これは経費で落ちません!

190321b-book.jpg
[題名]これは経費で落ちません!
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]594円
[発行日]2017/10/18
森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。きっちりとした労働と、適正な給料。過剰なものも足りないものもない、完璧な生活をおくっている、はずだった。最近、そんな気配のなかった同期に恋人ができてしまい、少し迷いが生じている。ある日、営業部のエース・山田太陽が持ち込んだ領収書には「4800円、たこ焼き代」。経理からは社内の人間模様が見えてくる?


まじめな性格の経理部の森若沙名子、27歳。こんな女性は愛おしく感じます。そんなOLの周りで起こる小さな事件がちりばめられています。安心して楽しめる本です。


食は「県民性」では語れない

171218-book.jpg
[題名]食は「県民性」では語れない
[著者]野瀬泰申
[発行]KADOKAWA
[定価]885円
[発行日]2017/8/10
「お好み焼き発祥の地は大阪でも広島でもない」「鶏を使わない焼き鳥?」「九州でうどんにかけるのは胡椒?」など、食に隠された意外でおもしろい歴史をひもときながら、世界に類を見ない複雑で多様性に富んだ日本の食文化を紹介。「マグロを最も買っている市は?」「ソースを最も好んで使う市は?」など、最新の家計調査から見る、リアルな今の日本の食事情もレポート。あなたの常識をくつがえす、ニッポン食文化地図!


 日本の地方の食文化を書かせたら野瀬さんだ。インターネットの手法を使っていろいろな料理や食材の日本地図を数多く作成している。そんな地図がもっと掲載されていたら楽しいだろうに文章が多すぎる。雑煮だけに50ページを費やす意味もわからん。取り上げられるだけの「食」を取り上げてほしかった。


人口減少と社会保障ー孤立と縮小を乗り越える

171116-book.jpg
[題名]人口減少と社会保障ー孤立と縮小を乗り越える
[著者]山崎史郎
[発行]中央公論新社
[定価]950円
[発行日]2017/9/25
社会保険方式と国民皆年金・皆保険のもと整備されてきた日本の社会保障は、戦後の安定した雇用と人口増加に支えられて発展してきました。 しかし1990年代以降の経済停滞のなか、日本の家族と雇用のあり方が激変。社会的孤立や格差といった問題が表面化します。 さらに少子高齢化の末、人口減少という未知の領域に突入してゆく日本。今この国の社会保障には何が求められているのでしょうか。 厚生労働省で介護保険創設に尽力し「ミスター介護保険」と呼ばれ、初代の地方創生総括官も務めた著者が、孤立する高齢者から非正規雇用、子育て支援、住まい、まちづくり、地方行政まで、日本の社会保障の課題を整理し、これから進むべき道を提言します。


 我が国の社会保障は世界的にみても遜色のないものとなっている。しかしその社会保障が、昨今の家族と雇用の社会的変化に伴い、いくつかの問題が湧いてきている。家族での大きな問題は少子高齢化である。特に今後は少子対策が重要であるが、現実的には遅れている。出生率が一度低下してから再上昇した国としてフランスとスウェーデンの政策が紹介されていて我が国ももっと力を入れていく必要がある分野だ。雇用では非正規職員の増加に伴い、社会的孤立が多くなってきている。これらに対応する社会保障政策の転換が求められているのだ。


ルール

180316-book.jpg
[題名]ルール
[著者]堂場瞬一
[発行]実業之日本社
[定価]750円
[発行日]2017/10/15
オリンピック王者の犯した「罪」とはーー金メダルの“闇”に新聞記者が迫る!! クロスカントリースキー選手・竜神真人が現役復帰した。二大会連続で五輪金メダルを獲得、「クロスカントリースキー」というマイナースポーツの地位を引き上げ、国民的英雄と崇められ、竜神は一度引退した。彼の評伝執筆に取り組む新聞記者で、旧友の杉本直樹は、復帰の真意を探って取材を重ねるうち、ある疑念を抱く。竜神は“致命的なルール違反”を犯したのではないかーー。記者の使命と友情の狭間で、杉本は真実に迫るが……。「一見華やかな世界のようでありながら、満ち足りた環境にある選手は一部に過ぎない。その陰には競技環境を変えたい、競技の地位を引き上げたい、自らのために、そして使命感とともに大会に挑む選手たちがたくさんいる。選手を取材してきた立場からは『ルール』にある竜神の足跡、胸中は、選手たちの内面にたしかに触れているように感じられた。どのような思いで試合に挑むのか、読んだあとには選手を、試合を観る目も変わってくるのではないか。」ーー解説・松原孝臣氏(スポーツライター)、激賞!


オリンピックで金メダルを獲得して一度引退。「やり残したことがある」という理由で、クロスカントリースキー競技に現役復帰した竜神真人。その理由が今ひとつはっきりしない。それでも堂場瞬一のスポーツ小説はいつも引き込まれてします。


独走

180124-book.jpg
[題名]独走
[著者]堂場瞬一
[発行]実業之日本社
[定価]800円
[発行日]2016/12/15
国家に管理・育成されるアスリートの苦悩。オリンピック柔道金メダルを花道に引退した沢居弘人は、スポーツ省から特別強化指定選手「SA」の高校生・仲島雄平のサポートを命じられる。陸上長距離で日本記録を更新する反面、メンタルが弱い仲島の意識改革が狙いだった。次回五輪での金メダル倍増計画を国策に掲げ、アスリートを管理育成する体制に違和感を覚えながら、仲島は練習に励むが…。


スポーツ省に管理されるエリートアスリートの苦悩が描かれている。環境はいいのだが、閉塞感から抜け出せない。スポーツはもっとシンプルな個人の競技ではないのか? なぜ国家なのか? 2020年の東京オリンピックを二年後に迎える我が国にも問題を提起。個人的な望みだが、解説は玉木正之氏に担当して欲しかった。



リピート

180404-book.jpg
[題名]リピート
[著者]乾 くるみ
[発行]文藝春秋
[定価]950円
[発行日]2007/11/10
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたらーー。この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。誰が「リピーター」を殺しているのか?家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とはーー。ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。


現在の記憶を持ったまま10ヶ月前に戻れるので、競馬や競輪などのギャンブルで確実に稼げることになる。それだけでなく、人間関係などもうまく行くはずだ。ーーーーーしかし、うまくいかないのだ。わかりすぎるので先のことを考えすぎてしまうのかもしれない。それだけでなく仲間が次々と死んでしまう。次は自分なのか? という不安とも戦うことになる。それでも、一度でいいから10ヶ月前に戻ってみたいなぁ(笑)   (ちなみにドラマは見ていません)



旅と鉄道2018年5月号

180325-book.jpg
[題名]旅と鉄道2018年5月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/5/1

【廃線紀行】
タビテツ流 廃線分類チャート
『旅と鉄道』が提案する廃線の楽しみ方
可部線 地図研究家が歩く廃線跡
宇品線 廃止から32年、わずかな痕跡をたどる
碓氷峠 新旧廃線跡探訪
在りし日の碓氷峠を懐古する ヨコカルの記憶
廃止後に整備された 廃線跡を訪ねる歩ける廃線跡20
いつ崩れ落ちるかもしれぬ“幻の橋"北海道・タウシュベツ川橋梁
東西日帰り廃線跡めぐり
・東京発・駅舎、踏切、トンネル跡「遺構満喫」コース
・大阪発・自然と歴史に触れる「廃線トレッキング」コース 惜別! 3月31日に全線廃止三江線と宇都井駅のこれから
復活するロストラインの未来
吾妻線、再生の旧線跡歩き
追悼・廃線歩きの北の巨匠逝く 堀 淳一が歩いた 北海道の廃線跡


新夕張〜夕張を結んでいる石勝線夕張支線が2019年4月に廃止されることになりました。
1892年(明治25年)に開業し、夕張炭田で産出された石炭輸送で賑わっていた時代もありましたが、時代の流れには勝てませんでした。

廃線跡にはあまり興味がありませんが、徐々に廃線が多くなり残念です。


D列車でいこう

180105-book.jpg
[題名]D列車でいこう
[著者]阿川大樹
[発行]徳間書店
[定価]679円
[発行日]2010/7/2
廃線が決定したローカル鉄道を救いたいと、退職した上に会社を創ってまで田舎町にやって来た三人組ーーー才色兼備でMBA取得の女性ミュージシャン、良心的な融資を誇りにしてきた元銀行支店長、そして鉄道オタクのリタイア官僚。最初は戸惑っていた町民たちも、次々繰り出される彼らの奇抜な計画に、気づけばすっかり乗せられて。なぜか再建を渋る町長の重い腰は、果たして上がるのか。


ジャズのスタンダードナンバーである「A列車で行こう」をパクったタイトル。これにはドリームのDがかぶされている。地方ローカル線を復活させる物語である。鉄道好きな私にとってはワクワクしながら読み終えた。単行本として2007年に発売され、文庫化されたのが2010年。ということはいすみ鉄道の運転士募集のアイデアはこの本のアイデアを真似た可能性が高い。真似るほど、実現可能なアイデアが示されているということだ。続編を期待したい。


美しき、季節と日本語

180217-book.jpg
[題名]美しき、季節と日本語
[著者]夏井いつき
[発行]ワニブックス
[定価]1,404円
[発行日]2017/6/1
TBS系列「プレバト! 」で話題の超辛口俳人が教える、日本の四季をイキイキと表現する季語の本。かたくなり過ぎず、手紙やメールでカジュアルに使えて、一気に手紙が映像化する奥深い季語の表現を、文例満載でご紹介します。あなたも味わい豊かな季語で、「才能アリ! 」な文章力を身につけてみませんか?


毎週楽しみに見ている、TBS「プレバト!」の俳句コーナー。その夏井さんの本です。表現力を磨くのにはうってつけの本です。


結婚相手は抽選で

180202-book.jpg
[題名]結婚相手は抽選で
[著者]垣谷美雨
[発行]双葉社
[定価]660円
[発行日]2014/6/15
少子化対策のため「抽選見合い結婚法」が施行されることになった。相手が気に入らない場合は断ることができるが、三回パスしたらテロ撲滅隊送りになる。だが、この強制的な見合いに、モテないオタク青年は万々歳、田舎で母親と地味に暮らす看護師は、チャンスとばかりに単身東京へ。慌てて恋人に結婚を迫るも、あっさりかわされてしまう女性もいて…。それぞれのお見合い事情をコミカルかつ、ハートウォーミングに描いた長編小説。


 少子化対策のために施行された「抽選見合い結婚法」。なかなか面白い制度ですね。昔は、きっと結婚しないと生活できないような状況だったのでしょう。今は、コンビニもあるし、カップ麺もあるし、コインランドリーもあるし、スーパーも遅くまでやっているし、家電も進歩したしで、一人でも生活できる世の中になってきました。これが原因なのだと思います。まぁ現実離れした「抽選見合い結婚法」の結末はどうなるのか、興味深い展開の小説です。


後悔病棟

180110-book.jpg
[題名]後悔病棟
[著者]垣谷美雨
[発行]小学館
[定価]745円
[発行日]2017/4/11
「過去に戻れる聴診器」を使ってみたら… 。33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の”後悔”が聞こえてくるのだ。「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」聴診器の力を借りて、”もうひとつの人生”の扉を開けた患者たちが見たものはーー!?

●dreamーー千木良小都子(33歳)   母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて…
●familyーー日向慶一(37歳)   俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。
●marriageーー雪村千登勢(76歳)   娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で…
●friendーー八重樫光司(45歳)   中三の時の、爽子をめぐるあの”事件”。俺が罪をかぶるべきだった。

この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。もしも、この歳で死ぬことを知っていたら…。家族、結婚、夢、友情。女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!!


心の声が聞こえる聴診器を拾った女医ルミ子。彼女が主治医の末期がん患者、その心の声が聞こえ、さらに聴診器を胸にあてている間、その患者は自分自身の人生をやり直すことができるというのだ。しかし、結局やりなおしても大した違いはないことがわかる。つまり自分の今の人生の選択を信じようということだ。ポジティブシンキングで生きようというメッセージが聞こえてくるようだ。


七十歳死亡法案、可決

171223-book.jpg
[題名]七十歳死亡法案、可決
[著者]垣谷美雨
[発行]幻冬社
[定価]648円
[発行日]2015/7/30
高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まであと二年、宝田東洋子は喜びを噛み締めていた。我儘放題の義母の介護に追われた十五年間。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘と家族はみな勝手ばかり。「やっとお義母さんが死んでくれる………」   東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて……。すぐそこに迫る日本の危機を生々しく描いた衝撃作!


 高齢者が多すぎて日本が経済的に成り立たなっている。長生きすることが幸せなのか? そんな命題を投げかける本である。馬飼野総理大臣率いる政府は「七十歳死亡法案」を強行採決した。七十歳を超えて生きることはできなくなる。老人ホームは減るだろうなぁ、病院も減ることだろう。年金なんて少ししか必要なくなる。介護保険も必要か? いろいろと社会に大きな変化が現れてくることだろう。その前に家族はどうなる、家族は。そんな家族の物語。発想は奇想天外だけど、なかなか深い内容の本。最後にはオチもあるので安心して読むことができる。


プロ野球奇跡の逆転名勝負33

180206-book.jpg
[題名]プロ野球奇跡の逆転名勝負33
[著者]米谷紳之介
[発行]彩図社
[定価]720円
[発行日]2017/12/13
球場に響くかん高い打球音、一瞬の静寂、そして沸き起こる大歓声ー。磨き上げられた技術と意地がぶつかり合う、プロ野球の醍醐味は、なんといっても〝逆転ゲーム〟にある。日本でプロ野球が始まってから、およそ70年。その間、幾度となく、鮮烈な逆転劇が繰り広げられてきた。本書はそのプロ野球の歴史の中で、〝名勝負〟として語り継がれてきた33の試合を取り上げ、そのゲームに関わった当事者の声などから、その本質に迫ろうとするものである。プロ野球の一大転機になった長嶋茂雄の天覧ホームラン、近鉄バファローズ最後のリーグ優勝を決めた「奇跡の逆転サヨナラ満塁弾」の裏側、阪神タイガースのバックスクリーン3連発の裏にあった巨人「幻の3連発」など、昭和から平成まで選りすぐりのプロ野球ベストゲームの逸話が満載! すべての野球ファンに捧ぐ1冊!


もうそろそろ、プロ野球が開幕します。最近の日本のプロ野球が少し面白くなくなったと嘆いていました。しかし、本書を読んで、NPBの奥深さを再認識しました。やはり野球は素晴らしい!

海の向こうの大谷選手もがんばってほしいものです。

知ってはいけない 隠された日本支配の構造

180215-book.jpg
[題名]知ってはいけない 隠された日本支配の構造
[著者]矢部宏治
[発行]講談社
[定価]907円
[発行日]2017/8/17
この国を動かす「本当のルール」とは?なぜ、日本は米国の意向を「拒否」できないのか?官邸とエリート官僚が国民に知られたくない、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?3分でわかる日本の深層!私たちの未来を危うくする「9つの掟」の正体。4コママンガでもわかりやすく解説。

◆本書のおもな内容◆
第1章 日本の空は、すべて米軍に支配されている
第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
第3章 日本に国境はない
第4章 国のトップは「米軍+官僚」である
第5章 国家は密約と裏マニュアルで運営する
第6章 政府は憲法にしばられない
第7章 重要な文書は、最初すべて英語で作成する
第8章 自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う
第9章 アメリカは「国」ではなく、「国連」である
追記 なぜ「9条3項・加憲案」はダメなのか


本当に「知ってはいけない」内容だった。日本を動かしているのはアメリカ政府、、、、、ではなく米軍であった。有事の自衛隊の指揮権も米軍が持っている。すでに戦争ができる国になってしまっていた。「戦後の日本」というフレーズで使われる戦争は第二次世界大戦だと思っていたが、実は朝鮮戦争だった。しかも朝鮮戦争は休戦しているだけで、まだ終わっていない。朝鮮戦争が終わらなければ、日本は完全な独立国にはなれないのだ。あぁ、ショック!


言ってはいけない

180201-book.jpg
[題名]言ってはいけない
[著者]橘 玲
[発行]新潮社
[定価]842円
[発行日]2017/2/15
この社会にはきれいごとがあふれている。人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われ、〝見た目″はそれほど大した問題ではないーーだが、それらは絵空事である。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外ではなく、美人とブスの「美貌格差」は生涯で約3600万円もある。また、子育ての苦労や英才教育の多くは徒労に終わる……。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が次々と明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、遺伝、見た目、教育、性に関する、口には出せない「不愉快な現実」を今こそ直視せよ!


この本の中では「集団社会化論」が興味深かった。「子供のパーソナリティ(人格)は遺伝的な適性と友だち関係の相互作用のなかで作られる」という考えには賛同した。言い換えれば「子育てによって子供に影響を及ぼすことはできない」ということである。子供は親の背中を見て育つとは思うが、それも遺伝に含めればこの考えは十分になりたつ。2歳の孫がどう育っていくのか、興味あるなぁ。


絶滅危惧鉄道2017

171111a-book.jpg
[題名]絶滅危惧鉄道2017
[発行]イカロス出版
[定価]1,728円
[発行日]2017/3/25
今こそ訪れたい路線、降りたい駅、乗りたい列車を完全網羅!! いま、日本のローカル線が存続の危機に立たされている。深刻な経営危機が表面化したJR北海道の各路線をはじめとして、JR三江線は廃止されることが決定し、JR只見線は長期運休が続いている。各地の第3セクター鉄道も、地域の自治体がどこも税収減に苦しむ中にあって安泰とは言えない。本書ではそんな「いま乗っておきたい鉄道」について、路線を中心に駅・車両まで大紹介! さらに地方鉄道を取り巻く現状も徹底解説する。後悔する前に、本書を読んでひとつでも多くの鉄道に乗りに行こう!!


 鉄道が絶滅危惧にさらされている。地域の活性化にとって重要な鉄道がどんどん減っていく。超高齢社会となり、また地方の時代とも言われているが、それらに逆行するかのようだ。



旅と鉄道2018年3月号

180205-book.jpg
[題名]旅と鉄道2018年3月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/3/1
【海の幸&山の幸が満載の沿線グルメから、駅近の美味、おいしいローカル線、日帰り美食旅を網羅! 】 鉄道に乗って巡るグルメ旅を大特集。鉄道の旅はやっぱり、各地のおいしいものが食べたい! そこで駅前市場で味わう旬の魚介や、郷土料理、駅前からはじまる商店街の食べ歩きなど、激ウマごはんを探す“おいしい途中下車"を特集。とことん旨いものにこだわる旅をお届けします。
●巻頭ルポは漫画家・YASCORNさんによる、山陽本線冬の食べ尽し紀行
巻頭ルポは、「GOGO♪たまごっち! 」シリーズなどで知られ、鉄道関連の著書もある漫画家・YASCORNさんが、山陽本線の神戸から門司を2泊3日で旅しました。JR山陽本線を途中下車しながら、郷土料理や海鮮市場、商店街などで海の幸を食べまくる圧巻の旅ルポです。さらに「あなごめし」についての描き下ろし漫画も掲載しています。
●第二ルポは奥羽本線・山の恵みのみちのくひとり旅
山の幸なら奥羽本線。福島から青森まで途中下車を繰り返しながらのグルメ旅。米沢牛のすき焼きに山形の芋煮、比内地鶏のきりたんぽ鍋、青森りんごのスイーツなど、おいしいものに出合うどんこう列車の気ままな旅を提案します。
●路面電車ぶらり食べ歩きの旅 東京編・都電荒川線&大阪編・阪堺電車
路面電車は、日帰り食べ歩き旅にピッタリ。都電荒川線、阪堺電車が沿線においしいスポットも目白押し路線です。ノスタルジックな駄菓子屋や食堂、甘味処に喫茶店、串カツに名物鍋と盛りだくさんの食い倒れ旅を満喫してください。
<特集企画>
●おいしいものは市場で探せ! 全国21か所 ごちそう市場ごはん
●沿線グルメを探しに行く、おいしいローカル線の旅
●鉄旅の達人がオススメする「全国“エキチカ地元メシ"」一挙35スポット紹介。
●10分あれば食べられる究極の途中下車グルメ「さぬきうどん巡り」
●冷たくて甘酸っぱい懐かしの鉄道スイーツ「冷凍みかんを探せ! 」


鉄ちゃんですが、途中下車して地元の商店街や郷土料理を食べる旅は理想的な鉄旅です。こんな旅をしたいなぁ。


自動車会社が消える日

171227-book.jpg
[題名]自動車会社が消える日
[著者]井上久男
[発行]文藝春秋
[定価]896円
[発行日]2017/12/20
産業界の頂点に君臨する自動車産業で、100年に一度のパラダイムシフトが進んでいる。EV、自動運転車の開発は既存メーカーの手に負えず、IT企業や新興企業の参入が相次ぎ、技術力をつけた巨大部品メーカーも台頭。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、VWは、この大変革に、どう立ち向かおうとしているのか。


自動車産業が変わるとは聞いていたが、これほど大きなパラダイムシフトがおこるとは驚いた。自動車ではない新しい乗り物のような感じだ。うれしいような怖いような不思議な感覚である。

経営者に求められる人物像は、「優れたリーダーほど自分の存命中に人々はその価値を分かってくれないものである。そして真のリーダーは国民が喜ぶことをやってくれる人ではない。哲学をもって将来を見据えられる人である。」であり、これは政治家にも通ずる。「真の政治家とは明確なビジョンをもって国民のために働ける人であり、長期的な展望に立ったロードマップを提示することこそが政治家の仕事である。」

真の政治家、真の経営者が我が国に誕生してほしいものだ。

日常診療に潜むクスリのリスク

171102-book.jpg
[題名]日常診療に潜むクスリのリスク
[著者]上田 剛士
[発行]医学書院
[定価]3,024円
[発行日]2017/4/1
市販されている薬剤は非常に多数あるが、一般臨床医が良く遭遇する薬剤と薬物有害反応の組み合わせには決まりがある。本書では遭遇頻度の高い薬物有害反応を取り上げ、特に処方頻度の高い薬剤を中心にエビデンスに基づいてわかりやすく解説した。また薬物有害反応を頭では理解していても、医師や患者が「念のためのクスリ」を望むことは稀ではない。そこで本書では薬物有害反応が減らない理由を心理学的な観点からも取り上げた。


いろいろな薬剤の副作用をまとめた本です。数多くのデータがあり、なんだか恐ろしい気もしてきますが、考えてみれば、薬には副作用はつきものです。必要な薬だけを飲み、不必要な薬を飲むのをやめればいいだけの話です。高齢者に数多くの薬が処方(ポリファーマシー)されることが問題なのです。


食品サンプルの誕生

171121-book.jpg
[題名]食品サンプルの誕生
[著者]野瀬泰申
[発行]筑摩書房
[定価]864円
[発行日]2017/7/10
どんな田舎にも、どんなにさびれた商店街にも、必ず存在する食品サンプル。「見るメニュー」としてすっかり定着し、スパゲティを絡めたフォークが宙を浮いていても、日本人は不思議には思わない。世界中の誰も発想できなかったこの日本独自のメディアは、いったいいつ、なぜ生まれたのだろうか。その謎に迫った唯一の研究を文庫化。リーディングカンパニー「いわさきグループ」の協力を得て、製造工程もカラー口絵で細かく再現する。


 タイトルに惹かれてネットで注文した。しかし単行本はすでに2002年に発行されていた・・・・・・・・・・・。

 いたるところで目にする「食品サンプル」。これは日本で発祥したものである。欧米では受け入れられないらしい。食品サンプルをみて、美味しそう、この料理を食べたい、などと発想する日本人に対して、欧米人は、本物とよく似た作り物としか見ないらしい。新しいタイプの文化人類学である。

阿房列車

171215-book.jpg
[題名]阿房列車
[著者]内田百けん
[発行]筑摩書房
[定価]1,188円
[発行日]2011/10/20
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、先生は旅に出た。道づれはヒマラヤ山系なる茫洋とした男。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、妙に現実ばなれした旅はふわふわと続く。上質なユーモアに包まれた紀行文学の傑作。


 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。」というフレーズがいい。元祖乗り鉄かもしれない。

北海道の鉄道廃線跡

171111e-book.jpg
[題名]北海道の鉄道廃線跡
[著者]本久公洋
[発行]北海道新聞社
[定価]2,592円
[発行日]2011/9/10
北海道にはかつて縦横無尽に鉄道網が敷かれていた。北海道内の鉄道廃線跡を徹底取材した永久保存版。廃線、廃駅など、失われた鉄道の痕跡を辿り、廃線跡の現状、路線の歴史や廃線に至る経緯をカラー写真と詳しい解説で紹介。


 「北海道妄想の旅1978」の参考にした本。廃線跡の現状を詳細に報告している。地元の新聞社ならである。


FC2ブログランキング



北海道の大地から消えた鉄道風景

171111d-book.jpg
[題名]北海道の大地から消えた鉄道風景
[著者]上田哲郎撮影
[発行]MGブックス
[定価]1,944円
[発行日]2012/5/19
北海道新幹線開業に伴って、江差線が廃線となり、国鉄時代と合わせて、北海道では1,638kmにも及ぶ赤字路線が廃止となっています。
その廃止路線現役時代の様子を写真と解説で振り返り、廃線跡ファンへの情報提供と、若かりし頃に北海道を旅した世代に懐かしんでもらう構成となっています。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。北海道では、すでに1,638kmも廃止になっているのです。そして次々に廃線の噂が、、、、、


FC2ブログランキング



昭和の終着駅 北海道篇

171111b-book.jpg
[題名]昭和の終着駅 北海道篇
[著者]安田就視
[発行]交通新聞社
[定価]1,620円
[発行日]2016/9/30
DJ鉄ぶらブックスシリーズ003『昭和の終着駅 関東篇』・010『昭和の終着駅 関西篇』に続く、シリーズ イン シリーズの書籍です。今回は、北海道の昭和40~50年代の終着駅の様子を収録し、その生き生きとした描写は単なる記録写真に留まらず、懐かしい旅情の一端も垣間見えます。廃線になった駅も多数収録し、現在のアクセス情報も充実しています。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。終着駅だけだが、かなり詳細に記載してある。


FC2ブログランキング



旅と鉄道2018年1月号

171123-book.jpg
[題名]旅と鉄道2018年1月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/1/1

夜汽車よ、今夜もありがとう【SLから工場夜景電車、「ムーンライトながら」、夜行列車まで、今楽しめる夜汽車を網羅! 】
●巻頭グラフはレイルマンフォトオフィス代表、山﨑友也氏の十夜十景
●巻頭ルポは貴重な夜を走る蒸気機関車「SL YOGISHAみなかみ」の旅
●夜こそ美しい風景に出合える「夜景電車」を体験! :岳南電車の「夜景電車」
●夜行快速「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」の車内の様子をイラストルポ
●今も乗れる夜行列車をすべて紹介。「サンライズ瀬戸・出雲」は全寝台を詳しく案内
●急行「銀河」など廃止となった夜汽車の、追憶の乗車記も充実
●「私のオススメ夜汽車&夜景シーン」を34スポット紹介
●絶景の「HIGH RAIL星空」「ナイトビュー姨捨」
など


この雑誌では「寝台列車」でなくても、夜間に走る列車や夜景をバックに走る列車も「夜汽車」としている。定期の寝台列車はサンライズ出雲・瀬戸しかないが、いろいろな夜汽車があることがわかる。それにしても「夜汽車」という響き、いいですねぇ。

自分としては、ブルートレイン全盛時代にもっと夜行列車に乗っておくべきだったという後悔はあるが、「夜汽車」に乗ることでその後悔が少し減るかもしれない。

さて、今日は大晦日。
皆様、よいお年をお迎えください。


FC2ブログランキング



追憶の鉄路ー北海道廃止ローカル線写真集

171111c-book.jpg
[題名]追憶の鉄路ー北海道廃止ローカル線写真集
[著者]工藤裕之
[発行]北海道新聞社
[定価]2,700円
[発行日]2012/5/23
駅舎、車両、車窓、まちの風景、鉄路とともに生きた人々の軌跡を貴重な写真で綴った。カラー写真1200点でたどる沿線風景。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。とにかくカラー写真が多い。


FC2ブログランキング



「薬のやめ方」事典

170710-book.jpg
[題名]「薬のやめ方」事典
[著者]浜六郎
[発行]三五館
[定価]1,620円
[発行日]2017/4/5
高コレステロール、高血圧、糖尿病、認知症、風邪、インフルエンザ、etc.…薬は即刻やめること! 薬害研究の第一人者が、修復力・自然治癒力を引き出して、薬に頼らず、病気を予防し、早く回復する方法をやさしく教えます。読めば、薬とお別れできる本。


 著者は薬害研究の第一人者です。内容を読むと、とにかく薬には副作用があるから飲まないほうがよいという主張がみられれます。そのためには病気にならないようにすべきだと。しかし、病気になりたくてなった人はいません。なりたくなくてもなってしまうのが病気なんです。そのことがわかっていないようです。いろいろなデータを使って説明してありますが、大事なところは本人の主観で結論が得られています。著者が病気になったら薬は使わないのかどうか、見届けたい思いです。


FC2ブログランキング



薬のやめどき

170929-book.jpg
[題名]薬のやめどき
[著者]長尾和宏
[発行]ブックマン社
[定価]1,404円
[発行日]2016/12/30
薬にはメリットとデメリットがある。その境界線は人によって異なるし、年齢によっても異なる。
当初はメリットが上回っていても、ある時点からデメリットのほうが大きくなれば、「薬はやめたほうがいい」と判断するのは当然である。引き際の美学という言葉があるが、医療においても正しい「やめどき」を知っている人間だけが、幸せな老後を送っているように思う。 本書は、私が医者人生でさまざまな患者さんをはじめ、多くの諸先輩方との出会いから学んだ、「薬のやめどき学」の書である。


「ポリファーマシー(多剤投与)」が問題となっている。本当に必要な薬なのかどうか。漫然と長期投与している薬は多いに違いない。効かない薬もあるし、長期投与していると副作用が増えるものもある。長い臨床経験と科学的データから書かれた本。


FC2ブログランキング



週刊ダイヤモンド クスリ・健康食品のウソ・ホント

171001-book.jpg
[題名]週刊ダイヤモンド クスリ・健康食品のウソ・ホント
[発行]ダイヤモンド社
[定価]710円
[発行日]2017/6/17

【特集】エセ健康科学を見抜く
クスリ・健康食品のウソ・ホント

「Part 1」 老後は薬漬け? クスリの本当のやめどき
薬のやめ方&付き合い方
ネットにエセ情報が蔓延る訳

「Part 2」 キャッチコピーの妙? 乳酸菌ブームの不都合な真実
明治の巧妙な宣伝手口
食の俗説を巧みに利用 宣伝文句のカラクリを見抜く

「Part 3」 トクホは効くの? 健康食品の効果 徹底検証
怪しさに満ちたサプリの正体
業界関係者が暴露するブラック健康食品の作り方

「Part 4」 やっぱり安心・安全? 愛される自然食材のリアル
リア充女子がハマる健康法のウソ・ホント
食品添加物は危険なのか
自然食材「安全神話」のウソ


特に食品添加物や健康食品の真実が書かれています。自然や天然だから安全とは限りません。有機栽培だから安全だとは限りません。「業界関係者が暴露するブラック健康食品の作り方」のコラムは面白かった。健康食品業界は参入障壁が極めて低い上、食品なので規制は少なく、売り方次第では暴利が得られる、だって。



FC2ブログランキング



植物はなぜ薬を作るのか

170712-book.jpg
[題名]植物はなぜ薬を作るのか
[著者]斉藤和季
[発行]文藝春秋
[定価]950円
[発行日]2017/2/20
ゲノム科学の進展で、今、薬用植物の世界が熱い!  ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど、今や日常用語として使われている植物由来の成分です。モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物の作る薬を使ってきました。しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていなかったのです。その根源的なメカニズムがわかってきたのは、2000年代に入って植物のゲノム配列が決定されてからのこと。「動かない」選択をした植物が「生き残り」戦略として、動物などの捕食者から身を守るため、いかに巧妙なシステムで「毒」のある成分を作るのか。しかも、その「毒」から自らを守るためにどのような方法を採っているのか。その「毒」には抗がん薬の元となる成分も含まれます。そうした巧緻なしくみが、ゲノム科学の発展により遺伝子レベルで突き止められるようになってきました。中国からの輸入が困難になりつつあるカンゾウ(甘草)の成分も人工的に作ることが可能になるなど、最先端のバイオテクノロジーにも触れつつ、驚くべき植物の戦略を明らかにします。


 植物は、いろいろな物質を作っています。その意義は、個体の生長・生存のためと、子孫を残すためです。いろいろな物質の中には、「薬」になったり「毒」になったりするものも数多くあります。モルヒネ、アスピリン、ニコチン、グリチルリチン、アトロピン、ポリフェノールなど、人間にとって有用なものの宝庫です。ゲノム科学の発展により、今までわからなかったことが細かくわかってきましたのです。様々な植物に感謝、感謝です。


FC2ブログランキング




プロフィール

かめ

Author:かめ

FC2乗り鉄の会

鉄道旅行派の同好会に
参加しています。
(敬称略)


hmdの鐵たびブログ
ローカル線の旅
by hmd

写真を中心に「見る紀行文」で、
長期連載しています。


かめかめブログ
by かめ

鉄道、旅、B級グルメ、季節・・・


鉄・街・旅な、つぶやき日記
by あいあんさいど

鉄道、街歩き、旅…などなど。
いろんな思いを、感じたままに。


日本鉄道路線 制覇への挑戦!
by タカ&ヨシ

日本の鉄道、全路線を制覇に
挑戦しています。


本気で全線を走破したい
ぼんばーの日記
by ぼんばー

本気に全線走破をするまでの
過程を徒然と日記で綴ります。

カレンダー

05 | 2018/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近の記事

カテゴリ

月別アーカイブ

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。

FC2Blog Ranking

ブログ内検索

FC2カウンター