このような二次元のアイドル(?)たちが人気のようだ。右から、津軽鉄道:芦野かな、弘南鉄道:平賀ひろこ、十和田観光電鉄:清水なぎさである。

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 こちらは右から、青い森鉄道:八戸ときえ、南部縦貫鉄道:七戸ちびき。

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 右から三陸鉄道:久慈ありす、三陸鉄道:釜石まな。

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 右から仙台空港鉄道:杜みなせ、山形鉄道:鮎貝りんご。

40西大塚~赤湯:山形鉄道

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 山形鉄道の旅も終焉を迎えようとしている。西大塚を16時34分発の列車に乗り、16時51分に赤湯に着いた。

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 南陽市役所駅を過ぎると左から奥羽本線&山形新幹線の線路が寄り添ってきた。


190526r南陽市役所~赤湯

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 赤湯駅が近づいてきた。

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 一番右にある独立したホームに到着した。

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 赤湯駅名標である。

39西大塚駅:山形鉄道

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 ここでは41分もの待ち時間がある。

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 乗ってきた列車が西大塚駅を出発する。


190526q西大塚駅出発

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 ホームから長井方面を見る。線路左側の切り欠きホームは以前は貨物輸送に使われていた。今では線路もなくなっている。

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 駅名標。新しいのか他の駅とデザインが違う。

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 ホームから赤湯方面を見る。

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 こちらが駅舎全景である。国鉄長井線が長井駅まで延伸した1914年(大正3年)の建築であり、大正初期の鉄道の歴史を伝える貴重な建築物となっている。2015年(平成27年)駅舎が羽前成田駅とともに登録有形文化財に登録された。

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 待合室入口には「ようこそ 西大塚駅へ」とある。ナスの名産地なのだろうか。

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 開放的な待合室で木製ベンチも残っている。

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 切符売り場や手荷物預かりを彷彿とさせる棚が残っている。

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 登録有形文化財として羽前成田駅とともに写真が飾ってあった。

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 駅舎内には「上野行 やまばと1号(普通席)」と書いた案内板があった。ホームの上からぶら下げたものだろう。やまばとは上野と山形を結んでいた。これは赤湯駅のものなのかも知れない。

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 こちらは「かっぱ号 ねずかせき←→よねざわ」とある。米沢から米坂線で坂町まで行き、そこから羽越本線の鼠ヶ関まで走っていたこともあったらしい。海水浴客のための夏の臨時列車だったようだ。

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 これが西大塚駅のスタンプ。

38宮内~西大塚:山形鉄道

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 宮内駅を15時41分発の列車に乗る。西大塚には15時53分に到着する予定である。

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 途中の梨郷駅では降りない。

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 最上川を渡るともうすぐ西大塚駅である。

37宮内駅2:山形鉄道

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 この宮内駅にはうさぎ駅長のもっちぃがいることでも有名である。

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 「うさぎに会いたい方は、改札口を出て左側入口より、ご自由にお入りください。」と親切な案内がある。

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 「もっちぃたちは改札口を出て左側の駅長室にいます。」と書いてある。

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 左側に行くと駅長室があった。

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 ドアには注意書きがあった。

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禁止令を必ずお読みになられてからご入室ください。
マナーが悪い方がいらっしゃいますと、禁止令が増える場合があります。
ルールを守れないお客様には退室をお願いする場合があります。
ストレスを与えないためにもご協力をお願い致します。

もっちぃ駅長禁止令
第一条 おさわり禁止
第二条 餌やり禁止
第三条 大声禁止
第四条 フラッシュ撮影禁止
第五条 ペット入室禁止

山形鉄道宮内駅長 もっちぃ
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禁止令に抵触しないよう注意しながらの接見となる。

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 これがうわさのもっちぃ駅長だ。ちょっと疲れがたまっているのか元気がない。

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 待合室には「駅長の代理」が置いてあり、これは「おさわりOK、だっこもOK、写真撮影OK」ということだった。

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 地元の新聞の記事の切り抜きがあった。東日本大震災後に臆病になってしまったらしい。

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 元気な時にはこのような帽子をかぶっていたそうだ。

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 こちらが宮内駅のスタンプ。

36宮内駅1:山形鉄道

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 おりはた駅で30分間過ごし、15時14分発の列車で、隣の宮内駅に15時18分に到着した。

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 宮内駅のホームが近づいてきた。

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190526p宮内駅出発

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 乗ってきた列車が宮内駅を出発する。

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 この駅は1913年(大正2年)10月宮内町駅として新設され、1988年(昭和63年)10月JR東日本長井線が山形鉄道に移管されたのを機に宮内駅に改称された。

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 ホームの幅も広く、椅子や屋根も整備されている。

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 ホーム側から見た駅舎。

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 「♪ないしょ、ないしょ、ないしょの話はあのねのね♪」の歌詞のないしょ話という歌を作詞した結城よしをがこの町の出身らしい。

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童謡(うた)と昔話(かたり)のまちかど
・・・結城よしをの「ないしょ話」に続いて、南陽市珍蔵寺に伝わる「鶴女房」にちなむ鶴の石像を設置することができました・・・・
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 これが鶴の石像である。

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 駅舎にはこのようなレトロな看板があった。懐かしいなぁ。

35おりはた駅:山形鉄道

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 14時38分南陽市役所駅発の列車に乗り、6分後の14時44分におりはた駅に到着した。

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 ホームから長井方面を見る。

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 ホームから赤湯方面を見る。

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 この駅は、1959年(昭和34年)6月西宮内駅として新設され、1988年(昭和63年)10月JR東日本長井線が山形鉄道に移管されたのを機におりはた駅に改称された。

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 待合室の中のベンチも長い。

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 駅名標。

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 ホームからの出入口。ここが駅前で駐輪場になっている。

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 駅の近くには果物畑が広がっている。これらはサクランボかな。

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 あやめ越しのホーム。

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 おりはた駅のスタンプ。

34南陽市役所駅:山形鉄道

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 ここでは24分間の時間がある。

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 1988年(昭和63年)10月JR東日本長井線が山形鉄道に移管されたのを機に新設された。


190526n南陽市役所駅出発

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 乗ってきた列車が南陽市役所駅を出発した。

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 駅名標。よくみると南陽市役所「前」駅ではなく、南陽市役所駅である。

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 ホームから長井方面を見る。

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 駅前に広がる駐車場の向こうには「Shelter南陽市文化会館」という大きな建物がある。

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 駅の隣にはこちらも大きな建物がある。これが南陽市役所かな? ホームから通路を直結してもおかしくないくらいの距離の近さである。

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 脇に回ると、やはりここが南陽市役所だった。

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 南陽市役所駅へ戻る。周囲を見渡していると、山形新幹線が走ってきた。


190526o山形新幹線

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 かなり近くを通過していった。奥羽本線がすぐ近くを走っていることになる。

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 南陽市役所駅のスタンプ。

33蚕桑~南陽市役所2:山形鉄道

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 まだまだ乗車を続ける。

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 今泉駅に到着した。南陽市役所駅はまだである。

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 今泉駅を出発した。


190526m今泉駅出発

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 右側には米沢方面の米坂線が分かれていく。

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 次は西大塚駅。ここは後ほど下車する。

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 このようなのどかな車窓が続く。

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 こちらが梨郷(りんごう)駅。

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 梨郷駅のスタンプ。

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 こちらはおりはた駅。

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 列車交換が可能な宮内駅が近づいてきた。

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 そして南陽市役所駅に到着した。

32蚕桑~南陽市役所1:山形鉄道

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 蚕桑から一気に南陽市役所を目指す。今回の山形鉄道の旅で一番移動距離が長い乗車となる。蚕桑13時33分発の列車に乗った。南陽市役所到着は14時14分の予定である。

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 長井駅が見えてきた。


190526j長井駅到着

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 列車交換はない。ここでは下車しない。

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 米坂線との合流が近づいてきた。


190526k米坂線と合流

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 右側から米坂線の線路と合流した。

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 今泉駅の手前で最上川の支流の白川を渡った。

31蚕桑駅2:山形鉄道1

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 駅前ロータリーの入口に、近くの大鮎貝川に架かっていた鮎貝沢橋(県道9号長井大江線)の旧橋の親柱が一対ある。

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 昭和62年に復元したようだ。

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 駅舎とは別だが、駅の隣にあるのが雪舟町公民館。

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 駅前公園にはカメとパンダの遊具があった。

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 公民館の裏には「白鷹町 蚕桑紬パーク 屋内運動場」があった。雪深い冬には屋内運動場が必要なのだろう。

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 蚕桑駅のスタンプ。

30蚕桑駅1:山形鉄道

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 あやめ公園13時01分発の列車に乗って、蚕桑駅へ向かう。13時10分に到着予定である。

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 蚕桑駅で乗ってきた列車を見送る。


190526i蚕桑駅出発

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 ホームから荒砥方面を見る。

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 ホームから長井方面を見る。

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 ホームには屋根が設置してある。

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 赤いサルビアのきれいな花壇が整備されている。

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 ここが待合室である。

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「蚕桑(こぐわ)という地名の通り古くから養蚕と機織りが盛んな土地であり、ここで産する白鷹紬は板締めの染色技術と手織の緻密な技法で伝統的工芸品に指定されています。」
やはりカイコと関係があったのだ! そんな気がしていた。

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 乗車マナー啓発ポスターがあった。
 「乗る前に 確認するよ 降りる人」
 「ゆずり合う 優しい心 育てよう」
 「優先席 スマホを見ずに 周り見て」
 「ふるさとに 安心できる 鉄道を」

 どれも核心をついていて納得できる。

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 こちらが駅舎全景である。

29あやめ公園駅:山形鉄道

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 あやめ公園駅には12時50分頃に到着した。

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 あやめ公園駅は2002年(平成14年)6月に新設された。県立長井工業高校の最寄り駅である。

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 待合室の外側にはいくつかのパネルが貼ってあった。

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あやめ公園駅 駅デコプロジェクト2017

壁面パネル「雪月風花」
○雪月風花は、四季折々の自然の美しい景色を表している。

「黒板駅舎」で待ち合わせ
○黒板の使い方・描き方・見せ_方を工夫して駅利用者が心地良く滞在できる空間を演出し、駅としての機能だけではなく、話題つくりの場になるようにする。
○公共のものとして駅利用者が適切に黒板の利活用をして、情報を伝達・発信・交換したり個人の滞在履歴を残したりすることで、気持ちよく交流を行う場とする。
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 あやめ公園の駅名標である。

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 ホームから長井方面を見る。

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 ホームから荒砥方面を見る。

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 あやめ公園へは駅から徒歩3分である。

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 待合室内に当駅の開駅に関する記載があった。

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あやめ公園駅の開駅にあたって
 この駅は「あやめ公園駅建設賛同の会」という市民団体のおおよそ二年間にわたる募金活動により多くの市民から寄せられた寄附金によって建設され、待合室は県立長井工業高等学校生徒を始め学校職員並びにPTAの手づくりにより制作され、ホームベンチは、長井駅・南長井駅・あやめ公園駅協力の会のご寄贈によるなど多くの皆様のご奉仕によりここに完成したものです。これにより周辺の多くの公共施設の利用と列車通学生や近隣住民の交通手段としての利便性が一層進むものです。
 また、本市の観光地である「あやめ公園」への観光客にとっても一層便利になり、必ずや本市の観光振興や市活性化につながるものと期待しております。
 この度の市民の皆様による手作りの駅は、マイレール意識の高揚を改めて内外にアピールし、フラワー長井線の利用拡大を図り、「鉄道を生かした地域づくり」につながるものです。
平成14年6月9日 山形県長井市長 目黒栄樹
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28長井~あやめ公園駅:山形鉄道

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 南長井駅から歩いてきたが、さらに隣のあやめ公園駅まで歩いてみる。

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 昔ながらの造り酒屋があった(★2あたり)。

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 そして踏切が見えてきた(★3)。

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 踏切から右手を見るとあやめ公園駅がそこにあった。

27長井駅2:山形鉄道

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 長井駅構内に入ってみる。構内踏切を渡ってホームに向かう。

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 こちらが駅名標。

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 ホームは1面2線で列車交換可能となっている。

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 昔ながらの落ち着いた佇まいをしている。

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線路脇には長い壁画があった。
「社団法人 長井青年会議所創立40周年記念事業「巨大壁画交流」平成17年8月28日完成」とある。

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 長井駅舎をホームから見たところ。

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 長井駅のスタンプ。

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 こちらもそう。「日本一あやめのふるさと」と書いてある。ちなみにフラワー長井線の駅スタンプはすべて長井駅に管理されており、駅員さん(委託?)に尋ねたら、持ってきていただき、ノートにすべて押すことができた。感謝、感謝である。

26長井駅1:山形鉄道

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 長井駅が正面に見えてきた。

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 歩道には「市の花あやめ」と書かれたタイルがあった。だからあやめ公園なんだ。

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 長井駅の周りは人でにぎわっている。いつもこんなに賑わっているのかな?

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 何かのイベントが行われているのだろうか?

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 まさしく「何かのイベント」という予測があたった。この長井駅舎が立て替えられるようなので、さよならイベントが昨日と今日で行われているのである。ポスターがあった。

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ありがとう長井駅!
 2019/5/25-26  駅舎におわかれする2日間
新市庁舎・新駅舎が建設されるにあたって、建設予定地となる現長井駅舎は、今年解体されることになります。1914年に開業し、改修を加えながら現在まで市民に愛されてきた長井駅の駅舎は、2002年には東北の駅100選にも選ばれています。解体が始まる前に、駅舎に「今までありがとう」の気持ちを伝えましょう。
主催:ありがとう長井駅の会、協力:山形鉄道株式会社、長井市教育委員会
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 具体的には以下の通り。

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5/26(日)「ありがとう長井駅!」
トークイベント 14:00~ 駅舎の歴史、沿革についてのトークイベント
東北芸術工科大学 志村直愛教授、山形工科短期大学校 小幡知之学校長
吹奏楽ミニコンサート 16:00~
長井高校吹奏楽部による「駅」がテーマのミニコンサート!
5/25(土)ワークショップ 10:00~12:00
「さぁ、長井駅を撮りまくろう!」 講師:船山裕紀(プロカメラマン)
5/26(日)ワークショップ 9:30~12:30
「さよなら長井駅駅舎写生会」 講師:村上滋郎(アーティスト)、松崎綾子(画家)
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なるほど、これで賑わっていた理由がわかった。

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 駅舎内では駅舎のジオラマが展示してあった。

25長井街並み2:山形鉄道

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 さらに歩みを続けよう。

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おしゃれな建物があった。ここは1931年(昭和6年)に建てられた木造2階建てで、旧小池医院(★5あたり)である。産婦人科医院で、病室・診療室・住宅を兼ねた建物のようだ。

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 この路地を左折する。

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 するとこんな歴史を感じる建物があった。ここは1927年(昭和2年)に建てられた木造2階建てで、桑島記念館(旧桑島眼科医院)である。

24新来軒:山形鉄道

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 せっかく来たのでランチの二軒目。支那そば新来軒(★4)に寄ってみよう。

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 脇に入口がある。

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 店内は四人用テーブル5卓、座敷に四人用卓袱台5卓。店内は常連さんたちで賑わっている。こちらがメニュー。「冷やどん」とは冷やしラーメンのことらしい。今度が温かい支那そば600円を注文した。

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 支那そばのスープは薄い。ダシの味が薄いのでもうちょっとコクが欲しい。麺は中ストレートで柔らかめ。チャーシューは一つは豚だが、もう一つは馬の肉である。馬肉ラーメンというちょっと変わったラーメンを食べた。ごちそうさま!

23長井街並み1:山形鉄道

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 長井駅に向かってさらに歩みを進める。

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 茅葺き屋根の古民家があった。

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 こちらも古い民家のようだ。

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 タイムスリップしたような個性ある民家が多い(★3あたり)。

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 「江戸の商い あら町」と書いてある。帰宅後に調べてみると、このあたりは最上川の水運にも恵まれ、旧街道が交差する交通の要衝でもあることからさまざまな物質の集散地として栄えたようだ。

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 「上杉鷹山公の計画都市?」とも書かれている。最後の「?」が怪しいなぁ。

22まるじゅう食堂:山形鉄道

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 地図に書かれたまるじゅう食堂(★2)に着いた。こちらが入口である。

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 大きな通りに面した部分には入口はない。

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 店内に入るとそこはひろびろとした昭和ワールドとなっている。四人用テーブルが3卓、二人用テーブルが2卓である。

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 いろいろなメニューがあるが冷やしラーメン650円を注文する。山形県は冷しラーメンが有名なのだ。

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 ラーメンの前にお冷と一緒に出されたチョコレートが二つ。こういう雰囲気が好きだなぁ。

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 こちらが冷やしラーメン。お新香もついている。冷たいスープが火照った身体を冷してくれる。麺もコシがあり美味しい。チャーシューはかなり分量がある。どうもごちそうさまでした。昭和ワールドのまるじゅう食堂、万歳!

21南長井駅:山形鉄道

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 時庭駅11時13分発の列車に乗り、南長井駅には11時16分に到着予定である。

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 わずか3分、あっという間に南長井駅に着いた。

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1960年(昭和35年)5月新設された駅であり、県立長井高校の最寄り駅(わずか250m)でもある。

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 ここが待合室である。

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 ホームから長井方面を見る。

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 南長井駅のスタンプ。

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 12時が近づいてきた。昼食タイムとしよう。南長井駅で下車し、高校生が右側正面の道へ行くのを見ながら、左側の道を進む。

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 これからまるじゅう食堂を目指す。昼食タイムを取りながら、隣の長井駅、そしてその隣のあやめ公園駅まで歩いてみよう。

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 こちらの道を行く。

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 地図の★1の場所である。この道路を横切る。

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 交差点を渡り、

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 こちらの細い道を行く(★1)。

20時庭駅2:山形鉄道

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 時庭駅舎の全景である。

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 そして入口の部分。

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 駅舎には「田仲公民館」が併設されている。

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 時庭コミュニティセンターも併設されている。

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 駅から少し歩いてから振り返ると駅舎越しに雪山が見えた。荒沢山か三体山あたりだろうか。

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 ホームから離れた場所にも白い花が咲いていた。まさにフラワー長井線である。

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 時庭駅のスタンプ。

19時庭駅1:山形鉄道

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 時庭(ときにわ)駅では22分間の待ち時間がある。「♪時には娼婦のように♪」で始まる歌があったなぁ、なんて思い出してしまい、ちょっと照れる。

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 乗ってきた列車が時庭駅を出発する。


190526h時庭駅出発

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 この駅にも防風林がある。

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 「庭」という名前があるように、ホームが花の庭になっている。

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時庭駅コンテナガーデン
このコンテナガーデンは、ガーデンデザイナー玉崎弘志氏指導のもと、英国王立園芸協会日本支部の認定する有資格者の皆さんと、長井市、「時庭駅協力会」が協力して制作しました。   2014年5月30日
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 ホームから今泉方面を見る。

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 ホームから荒砥方面を見る。

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 駅周辺の案内文があった。
「文化の里 明治画壇の巨匠 菅原白龍生誕の地(南へ約300m) 泉宝光院阿弥陀如来座像(北へ約1,000m) 時庭駅協力会 平成2年4月」

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 こちらには桜があった。
「平成元年度 自治宝くじ助成事業
時庭駅前 ふれあい広場 時庭駅協力会」
“時庭のおしん桜”と書いてある。山形だからこその“おしん”なのかな。

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 ホームの外にも花があふれている。

18荒砥~時庭:山形鉄道

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 荒砥駅10時24分発の列車に乗り、時庭駅に10時51分に到着予定である。

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再び最上川橋梁を渡る。


190526g最上川橋梁2

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長井駅に着いた。列車交換はなく、すぐに出発する。

17荒砥駅2:山形鉄道

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 駅舎内のスペースには紅の里ショップがある。山形といえば紅花を思い出すがその紅の里という意味なのだろう。

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 地元の工芸品などが飾られ販売されている。

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 こちらは飲食物が販売されている。

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 古い鉄製の銘板があった。

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鉄橋の銘板(2枚)
荒砥鉄橋架設(大正11年)の時の記念すべき品です。
※大正12年4月22日に荒砥駅に念願の汽車がやってきた。(旧国鉄長井線全線開通)
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 初めて蒸気機関車が到着した時は地元は熱狂したことだろう。

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 とても暑いので、紅の里ショップでガリガリ君コーラ味を買う。

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 ホームに出て列車を見ながらいただきます。

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 こちらが荒砥駅スタンプ。「来とごやっておしょうしな!」と書いてある。山形の方言で「おいでいただきありがとうございます」という意味だ。

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 こちらは白鷹町のスタンプか。「三十九番 釜の越桜 白鷹町 エドヒガン 東北 夢の桜街道」と書いてある。東日本大震災の復興支援プロジェクトとして、東北6県で“東北・夢の桜街道~桜の札所・八十八ヵ所”があり、釜の越桜が三十九番所として選定された(最寄り駅は蚕桑駅)。

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 こちらも荒砥駅の駅スタンプ。

16荒砥駅1:山形鉄道

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 ここでは31分間の待ち時間がある。駅舎周囲を散策しよう。

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 荒砥駅ホームに停車中の列車。天気もよく駅もきれいに整備されている。

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 列車の側面には「花結びより。 TRAVEL with FLOWER LINER」と書いてある。何の意味かわからなかったが、帰宅後に調べてみると、長井市観光協会のキャッチコピーであり、沿線にある5つの「EN」(沿むすび・園むすび・演むすび・縁むすび・宴むすび)を結ぶフラワー(長井線)を表しているようだ。

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 車庫兼整備工場であろうか車両基地があった。

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この荒砥駅舎はとてもおしゃれできれいだった。駅舎内に荒砥駅前交流施設と八幡二公民館が入っていた。終着駅なのでもっと賑やかかと思っていたが、駅周辺は意外に静かである。
団体旅行なのか、下車した乗客が駅前に止まっていたマイクロバスに次々に吸い込まれていく。どこへ行くのだろうか。

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 駅前の案内看板を眺めてみよう。
「鮎と紬の里 白鷹町  最上川フットパス
かわ物語 舟乗り気分
最上川の舟運の歴史と川の嵐・音・香りを感じて」
と書いてある。

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最上川フットパスとは
 フットパスとは「歩くことを楽しむための小道」や「ハイキングなどで歩く人のための道」という意味です。・・・・・・
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 最上川沿いを歩くトレッキングなのでしょうか。

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 こちらには荒砥の歴史が書かれています。

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 平安時代に、奥州・藤原氏の家臣荒川次郎清泰が、八乙女ヶ丘に城を築いたのが荒砥が栄えた始まりです。
 そして、今の神明堂付近にあった町が大洪水により突然姿を消した後、高台にできたのが、現在の荒砥です。
 荒砥城は、伊達藩や上杉藩の北の守りとして重要な所でした。
 また、最上川舟運による米や紅花、生糸、青そなどの集積地でした。
 その後、大正時代に鉄道が通ると電柱用の丸太や建築用材など、木材輸送の中心地となりました。
 春には古典桜が咲き誇ります。
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 フラワー(長井)線というくらいですから桜をはじめとして沿線のいろいろな花がきれいなのでしょう。

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 かわいい穴あきパネルもありました。

15四季の郷~荒砥:山形鉄道

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 のんびりと田植えを眺めていたら時間がたっていた。もうすぐ到着する四季の郷9時49分発の列車に乗ると、終点荒砥へは9時53分に着く。

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 荒砥行きの列車がやってきた。車内は混雑している。

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 四季の郷駅を出発する。

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 最上川を渡る最上川橋梁である。



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 2008年(平成20年)には、明治期の貴重なダブルワーレントラス橋であることを理由に最上川橋梁(通称荒砥鉄橋)が土木学会選奨土木遺産に選定された。

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 終点の荒砥駅に到着した。車内の乗客が順番に下車している。

14四季の郷駅:山形鉄道

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 四季の郷駅9時49分発の列車に乗ればよい。まだ時間がある。

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 四季の郷駅は2007年(平成19年)10月に新設された最も新しい駅である。

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 ホームには写真での観光案内看板が多い。こちらは白鷹夫婦観音と文化交流センター あゆーむ。

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 こちらは別表社鮎貝八幡宮。

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 そして国指定重要文化材の深山観音寺観音堂。

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 子守堂の桜と赤坂の薬師桜。

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 伝統工芸村の深山焼、深山工房つち団子、深山和紙しらたか人形、のどか村。

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 中丸公園の桜と後庵桜。

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 ホームから長井方面を見る。

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 ホームから荒砥方面を見る。

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 先ほどからずっと田植えをしている人がいる。すべて人力で、農機具は使っていない。

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 待合室にはこんなポスターがあった。
「DMVがつなぐ地域の輪 目指そう! 夢の内陸循環」
 以前の国鉄長井線の時には、荒砥駅から北へ延伸し、左沢(あてらざわ)線終点の左沢駅と結ぶ計画もあったが実行されなかった。その実現をDMVでということなのだろうか?

 左沢と結ぶよりも、荒砥から直接山形駅へ延伸した方が、利便性は高いと思うがどうなのだろう。

13鮎貝~四季の郷:山形鉄道

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 四季の郷駅9時49分発の列車に乗ればよい。

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四季の郷駅まで約1㎞。現在の時刻はちょうど9時。余裕である。

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 鮎貝駅を出て主要道まで進み、★1を右折する。

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 しばらく行くと橋があった(★2)。橋の名前は八幡沢橋で、川は八幡川という。

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 川を過ぎたところにはとても立派な建物と広い駐車場があった。

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 さくらの保育園(★3)と白鷹町子育て支援センターにこポートであった。やはり少子化なのだろうか? 子育て支援は大切である。

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 主要道にはこんな看板もあった(★4あたり)。「西廻り幹線道路 早期実現!! 白鷹町西廻り幹線道路建設促進期成同盟会」とある。この道路も立派だが、ほかにも幹線道路が必要なのだろうか? あるいはこの道路をもっと延長するということなのだろうか? 

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 この新しい道路沿い(★4あたり)には新しい民家が多い。区画整理や造成中のところもある。

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 ★5の四つ角にやってきた。直進すると「山形・寒河江」、左折すると「黒鴨」、右折すると「四季の郷駅」である。ここを右折する。

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 右折してすぐの左側にHAYATAという建物があった。ひっそりしているが、これから稼働するのだろうか?

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 そして正面に見えるのが四季の郷駅である。

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