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老乱

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[題名]老乱
[著者]久坂部 羊
[発行]朝日新聞出版
[定価]1,836円
[発行日]2016/11/30
在宅医療を知る医師でもある著者が描く迫力満点の認知症小説。老い衰える不安をかかえる老人、介護の負担でつぶれそうな家族、二つの視点から、やっと見えてきた親と子の幸せとは? 現実とリンクした情報満載の新しい認知症介護の物語。医師、家族、認知症の本人のそれぞれの切実な“不都合な"真実を追いながら、最後にはひと筋の明るいあたたかさのある感動の長篇小説。 著者は再発したがん患者と万策尽きた医師との深い葛藤をえがいた『悪医』で日本医療小説大賞を受賞している。


「介護がうまくいかない最大の原因は”ご家族が認知症を治したいと思うこと”なんです。」と言われてもなかなか理解できない。しかしこれが認知症介護の真実である。まさに不都合の真実がここにもあるのだ。「認知症を受け入れて肩の力を抜くことが大事なのです。」であるが、そこの境地に行けるかどうか? 認知症は治らないし、進行する病いであることを知らないと、介護していても感謝されず、介護虐待につながる可能性が高い。認知症高齢者がこれから急増する我が国の避けては通れない大問題が小説になった。


地震と独身

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[題名]地震と独身
[著者]酒井順子
[発行]新潮社
[定価]680円
[発行日]2016/9/1
2011年3月11日以降、震災をめぐる家族の物語は様々な形で語られてきた。一方で、あまり聞こえてこない独身者の声。地震は彼らにどんな影響を与えたのか?既婚者に代わり必死で働いた人、故郷の東北に戻った人、ボランティアに身を捧げた人、結婚を決めた人…。被災地を訪れ、独身者たちとの対話を重ねて見えてきた、「個」として生きる人々の多様な姿と、新たなつながりの可能性。


 まだまだ強く記憶に残る東日本大震災。大津波が街を飲み込むあの映像を私は生涯忘れられないことだろう。そんな大災害を独身者の側の話をまとめた本。ドキュメンタリーである。酒井順子氏も独身なので、このような企画になったのであろう。2014年に単行本で出版されたが、文庫化された時には、何人かに再訪しておりその様子も記されている。身の軽い独身者がいかにがんばって、どのようにかかわって、その結果どうなったのか、詳細に記されている。





人間の経済

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[題名]人間の経済
[著者]宇沢弘文
[発行]新潮社
[定価]777円
[発行日]2017/5/10
富を求めるのは、道を聞くためーそれが、経済学者として終生変わらない姿勢だった。「自由」と「利益」を求めて暴走する市場原理主義の歴史的背景をひもとき、人間社会の営みに不可欠な医療や教育から、都市と農村、自然環境にいたるまで、「社会的共通資本」をめぐって縦横に語る。人間と経済のあるべき関係を追求し続けた経済思想の巨人が、自らの軌跡とともに語った、未来へのラスト・メッセージ。
 ベルリンの壁がなくなってから早くも30年になろうとしている。東西冷戦が終われば、平和な世の中になると思っていたのだが、現実はどうか。至る所で争いがおきている。自国の「利益」を追求しすぎるとどうなるのか、市場原理主義を推し進めていいのかどうかなど、多くの命題が突きつけられている。日本に関しても、アメリカの属国としての存在がメインであり、日本の発展に大きな足かせになっている。

なんとめでたいご臨終

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[題名]なんとめでたいご臨終
[著者]小笠原文雄
[発行]小学館
[定価]1,512円
[発行日]2017/11/12
多くの人は、家で最期まで過ごしたいと望みながらも病院で最期を迎えています。「家族に介護力がない」
「ひとり暮らしだから」「在宅医療はお金がかかりそう」「狭いアパート住まいだから」
ーーなどの理由で「自宅で最期を過ごす」ことを諦めている人も少なくありません。そうした中、家族に介護力がなくても、
おひとりさまでも、末期がんでも、ボケていても、「誰だって、最期まで家で朗らかに生きられる!」
と著者・小笠原文雄さんは説きます。
本書には、「退院したら5日の命」と余命宣告されながら5年経った今も元気に過ごす患者さんや、
大切な人を看取った直後にご遺体を囲み、笑顔でピースするご家族、まるで自らの死期が分かっているような患者さん、
「今がいちばん幸せ」と言う末期がんの患者さんなど、小笠原先生が経験した、最期を自宅で過ごす人々の
常識では考えられないような笑顔と奇跡のエピソードが満載です。
自分もそんな「人生のめでたい最期」を迎えたいと願う人や、大切な人にそんな最期を迎えてもらいたいと望む人、
最期まで自分で介護を続けられるだろうかと不安な人も、読めば明るい気持ちになり、
「笑顔でピース!」したくなること請け合いです。
具体的な在宅医療にかかる金額や、旅立ちの日に向けて何が起こるのかを書いた「お別れパンフ」、
「旅立ちの日が近づいたサイン」など実用的な情報も満載。だからあなたも、生きているうちに読んでください!


病院を退院して自宅に戻っただけで、いろいろな奇跡がおきています。その事実を知るだけでも大切です。
入院中は笑顔がなくても、自宅に戻ると笑顔になれるんです。不思議です。


ニュータウンは黄昏れて

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[題名]ニュータウンは黄昏れて
[著者]垣谷美雨
[発行]新潮社
[定価]750円
[発行日]2015/7/1
バブル崩壊前夜に買ってしまった分譲団地。20年近く経つ今もローンを抱え、織部頼子は節約に必死だ。その上、理事会では我儘なジジババに振り回される日々。一方、娘の琴里は27歳フリーター。ある日、幼馴染の三紀子にイケメン資産家の彼氏を紹介される。が、彼女は失踪、いつしか琴里が彼と婚約することに。織部家、まさかの人生大逆転?!一気読み必至の傑作「社会派エンタメ」誕生。


マンションなどを買っても資産価値が下がれば売値はべらぼうに安くなり、しかも買い手がつかなくなる。現在では越後湯沢のリゾートマンションが典型例だろう。売れなくても、住まなくても固定資産税や管理費は支払い続けなければならない。資産価値を高める一つの方法は建て替えることだが、マンションの建て替えるには住民の総意がなければならず、これもまた難しい。一番いいのは持たないことなのか? 賃貸ならば気楽に移動できる。でも自分の城を持ちたい気持ちもわかる。あぁ、考えれば考えるほど大変だなぁ。こんなことを考えながらニュータウンは今日も黄昏れていく。


幸せ戦争

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[題名]幸せ戦争
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]600円
[発行日]2016/2/25
念願のマイホームを購入した氷見一家。そこは、元の地主の意向で隣り合う四軒の家が前庭を共有する、少し変わった敷地だった。元地主の仁木家は資産家で、夫は覆面作家だという噂。活動的な妻・美和が四軒のつきあいを主導している能生家。共働きで他三軒とは少し距離を置いている高井戸家。そんな三つの家族とともに、氷見家の幸せな暮らしが始まるが・・・。誰もが思い当たる「ご近所」の物語。


一見、幸せそうな近隣の四軒の家。実はいろいろと妬みや恨みや愛憎があってややこしい。まぁあまり他の人や他の家のことを気にしすぎてもいけませんよ、ということなのだろう。自分が満足できれば、それはそれで幸せなんだろうな。


スマホを落としただけなのに

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[題名]スマホを落としただけなのに
[著者]志駕 晃
[発行]宝島社
[定価]650円
[発行日]2018/12/3
第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです!

麻美の彼氏の富田がスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる狂気へと変わっていく。
いっぽう、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。


おもしろいミステリーでした。映画化されたようですが、映画はみていません。SNSの持っている便利さと脆弱性が描かれておりハッカー(クラッカー)の恐ろしさも身に沁みました。「スマホを落としただけなのに」ここまでの事件につながるとは恐ろしい世の中です。SNSは現代社会になくてはならにものだけに関わり合いを考えさせられました。

旅と鉄道 2019年1月号

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[題名]旅と鉄道 2019年1月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2019/1/1
【第一特集】映画と鉄道
◆「かぞくいろ─RAILWAYSわたしたちの出発─」
・有村架純Interview
・聖地、肥薩おれんじ鉄道の旅
・おいしい列車「おれんじ食堂」の旅
◆「えちてつ物語」の世界へ
・横澤夏子インタビュー
・児玉宜久監督インタビュー
・「えちてつ物語」ロケ地めぐりの旅
◆2018-2019最新映画の鉄道シーン
◆シン・ゴジラ鉄道攻撃完全解説!
◆鉄道シーンが印象に残るおすすめ映画
◆川本三郎が選ぶ鉄道映画の名作30選

【第2特集】平成最後の鉄道利用術
●JRきっぷの基本ルールおさらいレッスン
●チケットレスサービス徹底解説


鉄道好きですが、この雑誌で特集されているような鉄道が出てくる映画はあまり見ていません。唯一見たのが「鉄道員(ぽっぽや)」。あっ、これは高倉健よりも広末涼子が見たかったからなんです(笑)



未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること

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[題名]未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること
[著者]河合雅司
[発行]講談社
[定価]840円
[発行日]2018/5/20
本書は、『未来の年表』の続編である。ベストセラーの続編というのは大抵、前著の余勢を駆った「二匹目のどじょう狙い」である。しかし、本書は決して二番煎じをしようというものではない。「人口減少カレンダー」だけでは、少子高齢化という巨大なモンスターの全貌をとらえるには限界があった。だから今回は、全く違うアプローチで迫る。

今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。

前著『未来の年表』が年代順というタテ軸を用いて俯瞰したのに対し、本書は起きる出来事を「ヨコ軸」、すなわち面としての広がりをもって眺める。

少子高齢化や人口減少で起きることを、家庭、職場、地域社会といったトピックスに分けてカタログ化すれば、さまざまなシーンを「あなた自身の問題」として具体的に置き換えることができる。そしてそれは、10年後、20年後の日本でうまく立ち回っていくための指針となる。

<目次抜粋>
人口減少カタログ/庄子家の一日に起きたこと

第1部 人口減少カタログ
序 国民の5人に1人が、古希を超えている
◎伴侶に先立たれると、自宅が凶器と化す
◎亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる
◎東京や大阪の繁華街に、「幽霊屋敷」が出現する
◎高級タワマンが、「天空の老人ホーム」に変わる
◎80代が街を闊歩し、窓口・売り場は大混乱する
◎老後資金が貯まらず、「貧乏定年」が増大
◎オフィスが高年齢化し、若手の労働意欲が下がる
◎親が亡くなると、地方銀行がなくなる
◎若者が減ると、民主主義が崩壊する
◎ネット通販が普及し、商品が届かなくなる
◎オールド・ボーイズ・ネットワークが、定年女子を「再就職難民」にする ほか

第2部 今からあなたにできること
序 「戦略的に縮む」ほど、ポジティブな考えはない
1人で2つ以上の仕事をこなす/家の中をコンパクト化する/年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する ほか


人口が減少する未来の日本におこること、私たちの周りでおこることが丁寧に書かれています。単に人が減るだけでなく、その影響が多岐にわたっていることがわかります。なんだか空恐ろしい感じがしてきました。地道に生きていくしかないのでしょうね。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

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[題名]未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
[著者]河合雅司
[発行]講談社
[定価]760円
[発行日]2017/12/19
日本が人口減少社会にあることは「常識」。だが、その実態を正確に知る人はどのくらいいるだろうか?
人口減少に関する日々の変化というのは、極めてわずか。ゆえに人々を無関心にする。だが、それこそがこの問題の真の危機、「静かなる有事」である。

書店には、人口減少・少子高齢社会の課題を論じた書物が数多く並ぶ。しかし、テーマを絞って論じるにとどまり、恐るべき日本の未来図を時系列に沿って、かつ体系的に解き明かす書物はこれまでなかった。それを明確にしておかなければ、講ずべき適切な対策とは何なのかを判断できず、日本の行く末を変えることは叶わないはずなのに、である。

本書が、その画期的な役目を担おう。
第1部は「人口減少カレンダー」とし、年代順に何が起こるのかを時系列に沿って、かつ体系的に示した。未来の現実をデータで示した「基礎編」である。第2部では、第1部で取り上げた問題への対策を「10の処方箋」として提示した。こちらは、全国の公務員・政策決定者にも向けた「応用編」と言える。

これからの日本社会・日本経済を真摯に考えるうえでの必読書!

<主な内容>
第1部 人口減少カレンダー
2017年 「おばあちゃん大国」に変化
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる     ほか

第2部 日本を救う10の処方箋ーー次世代のために、いま取り組むこと
「高齢者」を削減/24時間社会からの脱却/非居住エリアを明確化/中高年の地方移住推進/第3子以降に1000万円給付      ほか


第1部の人口減少カレンダーには、かなりショッキングなことが書かれています。このような事実を政府や政治家は知っているのでしょうか? おそらく知っていることでしょうが、具体的な政策には全く出てきません。我が国の将来が本当に心配になります。

「結びにかえて」の中に、『首都圏の中学・高校生主催の討論会にゲストパネリストとして招かれた際、女子中学生の「大人は何かを私たちに隠している」という言葉が強烈な印象を持って私の脳裏に焼き付いていた。』とある。いずれ社会の中心のなる、現在の中学・高校生にこのように思われているとは、私に対しても強烈な影響を与えた。直接政策に携わるわけではないし提言することはできないが、選挙の投票を通して現在の中学・高校生に対しての責任を持とうと思う。


dancyu「おいしい鉄道旅」2018年12月号

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[題名]dancyu 2018年12月号  「おいしい鉄道旅」
[発行]プレジデント社
[定価]880円
[発行日]2018/11/6

おいしい週末鉄道旅へ!
[滋賀] ふなずしサンド、食べたことある!? 琵琶湖線×湖の幸
[岩手] 海沿いと内陸を巡る欲張り美食旅! 三陸リアス線×うにとジンギスカン
[秋田・青森] 呑兵衛のゴールデンルートを行く! 五能線×酒場
[会津] 戊辰150年の城下町は福島イチの美味処 リバティ会津×桜肉
[松本] 日帰り厳禁。蕎麦だけじゃない松本へ! スーパーあずさ×きのことワイン
[香川] 一年分のうどんを身体に備蓄する! サンライズ瀬戸×讃岐うどん
[福井] 乗って、手繰って。蕎麦を目指し進め! えちぜん鉄道×蕎麦づくし
[三重] 伊勢路は餅菓子のワンダーランドだ! 近鉄×餅街道

東京から行く 日帰り半島鉄道旅
(1)京急で三浦半島へ! しりあがり寿さんと行く"でっぱり"美味めぐり
(2)東海道線と伊東線で伊豆半島へ! 伊豆の幸と沼津のBAR
(3)新宿さざなみで房総半島へ! 東京湾の地魚と森のきのこ三昧

駅ナカから始まる鉄道旅
酒とつまみで600円!
東京駅篇/新宿駅篇/品川駅篇


自分の趣味に合う特集です。鉄道に乗って、途中下車して地元の食事を楽しむというスタイルが大好きです。あぁ、また鉄道旅へ行きたくなってしまいました。

食堂のおばちゃん4 ふたりの花見弁当

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[題名]食堂のおばちゃん4 ふたりの花見弁当
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]600円
[発行日]2018/8/18
「あら、牡蠣と白菜のクリーム煮ですって、美味しそ~」
「あたしは、メンチカツ定食」──姑の一子と嫁の二三に手伝いの万里の三人で営む
「はじめ食堂」は、今日も常連客で大にぎわい。
そんなある日、常連のひとり三原が、一子たちをお花見に招待したいという。
三原は元帝都ホテルの社長で、十年程前に妻を亡くして、佃のタワーマンションに一人住まい。
一子は家族と親しい人を誘って出かけるが……。
心温まる料理と人情で大人気の「食堂のおばちゃん」シリーズ、第四弾。


下町の雰囲気がよくわかる食堂もの連載の第四弾。第四話のふたりの花見弁当や第五話のサスペンスなあんみつが印象に残っています。第五弾が待ち通しいです。


食堂のおばちゃん3 愛は味噌汁

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[題名]食堂のおばちゃん3 愛は味噌汁
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]600円
[発行日]2018/8/18
オムレツ、エビフライ、豚汁、ぶり大根、麻婆ナス、鯛茶漬け、ゴーヤチャンプルー…昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三が仲良く営んでおり、そこにアルバイトの万里が加わってはや二年。美味しくて財布にも優しい佃の「はじめ食堂」は常連客の笑い声が絶えない。新しいお客さんがカラオケバトルで優勝したり、常連客の後藤に騒動が持ち上がったり、一子たちがはとバスの夜の観光ツアーに出かけたりー「はじめ食堂」は、賑やかで温かくお客さんたちを迎えてくれる。


「食堂のおばちゃん」シリーズの三作目です。短編5話の連作ですが、第4話の「辛子レンコン危機一髪」が印象に残りました。食中毒の疑いをかけられてしまったのですが、その対応が見事です。危機管理のお手本です。ボクシングや水球や体操などの団体のお偉いさんに読ませたいくらいです。ほのぼのとする出会いがいいですね。


これは経費で落ちません!4

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[題名]これは経費で落ちません!4
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]550円
[発行日]2018/6/26
外資系企業から転職してきた、経理部の新入社員・麻吹美華は、思ったことをなんでも率直にものを言う。オブラートに包むということがない。おかげで波風立てずに会社員生活を送りたい沙名子は、気苦労が絶えない。私生活では太陽と正式に付き合い始めたものの、初めての恋愛にペースを乱され戸惑い気味。そんなときも、面倒事は遠慮などしてくれない。とある厄介事が無事解決したと思った直後、沙名子はよく知る社員同士の不倫現場を目撃してしまって……?


 転職してきた麻吹美華が引き起こす騒動も面白いですね。そして太陽との恋愛も興味津々です。続作に期待しています。


これは経費で落ちません!3

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[題名]これは経費で落ちません!3
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]550円
[発行日]2017/10/25
森若沙名子、28歳。経理一筋6年目。仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っている。そんな沙名子に、広報課の室田千晶が相談があると言ってきた。千晶は化粧品会社から転職してきた契約社員で、好感が持てるいい子だ。千晶が来てからは、ショールームも飾り付けられ来客も増えた。しかし彼女は、社内で浮いている。一部女子社員からは嫌われてさえいて…?


経理をめぐる社内ミステリーの名探偵のような森若さん。三話のクリスマスイベントでは特にその名探偵ぶりが発揮されている。会社の内外での人間関係のもつれやねじれがまるでドラマのようである。


ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜

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[題名]ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜
[著者]三上 延
[発行]KADOKAWA
[定価]610円
[発行日]2018/9/22
驚異のミリオンセラー『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ最新刊

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった--。
女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。
人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。


ビブリアの続編が登場しました。7年ほど経過した設定です。その間に栞子さんと大輔君が結婚して扉子さんという娘さんが生まれています。栞子さんが扉子さんに本にまつわるいろいろな話(事件)を語るという展開です。あっという間に読み終えてしまいました。さらなる続編に期待大です。



これは経費で落ちません!2

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[題名]これは経費で落ちません!2
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]550円
[発行日]2017/10/18
経理部の森若沙名子、27歳。多くの領収書を処理する沙名子には、社内の色々な人間関係が見えてくる。周囲に与えた分以上のことは期待せず、されず、精神的にも経済的にもイーブンでいることを大切にする沙名子は、他人の面倒ごとにはかかわりたくないのだけど、時には巻き込まれることも。ブランド服、コーヒーメーカー、長期出張……それは本当に必要なものですか?


普通の会社ではよくあることなのかわかりませんが、実際にありそうな内容です。洞察力の鋭い沙名子さんに睨まれては一巻の終わりです(笑)。天真爛漫な太陽君とはお似合いだと思います。


旅と鉄道2018年11月号


[題名]旅と鉄道2018年11月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/11/1
「旅と鉄道2018年11月号」表紙の写真は岐阜県東美濃エリアを走る明知鉄道の終着駅明智駅。東美濃エリアを舞台としたNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの親友である木田原菜生役を演じる女優の奈緒さんが登場しています。

特集は「終着駅から、ひとり旅。」
旅情あふれる終着駅と、その終着駅からのひとり旅を特集。メインルポには漫画家の久住昌之さんが登場し、南海電鉄多奈川線の終着駅、多奈川駅から加太さかな線終着駅の加太駅まで、約10㎞を絶景と味のある食堂を探して歩きます。
第2ルポでは近年中に廃止となることが決定、予定されている北海道の4つの終着駅の“今"に密着。2019年の廃止が決定している夕張駅、日本一終電が早い駅として話題の新十津川駅、さらに留萌駅、様似駅の今の姿をレポートします。そのほか、鉄道著名人がすすめる「私の好きな終着駅」、終着駅がそこにある理由を、「港湾型」「未成線型」などのタイプごとに分類した「終着駅分類図鑑」などで、終着駅の魅力と旅情を紹介しています。
また、特別付録として全国の地方私鉄ローカル線56社の旅情報を取りあげた68ページの小冊子、「ふるさと鉄道の旅~地方民鉄旅ガイド~」が貼り込まれています。


『終着駅から、ひとり旅。』いい特集です。
なんだか旅に行きたくなるのです。
ローカル線沿線のひなびた風景や、終着駅の哀愁が切ないですし、特別付録の「ふるさと鉄道の旅」もいい付録です。やっぱり旅に行きたい。



漢字とカタカナとひらがな

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[題名]漢字とカタカナとひらがな
[著者]今野真二
[発行]平凡社
[定価]907円
[発行日]2017/10/13
日本語に正書法はない。漢字を受容し、カタカナとひらがなを生み出した日本語は、多様な書きかたの選択肢をもってきた。いつ、どんな言葉を、どんな文字の組み合わせで書いてきたか。その歴史をとらえる。


我々日本人は普段なにげなく使っている日本語。これは漢字とカタカナとひらがなからなっている。「書き言葉」はどのように変化してきたのかを、時代時代の書物の表現方法だけでなく、社会背景などから書物の意義を見出し、どの程度一定の社会集団が使っていた実際の書き言葉を反映しているかなどから類推している。漢文(漢字だけで書かれたもの)で書かれた仏典などを訓読(日本語読み)するために、漢字の傍に返り点、振仮名、送り仮名などの訓点が書き込まれた。小さなスペースに書くために漢字を省略して書いた。これがカタカナになっていった。つまり漢字とカタカナは親和性が高い。ひらがなの特徴は連綿(続けて書くこと)しやすいことだ。つまり単語と単語の切れ目が明らかとなり読み易い。あるいは女性的なイメージもあるので、そのような場で使われるようになったのかもしれない。現代では漢字とカタカナとひらがなが適度に混じっていることが読みやすくしていると言える。


日本語の常識・非常識

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[題名]日本語の常識・非常識
[著者]吉田裕子
[発行]エイ出版社
[定価]700円
[発行日]2016/4/10
なおざり? おざなり? もてなし? 敷居の高い、などなど普段なにげなく使っている日常の言葉、あなたは間違って覚えて使っていませんか?
気づかず間違いは、あなたの知識や教養、品格さえも相手から疑われてしまうかもしれません。
本書では、常識と非常識の日本語の2択問題から正しい日本語が身に付くような構成にしています。敬語をはじめ、慣用表現や、漢字、四字熟語や品格ある人と思われる、大和言葉の言い換えなどなど、あなたの日本語力をアップさせる問題が200題以上掲載。
また、本書を読めば、語彙力や気遣い、教養も身に付くはずです。
著者は東大を現役合格で首席卒業生の吉田裕子氏。東大生の日本語力もマスターできる保存版の内容です。


日本人といえども、日本語は難しいことがあります。そんな時に役にたつ本です。日本語らしいやさしさや気遣いを表すには「やまとことば」がピッタリです。これからも十分に気をつけたいと思います。


オカマだけどOLやってます。完全版

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[題名]オカマだけどOLやってます。完全版
[著者]能町みね子
[発行]文藝春秋
[定価]657円
[発行日]2009/8/10
能町みね子、2×歳。都内の某会社でOLとして働き始めて3年、実はまだ「チン子」がついています。会社の人は誰もそのことを知りません……。OLとして入社した職場では、「顔のわりに声低いよね」と最初に言われ、男性社員が重い荷物を持ってくれることに驚く。 女子の呪文をつかえるかに心を砕き、同僚女子と群れるか群れないか迷い、合コンで撃沈!? かわいい女の子に恋したこともある(! )オトコ時代について、恋愛のお話、ネクタイ着用の男性社員として就職した経験、誰にも秘密のドキドキOL生活など、大人気脱力系イラストエッセイ本『オカマだけどOLやってます。』シリーズを再構成し、一冊にまとめた完全版。自らを「性同一障害」ではなく「オカマ」と呼ぶ著者の、とにかく面白く、ときに切ないエッセイです。


なんとこれもブログ仲間の「いなか仁」さんから送られてきたもの。能町みね子ファンになってしまったのかな(笑)

オカマになる前の学生時代(もちろん男だが外見は女らしかった)、男としての社会人時代、オカマに目覚めたOL時代(身体は男)、そして女への変身の頃、オカマになってからのこと、などが数多くのエピソードを交えて語られています。個人的にはよくわからないことが多いのですが(よく理解できてたらオカマに近いってことか?)、人はいろいろなんですね。一般的には東京大学卒業ってだけで羨ましいと思われるのですが。


北海道 化石としての時刻表

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[題名]北海道 化石としての時刻表
[著者]柾谷洋平
[発行]亜璃西社
[定価]1600円
[発行日]2009/2/26
時刻表をめぐる冒険へ! 北海道の鉄道時刻表を“化石”に見立て、その鉄路と社会の変遷を過去のダイヤグラムから辿るー。内田百けん先生と宮脇俊三氏を敬愛する著者が、時刻表から浮かび上がる鉄路と北海道の歴史にまつわる数々の逸話を通して、古風な文体と若き感性でその魅力を余すことなく紹介。 時に辛辣に、時にユーモラスに綴る、紀行あり、薀蓄あり、感動ありの「時刻表讃歌」です。


若干24歳で記した本書。なかなか濃厚で時刻表好きにはたまらない本です。第五章の北の酒場にてでは、擬人化された駅たちが語り合います。奇想天外な企画です。


老後の資金がありません

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[題名]老後の資金がありません
[著者]垣谷美雨
[発行]中央公論新社
[定価]640円
[発行日]2018/6/30
しっかり貯金して老後の備えは万全だったわが家に、突然金難がふりかかる! 後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるという。折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか?普通の主婦ががんばる傑作長編。


笑い事ではありません。小説なのですが、実際にありそうな話です。娘の結婚式ですから、やはり新郎の実家もあるのであまり手を抜けませんね。舅の葬式に関しても、篤子は夫と義妹に気兼ねしてしまいます。そして夫婦ともにダブルリストラ。不幸の追い打ちです。義母が予想に反して、楽しい人だったのは篤子にとってはよかったですね。自分のことを考えても、葬式に関しては、戒名などの無駄な出費は大幅に削ってもらってかまいません。


余命10年

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[題名]余命10年
[著者]小坂流加
[発行]文芸社
[定価]670円
[発行日]2017/5/15
死ぬ前って、もっとワガママできると思ってた。
二十歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。
笑顔でいなければ周りが追いつめられる。
何かをはじめても志半ばで諦めならなくてはならない。
未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。
そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。
衝撃の結末、涙よりせつないラブストーリー。


ライトノベルズにしては濃い内容の小説です。
それもそのはず、2007年6月に刊行された単行本「余命10年」を大幅に加筆・修正し、2017年5月に文庫化されたのが本書です。そして著者は2017年2月になんと亡くなっているのです。まさに「10年」なのです。
主人公の不治の病である8文字の難病は原発性肺高血圧症であろうと思われますが、おそらく著者もその病気だったのではないでしょうか?
心からご冥福をお祈り申し上げます。


食堂のおばちゃん2 恋するハンバーグ

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[題名]食堂のおばちゃん2 恋するハンバーグ
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]640円
[発行日]2017/6/28
ほっとする美味しさと人の温もり。下町の小さな洋食屋物語。


下町にある常連客に愛される定食屋「はじめ食堂」で繰り広げられる人情話です。六話の短編集ですが、どれもこれも実際にありそうな話です。安心して楽しめることができます。近所にこんな定食屋があったらなぁ。


旅と鉄道2018年9月号

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[題名]旅と鉄道2018年9月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/9/1

【巻頭ルポ:海の絶景編 山陰本線、おいしい絶景旅】鉄旅タレントの木村裕子さんが登場!
海の絶景を探して餘部、東浜、境港、東萩、仙崎へと旅をしつつ、沿線グルメも堪能する旅へと挑戦しています。絶景レストラン、絶景の温泉宿、絶景の道路橋、絶景足湯、絶景遊覧船と、夏におすすめの絶景づくしの旅です。

【山の絶景編 中央本線、大糸線で山の絶景へ】山の絶景を探す旅は、中央本線と大糸線の旅へ
山のルポでは、南アルプスや八ヶ岳、北アルプスなど車窓の山並みと、森林鉄道の旅へと案内。

【鉄道カメラマンが選ぶ絶景Best10】
●波打ち際すれすれ路線
●どこまでも海、海、海海が続く海岸路線
●ふるさと富士を望む絶景路線
●雄大な山並み路線
●渓谷美に迫る路線
●日没前後の情景が素晴らしい極上路線

【ユニークなオンリーワンの絶景駅も特集! 】
駅の達人杉崎行恭さんが選んだ「絶景の駅」を特集。ユニークな切り口で、そこにしかない絶景駅を特集。
●火口から1.5㎞ 日本一火山に近い駅
●無人駅のホームから湖独り占め
●存在感ありすぎ巨大鉄管から列車登場


絶景の特集です。この手のテーマはよくありますが、乗り鉄の私からすると、車内からの景色に限定してほしいのです。列車に写真に収めて「絶景です」と言われても、全くピンときません。


うっかり鉄道

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[題名]うっかり鉄道
[著者]能町みね子
[発行]幻冬舎
[定価]540円
[発行日]2018/4/10
錆びた看板に初めて魅かれたのは、能町みね子が中1の時だった。そんな著者が全国ローカル線を計画性不十分にめぐるとどうなるか。「平成22年2月22日の死闘」「琺瑯看板フェティシズム」「あぶない! 江ノ電」など、タイトルからして珍妙な乗り鉄イラストエッセイが出来上がるのです。本書を読めばあなたも鉄道旅に出たくなる……たぶん!


なんとブログ仲間の「いなか仁」さんから送られてきたもの。内容は脱力系の鉄道もの。おばさん二人の珍道中。面白いのでサクサク読める。自分も行ったところが多く、体験と照らし合わせて楽しむことができた。ところで「いなか仁」さんは鉄ちゃんだっけ?


食堂のおばちゃん

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[題名]食堂のおばちゃん
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]648円
[発行日]2017/5/18
焼き魚、チキン南蛮、トンカツ、コロッケ、おでん、オムライス、ポテトサラダ、中華風冷や奴…。佃にある「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋を兼ねており、姑の一子と嫁の二三が、仲良く店を切り盛りしている。心と身体と財布に優しい「はじめ食堂」でお腹一杯になれば、明日の元気がわいてくる。テレビ・雑誌などの各メディアで話題となり、続々重版した、元・食堂のおばちゃんが描く、人情食堂小説。


常連客に愛される定食屋の「はじめ食堂」。夜も居酒屋として常連客でにぎわっている。といっても80歳代の一子さんと50歳代の二三さんの嫁姑の二人だけで担っている。いろいろなお客さんが繰り広げる人情ものの短編集。
近所にこんな定食屋があったらずっと通ってしまいそうだ。


女性とモメない 職場の心理学

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[題名]女性とモメない 職場の心理学
[発行]SBクリエイティブ
[定価]1,080円
[発行日]2016/8/25
なぜかイライラしている、まわりの言うことを聞き入れない、相談にのったのにどこか不機嫌…。そんな人、職場にいませんか?それには筋の通った理由があり、対処法もあるのです。本書では特に「女性社員とどう接していいかわからない」という悩みにこたえるべく、女性独自の心理をふまえて、会話や仕事をスムーズに進める方法を明らかにしていきます。女性が活躍する職場で人間関係に悩む人、必読!


 女性の多い職場ではなんだか独特な雰囲気がある。男と女の考え方、発想の違いをわかりやすくマンガで解説した本。なるほどね。



この国のかたち(1)

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[題名]この国のかたち(1)
[著者]司馬遼太郎
[発行]文藝春秋
[定価]561円
[発行日]2016/2/10
日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている。長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起し、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。


雑誌「文藝春秋」の巻頭随筆欄に連載してきたもののまとめ。この第1巻は1986年から1987年にかけて記したもので第6巻まで出版されている。第1巻の第一刷は1993年9月10日で、これは第40刷となる。ロングセラーなんですね。

司馬遼太郎が随筆を書いていたのは知りませんでした。膨大な知識と洞察力には感服いたします。日本人でよかった、と思いました。



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