自動車会社が消える日

171227-book.jpg
[題名]自動車会社が消える日
[著者]井上久男
[発行]文藝春秋
[定価]896円
[発行日]2017/12/20
産業界の頂点に君臨する自動車産業で、100年に一度のパラダイムシフトが進んでいる。EV、自動運転車の開発は既存メーカーの手に負えず、IT企業や新興企業の参入が相次ぎ、技術力をつけた巨大部品メーカーも台頭。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、VWは、この大変革に、どう立ち向かおうとしているのか。


自動車産業が変わるとは聞いていたが、これほど大きなパラダイムシフトがおこるとは驚いた。自動車ではない新しい乗り物のような感じだ。うれしいような怖いような不思議な感覚である。

経営者に求められる人物像は、「優れたリーダーほど自分の存命中に人々はその価値を分かってくれないものである。そして真のリーダーは国民が喜ぶことをやってくれる人ではない。哲学をもって将来を見据えられる人である。」であり、これは政治家にも通ずる。「真の政治家とは明確なビジョンをもって国民のために働ける人であり、長期的な展望に立ったロードマップを提示することこそが政治家の仕事である。」

真の政治家、真の経営者が我が国に誕生してほしいものだ。

日常診療に潜むクスリのリスク

171102-book.jpg
[題名]日常診療に潜むクスリのリスク
[著者]上田 剛士
[発行]医学書院
[定価]3,024円
[発行日]2017/4/1
市販されている薬剤は非常に多数あるが、一般臨床医が良く遭遇する薬剤と薬物有害反応の組み合わせには決まりがある。本書では遭遇頻度の高い薬物有害反応を取り上げ、特に処方頻度の高い薬剤を中心にエビデンスに基づいてわかりやすく解説した。また薬物有害反応を頭では理解していても、医師や患者が「念のためのクスリ」を望むことは稀ではない。そこで本書では薬物有害反応が減らない理由を心理学的な観点からも取り上げた。


いろいろな薬剤の副作用をまとめた本です。数多くのデータがあり、なんだか恐ろしい気もしてきますが、考えてみれば、薬には副作用はつきものです。必要な薬だけを飲み、不必要な薬を飲むのをやめればいいだけの話です。高齢者に数多くの薬が処方(ポリファーマシー)されることが問題なのです。


食品サンプルの誕生

171121-book.jpg
[題名]食品サンプルの誕生
[著者]野瀬泰申
[発行]筑摩書房
[定価]864円
[発行日]2017/7/10
どんな田舎にも、どんなにさびれた商店街にも、必ず存在する食品サンプル。「見るメニュー」としてすっかり定着し、スパゲティを絡めたフォークが宙を浮いていても、日本人は不思議には思わない。世界中の誰も発想できなかったこの日本独自のメディアは、いったいいつ、なぜ生まれたのだろうか。その謎に迫った唯一の研究を文庫化。リーディングカンパニー「いわさきグループ」の協力を得て、製造工程もカラー口絵で細かく再現する。


 タイトルに惹かれてネットで注文した。しかし単行本はすでに2002年に発行されていた・・・・・・・・・・・。

 いたるところで目にする「食品サンプル」。これは日本で発祥したものである。欧米では受け入れられないらしい。食品サンプルをみて、美味しそう、この料理を食べたい、などと発想する日本人に対して、欧米人は、本物とよく似た作り物としか見ないらしい。新しいタイプの文化人類学である。

阿房列車

171215-book.jpg
[題名]阿房列車
[著者]内田百けん
[発行]筑摩書房
[定価]1,188円
[発行日]2011/10/20
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。昭和25年、先生は旅に出た。道づれはヒマラヤ山系なる茫洋とした男。役に立つこと、ためになることはひとつもせず、借金まみれなのに一等車に乗り、妙に現実ばなれした旅はふわふわと続く。上質なユーモアに包まれた紀行文学の傑作。


 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う。」というフレーズがいい。元祖乗り鉄かもしれない。

北海道の鉄道廃線跡

171111e-book.jpg
[題名]北海道の鉄道廃線跡
[著者]本久公洋
[発行]北海道新聞社
[定価]2,592円
[発行日]2011/9/10
北海道にはかつて縦横無尽に鉄道網が敷かれていた。北海道内の鉄道廃線跡を徹底取材した永久保存版。廃線、廃駅など、失われた鉄道の痕跡を辿り、廃線跡の現状、路線の歴史や廃線に至る経緯をカラー写真と詳しい解説で紹介。


 「北海道妄想の旅1978」の参考にした本。廃線跡の現状を詳細に報告している。地元の新聞社ならである。


FC2ブログランキング



北海道の大地から消えた鉄道風景

171111d-book.jpg
[題名]北海道の大地から消えた鉄道風景
[著者]上田哲郎撮影
[発行]MGブックス
[定価]1,944円
[発行日]2012/5/19
北海道新幹線開業に伴って、江差線が廃線となり、国鉄時代と合わせて、北海道では1,638kmにも及ぶ赤字路線が廃止となっています。
その廃止路線現役時代の様子を写真と解説で振り返り、廃線跡ファンへの情報提供と、若かりし頃に北海道を旅した世代に懐かしんでもらう構成となっています。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。北海道では、すでに1,638kmも廃止になっているのです。そして次々に廃線の噂が、、、、、


FC2ブログランキング



昭和の終着駅 北海道篇

171111b-book.jpg
[題名]昭和の終着駅 北海道篇
[著者]安田就視
[発行]交通新聞社
[定価]1,620円
[発行日]2016/9/30
DJ鉄ぶらブックスシリーズ003『昭和の終着駅 関東篇』・010『昭和の終着駅 関西篇』に続く、シリーズ イン シリーズの書籍です。今回は、北海道の昭和40~50年代の終着駅の様子を収録し、その生き生きとした描写は単なる記録写真に留まらず、懐かしい旅情の一端も垣間見えます。廃線になった駅も多数収録し、現在のアクセス情報も充実しています。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。終着駅だけだが、かなり詳細に記載してある。


FC2ブログランキング



旅と鉄道2018年1月号

171123-book.jpg
[題名]旅と鉄道2018年1月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/1/1

夜汽車よ、今夜もありがとう【SLから工場夜景電車、「ムーンライトながら」、夜行列車まで、今楽しめる夜汽車を網羅! 】
●巻頭グラフはレイルマンフォトオフィス代表、山﨑友也氏の十夜十景
●巻頭ルポは貴重な夜を走る蒸気機関車「SL YOGISHAみなかみ」の旅
●夜こそ美しい風景に出合える「夜景電車」を体験! :岳南電車の「夜景電車」
●夜行快速「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」の車内の様子をイラストルポ
●今も乗れる夜行列車をすべて紹介。「サンライズ瀬戸・出雲」は全寝台を詳しく案内
●急行「銀河」など廃止となった夜汽車の、追憶の乗車記も充実
●「私のオススメ夜汽車&夜景シーン」を34スポット紹介
●絶景の「HIGH RAIL星空」「ナイトビュー姨捨」
など


この雑誌では「寝台列車」でなくても、夜間に走る列車や夜景をバックに走る列車も「夜汽車」としている。定期の寝台列車はサンライズ出雲・瀬戸しかないが、いろいろな夜汽車があることがわかる。それにしても「夜汽車」という響き、いいですねぇ。

自分としては、ブルートレイン全盛時代にもっと夜行列車に乗っておくべきだったという後悔はあるが、「夜汽車」に乗ることでその後悔が少し減るかもしれない。

さて、今日は大晦日。
皆様、よいお年をお迎えください。


FC2ブログランキング



追憶の鉄路ー北海道廃止ローカル線写真集

171111c-book.jpg
[題名]追憶の鉄路ー北海道廃止ローカル線写真集
[著者]工藤裕之
[発行]北海道新聞社
[定価]2,700円
[発行日]2012/5/23
駅舎、車両、車窓、まちの風景、鉄路とともに生きた人々の軌跡を貴重な写真で綴った。カラー写真1200点でたどる沿線風景。


 「北海道妄想の旅1978」で参考にした本。とにかくカラー写真が多い。


FC2ブログランキング



「薬のやめ方」事典

170710-book.jpg
[題名]「薬のやめ方」事典
[著者]浜六郎
[発行]三五館
[定価]1,620円
[発行日]2017/4/5
高コレステロール、高血圧、糖尿病、認知症、風邪、インフルエンザ、etc.…薬は即刻やめること! 薬害研究の第一人者が、修復力・自然治癒力を引き出して、薬に頼らず、病気を予防し、早く回復する方法をやさしく教えます。読めば、薬とお別れできる本。


 著者は薬害研究の第一人者です。内容を読むと、とにかく薬には副作用があるから飲まないほうがよいという主張がみられれます。そのためには病気にならないようにすべきだと。しかし、病気になりたくてなった人はいません。なりたくなくてもなってしまうのが病気なんです。そのことがわかっていないようです。いろいろなデータを使って説明してありますが、大事なところは本人の主観で結論が得られています。著者が病気になったら薬は使わないのかどうか、見届けたい思いです。


FC2ブログランキング



薬のやめどき

170929-book.jpg
[題名]薬のやめどき
[著者]長尾和宏
[発行]ブックマン社
[定価]1,404円
[発行日]2016/12/30
薬にはメリットとデメリットがある。その境界線は人によって異なるし、年齢によっても異なる。
当初はメリットが上回っていても、ある時点からデメリットのほうが大きくなれば、「薬はやめたほうがいい」と判断するのは当然である。引き際の美学という言葉があるが、医療においても正しい「やめどき」を知っている人間だけが、幸せな老後を送っているように思う。 本書は、私が医者人生でさまざまな患者さんをはじめ、多くの諸先輩方との出会いから学んだ、「薬のやめどき学」の書である。


「ポリファーマシー(多剤投与)」が問題となっている。本当に必要な薬なのかどうか。漫然と長期投与している薬は多いに違いない。効かない薬もあるし、長期投与していると副作用が増えるものもある。長い臨床経験と科学的データから書かれた本。


FC2ブログランキング



週刊ダイヤモンド クスリ・健康食品のウソ・ホント

171001-book.jpg
[題名]週刊ダイヤモンド クスリ・健康食品のウソ・ホント
[発行]ダイヤモンド社
[定価]710円
[発行日]2017/6/17

【特集】エセ健康科学を見抜く
クスリ・健康食品のウソ・ホント

「Part 1」 老後は薬漬け? クスリの本当のやめどき
薬のやめ方&付き合い方
ネットにエセ情報が蔓延る訳

「Part 2」 キャッチコピーの妙? 乳酸菌ブームの不都合な真実
明治の巧妙な宣伝手口
食の俗説を巧みに利用 宣伝文句のカラクリを見抜く

「Part 3」 トクホは効くの? 健康食品の効果 徹底検証
怪しさに満ちたサプリの正体
業界関係者が暴露するブラック健康食品の作り方

「Part 4」 やっぱり安心・安全? 愛される自然食材のリアル
リア充女子がハマる健康法のウソ・ホント
食品添加物は危険なのか
自然食材「安全神話」のウソ


特に食品添加物や健康食品の真実が書かれています。自然や天然だから安全とは限りません。有機栽培だから安全だとは限りません。「業界関係者が暴露するブラック健康食品の作り方」のコラムは面白かった。健康食品業界は参入障壁が極めて低い上、食品なので規制は少なく、売り方次第では暴利が得られる、だって。



FC2ブログランキング



植物はなぜ薬を作るのか

170712-book.jpg
[題名]植物はなぜ薬を作るのか
[著者]斉藤和季
[発行]文藝春秋
[定価]950円
[発行日]2017/2/20
ゲノム科学の進展で、今、薬用植物の世界が熱い!  ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど、今や日常用語として使われている植物由来の成分です。モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物の作る薬を使ってきました。しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていなかったのです。その根源的なメカニズムがわかってきたのは、2000年代に入って植物のゲノム配列が決定されてからのこと。「動かない」選択をした植物が「生き残り」戦略として、動物などの捕食者から身を守るため、いかに巧妙なシステムで「毒」のある成分を作るのか。しかも、その「毒」から自らを守るためにどのような方法を採っているのか。その「毒」には抗がん薬の元となる成分も含まれます。そうした巧緻なしくみが、ゲノム科学の発展により遺伝子レベルで突き止められるようになってきました。中国からの輸入が困難になりつつあるカンゾウ(甘草)の成分も人工的に作ることが可能になるなど、最先端のバイオテクノロジーにも触れつつ、驚くべき植物の戦略を明らかにします。


 植物は、いろいろな物質を作っています。その意義は、個体の生長・生存のためと、子孫を残すためです。いろいろな物質の中には、「薬」になったり「毒」になったりするものも数多くあります。モルヒネ、アスピリン、ニコチン、グリチルリチン、アトロピン、ポリフェノールなど、人間にとって有用なものの宝庫です。ゲノム科学の発展により、今までわからなかったことが細かくわかってきましたのです。様々な植物に感謝、感謝です。


FC2ブログランキング



国語辞典の遊び方

170901b-book.jpg
[題名]国語辞典の遊び方
[著者]サンキュータツオ
[発行]KADOKAWA
[定価]691円
[発行日]2016/11/25
『新明解』『角川必携』『岩波』など、この世にたくさん存在する国語辞典。いったい何がどう違い、どれを選べばいいの? その悩み、すべて解決します! 辞書200冊超をコレクションする、オタクで学者で芸人のサンキュータツオが、辞書の楽しみ方、選び方、つきあい方を徹底ガイド。編者や執筆者の熱い想いと深い哲学が詰まった、ユニークで愛すべき国語辞典たちの、知られざる個性と魅力をわかりやすく紹介。


 いろいろな国語辞典の特徴をわかりやすく解説してある。辞書はネットで十分なんて、自分も思っていたが、大きく考え方が変わった。学生時代以来に国語辞典を買ってみようと思う。さて、どの国語辞典を買おうかな?  迷いに迷っている状況である。


FC2ブログランキング



地図と鉄道

171005-book.jpg
[題名]地図と鉄道
[著者]今尾恵介
[発行]洋泉社
[定価]1,620円
[発行日]2017/6/10
横浜駅や千葉駅はかつて違う場所にあった?   川がないのにかかっている鉄橋、完成しているのに列車が走らないトンネルの理由とは?   鉄道の歴史、路線の謎、廃線の理由… すべての答えは地図にあり。


第一部 地形で線路を楽しむ。第二部 地図でたどる鉄道路線の激変地区。第三部 地図で見る幻の鉄道路線。
となっています。鉄道と地図が好きな私にとってこのような本を読むのは喜び以外のなにものでもありません。特に昔の地図と今の地図との比較には興味が湧いてしまいます。


FC2ブログランキング

長生きしても報われない社会

170821-book.jpg
[題名]長生きしても報われない社会
[著者]山岡淳一郎
[発行]筑摩書房
[定価]886円
[発行日]2016/9/10
長い療養が必要な病気にかかったとして、安静に過ごせる居場所はあるだろうか。「病院から地域へ」という掛け声のもと、地域包括ケアシステム、在宅医療が推奨されているが、その内実は患者をないがしろにするものが多い。そういった環境で、私たちは安心して長生きし、死を迎えることができるのだろうか。在宅医療・介護や看取りの身近な現場から認知症医療、そして地域、自治体、国へと枠を広げながら、日本の医療の問題点とそこに残された可能性を探る。


 読み終えてから、タイトルを見直してみて気がついたことがあった。そもそも「長生き」すれば、「報われる」のが普通の社会なのか?  「長生き」することと「報われる」か「報われないか」ということは全く独立しているのではないかと。
 多死社会を迎える我が国では、過去のような看取られる死が徐々に減ってきている。孤独死が増えているのだ。この状況を否定するのではなく、理解する必要があると思われる。社会資源も財源も有限だ。自分にも他人にも、社会にも寛容になることが必要なのではないだろうか。



FC2ブログランキング



日本人メジャーリーガーの軌跡

170822-book.jpg
[題名]日本人メジャーリーガーの軌跡
[発行]文藝春秋
[定価]756円
[発行日]2015/10/10
1995年、野茂英雄により、日本プロ球界のトップ選手がメジャーリーグに移籍する道が切り拓かれた。イチロー、松井秀喜、松坂大輔、上原浩治らも続々と海を渡り、今や日本人がメジャーでプレーすることは当たり前となった。サムライたちが刻んだ苦闘と栄光の20年史を、ナンバー誌が掲載してきた記事を厳選し、振り返る。


 考えてみれば野茂英雄の決断と、その後の活躍によって、イチローや松井秀喜らの道が開かれたのだ。偉いぞ野茂英雄。野茂が渡米する時、当時の近鉄のS監督のスポーツマンらしくない、いや人間としてふさわしくない言葉はまだ私の中に記憶されています。
 そして伊良部秀輝も強烈だったなぁ。新庄剛志も面白かった。松坂大輔も一時期すごかった。峠を越えてから行った田口や桑田もがんばった。黒田もしかり。日本球界を経ずメジャーへ行ったのは田澤純一。もうひとがんばりしよう! そして上原浩治、ダルビッシュ有、岩隈久志、田中将大、などなど。
 今後の注目は大谷翔平。君はどこへ行く?


FC2ブログランキング



旅と鉄道 2017年11月号

170927-book.jpg
[題名]旅と鉄道 2017年11月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2017/11/1
全国には網の目のように鉄道の路線が引かれ、約9000もの駅があります。その中には、びっくりするような見た目の駅舎や変わった場所を走る鉄道、見たこともないような形の車両、珍体験ができる列車など、私たちがイメージする「鉄道の常識」を飛び越えたような鉄道シーンが各所にあります。そこで『旅と鉄道』11月号では、それらのちょっと変わった鉄道の名所を“へんな鉄道!?"として、笑顔で旅するためのきっかけとして、読者のみなさまに楽しい旅を提案します。1冊まるごと笑って元気になれる「へんな鉄道」スポットや列車を完全に網羅した保存版の特集となっています。


 表紙からして「へんな列車」です。これは四国の予土線を実際に走っているものです。他にも、鉄道の「へんなもの」の特集です。


FC2ブログランキング



天才棋士降臨 藤井聡太

170901c-book.jpg
[題名]天才棋士降臨 藤井聡太
[著者]日本将棋連盟
[発行]マイナビ出版
[定価]1,490円
[発行日]2017/8/31
天才藤井聡太、その強さの秘密に迫る!   羽生善治三冠が14歳の中学生棋士に敗れる。平成29年4月23日、誰も予想できなかった結果に将棋界は騒然となりました。ニューヒーローの名は藤井聡太。藤井四段はその後プロ公式戦で連戦連勝、それまでのデビュー戦からの連勝記録10をはるかに上回り、勝ち続けました。本書はスター誕生の舞台となった炎の七番勝負と驚異の連勝記録について、藤井四段の自戦解説をメインとし、羽生善治三冠をはじめとする対局相手棋士のコメント、七番勝負の企画者でありすべての対局に立ち会った鈴木大介九段の感想で振り返るものです。また、師匠の杉本昌隆七段による藤井聡太論も収録しています。藤井四段の棋士人生の輝かしい第一歩、その軌跡を本人と、関係した多くの棋士たちが綴った記念碑的一冊です。


 デビューから連勝を重ね、従来の記録の10を超えるだけでなく、超えることは不可能と言われた神谷八段の28連勝を超えて、29連勝を達成した藤井聡太四段。詰将棋解答選手権で並み居る強豪棋士の中で三連覇するほどの終盤力をそなえ、ネット将棋で実践力をみがき、そして将棋ソフトで優劣の判断力を研鑽しながら新しい指し方を検討するという、現代ならではの新しいタイプの将棋指しの中学生が現れた。炎の七番勝負では、羽生をも降して6勝1敗と大きく勝ち越す。メディアでも大きく取り上げられ時代の寵児となった。これからの大活躍を期待したい。


FC2ブログランキング



泡沫日記

170508-book.jpg
[題名]泡沫日記
[著者]酒井順子
[発行]集英社
[定価]518円
[発行日]2016/6/23
初体験。それは若者だけのものではなく、中年期は“初体験ラッシュの第2ステージ”なのだ。自分の心身の衰えのみならず、親の死、祖母の介護など老いにまつわるものから、初めて行く国、初めて乗る列車、EXILEのコンサートなど未知の世界が広がるものまで。そして、あの東日本大震災と、その後の日々…。次々起きる初体験に戸惑いながら対応し、順応していく日日の日記風共感エッセイ。


 「人生後半の初体験」に関するエッセイ。初めての弔辞をきっかけに実感した人生後半の初体験は、老いや死と密接な関係を持っている。目次をみると、地震、節電、白髪、四十五歳、福島、介護などが並んでいる。いつもの酒井節は健在です。


FC2ブログランキング



ワン・モア

170702-book.jpg
[題名]ワン・モア
[著者]桜木紫乃
[発行]角川書店
[定価]518円
[発行日]2015/1/25
安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげー。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。


2011年発行の単行本の文庫化されたもの。「死」をめぐる様々な出来事が、短編の連作として描かれている。人と人との依存と別離など、心の隙間を表した桜木ワールド炸裂。


FC2ブログランキング



時刻表探検 数字に秘められた謎を解く

170820-book.jpg
[題名]時刻表探検 数字に秘められた謎を解く
[発行]天夢人
[定価]1,620円
[発行日]2017/7/28
ただ駅名と数字が並んでいるだけのデータに見える「時刻表」、そこには不思議な魅力がある。駅名からはその土地の風景が浮かび、時刻を追ってページを繰れば路線の特徴が見えてくる。さらに昔の時刻表を開けば、往時の名列車が走り去っていく…。そこに掲載されているものは、、ロマンだともいえます。 また、古い「時刻表」は、当時の日本を知る貴重な史料になる。昨今、ページを繰ることが少なくなった「時刻表」ですが、その魅力と秘密を、時刻表に精通した著者が、過去のデータを掘り起こし、解き明かします。


 時刻表に興味のない人がみれば、「なんで数字が並んでいるだけなのにそんなに興味があるの?」となるだろう。しかし時刻表にはまった人には「数字が並んでいるだけ」だからいいのである。まさにロマンである。国鉄がJRになって30年。そしてローカル線が少しずつ廃止されてきている。過去の時刻表を眺めて、今は亡きローカル線に乗るのもまた一興である。


FC2ブログランキング



大往生

170515-book.jpg
[題名]大往生
[著者]永六輔
[発行]岩波書店
[定価]799円
[発行日]1994/3/22
人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.


 永六輔のベストセラーですが、今更ながら読んでみました。気楽に読めました。誰にでも訪れる「死」を、隠さずにそして前向きに捉えてあります。いい本です。永さんの実家はお寺なんですね。だからこのような本を書くことができるのでしょう。


FC2ブログランキング



旅と鉄道2017/9月号

170901a-book.jpg
[題名]旅と鉄道2017/9月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2017/9/21
何もないけれど、なぜか駅だけがある。秘境駅では、大自然を体感する、非日常感を満喫する、あり余る時間を自分流に過ごす、など楽しみ方も色々。本誌では、様々な秘境駅のルポや秘境駅探訪に役立つ情報を特集、1冊まるごと北から南まで「秘境駅・秘境線」を完全に網羅した保存版の特集です。
●巻頭ルポ 秘境駅ランキング1位 北海道・室蘭本線小幌駅の6時間35分
●復活! 大井川鐵道井川線 2大秘境駅「尾盛」と「湖上」へ
●1日で秘境駅6駅&全線制覇 ジグザグ途中下車の旅・飯田線
●都会を走る秘境路線 鶴見線
●とうとう最後の夏 三江線、秘境駅探訪記
●都心から1時間で行けるお手軽秘境駅
●牛山隆信の今こそ行くべき秘境駅2017&最新「秘境駅」ランキング100
●絶景秘境路線 Best10


夏の秘境駅の特集です。小幌駅での6時間35分を鉄道アイドルの伊藤桃さんが、かなりの行動力でレポートしています。大井川鉄道も終点の井川まで復活したし、相変わらずの飯田線もまた乗ってみたい。あぁ、秘境駅に行きたくなってきた。


FC2ブログランキング



教養としての社会保障

170727-book.jpg
[題名]教養としての社会保障
[著者]香取照幸
[発行]東洋経済新報社
[定価]1,728円
[発行日]2017/6/1
日本の社会保障制度は、大きな曲がり角に差し掛かっています。安心社会の基盤となり、社会経済の変化に柔軟に対応し、社会の発展・経済の成長に貢献できる社会保障制度の構築は、これからの日本にとって必須の改革だと私は考えています。(中略)年金制度や医療制度を始めとする社会保障の諸制度は、市民一人ひとりの自立と自己実現を支えるための制度です。現代社会にあって、個人の自己実現を通じた経済の発展と社会の活力、そして市民生活の安定を同時に保障するサブシステムとして、人類が考え出した最も知的かつ合理的な仕組みであり、社会にとっても個人にとってもなくてはならない制度です。本書が、私たちにとってなくてはならない社会保障と、その社会保障制度が置かれている現状について理解するための一助になれば幸せです。(「はじめに」より)


 わかりにくい社会保障をこんなに明瞭に、わかりやすく解説してあります。ポジティブな面もネガティブな面も書かれており信頼がおけます。今後の高齢者激増、人口減少時代にふさわしい社会保障のありかたを考える上で参考になります。政治家のリーダーシップが問われる局面にさしかかっています。


FC2ブログランキング



うまい酒の科学

170407-book.jpg
[題名]うまい酒の科学
[著者]酒類総合研究所
[発行]SBクリエイティブ株式会社
[定価]1,028円
[発行日]2016/1/31
酒好きにはたまらない酒のウンチク本!  清酒から焼酎、ビール、ウイスキー、ワインなど、酒にはいろいろな種類があり、それぞれにたまらない魅力があります。その魅力を日本で古くから酒について研究してきた酒類総合研究所の豊富な資料をもとにわかりやすく解説。すべての酒好きに贈る究極の一冊!


はい。酒好きです。その酒好きに贈る究極の一冊とやらを読んでみました。うんちくがすごいですねぇ。ここまで知らなくても酒は美味しく飲めますよ! と言いたくなっちゃうほど、細かなうんちくに満ち溢れています。


FC2ブログランキング



最貧困女子

170330-book.jpg
[題名]最貧困女子
[著者]鈴木大介
[発行]幻冬舎
[定価]842円
[発行日]2015/11/20
今や働く単身女性の3分の1が年収114万円未満。中でも10~20代女性を特に「貧困女子」と呼んでいる。しかし、目も当てられないような地獄でもがき苦しむ女性たちがいる。それが、家族・地域・制度(社会保障制度)という三つの縁をなくし、セックスワーク(売春や性風俗)で日銭を稼ぐしかない「最貧困女子」だ。可視化されにくい彼女らの抱えた苦しみや痛みを、最底辺フィールドワーカーが活写、問題をえぐり出す!


 想像を超える現実がそこにあった!!!!!   低所得と貧困とは異なり、人は低所得に加えて「三つの無縁」「三つの障害」から貧困に陥るというのだ。三つの無縁とは、「家族の無縁・地域の無縁・制度の無縁」で、三つの障害とは、「精神障害・発達障害・知的障害」である。そしてなんと『貧困は遺伝する』!!!
 これらの最貧困女子は多くの人から「自己責任」「自業自得」と片付けられていることが多いが、様々な取材をした著者のこのドキュメンタリーを読むと、それは間違いであることがわかる。そして直視に堪えない現実があることをはっきりとわかってほしいと著者は言う。それが解決策への第一歩であるから。


FC2ブログランキング



家族写真

170331-book.jpg
[題名]家族写真
[著者]荻原 浩
[発行]講談社
[定価]691円
[発行日]2016/8/1
ちっちゃい赤ん坊だった準子が嫁に行くんだぞーー男手一つで育てた娘を嫁がせる「結婚しようよ」。あの主人公が同年代の54歳と知って愕然とする「磯野波平を探して」。もはや見ないふりできない肥満解消のため家族でダイエットに励む「肉村さん一家176kg」他。短編の名手による、笑って泣ける7つの家族の物語。


身近なテーマの7編の短編集です。どれも「あるある」って感じの内容です。表題作の「家族写真」は家族ならではの難しさと、家族の良さが描かれており、とても考えさせられました。


FC2ブログランキング



旅と鉄道 2017年7月号

170701b-book.jpg
[題名]旅と鉄道 2017年7月号
[発行]朝日新聞出版
[定価]1,000円
[発行日]2017/5/20
おいしいレストラン列車、新時代の食堂車に乗ろう!    今、全国で人気急上昇中、列車の旅を楽しみながら、地元食材の優雅な食事を味わう、鉄道旅行のニューウェーブ、 “新時代の食堂車"ともいえるレストラン列車の旅を大特集。全国を走る36のレストラン列車を網羅、さらに呑み鉄&グルメ鉄におすすめ路線案内まで、おいしい食事とお酒を楽しむ列車にこだわった特集です。

●全国のレストラン列車、36列車をすべて掲載全国のレストラン列車をすべて掲載しています。もちろん車内で味わえるメニューや予約方法などのデータを詳しく掲載。これから夏に向けて、おすすめ情報が満載です。


 食事を味わえる列車がいくつかあるのは知っていましたが、こんなにたくさんあるとは驚きです。鉄道が単なる輸送手段から、時代とともに利用価値が変化してきているようです。


FC2ブログランキング



旅と鉄道 2017年7月号

170701b-book.jpg
[題名]旅と鉄道 2017年7月号
[発行]朝日新聞出版
[定価]1,000円
[発行日]2017/5/20
おいしいレストラン列車、新時代の食堂車に乗ろう!    今、全国で人気急上昇中、列車の旅を楽しみながら、地元食材の優雅な食事を味わう、鉄道旅行のニューウェーブ、 “新時代の食堂車"ともいえるレストラン列車の旅を大特集。全国を走る36のレストラン列車を網羅、さらに呑み鉄&グルメ鉄におすすめ路線案内まで、おいしい食事とお酒を楽しむ列車にこだわった特集です。

●全国のレストラン列車、36列車をすべて掲載全国のレストラン列車をすべて掲載しています。もちろん車内で味わえるメニューや予約方法などのデータを詳しく掲載。これから夏に向けて、おすすめ情報が満載です。


 食事を味わえる列車がいくつかあるのは知っていましたが、こんなにたくさんあるとは驚きです。鉄道が単なる輸送手段から、時代とともに利用価値が変化してきているようです。


FC2ブログランキング




プロフィール

かめ

Author:かめ

FC2乗り鉄の会

鉄道旅行派の同好会に
参加しています。
(敬称略)


hmdの鐵たびブログ
ローカル線の旅
by hmd

写真を中心に「見る紀行文」で、
長期連載しています。


かめかめブログ
by かめ

鉄道、旅、B級グルメ、季節・・・


鉄・街・旅な、つぶやき日記
by あいあんさいど

鉄道、街歩き、旅…などなど。
いろんな思いを、感じたままに。


日本鉄道路線 制覇への挑戦!
by タカ&ヨシ

日本の鉄道、全路線を制覇に
挑戦しています。


本気で全線を走破したい
ぼんばーの日記
by ぼんばー

本気に全線走破をするまでの
過程を徒然と日記で綴ります。

カレンダー

01 | 2018/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

最近の記事

カテゴリ

月別アーカイブ

ブログランキング

ブログランキングに参加しています。

FC2Blog Ranking

ブログ内検索

FC2カウンター