北東北紀行14:気仙沼〜一ノ関(大船渡線2)

(2007年の旅です)

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7月30日の予定

 気仙沼駅に到着した時を見計らったように長男から携帯に電話がありました。長男は名古屋へ行く予定なのですが、そのチケットについての確認です。その時聞いたのですが、豪雨のために東海道新幹線が朝方に一部でストップし、小田急線も運転を見合わせているようです。こちらは曇りが多くて残念に思っていましたが、豪雨に比べたらまだまだマシです。

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纜(ともづな)弁当

 朝食を食べていなかったので、お腹が空いてきました。気仙沼駅にて纜(ともづな)弁当(1,000円)を買いました。纜とは船と陸とを結ぶ太綱のことで、漁業の町の気仙沼にふさわしい名前です。中身はマグロハラスの昆布巻・ふかひれコロッケ・サンマの艶煮・ふか肉中華風・手作り煮しめ・ホタテ稚貝煮・地鶏バジル焼・海藻の酢の物・笹包みデザートと盛りだくさんでした。気仙沼地域の名産品を集めた地元の駅弁です。

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気仙沼駅

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快速スーパードラゴン

大船渡線【気仙沼11:17-12:30一ノ関】快速スーパードラゴン  【大船渡線完乗】

 大船渡線の別名はドラゴンレールと呼ばれています。政治的な関係で、直線距離でわずか8kmの陸中門崎と千廐の間の線路は著しく迂回して猊鼻渓や摺沢を通っていて、その距離はなんと26.1kmになるのです。今日の予定の地図の矢印のところが迂回している場所です。線路の形状がドラゴンに似ているでしょう! 一ノ関駅には予定通りに到着しました。駅名は「一ノ関」ですが市名は「一関」となかなか紛らわしいです。一ノ関からは東北新幹線を利用して帰路につきました。

東北新幹線【一ノ関12:40-13:12仙台】やまびこ54号
東北新幹線【仙台13:26-15:08東京】はやて14号
中央線【東京15:17-15:31新宿】快速
小田急線【新宿15:41-16:40伊勢原】急行

 小田急線のダイヤは復旧していましたが、ロマンスカーは全面的に運休していました。17時前には帰宅できました。とても楽しい四日間でした。

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北東北紀行13:気仙沼〜前谷地(気仙沼線)

(2007年の旅です)

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7月30日の予定

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快速南三陸2号

気仙沼線【気仙沼8:13-9:27前谷地】快速南三陸2号  【気仙沼線完乗】

 気仙沼から快速南三陸2号に乗り換えます。この列車は仙台行き3両編成で、1,3両目が固定セミクロス(2列+1列式)、2両目が転換クロスシートの指定席になっています。南気仙沼駅からかなりの乗車がありました。本吉で列車交換です。この気仙沼線も比較的新しい路線なので駅も高い場所にあることが多く、トンネルや高架が多いようです。

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、気仙沼線は被災しました。2013年9月13日現在では、気仙沼線では、柳津〜気仙沼間がBRT(バス高速輸送システム)で仮復旧して運行しています。

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車窓

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前谷地駅

気仙沼線【前谷地9:42-10:59気仙沼】快速南三陸1号

 前谷地には石巻線の石巻駅行き車両も停まっていましたが、私は快速南三陸1号で気仙沼に戻ります。運良く海側順方向の座席を確保できました。南気仙沼で大量に下車がありました。来るときにもここからの乗車が多かったので、市街地には気仙沼駅よりも南気仙沼駅の方が近いのかも知れません。

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車窓

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志津川駅

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気仙沼駅舎

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北東北紀行12:大船渡〜気仙沼(大船渡線1)

(2007年の旅です)

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7月30日の予定

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大船渡駅

 参議院選挙は予想通りというか予想以上に自民党の惨敗でした。社会保障にお金を出さずに、公共事業費がG7の日本以外の6か国合計よりも日本の方が多いという、お金の使い方を知らない与党は負けて当然だと思いました。

大船渡線【大船渡7:03-8:01気仙沼】南三陸リレー号(普通列車)

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車窓

 さて今朝は肌寒く、いきなり長袖着用です。南三陸リレー号は気仙沼からの快速南三陸に接続している普通列車です。2両・セミクロス・トイレ付・車掌付です。大船渡から乗車しましたが、海側席は空いていませんでした。夏休みですが高校生がそこそこいます。左に見える大船渡湾では養殖が盛んに行われています。陸前高田で高校生が大量に下車しました。そして列車交換を行います。まだ岩手県ですが、この地域の旧国名は陸前です。上鹿折(かみししおり)駅から宮城県に入りました。

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、大船渡線は被災しました。2013年9月13日現在では、大船渡線では、気仙沼〜盛間がBRT(バス高速輸送システム)で仮復旧して運行しています。

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北東北紀行11:宮古〜盛(三陸鉄道南リアス線)

(2007年の旅です)

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7月29日の予定

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釜石駅

 釜石で切り離しと待ち合わせで23分の停車です。駅前などを散策しながら時間をつぶします。釜石線の駅はエスペラント語で別名がつけられていますが、釜石駅は“ラ オツェアーノ(太洋)”です。
 釜石を出て列車は三陸鉄道南リアス線に入ります。車両はJR型車両です。途中に“三陸”という名前の駅があるのを発見しました。通常は三陸というと陸前(宮城県)・陸中(岩手県)・陸奥(青森県)の総称ですが、駅名があるのは初めて知りました。南リアス線は比較的新しい路線なのでトンネルが多く、リアス式海岸の半島の根元をトンネルで通過し、トンネルを出るとちょこっと海が見えるといった感じが続きます。海ではカモメが飛び交っています。

三陸鉄道南リアス線【釜石17:30-18:19盛(さかり)】  【三陸鉄道南リアス線完乗】

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、三陸鉄道は被災しました。2013年9月13日現在では、三陸鉄道南リアス線では、釜石〜吉浜間が不通になっています。

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盛駅

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岩手開発鉄道盛駅

 盛駅に着きました。ここには貨物営業のみの路線である岩手開発鉄道の駅もあります。

大船渡線【盛18:57-19:01大船渡】

 そして今日のホテルのある大船渡までわずか一駅ですが大船渡線に乗って移動します。今日は参議院議員選挙投票日なのでホテルでじっくり開票速報でも見ることにしましょう。私は丸川氏と違ってしっかりと期日前投票してきましたよ(笑)。

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北東北紀行10:釜石〜宮古(山田線2)

(2007年の旅です)

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7月29日の予定

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宮古行き車両

山田線【釜石13:40-14:53宮古】普通列車  【山田線完乗】

 ここから山田線で宮古へ向かいます。乗り換えた列車は13時05分から快速はまゆり3号を待ち、35分停車していたことになります。この列車は2両・セミクロス・トイレ付です。乗車率は60%くらいで、あいにく海側の逆方向・通路側しか空いていませんでした。海がなかなか見えないのでドアの付近にいこうかと思いましたが、二つ目の鵜住居(うのすまい)駅で4人でボックスに座っていた地元の高校生が全員下車しましたので海側の進行方向の席に座ることができました。ラッキーです。

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吉里吉里駅名標

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車窓

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岩手船越駅名標

  そして井上ひさしの小説「吉里吉里人」で有名になり独立宣言をして日本各地のミニ独立国の先鞭をきった吉里吉里駅を過ぎ、右手に太平洋を望みながら本州最東端の駅である岩手船越駅を越えて、路線の名称にもなった陸中山田駅に到着しました。小雨が降っているようです。2日前は4分程遅れたこの列車ですが、今日は遅れずに定刻に宮古駅のホームに滑り込みました。二度目の宮古です。

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、山田線は被災しました。2013年9月13日現在では、山田線では、宮古〜釜石間全線が不通になっています。

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磯ラーメン@蛇の目本店

 駅前のさわだや食堂で食事をしようというのが当初の予定でしたが、今日は定休日らしく営業していません。そこで次善策として駅前の蛇の目本店(寿司屋)で磯ラーメンを食べることにします。さてこの蛇の目寿司は駅前の大きなお寿司屋さんです。テレビでも紹介されたことがあるようです。「2階へどうぞ」と言われ、広いお座敷席に一人だけ案内されました。ポツンといるのも寂しいものである。ここには磯ラーメンがあるということを知っていたので「磯ラーメンというのがあると聞いたのですが・・・」と言うと、これでよろしいですかとメニューの写真を見せられました。「はい」と返事をして、しばらく待ちます。その間にお茶とおしぼりが出てきました。20分くらい待ったでしょうか、やっと磯ラーメンが登場しました。写真にあるように圧巻である。とにかく具がすごい! 毛ガニ(多)・イカ(多)・エビ・ホタテ・ツブ貝・ホッキ貝・ワカメ(多)。具だくさんで食べるのに時間がかかります。カニフォークもついてくるので、それを使ってカニを食べます。最初に出てきたおしぼりも必須アイテムです。スープは潮味、麺は中やや縮れ。とにもかくにも具でビックリのラーメンです。これで1,050円とはサービス価格ででしょう。安くて、満足して、幸せです。
 宮古駅前はなにかお祭りか花火大会でもあるのでしょうか、浴衣姿のお嬢さんが目立ちました。

山田線【宮古15:53-17:07釜石】

 さてまた釜石まで戻ることになります。4両・セミクロス・トイレ付・車掌付です。前から2両目に座りましたが、発車後のアナウンスで、前の2両は釜石止りで後ろの2両は盛までとのことでした。陸中山田でかなり下車し、釜石の手前で最後部の車両に移ります。

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北東北紀行9:盛岡〜釜石(釜石線)

(2007年の旅です)

 盛岡駅で1時間30分ほど時間があるので駅ビル内の本屋さんに行って時間をつぶします。当初の予定では、盛岡で遅い朝食を摂ろうと思っていたのですが、大館で鶏めしを食べたので食事はしなくて済むからです。それでも時間があまるのでブラブラしていたらなんと「めんこい横丁」なるものを発見し、らーめんの千草というお店があるのを見つけました。

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7月29日の予定

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ラーメン@千草

 千草の本店は一昨日通った久慈にあり、鶏ガラ100%のスープのラーメンで、新横浜ラーメン博物館にも期間限定(2004年3月3日~2005年11月30日)で出店していたお店です。どうしても食べたくなりお店に入ってラーメンを食べました。予定外行動その2です。久慈ラーメンの特徴は、純粋な鶏スープであるということ以外にも、麺が長い(通常は30~40cmだが、千草は70cm)ことや、鶏肉のチャーシューであることなどです。たちまち出てきたラーメンは、鶏の香りのするふくよかなスープに、中細やや縮れ麺はスープの絡みがいいですね。具は、チャーシュー(鶏2)・メンマ・ネギです。鶏のチャーシューとはオリジナリティーが溢れています。あっさりとした鶏ガラ味のスープと細麺の組み合わせは美味しかったのですが、11時前にすでに2食も食べてしまいました。体重維持作戦には逆行してしまいますねぇ。

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快速はまゆり3号

東北本線~釜石線【盛岡11:24-13:35釜石】快速はまゆり3号  【釜石線完乗】

 さらに駅前をブラブラした後、快速はまゆり3号で釜石に向かいます。この列車は3両で1,3号車が転換型クロスシートで2号車が固定クロスシート(2列+1列式)となっていて3号車が指定席です。1号車を先頭にして出発しますが、花巻で進行方向が逆になるため、転換型クロスシートの初期設定は後ろ向きになっています。

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北上川ゴムボート川下り大会

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釜石線合流

 盛岡を出発すると左手に北上川が寄り添いますが、今日は北上川ゴムボート川下り大会らしく数多くのゴムボートが川下りをしていました。しばらく走り、釜石線の線路が左から合流してくるともうすぐ花巻駅です。

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北上川

 花巻から釜石までは釜石線です。別名を銀河ドリームラインといいます。花巻を出て似内で列車交換のための運転停車をし、その後北上川を渡ります。そして東北新幹線との接続駅である新花巻からは大量乗車で指定席はほぼ満席になりました。土沢からは高度を上げ山間部に入っていきます。

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宮守駅名標

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めがね橋(宮守川橋梁)から下を望む

 宮守駅を出てすぐに通るのは“めがね橋(宮守川橋梁)”で、ここは宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」のモチーフにしたとされています。しかし列車に乗っていると高さ以外は全く実感できません。

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遠野駅

 徐々に下りになり、すぐに遠野盆地の中心地の遠野駅に到着しました。4年前に家族で遠野に車で来て、遠野駅に併設されているフォルクローロ遠野に泊まったのを思い出します。

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7月29日の予定(再掲)

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陸中大橋駅付近を見下ろす

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今通ってきた鬼ヶ沢橋梁を見上げる

 遠野からは再び高度を上げ、足ケ瀬を過ぎると山間部に突入しトンネルが多くなります。霧も出てきました。今日の予定の地図内に矢印で示したヘアピンカーブは高低差を稼ぐためのものです。これから通る線路をはるか下に確認することができましたが、陸中大橋駅は確認できませんでした。陸中大橋駅を過ぎてから見上げると、先ほど通って来た鬼ヶ沢橋梁を望むことができるました。やがて終点の釜石駅に到着し、乗客が一気に車外に吐き出されました。

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北東北紀行8:大館〜盛岡(花輪線)

(2007年の旅です)

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7月29日の予定

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大館駅

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盛岡行き列車

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鶏めし

花輪線【大館6:43-9:07好摩】普通列車  【花輪線完乗】

 花輪線もローカル線なので単行かと思いきや、駅のホームで待っていたのは3両・セミクロス(2列+1列式)・冷房付・トイレ付でした。しかし乗客は少なく、先頭車両には私一人だけです。大館駅を出てすぐに奥羽本線をオーバークロスし、南下します。まだ温かさの残る鶏めしを車内でゆっくりといただきました。あきたこまちを比内鶏のスープで炊いたご飯とその上にある比内鶏の肉が絶妙で、素朴な美味しさに幸せになります。東大館駅を過ぎ、大滝温泉で列車交換しました。沢尻駅なんて名前の駅がありますが、エリカやERIKAがいるはずもありません(爆)。

  十和田南で進行方向を変えます。平地でのスイッチバックで、ここでも列車交換を行います。十和田南を出ると、今まで走ってきた線路が右前方に消えていきます。鹿角花輪駅でも列車交換です。この駅は以前は陸中花輪といいました。ここは秋田県ですが、この辺りは旧陸中国なのです。兄畑からは岩手県に入ります。田山~横間の間で分水嶺を越えます。


田山〜横間

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車窓

 分水嶺は越えましたが、安比高原駅までまた登ります。この駅は、JR・私鉄全駅乗下車を達成した横見浩彦氏が最初に駅めぐりを開始したことでマニアには広く(笑)知られています。そして徐々に下っていき北上盆地に入っていきます。花輪線の起点である好摩駅で途中下車しました。

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好摩駅

 好摩駅には啄木の歌が掲示してあります。駅前をブラブラしましたがあまり見るものもないので、次の列車で盛岡へ向かいます。

IGRいわて銀河鉄道【好摩9:30-9:56盛岡】普通列車

 この岩手・三陸フリーきっぷは、三陸鉄道だけでなく、IGRいわて銀河鉄道青い森鉄道などもフリーエリアに含まれています。好摩からは3両セミクロスのJR型車両で、かなり乗客は多いのですが、元東北本線のプライドでしょうか?

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北東北紀行7:大館駅

(2007年の旅です)

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7月29日の予定

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大館駅舎

 今日の予定は、大館~好摩~盛岡~花巻~釜石~宮古~釜石~盛~大船渡です。旧国名でいうと、大館付近は出羽国で、盛・大船渡付近は陸前国ですが、ほとんどが陸中国です。

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鶏めし販売所 ◇ 鶏めし外観

  朝起きて大館駅に向かうと、昨夜には気がつきませんでしたが、大館名物“鶏めし”弁当の作業場兼販売所が駅前にありました。当初は盛岡駅についてから遅めの朝食にしようと思っていましたが予定変更です。鶏めしを購入し列車の中で食べることにしましょう。
 駅前には地元の年配の男性がいて、「おはようございます。どこから来られたのですか?」と声をかけられました。もちろん地元の言葉なのでなまっていますが、なんとか意味はわかります。「神奈川からです」と答えると、別の年配男性から「18きっぷですか?」と尋ねられました。「18きっぷを利用する人が多いのですか?」と聞くと「この時期は多いね」とこれも地元の言葉で返ってきます。他にも会話をしたのですが、正直、半分くらいしか意味がわかりませんでした。

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JR大館駅と小坂鉄道大館駅が入った地図

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小坂鉄道線路

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大館地図(1914年) ◇ 大館地図(1990年)(ともに「東北 ~地図で読む百年~」(古今書院)から)

 この機会に「小坂鉄道の昔の駅はどこにあったのですか?」と逆に質問してみると、丁寧に教えてくれてその跡を見に行きます。小坂鉄道は1994年に旅客営業を停止して、現在では貨物営業のみ行われているようです。小坂鉄道大館駅の跡はかなり広く、大きな駅だったと思われます。大館は大館駅前を中心とするのは新市街で、その南側で東大館駅の東側に旧市街があります。東北~地図で読む百年~(古今書院)に詳しく書いてあります。

(注)小坂鉄道の貨物営業も2009年に廃止されました。

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北東北紀行6:青森〜三厩(津軽線2)

(2007年の旅です)

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7月28日の予定

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駅前食堂(山海堂)

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ラーメン@みちのく食堂

  三厩駅に到着して、駅前食堂の本にも登場した「みちのく食堂」に入り、ラーメン(450円)とひとくちカレー丼(100円)で遅めの昼食をとります。何といってもみちのく食堂というネーミングがいいですね。いつかは来てみたかったのですが、ついにそれが実現するとは感無量です。本当に駅前にあるのです、というか、このお店以外には駅前に建物がない、といった感じのJR津軽線三厩駅前なんです。昼飯時ではなかったので、入った時には私一人。その後、JRの職員が一人入ってきました。まずはラーメンを食べましょう。スープはカツオや昆布と鶏ガラなどでしょうか、あっさりとしていて美味しいものです。麺は細縮れで、量も多めでワシワシと食べる感じです。具は、チャーシュー(肩ロース2)・メンマ・お麩・わかめ・ネギでした。ひとくちカレー丼もよーく煮込んだトロトロカレーがご飯にかかっており、ボリュームもかなりあります。決して“ひとくち”ではありません。大いに満足です。会計の時に、「駅前食堂」の本の話しをしてみました。するとこのお店が開店したのは20年ほど前ですが、10年くらい前に取材の人がいきなり来たとのことでした。一度来てみたかったと話すとうれしそうにお礼を言われました。

(注)みちのく食堂は2012年7月にはすでに閉店していました。

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駅前のあじさい

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列車と青空とあじさい

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  天気がだいぶ良くなり青空も見えてきました。まだ時間がありましたので、駅前のあじさい群や駅構内・待合室などを散策しました。

津軽線【三厩15:46-16:27蟹田16:28-17:14青森】普通列車

  折り返す列車は、上り線唯一の青森直通の普通列車です。三厩からの乗客は私を含めてわずかに4人。そのうちの一人の若者はさっきからブツブツと独り言をいいながら車内を行ったり来たりしています。周りで見ていてもあまり気持ちのいいものではありません。

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車窓

 津軽浜名付近では左手に津軽海峡が見え、やがて山間部をあえぎながら通過します。蟹田を過ぎると左手に今度は陸奥湾が姿を現しました。郷沢あたりまで陸奥湾が見えています。来る時にはロングシートだったので気がつきませんでした。


津軽線から津軽海峡


津軽線の山間部


津軽線から陸奥湾

奥羽本線【青森17:58-19:39大館】普通列車

 青森からは秋田行きの普通列車に乗り換えます。秋田までの所要時間は約4時間ですが、それにもかかわらずロングシートの3両編成です。この列車は弘前駅に16分停車し、寝台特急あけぼのに追い抜かれます。また下車する大館駅にも13分間停車します。大館駅に到着し宿泊するホテルまで歩きます。駅前のビジネスホテルなので徒歩3分ほどです。

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北東北紀行5:青森〜三厩(津軽線1)

(2007年の旅です)

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7月28日の予定

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蟹田行き列車@青森駅

津軽線【青森13:01-13:45蟹田】普通列車

 津軽線の列車は単行だと予想していましたが、青森駅のホームには何と3両編成が停まっていました。座席は残念ながらロングシートですが、トイレ付・車掌付・冷房付です。外は小雨が続いており、寒いので長袖を着用しました。奥内で列車交換です。北海道方面からの特急列車の待ち合わせですが、大雨の影響か少し遅れています。中沢付近で雨が上がり、蟹田の手前で右側に陸奥湾が見えてきました。結局、蟹田には4分遅れで到着しました。

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蟹田駅(右下:18きっぷ族らしき人たち)

 蟹田駅のホームには、「蟹田ってのは風の町だね」という太宰治の小説津軽の一節が書かれています。また通常は特急列車に乗ることができない青春18きっぷですが、この蟹田~木古内(北海道)間は特例で特急に乗ることができるのです。理由は、この区間には特急しか走っていないからなのです。その青春18きっぷ族らしき人たちがこの蟹田駅13:46発の特急スーパー白鳥9号に乗り込んでいきました。

津軽線【蟹田14:00-14:39三厩】普通列車  【津軽線完乗】

 蟹田からは2両・固定セミクロス・トイレ付・車掌付・冷房なしの列車に乗り換えます。扇風機のスイッチを止めて、窓を開けて走ればまるでトロッコ列車です。

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中小国駅名標

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分かれ行く津軽海峡線

 中小国はJR東日本とJR北海道との分岐駅で、津軽海峡線が分岐してこちらは青函トンネルへ通って北海道へ向かっています。

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津軽海峡

 大平~津軽二股間は山間部ですが、今別をすぎると右手に津軽海峡を望むことができます。山から海へと車窓も目まぐるしく変わるので乗っていて飽きのこない路線です。

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三厩駅

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北東北紀行4:盛岡〜野辺地〜大湊(東北新幹線・東北本線・大湊線)

(2007年の旅です)

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7月28日の予定

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盛岡駅

 6時30分に目覚ましをセットして寝ましたが、6時には目が覚めてしまいました。昨日、岩泉駅でいただき冷蔵庫で冷やしていた龍泉洞コーヒーを飲みました。天気予報によると今日の天気はあまりよくなく、北海道から東北の一部でにわか雨があるということです。今日のホテルは最近よく利用する東横インです。おにぎりとみそ汁とお新香とお茶・コーヒーの朝食が無料なので、7時からおにぎり2個・みそ汁の朝食を済ませ、盛岡駅へ向かいます。今日の予定は、青森の二つの角(つの)のように見える、下北半島を走る大湊線(野辺地~大湊)と津軽半島を走る津軽線(青森~三厩)に乗車することです。

東北新幹線【盛岡7:59-8:37八戸】はやて95号

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八戸駅(東口)

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青森行き列車

 仙台発のはやてに盛岡から乗り込みます。朝早いので自由席はガラガラです。岩手山は昨日ほどきれいには見ることは出来ません。八戸で少し時間があるので、東口付近を散策しました。

東北本線【八戸9:09-9:54野辺地】普通列車

 八戸からは東北本線で野辺地まで移動します。3両の車両はトイレ付・車掌付ですが、すべてロングシートなので興ざめです。東北本線と奥羽本線の普通列車はロングシートだけの車両が多いのはなんとかならないものでしょうか? 車内では3-4才の男の子を連れた若い父親が朝からビールを飲んでおり、携帯電話で大声で会話しています。子供の教育よりもまず親の教育ですね。

(注)2010年12月4日に東北新幹線が新青森まで延伸したのに伴い、東北本線の八戸〜青森間は青い森鉄道になりました。

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野辺地駅名標 ◇ 鉄道防雪林

 野辺地駅に着く直前から、進行方向左手に鉄道記念物に指定されている鉄道防雪原林が姿を表し、その雄大さに圧倒されます。

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快速しもきた ◇ 陸奥湾

大湊線【野辺地10:06-10:56大湊】快速しもきた  【大湊線完乗】

 野辺地からは青森発の快速しもきたに乗り換え、大湊線終点の大湊を目指します。青森から野辺地へ着くと、進行方向を変えて大湊へ向かうことになります。車両は2両・セミクロス・トイレ付・車掌付・冷房なしです。天井には扇風機がクルクルと回っています。さて快速しもきたは、野辺地を出発すると、3駅通過して陸奥横浜(10:31発)に停車し、さらに4駅通過して下北(10:51発)、そして終点の大湊に向かいます。なかなか快速感のある列車です。野辺地を出てしばらくすると左手に陸奥湾が見えてきます。陸奥横浜駅を過ぎると道路面や屋根が濡れています。そして雲が厚く垂れ込めてきました。そのうち雨が降ってきたので開いていた窓を閉めます。たちまち大雨になりました。大湊に着いた時には、豪雨となっていました。

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大湊駅前:豪雨

 大湊駅では一度改札を出て、折り返しの列車に乗るように案内されました。改札口の向こう側では折り返しの列車に乗るために長い行列が出来ています。改札を出て、豪雨で駅前の散策も出来ないので、素直に行列の最後尾に並びます。その時、大声で駅員と乗客が言い争っているのが聞こえました。どうも一度改札を出ることを渋る乗客が、駅員に向かって大声で怒鳴っているのです。ちらっと見ると恰幅のいいオヤジで、自分の思い通りにならないと大声を出すという性格の持ち主なのでしょう。あぁ、やっぱり大人への教育が必要のようです。日本人が持っていたとされる礼節や遠慮という言葉はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか? 
 ところで駅の電光掲示板を見ると「北海道地方の豪雨のため青森~函館間で現在特急の運転を見合わせています」と掲示されていました。これから向かう津軽線は動いているだろうかと心配になります。とにかく青森に移動してから考えることにしましょう。

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快速しもきた行き先表示

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陸奥横浜駅名標


大湊線から陸奥湾

大湊線~東北本線【大湊11:06-11:57野辺地12:09-12:46青森】快速しもきた

 長い行列の最後尾に近いところに並んでいたため、折り返しの快速しもきたには座れないかも知れないと思いましたが、意外にも一つだけ海側のボックスがぽっかりと空いていました。ラッキーとしか言いようがありません。次の下北駅でかなりの乗車がありほぼ満員になりました。下北を出てからは徐々に雨が弱まり、やがて止んできました。陸奥横浜駅前後からは青空も少し覗くようになってきました。路面は濡れていないので、かなり局地的な豪雨であることが想像できました。

 東北本線に入っても停車駅は、小湊・浅虫温泉・青森だけと快速感は衰えません。小湊手前で再び雨となり、目まぐるしく天気が変わります。車内放送では現在では特急列車は動いているようです。

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北東北紀行3:宮古〜岩泉(山田線・岩泉線)

(2007年の旅です)

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7月27日の予定

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JR宮古駅 ◇ 大漁旗

 そして隣のJR宮古駅の待合室で少し休憩します。待合室には漁業の街らしく大漁旗が掲げられていました。

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岩泉行き普通列車

山田線~岩泉線【宮古14:59~15:19茂市15:35~16:28岩泉】普通列車 【岩泉線完乗】

 宮古からは茂市経由岩泉行き普通列車の乗り換えます。茂市までは山田線でそこから先は岩泉線となります。単行・トイレ付・車掌付ですが、ここも冷房なしの扇風機列車で、しかもドアを開けるのは手動です。引き戸のようにドアを開けなければなりません。閉まるのは自動になっています。釜石方面からの接続の列車が遅れているので出発が2分ほど遅れるアナウンスがありました。ちなみに遅れている列車には2日後に釜石から乗る予定になっています。

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車窓(宮古~茂市)

 やがて出発し、閉伊川(へいがわ)沿いをゆっくりと上って行くと、たちまち茂市に着きます。

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茂市駅構内

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車窓(茂市~押角)

 茂市駅構内は山田線と岩泉線の分岐駅だけあってかなり広くなっています。茂市に15分ほど停車して、盛岡方面からの列車との接続を取った後に岩泉へ向けて再度出発します。列車は田園地帯から徐々に山あいに向けて進んでいきます。

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押角駅

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車窓

 秘境駅ランキング第6位押角駅に停車します。板張りのホームがあるだけで周囲に生活の気配は全くありません。秘境駅の面目躍如(?)です。押角峠付近では道路や民家に比べてはるかに高いところに線路が敷かれているのがわかります。北海道の石北本線や石勝線のような雄大な山の風景です。

(注)秘境駅ランキングでは第4位でしたが、2012年8月31日のランキング大改訂により第6位になりました。

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岩泉駅舎

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龍泉洞コーヒーと絵はがき

 押角峠で分水嶺を越え、岩手大川駅の手前では、列車に向かって一生懸命に手を振る少年にこちらからも大きく手を振ります。そしてしばらくして盲腸線の終端駅である岩泉駅です。岩泉線は太平洋側の小本まで計画されていたので当初は小本線と言っていましたが、途中で延伸計画がなくなり終点の名前をとって岩泉線となりました。龍泉洞が近いこともあり、岩泉町観光協会が龍泉洞の水を使った缶コーヒーと絵はがきを無料で配布していたのでしっかりといただいてきました。

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発車時刻表 ◇ 岩泉駅スタンプ

 岩泉線は全線を通る列車は1日3本しかないという超閑散区間となっています。それだけにこの駅に列車で来るのは難易度が高いと言えます。

(注)2010年7月31日の豪雨により不通になっていましたが、2012年3月30日に岩泉線の廃止が決定しました。残念です。

岩泉線【岩泉17:20~18:12茂市】普通列車

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茂市駅名標 ◇ 夕暮れの茂市駅構内

 乗ってきた同じ列車で再び茂市まで戻ります。雄大な自然の景色を車窓から見ているだけで心が洗われます。茂市で下車し、山田線の盛岡行きを待ちます。茂市駅では三脚を持ったカメラオタクオヤジが多く、撮影場所の確保に苦労していました。下手するとケンカが起こるかも知れないという緊張感さえ漂っていました。私もデジカメオヤジですが、三脚などは使わないのでオタクではないと自分では思っています(笑)。

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旧国鉄色列車

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区界駅名標

山田線【茂市18:31~20:44盛岡】普通列車

 宮古から来たのは旧国鉄色の列車で、カメラオタクオヤジはこれを撮影に来ていたのでしょう。2両・トイレ付・車掌付で固定セミクロスシートです。高校生の乗客が多いようです。標高をどんどんあげていき、区界(くざかい)駅で列車交換のため15分停車します。この区界駅は標高744mで山田線のみならず東北地方で一番標高の高い駅です。あたりはかなり冷え込んできたので長袖を着用します。持参したラジオでは巨人対広島戦が流れていて7回まで3対0と巨人がリードしています。ウトウトしながら盛岡駅に到着し、四日間の旅の一日目が終えました。

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北東北紀行2:久慈〜宮古(三陸鉄道北リアス線)

(2007年の旅です)

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7月27日の予定

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三陸鉄道久慈駅ホームへ降りる階段

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宮古行き普通列車

三陸鉄道北リアス線【久慈12:15~13:56宮古】普通列車 【三陸鉄道北リアス線完乗】

  久慈駅に到着する直前の車内から三陸鉄道のホームを見るといくつかの団体客で溢れています。ローカル線なのでホームが溢れているなどとは、想定外の事態です。なんとかホームに入り、列車を待ちます。この三陸鉄道北リアス線は“不思議の国の北リアス”がキャッチコピーです。うーん、今ひとつかなぁ。
  入線してきた列車は3両・冷房付・トイレ付・車掌付で、1・2両目が固定式セミクロスシートで3両目は転換型クロスシートという編成です。3両目の山側に座席を何とか確保することができました。海側は高齢者の団体客に譲った形となりました。車内アナウンスによると四つの団体が同じ列車に乗り込んでおり、下車駅もすべて同じく普代駅で、普代駅からは先頭車両だけの単行となり宮古へ向かうとのことでした。各団体の添乗員がお弁当とお茶を配っていますが、もちろん私はもらうわけにはいきません。

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、三陸鉄道は被災しました。2013年9月13日現在では、三陸鉄道北リアス線では、小本〜田野畑間が不通になっています。

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太平洋を望む車窓(左:野田玉川付近、右:堀内付近)

  三陸鉄道は日本で初めての第三セクターとして開業した路線です。新しい路線のためかトンネルや高架が多くなっています。海が見える場所ではサービスとして列車を止めてくれます。高架の部分からでは、乗客はのぞき込むようにして海岸を眺めています。普代駅の一つ手前の白井海岸駅付近で1両目に移動しました。普代駅で予定通りに、大量~~~に下車しました。1両になったが車内はガラガラです。そしてなんと車掌も降り、ワンマン列車となります。普代駅出発時点で約10分遅延していましたが、理由は団体客の乗下車・ビューポイントでの一時停車・車両切り離しなどの複合的なものでしょう。田老(たろう)駅ではレトロ調車両 さんりくしおさいと列車交換しました。その後もスピードはあげずに宮古駅にも10分遅れで到着しました。

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三陸鉄道宮古駅

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中華そば@たらふく

 三陸鉄道宮古駅では駅前を工事中です。JR宮古駅とは入口が別になっています。朝からは何も食べていないのでお腹が空いてきました。駅から徒歩5分ほどのたらふくへ向かいました。創業50年以上という老舗を三代目のご主人が守っています。メニューは中華そば一品だけの正統派です。ドアにはすだれが掛けられ、店内には冷房はありません。扇風機が回っているだけなんです。そんな光景が似合うお店です。奥様だと思われる女性と目が会い「一つお願いします」で通じてしまいました。ご主人は黙々と作業を続けています。中華そばのスープは昆布と煮干しを中心にしたあっさりとした醤油味で、たっぷりと丼の縁まで注がれています。麺は自家製の細平打ち麺で、柔らかめに茹でられていて、これまたボリュームたっぷりです。具は、チャーシュー(小2)・メンマ・のり・ネギです。毎日食べられるやさしい美味しさの中華そばでした。

(注)三陸鉄道宮古駅前は2010年8月に改装されました。

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宮古駅名標

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本州最東端訪問証明書 ◇ 宮古駅スタンプ

 食後、駅前の観光案内所で「本州最東端訪問証明書」を100円で手に入れました。ここは最東端の駅になるのですね。

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北東北紀行1:東京〜八戸〜久慈(東北新幹線・八戸線)

(2007年の旅です)

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7月27日の予定

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岩手・三陸フリーきっぷ

 JR東日本の北東北ディスティネーションキャンペーンとタイアップして、岩手・三陸フリーきっぷが発売されたので、未乗区間の乗りつぶしをかねて北東北一人旅に出ました。
 東京駅近くに前泊する必要があるため、夕食を自宅で取った後、本厚木からロマンスカーで新宿へ向かいます。前の座席の人は窓側にワンセグを出して、巨人の高橋由が先頭打者本塁打シーズン9本目の新記録を打ち立てた横浜戦を見ています。移動しながらテレビを見られる時代になったのですね。
 今回は初めてかめかめブログに毎日の旅の予定をあらかじめ書き込んでおき、決められた時刻(毎日午前5時)に自動的に掲載されるように仕込んだことがうまくいくかということが心配でした(結果的にはうまくいったようです)。また車内の冷房対策として長袖を持っていきましたが、これが意外なところで役にたつことになりました。ホテルハイマートは東京駅八重洲口徒歩1分と朝早い旅立ちには立地条件は申し分ありません。
  旅の初日の7月27日は朝から暑く晴天です。旅立ちは“はやて”です。

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東京駅

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はやて1号@東京駅

東北新幹線【東京6:56~10:03八戸】はやて1号 【東北新幹線完乗】

  新幹線は定刻通りに出発しました。ちなみに隣の席には明らかにメタボリックシンドロームの男性が座っていて、黒ウーロン茶を飲みながら朝からポテトチップ!を食べています。これじゃあ、ますますメタボが進行することでしょう(笑)。そのメタボ君は盛岡で下車したので、隣の空間が大きく空いてホッとしました。

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岩手山

 さて盛岡以北の東北新幹線は初めてとなります。盛岡を出てすぐに、車窓左手に雄大な岩手山が見えてきます。いわて沼宮内と二戸に停車しましたがどちらも乗降客は少なくひっそりしています。トンネルをいくつか過ぎると八戸に到着します。東京からわずか3時間余りで八戸に着いてしまうとは、新幹線は速すぎます。

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うみねこ車両

八戸線【八戸10:16~12:04久慈】うみねこ(普通列車) 【八戸線完乗】

 八戸からは八戸線の“うみねこ”と愛称のついた列車に乗り換えます。愛称のついた列車は優等列車(特急や急行や快速)のことが多いのですがこれは普通列車です。八戸市内の蕪島(かぶじま)が蕪島うみねこ繁殖地として国の天然記念物の指定をうけているためのネーミングです。また八戸駅~鮫(さめ)駅までは“うみねこレール八戸市内線”という別称もあるようです。

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天井の扇風機

 さて列車ですが、2両・トイレ付・車掌付で転換型クロスシートで乗り心地はよいのですが冷房設備はありません。天井で扇風機が回っているだけです。走り出すと自然の風が空いた窓から入って来ます。冷房よりも自然の風の方が心地よいし、旅をしている感じがします。馬淵川前後で2本の支線が港の方に向かっていました。しばらくして八戸市の中心にある本八戸駅に到着しました。八戸からは50%くらいの乗車率でしたが、ここで大量に下車しました。

(注)2011年3月11日の東日本大震災で、八戸線は被災しましが、2012年3月17日に全線復旧しました。

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1970年8月号の時刻表から

 あまり知られていませんが、1971年3月末までは、今の八戸駅を尻内(しりうち)駅といい、本八戸駅を八戸駅と呼んでいました。

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蕪島とうみねこ

  鮫駅を出ると左側の車窓に蕪島が見えてきます。うみねこがたくさんいるのが車内からもよくわかります。陸中白浜駅で海水浴目的と思われる中・高校生が大量に下車し、車内はますます空いてきました。

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車窓

(注)朝の連続テレビドラマの「あまちゃん」の舞台はおそらくこのあたりでしょうか。


太平洋を望む車窓

 左手に太平洋が望まれる区間が多く楽しめる路線です。階上(はしかみ)駅で列車交換し、角の浜駅からは岩手県に入ります。12時過ぎに予定通り久慈駅に到着しました。

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着いた~~~

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気仙沼で纜(ともづな)弁当

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深川めしから始まった今回の旅も、纜弁当で幕を閉じます。快速スーパードラゴンで一ノ関へ出て新幹線で戻ります。

再び気仙沼へ

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前谷地から気仙沼に戻ります。

気仙沼駅

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気仙沼に着きました。これから快速南三陸(仙台行き)で前谷地を目指します。

大船渡

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最終日の今日は大船渡からのスタートです。

7月30日の予定



大船渡から大船渡線で気仙沼へ。
気仙沼線で前谷地まで往復し、気仙沼から大船渡線で一ノ関へ。
一ノ関からは、新幹線で東京へ。

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参議院選挙

20070729205131
大船渡のホテルで選挙速報を見ています。自民の惨敗の様ですね。お金の使い方を知らない党には与党になってほしくないですね。

磯ラーメン@宮古駅前

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宮古駅前の蛇の目本店で磯ラーメン! カニ・エビ・ホタテ・イカ・ワカメなど海の幸いっぱいのラーメンでした。幸せな気分になれます! 1050円!

太平洋、またまた

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釜石から宮古へ行く途中です。もちろんリアス式海岸です。

快速はまゆり3号@盛岡駅

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快速はまゆりに乗り、花巻、遠野を経由して釜石に移動中です。

霧ふかき好摩の・・・@啄木

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花輪線の好摩駅で途中下車。これからIGRいわて銀河鉄道で盛岡へ向かいます。三回目の盛岡です。

鶏めし@大館

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大館といえば鶏めしが有名です。早速、いただきます!

7月29日の予定



大館から花輪線とIGRいわて銀河鉄道で盛岡へ。
東北本線で花巻を経て、釜石線で釜石へ。
山田線で宮古まで往復した後、釜石まで戻り、
三陸鉄道南リアス線で盛へ。
最後に大船渡線に一駅だけ乗り大船渡へ。

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あじさいと列車と青空@三厩駅

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もうすぐこの列車で青森へ向かいます。

本州最北端の駅

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三厩駅に到着しました。みちのく食堂で遅い昼食です。

蟹田ってのは風の町だねby大宰

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蟹田駅に着きました。これから三厩へ向かいます。また暑くなって来ました。

プロフィール

かめ

Author:かめ

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鉄道旅行派の同好会に
参加しています。
(敬称略)


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