泡沫日記

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[題名]泡沫日記
[著者]酒井順子
[発行]集英社
[定価]518円
[発行日]2016/6/23
初体験。それは若者だけのものではなく、中年期は“初体験ラッシュの第2ステージ”なのだ。自分の心身の衰えのみならず、親の死、祖母の介護など老いにまつわるものから、初めて行く国、初めて乗る列車、EXILEのコンサートなど未知の世界が広がるものまで。そして、あの東日本大震災と、その後の日々…。次々起きる初体験に戸惑いながら対応し、順応していく日日の日記風共感エッセイ。


 「人生後半の初体験」に関するエッセイ。初めての弔辞をきっかけに実感した人生後半の初体験は、老いや死と密接な関係を持っている。目次をみると、地震、節電、白髪、四十五歳、福島、介護などが並んでいる。いつもの酒井節は健在です。


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ワン・モア

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[題名]ワン・モア
[著者]桜木紫乃
[発行]角川書店
[定価]518円
[発行日]2015/1/25
安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげー。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。


2011年発行の単行本の文庫化されたもの。「死」をめぐる様々な出来事が、短編の連作として描かれている。人と人との依存と別離など、心の隙間を表した桜木ワールド炸裂。


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家族写真

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[題名]家族写真
[著者]荻原 浩
[発行]講談社
[定価]691円
[発行日]2016/8/1
ちっちゃい赤ん坊だった準子が嫁に行くんだぞーー男手一つで育てた娘を嫁がせる「結婚しようよ」。あの主人公が同年代の54歳と知って愕然とする「磯野波平を探して」。もはや見ないふりできない肥満解消のため家族でダイエットに励む「肉村さん一家176kg」他。短編の名手による、笑って泣ける7つの家族の物語。


身近なテーマの7編の短編集です。どれも「あるある」って感じの内容です。表題作の「家族写真」は家族ならではの難しさと、家族の良さが描かれており、とても考えさせられました。


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夫以外

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[題名]夫以外
[著者]新津きよみ
[発行]実業之日本社
[定価]640円
[発行日]2016/4/15
夫が急死した40代女性。子もなく、未亡人となった彼女は、遺産相続人となった亡夫の甥に心ときめいてしまい…(「夢の中」)。共通の趣味をもった男友達がきっかけで離婚された女性が、子連れで実家へ戻ると、父の再婚話が待っていた(「セカンドパートナー」)など、大人の女たちの日常が舞台となるミステリー。驚きのラストが読ませる全6編。


 タイトルに驚かされますが、家族関係・人間関係をテーマにした短編集です。同じ家族でもお互いに気持ちがわからないこともあるのに、他人ならなおさらです。と思いたいのですが、実は家族や親戚は他人以上に利害関係が強く、言葉と気持ちが一致せずコミュニケーションがとりづらい時もあります。難しく考えると難しいですね。Take it easy!がいいのかもしれません。


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小説の神様

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[題名]小説の神様
[著者]相沢沙呼
[発行]講談社
[定価]842円
[発行日]2016/7/28
いつか誰かが泣かないですむように、今は君のために物語を綴ろう。僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない……。物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾詩凪。二人で小説を合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う“小説の神様”とは? そして合作の行方は? 書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!


 2人の高校生作家。男と女で、それもクラスメート。紆余曲折あったが、2人で物語を編んでいく。小説には人の心を動かす力があるのかないのか、小説の神様が見えるのか見えないのか。共に作家である2人がどうして一緒に物語を編んでいかなければならないのか。そこにはある理由があった。

「どうしてみんな本を読んでまで泣きたいのだろう?」
「違うんだ。そもそも、小説っていうのは、泣かないために読むんだよ。」


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下に見る人

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[題名]下に見る人
[著者]酒井順子
[発行]KADOKAWA
[定価]605円
[発行日]2016/1/25
人が集えば必ず生まれる序列に区別、差別にいじめ。そして我々の心に芽生えるのは「上から目線」ではなく、「人を下に見たい」という欲求! 誰もが無意識に持つその心理と社会の闇を、自らの体験と差別的感情を露わにし、酒井順子が徹底的に掘り下げる。小学校時代に級友につけたあだ名の話、学歴、センス、容姿、仕事、収入、モテ度、結婚ー今まで誰も気がつかなかった人間の本音の本音に斬り込む意欲作。


 酒井順子さんはよくいろいろなことに気がつくなぁ。すごい洞察力だなぁ。感嘆するばかりだ。でも日本語って考えてみれば、尊敬語や謙譲語や丁寧語の区別があるのは、上下関係に敏感だったのかなぁ。うん、そんな気もしてきた。まぁ、気楽に読め、楽しく読める本には間違いなし。


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ランクA病院の愉悦

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[題名]ランクA病院の愉悦
[著者]海堂 尊
[発行]新潮社
[定価]529円
[発行日]2016/6/1
とんでもない医療格差が出現した近未来の日本。売れない作家の終田(ついた)千粒(せんりゅう)は「ランクC病院」で銀行のATMに似たロボットの診察しか受けられない。そんな彼に「ランクA病院」への潜入取材が舞い込む表題作。“日本一の健康優良児”を目指す国家プロジェクトに選ばれた男の悲喜劇「健康増進モデル事業」など、奇抜な着想で医療の未来を映し出す傑作短篇集。『ガンコロリン』改題


現役の医師だけに、医療の本質を鋭くついた作品たち。未来の医療はこんなことになるかも知れないという恐れさえある。


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珈琲店タレーランの事件簿5

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[題名]珈琲店タレーランの事件簿5
[著者]岡崎琢磨
[発行]宝島社
[定価]713円
[発行日]2016/12/30
アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵はーーー源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!


 珈琲店タレーランのバリスタの切間美星の前に、アオヤマの初恋の人らしき小島眞子(神崎眞子)なる人物が現れる。年上だけど、ちょっと夢を見る乙女な感じで、源氏物語に精通している眞子に振り回されるアオヤマに対して、美星の推理は相変わらずの鋭さである。まさにスリルとサスペンスで十分に楽しめました。ただしクライマックスはちょっと現実離れしているのが残念。


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下戸は勘定に入れません

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[題名]下戸は勘定に入れません
[著者]西澤保彦
[発行]中央公論新社
[定価]734円
[発行日]2016/8/25
大学で教鞭をとる古徳先生はバツイチ・独身の50歳。人生に疲れ、酔って死ねれば本望とウイスキー片手に夜道を歩き始めたが、偶然、旧友・早稲本と出会ってしまう。いまや堂々たる実業家のこの男は、かつて古徳の恋人を奪って結婚したのだった。気まずさに逃げようとする古徳だが、早稲本の誘いを断りきれず、豪邸のホームバーで杯を傾けることに。やがて、酔った2人は28年前の晩へとタイムスリップしてしまう。 条件が揃うと、酒の相手を道連れに時間をさかのぼってしまう古徳先生。はたして失った恋の秘密を解き明かすことができるのか?池上冬樹氏、大森望氏、宇田川拓也氏、関口苑生氏など、ミステリ界が驚愕! 酒×SF×ロジック、西澤保彦の真骨頂が発揮された傑作ミステリ、待望の文庫化。


タイムトリップのミステリーです。なんだか最初は狐につままれた感じがしますが、その精緻なトリックにびっくりします。しかし、一緒に酒を呑むと過去にタイムトリップするといった発想がどこからくるのでしょうね。


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がん消滅の罠   完全寛解の謎

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[題名]がん消滅の罠   完全寛解の謎
[著者]岩木一麻
[発行]宝島社
[定価]1,490円
[発行日]2017/2/28
日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金3千万円を受け取った後も生存しており、それどころか、その後に病巣が綺麗に消え去っているというのだ。同様の保険支払いが4例立て続けに起きている。不審を抱いた夏目は、変わり者の友人で、同じくがんセンター勤務の羽島とともに、調査を始める。一方、がんを患った有力者たちから支持を受けていたのは、夏目の恩師・西條が理事長を務める湾岸医療センター病院だった。その病院は、がんの早期発見・治療を得意とし、もし再発した場合もがんを完全寛解に導くという病院。がんが完全に消失完治するのか? いったい、がん治療の世界で何が起こっているのだろうかー。


 医学的要素とミステリーの要素がたっぷりつまった傑作です。「このミステリーがすごい」大賞の大賞受賞作だけのことはあります。最後の最後まで驚かされます。


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ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜

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[題名]ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜
[著者]三上 延
[発行]メディアワークス(KADOKAWA)
[定価]702円
[発行日]2017/2/25
ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく。奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。日本で一番愛されるビブリオミステリ、ここに完結。


 今回はシェイクスピアです。楽しませていただきました。古書の知識がないのに楽しめるとは、著者の努力の賜物でしょう。まさかこんなトリックになっていたとは。栞子さんと大輔君の恋の行方も目処がたったし、いいシリーズでした。ビブリア古書堂の事件手帖はこれで完結です。今後はアニメ映画化と実写映画化が予定されているようです。こちらも楽しみです。


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校閲ガール

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[題名]校閲ガール
[著者]宮木あや子
[発行]KADOKAWA
[定価]604円
[発行日]2016/9/30
憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、根性と気合と雑誌への愛で、 激戦の出版社の入社試験を突破し 総合出版社・景凡社に就職した河野悦子(こうの・えつこ)。しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。入社して2年目、苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々。 「こんなところ早く抜け出してやる」とばかりに口が悪い演技をしているが、 段々自分の本性がナマイキな女子であるような錯覚に陥ってくる毎日だ。そして悦子が担当する原稿や周囲ではたびたび、ちょっとしたトラブルが巻き起こり……!?  読んでスッキリ、元気になる! 最強のワーキングガールズエンタメ☆


 テレビドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の原作です。小説の中に小説がでてくる構成です。現実的ではないという批判もあったらしいが、小説やドラマってそんなもの。楽しくて元気になること間違いなし!


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ホテルローヤル

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[題名]ホテルローヤル
[著者]桜木紫乃
[発行]集英社
[定価]540円
[発行日]2015/6/30
北国の湿原を背にするラブホテル。生活に諦念や倦怠を感じる男と女は“非日常”を求めてその扉を開くー。恋人から投稿ヌード写真の撮影に誘われた女性事務員。貧乏寺の維持のために檀家たちと肌を重ねる住職の妻。アダルト玩具会社の社員とホテル経営者の娘。ささやかな昴揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。第149回直木賞受賞作。


 2013年直木賞受賞作品。文庫本がでていたので今更ながら読んでみた。日本独特らしいラブホテルをめぐる短編集。それも釧路の湿原を背にするという恵まれた(?)立地である。釧路出身の桜木紫乃ならではの地域描写が素晴らしいが、一言でいうと「切ない」という感想だ。まぁ、人生いろいろだなぁ、苦労と楽しみとつらさと喜び、そんな一瞬を切り取った一冊。


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起終点駅(ターミナル)

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[題名]起終点駅(ターミナル)
[著者]桜木紫乃
[発行]小学館
[定価]648円
[発行日]2015/3/11
直木賞作家桜木紫乃作品、初の映画化原作!
「かたちないもの」
笹野真理子は函館の神父・角田吾朗から「竹原基樹の納骨式に出席してほしい」という手紙を受け取る。
「海鳥の行方」
道報新聞釧路支社の新人記者・山岸里和は、釧路西港の防波堤で石崎という男と知り合う。「西港で釣り人転落死」の一報が入ったのはその一月後のことだった。
「起終点駅(ターミナル)」 映画化原作 表題作
鷲田完治が釧路で法律事務所を開いてから三十年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田にとって、椎名敦子三十歳の覚醒剤使用事件は、九月に入って最初の仕事だった。
「スクラップ・ロード」
飯島久彦は地元十勝の集落から初めて北海道大学に進学し、道内最大手・大洋銀行に内定した。片親で大手地銀に就職するのは、当時異例中の異例のことだった。
「たたかいにやぶれて咲けよ」
道東の短歌会を牽引してきた「恋多き」歌人・中田ミツの訃報が届いた。ミツにはかつて、孫ほどに歳の離れた男性の同居人がいたという。
(「潮風(かぜ)の家」
久保田千鶴子は札幌駅からバスで五時間揺られ、故郷の天塩に辿り着いた。三十年前、弟の正次はこの町で強盗殺人を犯し、拘留二日目に首をくくって死んだ。


文庫本化されてから購入しました。桜木紫乃を読むのは初めて。最近、ライトノベルズを読んでいたせいか、かなり本格小説に感じられた。小説ではなく実話のように、孤独の人々の描写が素晴らしい。北海道出身だけに、小説の舞台はほとんど北海道(特に釧路周辺)である。別の作品も読んでみようと思う。


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三日間の幸福

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[題名]三日間の幸福
[著者]三秋 縋
[発行]メディアワークス
[定価]615円
[発行日]2013/12/25
どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。


 映画やドラマなど実写するのは難しく、書籍ならではのストーリー。寿命を売ってしまっても後悔もせず、落ち着いている主人公。幼なじみとの幸せは手に入れることができるのか。最後はどんでん返しのラブストーリー。


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そんなに、変わった?

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[題名]そんなに、変わった?
[著者]酒井順子
[発行]講談社
[定価]626円
[発行日]2015/11/13
“負け犬”ブームから早や十年。晩婚や晩産が当たり前の今、もはや贅沢となった看取られ死、企業化するEXILE、旧外観そのままの新歌舞伎座etc. キョンキョンの役柄が、独身中年から母親に変わるほどに、はたして自分は変わったのか? あおられる激変ムードに棹さして書き継いだ「週刊現代」人気連載第8弾。


「週刊現代」に、2012年5月5日〜2013年4月20日まで連載された文庫第8弾! いろいろな視点で物事をぶった斬る、酒井節はまだまだ健在です(笑)。でも、少しはお歳を召されたせい(といっても私よりもひと回りくらい年下ですが)か、穏やかになったのかもしれません。それはそれで、また魅力的です。


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高校入試

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[題名]高校入試
[著者]湊 かなえ
[発行]角川書店
[定価]734円
[発行日]2016/3/10
県内有数の進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた貼り紙を見つける。そして迎えた入試当日。最終科目の英語の時間に、持ち込み禁止だったはずの携帯電話が教室に鳴り響く。さらに、ネットの掲示板には教師しか知り得ない情報が次々と書き込まれ…。誰が何の目的で入試を邪魔しようとしているのか? 振り回される学校側と、思惑を抱えた受験生たち。やがて、すべてを企てた衝撃の犯人が明らかになるー。


 「母性」を読んだがよくわからなくて、それ以来湊かなえを敬遠していたが、今回改めて挑戦してみた。心して読んだからか、それほど戸惑わなかったが、教師の登場人物が多くて何度も人物相関図を見直さなければならなかった。意外な結末はさすがに湊かなえだった。ところであとがき読んで知りましたが、ドラマでやってたんですね。だからこういう書き方だったのですね。


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いい加減な夜食(1)

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[題名]いい加減な夜食(1)
[著者]秋川滝美
[発行]アルファポリス
[定価]702円
[発行日]2015/2/28
ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃していたところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。聞けば、主が急に帰ってきて、夜食を所望しているという。料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。それから一ヶ月後。突然その家の主に呼び出されたかと思うと、佳乃は強引に雇用契約を結ばされてしまい…


 前半は期待通りの面白さでした。そう、前半は。ところが「・・・・・・四年がすぎた」の一行で後半に入ってからは興味半減でした。つかず離れずの面白さと、アンジャッシュのコントばりの勘違いの楽しさがなくなってしまいました。空白の四年のつまらなさでした。続巻があるようですが、私は読まないことでしょう。


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ぼくは明日、昨日のきみとデートする

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[題名]ぼくは明日、昨日のきみとデートする
[著者]七月隆文
[発行]宝島社
[定価]723円
[発行日]2014/8/20
京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていてー。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。


 2014/8/20に第一刷で、手元にある本は2016/4/7の第20刷。すごいロングセラーだ。タイトルで少しは予想できたが、本当の意味はよくわからなかった。読み進むにつれて、少しづつ意味がわかっていった。涙こそ出なかったが、なかなか感動した。


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僕が電話をかけていた場所

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[題名]僕が電話をかけていた場所
[著者]三秋 縋
[発行]メディアワークス
[定価]594円
[発行日]2015/9/24
もう一度、あの恋に賭けてみようと思った。ずっと、思っていた。この醜い痣さえなければ、初鹿野唯の心を射止めることができるかもしれないのに、と。「電話の女」の持ちかけた賭けに乗ったことで、僕の顔の痣は消えた。理想の姿を手に入れた僕は、その夜初鹿野と再会を果たす。しかし皮肉なことに、三年ぶりに再会した彼女の顔には、昨日までの僕と瓜二つの醜い痣があった。初鹿野は痣の消えた僕を妬み、自宅に閉じこもる。途方に暮れる僕に、電話の女は言う。このまま初鹿野の心を動かせなければ賭けは僕の負けとなり、そのとき僕は『人魚姫』と同じ結末を辿ることになるのだ、と。


「君が電話をかけていた場所」の【下巻】がこの本です。最後の十日間のいろいろなやりとりにヤキモキしてしまいました。どんでん返しで16歳の夏が終わっていきます。


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君が電話をかけていた場所

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[題名]君が電話をかけていた場所
[著者]三秋 縋
[発行]メディアワークス
[定価]615円
[発行日]2015/8/25
公衆電話の受話器を取ってしまったその瞬間、不思議な夏が始まる。「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。しかし、当時のあなたにとって、彼女はあまりに遠い存在でした。『自分には、彼女に恋をする資格はない』。そう考えることで、あなたは初鹿野さんへの想いを抑えつけていたのです。……ですが、同時にこうも考えていました。『この痣さえなければ、ひょっとしたら』と。では、実際に痣を消してみましょう。その結果、初鹿野さんの心を射止めることができれば、賭けはあなたの勝ちです。初鹿野さんの気持ちに変化が起きなければ、賭けは私の勝ちです」


 公衆電話から指示されるという不思議な設定の青春小説です。公衆電話の女性は誰なのか? 賭けはどちらの勝ちなのか? などがとても気になります。読みやすい文章なので、ぐいぐいと引き込まれていきます。これは【上巻】で、【下巻】は「僕が電話をかけていた場所」です。


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イン・ザ・プール

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[題名]イン・ザ・プール
[著者]奥田英朗
[発行]文藝春秋
[定価]1,300円
[発行日]2002/5/15
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。


 伊良部総合病院の御曹司で精神科医の伊良部一郎医師。力の抜け切った診療を続けている。診療というより話し相手。所ジョージのような感じ。そのお供がセクシーな茶髪の若いナース。笑いながら読めるユーモア短編小説。ちなみに目次は、イン・ザ・プール/勃ちっ放し/コンパニオン/フレンズ/いてもたっても。



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勇者たちへの伝言

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[題名]勇者たちへの伝言
[著者]増山実
[発行]角川春樹事務所
[定価]734円
[発行日]2015/11/18
ベテラン放送作家の工藤正秋は、阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいた言葉に導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今は亡き父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日を思い出しつつ、街を歩く正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れた彼の意識は、「いつの日か来た」過去へと飛んだー。単行本刊行時に数々のメディアで紹介された感動の人間ドラマ、満を持して文庫化!


 文庫本の帯に「又吉直樹さん絶賛!!」と書いてあったので読んでみました。読後、涙が頬を伝わりました。故郷を思う気持ちは、日本人だけでなく朝鮮人にも同様であり、それが運命の糸を狂わせます。阪急ブレーブスからとった本のタイトルの「勇者」は、決して野球の話だけでなく、人生の勇者を意味します。人生に勝ち負けがあるとすれば、負けはネガティブにとらえがちですが、負けを誇りに思うこともできるのです。真の勇者とはそういうことです。


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君の膵臓をたべたい

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[題名]君の膵臓をたべたい
[著者]住野よる
[発行]双葉社
[定価]1,512円
[発行日]2015/6/17
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていてーー。

病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!


 あっという間に読了。そして涙。余命1年の明るく社交的な女子高生と、友達を作らない読書好きのクラスメイト男子の物語。最後に明らかになる「共病文庫」の内容があまりにも切ない。


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死の臓器

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[題名]死の臓器
[著者]麻野 涼
[発行]文芸社
[定価]777円
[発行日]2013/2/15
熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだー。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。


 愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院にて、2006年に腎臓移植に絡む臓器売買事件が発覚した際に、病腎移植が公となった。ガンやその他の病気で摘出した腎臓の健常部分を透析患者に移植するというものだ。この病腎移植に関係した医療サスペンスである。現実にもありそうな設定なので、ワクワクしながら読み進めると、最後にドンデン返しが待っていた。


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仮面病棟

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[題名]仮面病棟
[著者]知念実希人
[発行]実業之日本社
[定価]640円
[発行日]2014/12/15
怒濤のどんでん返し、一気読み注意!!
強盗犯により密室と化す病院。息詰まる心理戦の幕が開く!

療養型病院にピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。
先輩医師の代わりに当直バイトを務める外科医・速水秀悟は、事件に巻き込まれる。
秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知るーー。
そして「彼女だけは救いたい……」と心に誓う。
閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。迎える衝撃の結末とは。

作家・評論家の法月綸太郎が「閉鎖状況の謎に挑戦してほしい」
「クリアでエッジの立った解決と苦い読後感」と語る注目作。
現役医師が描く<本格ミステリー×医療サスペンス>。
人気急上昇の新鋭ミステリー作家、初の文庫書き下ろし!!


場面設定は現実離れしていますが、最後はまさにどんでん返し。先輩の代わりに当直を務めたばかりに大きな事件に巻き込まれた主人公。そこには犯人ピエロと人質となった若い女が。犯人の真のねらいは何なのか、そして医療の闇があばかれるのか。

でもやっぱり現実離れしすぎているなぁ。


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江ノ島西浦写真館

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[題名]江ノ島西浦写真館
[著者]三上延
[発行]光文社
[定価]1,296円
[発行日]2015/12/20
江ノ島の路地の奥、ひっそりとした入り江に佇む「江ノ島西浦写真館」。百年間営業を続けたその写真館は、館主の死により幕を閉じた。過去のある出来事から写真家の夢を諦めていた孫の桂木繭は、祖母の遺品整理のため写真館を訪れる。そこには注文したまま誰も受け取りに来ない、とごか歪な「未渡し写真」の詰まった缶があった。繭は写真を受け取りに来た青年・真鳥と共に、写真の謎を解き、注文主に返していくがー。


「ビブリア古書堂の事件手帖」を書いた三上延氏の初の単行本らしいです。古書にまつわるエピソードから、今度は写真にまつわるエピソードです。デジタルカメラのない時代の銀塩ならではの謎解きが見事です。江ノ島をモデルとして、いろいろな事件(?)を解決していきます。続編を期待します。


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神様のカルテ 0

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[題名]神様のカルテ 0
[著者]夏川草介
[発行]小学館
[定価]1,404円
[発行日]2015/3/1
シリーズ300万部突破のベストセラー『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚であり、かつ珠玉の短編集です。栗原一止は、信州にある24時間365日営業の本庄病院で働く内科医です。本作では、医師国家試験直前の一止とその仲間たちの友情、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流、研修医となり本庄病院で働くことになった一止の医師としての葛藤と、山岳写真家である一止の妻・榛名の信念が描かれます。ますます深度を増す「神カル」ワールドをお楽しみください。


  新年あけましておめでとうございます。今年もかめかめブログをよろしくお願いいたします。

 さて、まず初めの書評は「神様のカルテ 0」です。

「神様のカルテ」は、「神様のカルテ1」、「神様のカルテ2」、「神様のカルテ3」ときて、ここで0に戻りました。原点回帰ということでしょう。

 一止も信念の人ですが、妻の榛名も一止を超える信念を持った人です。映画もまた見てみたいです。

(新年と信念をかけてみました)(笑)


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噂の女

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[題名]噂の女
[著者]奥田英朗
[発行]新潮社
[定価]680円
[発行日]2015/6/1
男たちを虜にしながらのし上がってゆく“毒婦”ミユキ。愛と欲望のエンタテインメント!

「侮ったら、それが恐ろしい女で」。高校まではごく地味。短大時代に恐るべき能力を開花させる。手練手管と肉体を使い、店員を振り出しに玉の輿婚をなしとげ、高級クラブのママにまでのし上がった、糸井美幸。彼女の道行きにはいつも黒い噂がつきまとい・・・・・。その街では毎夜、男女の愛と欲望が渦巻いていた。ダークネスと悲哀、笑いが弾ける、ノンストップ・エンタテインメント!


 短編集なんですが、ストーリーが続いています。すべて糸井美幸という女の物語です。最初はちょっと退屈だったのですが、途中から面白くなってきました。ブラックな面白さに、ニヤニヤしたり、ぞっとしたり・・・。



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母性

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[題名]母性
[著者]湊かなえ
[発行]新潮社
[定価]637円
[発行日]2015/6/26
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。…遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それともー。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。


 正直いって、内容が理解できませんでした。ストーリーがこんがらがってしまいました。母と娘、そして娘が母となる。母親から見れば娘であり、娘からみれば母親である自分。そんなところがテーマなのだろうとは思いますが・・・・・・・・・  つくづく自分の感性のなさにがっかりしています。


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