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98寝台急行さぬき・寝台急行瀬戸:時刻表見聞録1964年10月号

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宇野線

 東京から宇野まで寝台急行さぬきと瀬戸が走っています。さぬきは寝台専用列車となっています。所要時間はさぬきは13時間ちょうど、瀬戸は14時間14分です。同じ寝台急行ですが、所要時間が1時間以上異なります。停車駅数が5つほど違うようなのでその差なのでしょうか。

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列車編成

 さぬきは9両が寝台車、瀬戸は3両のみが寝台車という違いもありました。下りの瀬戸は大阪で8両編成になるようです。

【寝急18】さぬき:東京2010−0910宇野
【寝急19】瀬戸:東京2100−1114宇野



97特急うずしお・特急ゆうなぎ:時刻表見聞録1964年10月号

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宇野線

 宇野線には特急が2本走っています。大阪発宇野行きの特急うずしおと新大阪発宇野行きの特急ゆうなぎです。

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列車編成

 所要時間が3時間ほどですが、展望車や1等車、食堂車が完備されており、しかも12両編成です。関西圏と四国圏とのつながりが強かったことが推測されます。

【特07】うずしお:大阪0700−0950宇野
【特08】ゆうなぎ:新大阪1420−1720宇野



96篠山線:時刻表見聞録1964年10月号

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篠山線

 福知山線の篠山口駅と山陰本線の園部駅を結ぶ目的で建設されましたが、福住・園部間の建設は中止されました。この頃は1日7往復でした。こちらも1972年(昭和47年)に廃止されました。



95舞鶴線中舞鶴支線:時刻表見聞録1964年10月号

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舞鶴線中舞鶴支線

 東舞鶴から中舞鶴までわずか3.4kmの支線がありました。東舞鶴駅からスイッチバックして入線する形でした。戦時中は賑わっていたそうですが、この頃は1日6往復でした。しかし、1972年(昭和47年)に廃止されました。



94宮津線:時刻表見聞録1964年10月号

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宮津線

 舞鶴線の西舞鶴から宮津を通り山陰本線の豊岡までの宮津線です。日本三景の天橋立もあるため優等列車が5本あります。

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地図

 赤実線が宮津線です。青実線が1988年(昭和63年)に開業した宮福鉄道宮福線です。その後1990年(平成2年)に宮福線と宮津線とを第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が引き継ぎました。紆余曲折あり、現在は京都丹後鉄道という第三セクターが運行しています。

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路線図

 宮津駅を中心に、西舞鶴までを宮舞線、豊岡までを宮豊線、福知山までを宮福線と称しています。



93大社線:時刻表見聞録1964年10月号

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大社線

 山陰本線の出雲市から大社までの7.5kmを結んでいました。この頃は大阪・京都・米子・松江などから直通列車もありましたが、1990年(平成2年)4月に廃止されました。出雲大社の最寄り駅だったのですが、バス利用が増加したのと、一畑電鉄の出雲大社前駅の方がより近かったからと思われます。

 なお、旧大社駅舎は2004年(平成16年)には国の重要文化財の指定を受けています。



92木次線:時刻表見聞録1964年10月号

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木次線

 準急列車が3本も走っています。2020年(令和2年)3月の時刻表では木次線には優等列車はなく、出雲横田から備後落合まで定期列車は3本しかありませんが、1964年10月は出雲横田から備後落合まで準急を含め8本あります。亀嵩(かめだけ)駅は松本清張の砂の器にも登場する駅として有名です。

 芸備線との接続駅だった備後落合駅はさぞ賑やかだったことでしょう。



91山陰本線夜行普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 下りを見たらそれと同じ区間の上りは取り上げることはありませんでしたが、この列車だけは取り上げておきましょう。門司8時41分発、京都5時25分着の夜行普通列車です。長門市14分、出雲市28分と停車します。出雲市では博多からの準急やくもの到着を待っての出発です。所要時間は20時間44分です。乗ってみたいようなみたくないような、複雑な気持ちですね。

【普47】818:門司0841−0525京都(20時間44分)



90山陰本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 上井(現:倉吉)4時31分発で門司着16時38分です。のんびりと景色を眺めながらの旅にはもってこいですが、お尻が痛くなりそうですね。4時31分出発って早すぎるよなぁ、と思って時刻表を見ると、寝台急行しまねが4時22分に上井に到着しています。しまねからの乗り換え客には便利な設定です。

【普46】817:上井0431−1638門司(12時間07分)



89山陰本線夜行普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線(再掲)

 まだまだ長距離普通列車がありました。京都21時56分発、下関18時34分着の夜行普通列車です。福知山36分、出雲市24分、浜田13分停車します。福知山では福知山線の0時47分着の列車を待ってから出発します。所要時間は20時間38分です。山陰本線は長距離普通列車の宝庫ですね。

【普45】819:京都2156−1834下関(20時間38分)



88寝台急行しまね:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 大阪21時20分発の寝台急行しまねです。先月までは夜行普通列車でしたが、今月から急行に格上げになりました。福知山線で福知山へ、そして山陰本線を出雲市まで行きます。出雲市から大社までは普通列車になります。

 福知山を0時23分と夜中に出発しますが、その後も和田山・豊岡・城崎(現:城崎温泉)・浜坂・鳥取・上井(現:倉吉)・大山口とこまめに停車し、米子着は5時18分です。終点出雲市へは6時44分に到着し、大社までは普通列車です。全国あらゆるところに夜行列車が走っていたのですね。

【寝急17】しまね:大阪2120−0644出雲市(0650−0702大社)



87餘部駅:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 餘部駅はすぐそばに余部鉄橋があったことで有名です。しかし普通列車も停車しないことが多い駅だったのですね。普通列車12本中の3本しか停車しません。山陰本線は1912年(明治45年)に全通しましたが、当初は餘部駅はなく、ようやく1959年(昭和34年)に駅が完成しました。そのためしばらくは通学時間帯のみの停車だったようです。現在では普通列車はすべて停車しています。

 地名は余部(あまるべ)で、鉄橋も余部(あまるべ)鉄橋なのですが、姫新線に余部(よべ)駅がすでに存在していたため餘部(あまるべ)駅となったようです。

 余部鉄橋は2010年(平成22年)に新しいコンクリート橋に架け替えられました。



86急行白兎:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 京都発15時35分の急行白兎は松江行きで22時12分に到着します。白兎とは因幡(いなば)の白兎の神話にちなんだものでしょう。しかし大阪発15時ちょうどの急行白兎もあります。大阪発は福知山線経由で福知山で京都発と併結されます。そして終点の松江を目指すのです。

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列車編成

 京都発は6両で、大阪発は4両で出発し、福知山で併結した時点で10両編成となります。鳥取で2両減り、8両で松江まで向かうことがわかります。

【急12】白兎:大阪1500−1718★福知山1719−2212松江
(京都1535−1713★福知山1719−−−)
★併結


85準急丹波1号:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 準急丹波1号は大阪14時ちょうど発で城崎(現:城崎温泉)に17時43分に到着します。しかしその右側にも準急丹波1号があり、大阪14時ちょうど発で城崎には19時01分に到着します。いったいどういうことなのでしょうか。

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福知山線

 大阪から福知山線経由で福知山へ。そこで二手に分かれます。一方はそのまま山陰本線を城崎へ。もう一方は福知山から舞鶴線で西舞鶴へ、西舞鶴からは宮津線で豊岡を通って山陰本線で城崎へ行くのです。

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運転略図

 丹波1号が福知山で分離して、同じ城崎終点ですが、離婚・再婚列車ではありません。豊岡から城崎までは時間差があり、併結しないからです。豊岡から城崎へは、二つの丹波1号があるのですが、間違えたりしないのですかね。

【準37】丹波1号:大阪1400−1610☆福知山1615−1731豊岡1733−1743城崎(現:城崎温泉)
(−−−☆福知山1615−1844豊岡1851−1901城崎)
☆分離



84急行あさしお:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線(再掲)

 急行あさしおです。「あさしお」というと愛嬌のある顔立ちだった元大関朝潮を思い出してしまうのは私だけでしょうか(笑)。急行あさしおは豊岡から山陰本線に入りますが、今年の12月上旬から新規に運転されるようです。

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北陸本線

 金沢を8時40分発の急行あさしおはいろいろな路線を経由します。まずは北陸本線で敦賀へ向かいます。福井からは準急臨時わかさ(西舞鶴行き)が同じ時刻で出ていますが、これは急行あさしおが運転されるまでの臨時列車なのでしょう。

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小浜線・舞鶴線

 敦賀からは小浜線で東舞鶴、舞鶴線で西舞鶴まで行きます。臨時準急わかさは西舞鶴が終点です。

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宮津線

 西舞鶴からは宮津線経由で宮津・天橋立に停車し、豊岡からは山陰本線に入ります。若狭湾をぐるっと一周することになります。このような経路の急行があったのですね。

【急11】あさしお:金沢0840−1110敦賀1114−1251西舞鶴1255−1442豊岡1446−1931出雲市



83山陰本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 まだ長距離普通列車があります。山陰本線、恐るべしです。京都9時38分発の門司行きです。終点の門司には翌朝の5時11分の到着ですので夜行普通列車です。福知山13分、豊岡17分、鳥取21分、米子22分と停車し、鳥取では急行あさしお(現在運休中)の到着を待ちます。未明となる浜田から小串までは停車しない駅もいくつかあります。所要時間は19時間33分です。日本海の景色のいいところは夜中になってしまいます。ちょっと退屈しちゃいそうですね。翌朝は寝不足になっていそうです。

 そして大阪10時05分発の出雲市行きというのがあります。出雲市には22時23分の到着です。福知山線経由で、福知山から山陰本線に入ります。こちらの所要時間は12時間18分と十分に長いのですが、これ以上に長距離普通列車が多いのでなんだか短く感じてしまいます。

【普43】811:京都0938−0511門司(19時間33分)
【普44】713:大阪1005−2223出雲市(12時間18分)



82特急まつかぜ:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 山陰本線唯一の特急列車がまつかぜです。京都を7時30分に出発します。しかし山陰本線は通らずに東海道本線で大阪へ向かいます。(この年の7月の山陰北陸豪雨のため「当分の間松江止まり」になります。)

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福知山線

 大阪からは福知山線に入り、福知山から山陰本線を走ります。京都を出て福知山までは大阪しか停車していません。大阪からの乗客を取り込みたいのでしょう。しかも全車指定席です。その後も、城崎(現:城崎温泉)・鳥取・上井(現:倉吉)・米子に停車するだけで、豊岡にも停車しません。すごい速達性です。

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山陰本線

 松江から下関までは時刻表には掲載されています。米子からは松江・出雲市・石見大田(現:大田市)・浜田・石見益田(現:益田)・東萩・長門市・下関のみに停車します。

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列車編成

 京都から米子までは9両編成で終点の博多までも6両で走ります。島根県の日本海沿いの絶景を眺めながらの汽車旅をしてみたいです。

【特06】まつかぜ:京都0730−2055博多



81山陰本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 まだまだあります。5時28分京都発で山陰本線をずっと進み、石見益田(現:益田)に21時53分に到着します。途中で鳥取29分(因美線普通列車と接続)、米子33分(境線普通列車と接続)、浜田14分停車し、鳥取では特急まつかぜの通過待ちをし、米子では準急石見と接続しています。

 さらに大阪5時55分発の浜田行きがあります。浜田到着は22時37分です。福知山16分(山陰本線普通列車と接続)、和田山23分(播但線普通列車と接続)、豊岡12分、鳥取10分、米子16分(境線普通列車と接続)、出雲市11分停車し、出雲市では準急皆生(かいけ)の到着を待ってから出発します。

 そして普通列車で行き先が三つあるものがありました。京都6時44分発の福知山・敦賀・豊岡行きです。綾部で福知山行きはそのまま山陰本線へ、そして敦賀行きと豊岡行きは舞鶴線に入ります。西舞鶴で豊岡行きは宮津線に入り、敦賀行きは東舞鶴から小浜線で敦賀へ向かいます。豊岡行きは西舞鶴で敦賀からの小浜線の列車の到着を待ってから出発するので34分間停車しています。

【普40】825:京都0528−2153石見益田(現:益田)(16時間25分)
【普41】711:大阪0555−2237浜田(16時間42分)
【普42】921:京都0644−0902☆綾部0908−0936☆西舞鶴1002−1236豊岡
(−−−☆綾部0908−0923福知山、−−−☆西舞鶴0940−1215敦賀)
☆分離



80山陰本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 山陰本線は長距離普通列車の宝庫です。下りだけみてみましょう。まずは豊岡5時08分発の門司行きです。鳥取23分(因美線普通列車と接続)、米子8分(境線普通列車と接続)、出雲市10分、浜田42分停車し、門司には22時28分に到着します。浜田で停車中に寝台急行出雲が浜田に到着しますので、乗り換えることが可能です。

 次は福知山5時54分発の長門市行きです。鳥取17分(因美線普通列車と接続)、米子17分(境線普通列車と接続)停車し、長門市には21時22分に着きます。

【普38】821:豊岡0508−2228門司(17時間20分)
【普39】823:福知山0554−2122長門市(15時間28分)



79寝台急行出雲:時刻表見聞録1964年10月号

 ここからは山陰本線です。

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山陰本線

 寝台急行出雲です。東京を19時50分に出発します。品川・横浜・大船・小田原・熱海・沼津とこまめに停車します。24時を過ぎると、浜松・名古屋・米原と停車して京都には5時ちょうどに到着します。京都から山陰本線に入ります。鎧駅や餘部駅近くからの日本海の車窓が見ものです。もちろん余部鉄橋も楽しみです。

 終点の浜田到着は15時41分。所要時間は19時間51分です。のんびり、ゆっくりということですね。

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列車編成

 12両編成で出発し、終点浜田までも7両は行っていたのですね。

【寝急16】出雲:東京1950−0500京都0508−1541浜田



78倉吉線:時刻表見聞録1964年10月号

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倉吉線

 こちらは倉吉線です。山陰本線の上井(あげい)から倉吉を経て山守まで20.0kmを結んでいました。時刻表では上井駅が土井駅と誤植があります。1972年1月に倉吉駅が打吹駅となり、同年2月に上井駅が倉吉駅となりました。

 1985年(昭和60年)4月に全線廃止となりました。



77若桜線:時刻表見聞録1964年10月号

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若桜線

 因美線の郡家(こおげ)から若桜(わかさ)までの若桜線です。全長は19.2kmです。鳥取からの直通運転が普通だったようですね。その昔は、鳥取−郡家−若桜−八鹿(兵庫県)までの路線計画があったようですが結局若桜までの建設に終わりました。

 1987年10月に、第三セクターの若桜鉄道若桜線に転換しました。



76小野田線本山支線:時刻表見聞録1964年10月

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小野田線本山支線

 小野田線の支線となる雀田−浜河内−長門本山の三駅の路線です。全長は2.3kmです。現在では3往復しかありませんが、この時期はかなり(30往復以上?)の列車の往来があるようです。これだけ需要があったのですね。



75美祢線大嶺支線:時刻表見聞録1964年10月号

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美祢線大嶺支線

 沿線の過疎化や大嶺炭田の閉山などにより1997年(平成9年)4月に廃止となりました。南大嶺−大嶺のわずか二駅の2.8kmの短い路線です。大嶺支線が廃止され、大嶺駅もなくなりましたが、美祢線の「南」大嶺駅はそのままの名前です。



74準急やくも(離婚・再婚列車):時刻表見聞録1964年10月号

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美祢線

 美祢線には準急あきよしだけでなく、準急やくもも走っています。現在では伯備線の特急列車の名前になっています。

 博多を10時50分に出発し、下関で山陰本線を行く列車と、山陽本線を通り厚狭から美祢線を行く列車とに分離され、長門市駅で再び併結します。

【準36】やくも:博多1050−1214☆下関1218−1354★長門市1407−1949米子
(−−−☆下関1223−厚狭1257−1356★長門市−−−)
★併結、☆分離

 

73岩日線:時刻表見聞録1964年10月号

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岩日線

 岩国と錦町を結んでいる岩日(がんにち)線です。岩国から川西までは正式には岩徳線です。山口県の岩国から島根県の日原(にちはら)を結ぶ予定でしたので岩日線という名前です。しかし日原までの延伸はかなわず、1987年(昭和62年)7月、第三セクターの錦川鉄道錦川清流線に転換となりました。

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地図

 赤い実線が未完成の部分です。



72小郡発厚狭行き普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

 山陽本線の小郡発で同じく山陽本線の厚狭行きとなれば、普通は山陽本線を進みそうです。

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山口線

 ところが、ところが、です。この列車は小郡を7時44分に出発し山口線を北上します。そして石見益田(現:益田)から山陰本線を長門市まで行きます。

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美祢線

 長門市からは美祢線で厚狭に向かいます。

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地図

 地図で見ると明らかです。小郡から益田へ行きます。ここでスイッチバックをして、日本海沿いを西へ向かい長門市駅へ。そして厚狭まで美祢線で南下します。山陽本線で最短で行けば45分ほどで到着しますが、大きく迂回するために6時間以上かかることになります。乗り間違えたら大変ですね。

 小郡−厚狭は山陽本線なら18.6kmですが、この535D列車は、93.9+85.1+46.0=225.0kmの距離を走っています。最短距離の12.1倍の距離を走っている計算になります。

【普37】535D:小郡0744−(山口線・美祢線)−1350厚狭



71準急あきよし(離婚・再婚列車):時刻表見聞録1964年10月号

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山陰本線

 準急あきよしは、浜田を6時35分に出発します。山陰本線で長門市まで行き、そこから美祢線に入ります。

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美祢線

 美祢線では長門湯本・美祢に停車し、厚狭に着きます。厚狭からは山陽本線・鹿児島本線で博多へ12時17分に到着します。

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山口線

 しかし石見益田(現:益田)から山口線経由の準急あきよしもあるのです。山口線内では石見横田・日原・津和野・三谷・山口・湯田温泉と停車し、小郡(現:新山口)に着きます。そして厚狭で再び併結して終点の博多へ向かいます。

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運転略図

 こんな感じですね。このような列車を離婚・再婚列車と呼ぶようです。「あきよし」という名前は山口県の観光地の秋吉台から取ったものでしょう。

【準35】あきよし:浜田0635−☆石見益田0720−0906長門市0909−1007★厚狭1015−1217博多
(−−−☆石見益田0715−0922小郡0923−★厚狭−−−)
★併結、☆分離



70呉線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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呉線

 呉線(上り)にも長距離普通列車がありました。鳥栖13時30分発の京都行きです。終点の京都には翌日の10時51分に到着します。夜行普通列車です。未明でもこまめに停車しています。途中では、折尾14分、門司12分、下関18分、岩国33分、広島26分、岡山25分、姫路18分と停車していきます。

 この時刻だと瀬戸内海の絶景も楽しめませんね。

【普36】232:鳥栖1330−1051京都(21時間21分)



69宇品線:時刻表見聞録1964年10月号

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宇品線

 広島−宇品港(現:広島港)を結ぶ宇品線です。1894年(明治27年)に開通し、軍事物資や兵員の輸送に利用されました。しかし1972年(昭和47年)4月に廃止されました。




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