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ときどき旅に出るカフェ

ときどき旅に出るカフェ のコピー
[題名]ときどき旅に出るカフェ
[著者]近藤史恵
[発行]双葉社
[定価]630円
[発行日]2019/11/17
氷野照明に勤める奈良瑛子が近所で見つけたのは、カフェ・ルーズという小さな喫茶店。
そこを一人で切り盛りしているのは、かつての同僚・葛井円だった。
海外の珍しいメニューを提供する素敵な空間をすっかり気に入った瑛子は足しげく通うように。
会社で起こる小さな事件、日々の生活の中でもやもやすること、そして店主の円の秘密ーー
世界の食べ物たちが解決のカギとなっていく。
読めば心も満たされる“おいしい"連作短編集。


 瑛子の自宅近くにあるさりげないカフェでのちょっとしたミステリー連作短編集。このカフェの店主は旅に出るのが好きで、旅先で見つけたものを再現してカフェで提供している。10個の物語にはそれぞれの人生模様が現れている。「さりげない」カフェと思ったが、最後になるとそれほどさりげなくないということがわかる。

活版印刷三日月堂6小さな折り紙

活版印刷三日月堂6小さな折り紙のコピー
[題名]活版印刷三日月堂6小さな折り紙
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ社
[定価]748円
[発行日]2020/12/5
小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉ーー。三日月堂が軌道に乗り始めた一方で、金子は愛を育み、柚原は人生に悩み……。そして弓子達のその後とは? 三日月堂の「未来」が描かれる番外編。



活版印刷三日月堂の未来の番外編です。和紙を漉く工程なども詳しく書いてあります。街に住む人たちの未来は、そのまま街の未来ですね。

活版印刷三日月堂6扉のコピー

この本の扉も活版印刷風になっています。


活版印刷三日月堂5空色の冊子

活版印刷三日月堂5空色の冊子のコピー
[題名]活版印刷三日月堂5空色の冊子
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ社
[定価]748円
[発行日]2019/12/5
小さな活版印刷所「三日月堂」。
店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉ーー。
弓子が幼いころ、初めて活版印刷に触れた思い出。祖父が三日月堂を閉めるときの話……。
本編で描かれなかった、三日月堂の「過去」が詰まった番外編。


シリーズ第5弾。三日月堂の過去のお話です。幼い弓子ちゃんが料理を覚えているところなど、映画「はなちゃんのみそしる」を見ているようです。

活版印刷三日月堂5扉のコピー

扉には実際の活字を使った活版印刷風のページもありました。

活版印刷三日月堂4雲の日記帳

活版印刷三日月堂4雲の日記帳のコピー
[題名]活版印刷三日月堂4雲の日記帳
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ社
[定価]748円
[発行日]2017/12/5
小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とはーー。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!


「雲の日記帳」が活版印刷による本になりました。数多くの人々の協力の元に。そして、三日月堂は人でいっぱいになりました。そして、そして、三日月堂は夢でもいっぱいになりました。

活版印刷三日月堂3庭のアルバム

活版印刷三日月堂3庭のアルバムのコピー
[題名]活版印刷三日月堂3庭のアルバム
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ社
[定価]748円
[発行日]2017/12/5
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり…。転機を迎える、大好評シリーズ第三弾!ブクログ1位、読書メーター1位、第5回静岡書店大賞、第9回天竜文学賞、4冠!


「庭のアルバム」はなかなか良い話でした。盛岡まで出向いた弓子にも幸運が訪れたようです。三日月堂がますます大活躍です。


活版印刷三日月堂2海からの手紙

活版印刷三日月堂2海からの手紙 のコピー
[題名]活版印刷三日月堂2海からの手紙
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ文庫
[定価]680円
[発行日]2019/11/27
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。物静かな店主・弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い……。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる感動作。
静岡書店大賞を受賞・ブクログ1位・読書メーター1位など、話題沸騰の人気シリーズ、待望の第二弾!



活版印刷と銅版画のコラボレーションや、父の形見のような昔の版が残っていたり、なかなか印象的なお話が多いです。

活版印刷三日月堂 星たちの栞

活版印刷三日月堂 のコピー
[題名]活版印刷三日月堂 星たちの栞
[著者]ほしおさなえ
[発行]ポプラ文庫
[定価]680円
[発行日]2016/6/3
川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようでーー


「昔ながらの活版印刷」という言葉の響きがいいですね。仕事で、和文タイプライターにお世話になったことがありますが、古くからのものっていいですよね。

薬剤師・毒島花織の名推理4 病は気から、死は薬から

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[題名]薬剤師・毒島花織の名推理4 病は気から、死は薬から
[著者]塔山 郁
[発行]宝島社
[定価]836円
[発行日]2022/2/4
累計12万部突破の人気シリーズ最新刊!
薬剤師の毒島さんに憧れる爽太の前に、彼女の恩人だという男性・宇月が現れた。薬のプロである毒島(ぶすじま)さんと漢方医学のプロである宇月は、その知識でトラブルを鮮やかに解決していく。記憶喪失の女性が高価な薬を捨てたのはなぜ?悪質なマルチ商法をどう止める?二人の親密さに焦る爽太。そんななか、職場の先輩・馬場さんが、有毒植物ばかりを育てる怪しい女性と婚約すると言い出し......。


薬剤師の毒島さんが大活躍するシリーズ第四弾。今回は毒島さんの元同僚の宇月という男性薬剤師も名推理を展開する。毒島さんに好意を持っている爽太は、二人の関係に不安になっているが、そんなことは関係なく、物語は進んでいく。オレオレ詐欺、認知症、マルチ商法など、現代の問題も織り込みながら。



珈琲店タレーランの事件簿7

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[題名]珈琲店タレーランの事件簿7
[著者]岡崎琢磨
[発行]宝島社
[定価]730円
[発行日]2022/3/18
全国高校ビブリオバトルの決勝大会にて、プレゼンの順番決めの抽選でトラブルが発生。くじに細工をしたのはいったい誰か。
話を聞いていたバリスタの口から、思わぬ真実が告げられる。(「ビブリオバトルの波乱」)。
ほか、ハワイ旅行をめぐるオカルト譚「ハネムーンの悲劇」、幼少期の何気ない思い出に隠された秘密が暴かれる「ママとかくれんぼ」など、ショート・ショートも含む全7話を収録。


珈琲店タレーランの事件簿の第七弾です。短編集であり、それぞれが楽しめますが、「ママとかくれんぼ」の謎には驚きました。また「ハネムーンの悲劇」はバリスタならではの謎解きですね。今から第八弾が楽しみです。

これは経費で落ちません!9

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[題名]これは経費で落ちません!9
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]649円
[発行日]2022/3/23
性別、年齢、派閥。社内は今日も面倒です。トナカイ化粧品との合併以来、天天コーポレーション営業部は水面下での争いが絶えず、広報部は後進の育成で騒がしい。経理部は新戦力の加入で、少しずつ人手不足が解消されつつある。
 そんな中、東北への出張申請をしに沙名子のもとへやって来たのは、山野内亜希、34歳。以前トナカイ化粧品営業部員だった亜希は、合併で天天営業部員になっても意欲旺盛で、成績トップを目指して精力的に仕事をこなし上司との交流にも積極的だ。一方、沙名子は山崎から食事に誘われる。遠距離恋愛中の太陽とのことだと思い了承したけれど、山崎が切り出したのは社内の派閥のことで……?  30歳を目前にした沙名子は、性別、年齢、恋愛、派閥……さまざまなしがらみにどう向き合う?


トナカイ化粧品、篠崎温泉ブルースパを吸収合併した天天コーポレーション。それぞれの会社にはそれぞれの事情があったようで、、、、、なかなか複雑である。そして、天天コーポレーションに会社史上初の税務調査が入ることに。さぁ、経理部は大忙し。太陽との遠距離恋愛どころではない? そんな中、沙名子の30歳の誕生日が近づいているが、、、、

食堂のおばちゃん10 焼肉で勝負!

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[題名]食堂のおばちゃん10 焼肉で勝負!
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]640円
[発行日]2021/7/18
焼き魚定食、冷やし茄子うどん、串カツ、茄子と胡瓜の糠漬け、ウニ載せ煮玉子、マグロの漬け丼──
姑の一子、嫁の二三、若頭の万里、三人で営む佃の「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋。メニューが豊富で、なんでも美味しく、財布にも、疲れた心と身体にも優しい。だが、常連のはなの姿が最近見えない。どうやらストーカーされているらしいと万里に相談があり……。続々重版の大人気シリーズ、第十弾。文庫オリジナル。


コロナ禍でどこにも出かけられなかったが、世の中が落ち着いたらこんな定食屋&居酒屋に行ってみたいものだなぁ。

ラストライン4骨を追え

☆181113ラストライン4骨を追え
[題名]ラストライン4骨を追え
[著者]堂場瞬一
[発行]文藝春秋
[定価]790円
[発行日]2021/3/9
十年振りに発見された少女の白骨死体。「ラストライン」シリーズと「警視庁犯罪被害者支援課」がコラボレーションした話題作!

ベテラン刑事・岩倉剛は南蒲田署から立川中央署へ異動した。異動早々、大事件が勃発する。十年前に失踪した女子高生・真中礼央の白骨遺体が発見されたのだ。当時の捜査では、礼央の同級生で交際相手だった三川康友が容疑者として浮上したが、確たる証拠がつかめぬまま三川は大阪の大学に進学し、捜査は行き詰まった。捜査陣の目は再び三川に向けられたが、三川は若くして癌に冒され余命いくばくもない状態だったーー。

岩倉は上司の刑事課長・三浦亮子や後輩で離婚のショックから不調をかこつ熊倉恵美、そして十年ぶりに娘の死が確定した家族のケアを担当する犯罪被害者支援課の村野秋生らとともに事件の真相に迫る。

堂場瞬一「文庫三大シリーズ」コラボレーション企画! 警視庁犯罪被害者支援課の村野たちと岩倉が絡む、ファン必読の一冊です。


ベテラン刑事の岩倉と犯罪被害者支援課の村野との会話や仕事の分担が興味深い。三浦亮子課長もがんばっているなぁ。

ラストライン3 迷路の始まり

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[題名]ラストライン3 迷路の始まり
[著者]堂場瞬一
[発行]文藝春秋社
[定価]790円
[発行日]2020/3/10
〝事件を呼ぶ〟ベテラン刑事・岩倉剛に訪れた危機!

都内の南大田署管内で深夜、殺人事件が発生。捜査は難航するも、やがて被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女性の被害者と接点があったことが判明。だが精密機械メーカー勤務の男と、一方でテレビでも活躍する女性経済評論家はどこでつながっていたのか。
意見の相違から本部内で浮いてしまい、捜査より外された岩倉は一人でこつこつと捜査を進めて行く。徐々に真相が明らかになる中で、やがて彼の前には得体の知れない犯罪組織が姿を現すのだったーー。


「悪いことを企む闇組織を暴き出す警察物」と言ってしまえばそれまでだが、堂場瞬一の文章にどんどん引き込まれて行く。事件を呼ぶベテラン刑事って、本当に事件を呼びすぎるよなぁ。

ラストライン2 割れた誇り

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[題名]ラストライン2 割れた誇り
[著者]堂場瞬一
[発行]文藝春秋社
[定価]869円
[発行日]2019/3/8
前作で、捜査一課から南大田署に異動し、管内で起きた殺人事件を解決した〝事件を呼ぶ”ベテラン刑事・岩倉剛。今回は、前年に発生した女子大生殺人事件の容疑者・田岡勇太が、逮捕後の地裁での裁判で無罪となったことから起きる騒動に巻き込まれていく。
自宅に戻った田岡だが、殺された女子大生の恋人だった光山翔也が押しかけてくるなど、近所は不穏な空気に。そんな中、さらに次々と連続して事件が起こるーー。


一つの事件から波及して次の事件がおこる。そしてまた事件が、、、。最初の事件の捜査が不十分だったのである。それにしても予想外の展開に驚く。岩倉の恋の行方は、、、、どうでもよくなった。

ラストライン

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[題名]ラストライン
[著者]堂場瞬一
[発行]文藝春秋
[定価]750円
[発行日]2018/11/10
定年まであと10年のベテラン刑事・岩倉剛。その特異な記憶力と勘を武器に、相棒の若い女性刑事とともに事件を追う! 定年まであと10年の岩倉剛は50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。
彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚しーー行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。アナザーフェイス・シリーズに次ぐ新たな警察小説の誕生!
週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。


堂場瞬一氏のスポーツものはよく読んでいたが、警察ものははじめて。かなり本格的な警察ものである。他の作品も読んでみたくなった。


要調査事項です!(2)

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[題名]要調査事項です!(2)
[著者]きりしま志帆
[発行]集英社
[定価]660円
[発行日]2019/8/21
「お金を返してください」。そう言っては何度もななほし銀行を訪れる南条イネには、認知症の疑いがあって…?監査部調査課個人取引担当ー通称「コトリ班」所属の入行二年目・小林高は日々もちこまれるやっかいなお客様の対応に四苦八苦。俳句愛好会の会計係が通帳を持って失踪?偽造疑惑のある通帳を発見?どれも一筋縄じゃいかない事情があるわけで…?


銀行監査部の仕事を通して、いろいろな謎を解決する。様々な苦情や対応に苦慮しながら、顧客の事情を勘案する姿は、大変だよね、と素直に思う。

要・調査事項です!

要・調査事項です! のコピー
[題名]要・調査事項です!
[著者]きりしま志帆
[発行]集英社
[定価]620円
[発行日]2018/10/24
地域密着型の地方銀行・ななほし銀行に入行一年目の小林は、顧客をクレーマー化させて支店に迷惑をかけてしまったことを気に病み、辞職をしようかと考えていた。ところが、二年目の年度初めに支店から本部へと異動になった。部署は監査部。しかも個人取引担当ーー通称コトリ班への異動。メンバーは三十代半ばの矢岳瑛一(美形だが考えが読めない)、きれいだが愛想のない多岐川千咲(数歳上のはずだが怖くて年齢が訊けない)など、クセの強い人たちばかり。そんな中で、偽ドル札や、すぐに読み取れなくなる通帳など、様々な顧客トラブルに巻き込まれて!?

お客さまは神様・・・じゃないから本当に大変です。


 ななほし銀行で、営業部から監査部の個人取引担当部署(コトリ)に異動になった小林高。若い彼の仕事を通した成長の物語。精神的問題のあるクレーマーやら先輩女史の元彼とのトラブルなど要・調査事項を次々と解決していくのは果たして小林君なのか?


なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

なくし物をお探しの方は二番線へ 2
[題名]なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
[著者]二宮敦人
[発行]幻冬舎
[定価]600円
[発行日]2016/8/5
蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太は〝駅の名探偵〟。ある晩、終電を見送った壮太のもとに、ホームレスのヒゲヨシが駆け込んできた。深夜密かに駅で交流していた電車運転士の自殺を止めてくれというのだが、その運転士を知る駅員は一人もいないーー小さな駅を舞台に、知らぬ者同士が出会い、心がつながる。あったか鉄道員ミステリ。


 鉄道ミステリというよりも鉄道人情物かな? 頑張り屋の夏目壮太駅員の活躍が目をひきます。最後に登場人物がつながるのがいいですね。  



クラスター

クラスターのコピー
[題名]クラスター
[著者]村澤武彦
[発行]一粒書房
[定価]1870円
[発行日]2022/1/26

新型コロナの大規模クラスターの姿を描いた迫真の医療小説です。第6波を前に緊急出版します。当作品を超える新型コロナ小説は恐らく稀で、医療関係者だけでなく、マスコミや行政からも大きな注目を集める作品と思います。既に多くの医療関係者やジャーナリストが驚きの読後感を伝えてくれています。
 令和3年1月に第三波が全国を襲いました。当時はワクチンも治療法もなく、最も死亡率が高く現場が大混乱に陥ったのが第三波でした。国民も自粛要請に耐え、政府や自治体や保健所も医療と連携を図りつつ必死の対策を行いました。
 ほとんど報道されませんでしたが、第三波では全国で多くの高齢者施設や透析移設でクラスターが次々に発生し、多くの犠牲者が出ました。それに必死に逃げずに対応したのが介護士や透析従事者達で、自身も感染し入院するまで現場を離れることが出来ませんでした。凄まじい現場の知られざる努力でした。
 クラスターという言葉を国民全てが知っていますが、ほとんどの医療関係者を含め、政府や自治体やマスコミもその実態を内部まで知る人は限られます。
 著者は、小説の舞台にもなった透析施設や介護施設の医療に係り、新型コロナ関連で度々マスコミ取材を受け、自治体の対策本部でのレクチャーを要請され、最初から深く関わり悲惨なクラスターの実態を詳しく知る現場の内科医です。


ドキュメンタリーではないかと疑ってしまうほどの臨場感があります。医療機関、介護施設での苦悩がよくわかります。流石に現役の医師が書いただけのことはあります。

一番線に謎が到着します  若き鉄道員・夏目壮太の日常

一番線に謎が到着します のコピー
[題名]一番線に謎が到着します  若き鉄道員・夏目壮太の日常
[著者]二宮敦人
[発行]幻冬舎
[定価]580円
[発行日]2015/5/15
郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。若き鉄道員・夏目壮太の日常は、重大な忘れ物や幽霊の噂などで目まぐるしい。半人前だが冷静沈着な壮太は、個性的な同僚たちと次々にトラブルを解決。そんなある日、大雪で車両が孤立。老人や病人も乗せた車内は冷蔵庫のように冷えていく。駅員たちは、雪の中に飛び出すが・・・。必ず涙する、感動の鉄道員ミステリ。


 蛍川鉄道の若き鉄道員の物語。鉄道会社にありそうなトラブルを解決していく。「必ず涙する」ことはないかもしれないが、読んでいて楽しい小説である。

 ところでこの蛍川鉄道の駅名は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の駅名をもじっている。例えば、藤見動物公園(東武動物公園)、草間(草加)、竹ケ塚(竹ノ塚)、東新井(西新井)、梅山(梅島)、六反野(五反野)、千住原(南千住・北千住)、深草(浅草)、鐘ノ淵(鐘ヶ淵)、西向島(東向島)、鬼舟(曳舟)など。ちなみに( )内が本当の駅名。


レールアテンダントガール 車内販売にまいりました

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[題名]レールアテンダントガール 車内販売にまいりました
[著者]豊田 巧
[発行]LINE
[定価]650円
[発行日]2019/9/5
念願叶って、新幹線の車内販売を担当するJCS(ジャパンカフェテリアサービス)に就職した木古内七海。彼女の夢は、特別車両であるグランクラスの専属アテンダントになること!  とはいえ、新米アテンダントの七海にとってそれはまだまだ遠い先の話で、先輩や同期、周囲の人たちに支えられつつ、なんとか日々の業務をこなすのに精一杯。車内で出会うお客様も千差万別で、修学旅行生、出張する会社員、そして何やら怪しい集団ーー!?業務にハプニングはつきもの・・・だけど事件はご勘弁ください! 鉄道エンタメ小説の第一人者が贈る、読むと元気になるお仕事小説。


憧れていた新幹線アテンダントになった木古内七海。「新幹線はアミューズメントパークで、新幹線アテンダントはキャストとなってお客様が楽しく旅を続けられるように新幹線を守る」という、研修で教わったことを忠実に守る。いろいろなトラブルを何とか切り抜け、最後には大仕事をすることに。

登場人物の苗字がすべて新幹線の駅名というのも徹底している。

黄金の時

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[題名]黄金の時
[著者]堂場瞬一
[発行]文藝春秋社
[定価]680円
[発行日]2018/6/10
作家の本谷は、亡くなった父親の遺品を整理中に意外なものを発見する。1963年、まだ日本初のメジャーリーガーが誕生する以前、マイナーリーグのサクラメント・ゴールドハンターズで野球をする若き日の父が写った一枚の写真だった。
野球は嫌いだったはずの彼に、いったい何があったのか。厳格で仕事一筋、自分とは相容れなかった父の過去を知るべく、本谷は渡米するーー。
スポーツ誌Numberに連載された、親子三代の野球をめぐる感動の物語。


アメリカプロ野球のマイナーリーグのシングルAを舞台にした物語。祖父-父親-息子の関わり方が潜在的なテーマになっている。

私の父は、20数年前に永眠した。その後も仕事や生活での岐路にあたり「オヤジならどうしたかな?」と自問自答することは度々あった。これからもきっとあるだろう。親父と息子はそんなもんなんだろうか。



サンドの女 三人屋2

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[題名]サンドの女 三人屋2
[著者]原田ひ香
[発行]実業之日本社
[定価]748円
[発行日]2021/3/5
朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナックーー志野原家の美人三姉妹が営む「三人屋」は、朝日の就職を機に、朝の店を終了、業態を転換することになった。

朝日が出勤前に焼いたパンを使い、まひるが朝からランチ時まで売る自家製の玉子サンドイッチが、見映えも良くおいしいと大評判に。かたや長女のスナックは、ラプンツェル商店街で働き、暮らす人々のサロンとしてにぎわっている。ゲイの青年、売れない作家、女泣かせのスーパー店長など、ワケあり常連客たちが夜ごと来店、三姉妹の色恋沙汰を肴に、互いの悩みを打ち明けあったり、くだを巻いたり…悲喜こもごも、味わい深い人間模様を描く大ヒット小説『三人屋』待望の続編! 心も体もくたくたな日は「三人屋」の新名物「玉子サンド」を召し上がれ!


なんだか下町っぽいラプンツェル商店街の物語の第二弾。豆腐屋に居候のゲイの理人、書かない小説家の一也と長女の夜月、携帯ショップ店員の亘と次女のまひる、マンション所有者の透と三女の朝日、商店街の生き字引の大輔など、多彩な登場人物の不思議な恋愛物語。


三人屋

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[題名]三人屋
[著者]原田ひ香
[発行]実業之日本社
[定価]682円
[発行日]2018/2/6
朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナックーー

朝・昼・晩で業態がガラリと変わるその店は、通称「三人屋」。
やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、
出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、
女泣かせのスーパー店長など、ひと癖ある常連客たち。
三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!?
心とお腹にじんわりしみる、美味しい[人情×ごはん]エンタメ!


商店街にたたずむル・ジュール。ワケあり三姉妹が二毛作ならぬ三毛作で営業する飲食店だ。朝は三女朝日の喫茶店、昼は次女まるひの讃岐うどん屋、夜は長女夜月のスナックとなり、商店街では通称、三人屋と呼ばれている。三姉妹と三人屋の常連客たちの人間模様がドラマになっている。


よりみち酒場灯火亭3 夕やけの味

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[題名]よりみち酒場灯火亭3夕やけの味
[著者]石川渓月
[発行]光文社
[定価]660円
[発行日]2020/12/20
日本一行きつけにしたい店、ここにあり!
季節の料理と酒 さりげないもてなし 優しい常連客 人生のほろ苦さを知る大人のための、大好評シリーズ第三弾

太陽テレビの記者・塚原は、後輩記者からユニークな子ども食堂の話を聞く。週に二回、プロの料理人たちが交替で料理を作るというのだ。そこで出会ったのは、謎めいた魅力のあるユウさんと呼ばれる人物だった。ユウさんの店「灯火亭」を訪れた塚原は、ますます彼に興味を惹かれ、取材を進めるのだが……。


 子ども食堂の取材を進めるにつれて、ユウさんの過去がわかってきたが、それは意外なものだった。そして、故郷に残してきたものもわかってしまった。人生いろいろ、島倉千代子、、、だなぁ。

オタクと家電はつかいよう ミヤタ電器店の事件簿

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[題名]オタクと家電はつかいよう ミヤタ電器店の事件簿
[著者]田中静人
[発行]宝島社
[定価]730円
[発行日]2019/8/20
「うちの社長は笑いません。ですが、お客さまの笑顔のために努力しています」という求人広告に惹かれ、「ミヤタ電器店」に転職した森野美優。人の気持ちは読めないが、家電に詳しい店長の宮田とともに「なんでも対応」をポリシーに、家電トラブルに隠された人々の想いや悩みを次々と解き明かしていく。一風変わった仕事にやりがいを感じる美優だったが、彼女の周辺で奇妙な事が起き始め…。


 家電製品にまつわるいろいろなトラブルから生まれるミステリー。美優の周囲で起こる奇妙な事件は本当に奇妙すぎる。


院長選挙

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[題名]院長選挙
[著者]久坂部羊
[発行]幻冬舎
[定価]1600円
[発行日]2017/9/5
医学部でいちばん偉いのは、何科の教授だと思うかね?
超エリート大学病院を舞台に、医師たちの序列と差別、傲慢と卑屈だけを描いた抱腹絶倒、本音の医療小説!


「院長選挙」っていうタイトルだから、「白い巨塔」のようなシリアスな小説かと思ったら、全く違った。第1章から第7章まであるが、第7章が「面白い巨塔」だって(笑)。笑いながら読むのにピッタリ! 喜劇にしたら面白いかも知れない。


希望病棟

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[題名]希望病棟
[著者]垣谷美雨
[発行]小学館
[定価]759円
[発行日]2020/11/6
神田川病院に赴任したばかりの女医・黒田摩周湖は、二人の末期癌の女性患者をみている。先輩のルミ子に促され、摩周湖が病院の中庭で拾った聴診器を使ってみると、患者たちの“心の声”が聞こえてきて・・・・・・。母親に捨てられ、児童養護施設で育った桜子は、大人を信じていない。代議士の妻の貴子は、過去に子供を捨てたことがあるらしい。
摩周湖の勧めで治験を受けた桜子と貴子は快方に向かい、自分の人生を生き直すことに。大学に進学するお金がなく進路に悩む桜子、選挙にしか関心のない夫と姑を嫌悪する貴子。孤独と生きづらさを抱えてきた二人は、どのような道を歩み始めるのかーーー
共感の嵐を呼んだヒューマン・ドラマ『後悔病棟』に続く感動の長編!!


後悔病棟に次ぐ第二弾。しかし話は独立している。小出桜子と谷村貴子の二人の末期がん患者と黒田摩周湖という変わった名前の医師との物語。貧困問題、特に女性の貧困問題にメスを入れている(女性だからメスというわけではない)。いろいろな人生があるが、今ある事に感謝しよう。




元彼の遺言状

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[題名]元彼の遺言状
[著者]新川帆立
[発行]宝島社
[定価]750円
[発行日]2021/10/6
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、
弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。
数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。
ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。


第19回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作。斬新な設定の「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という元彼の遺言状。最初はなんだか全くわかりませんでしたが、読み進むにつれてだんだん謎が解けてきます。


家族連写

家族連写 のコピー
[題名]家族連写
[著者]森 浩美
[発行]PHP研究所
[定価]640円
[発行日]2019/9/23
結婚や、家庭に興味がないと言い切る交際中の彼女が、僕の家族を目の当たりにしてー「しあわせやあ」。
そのタワーから、願いを書いた紙ヒコーキを飛ばすと願いが叶うという。亡き母がそこに託したのはー「紙ヒコーキ飛んだ」。
提示した入場券が期限切れのため、諦めて帰ろうとする母子に遊園地の男が掛けた意外なひと言「お駄賃の味」ほか、誰もが心に持つ“大切な一枚”が蘇る八つの物語を収めた短篇集。


家族。とても身近でかけがえのない大切なもの。その一方で、身近すぎる故にトラブルにもなりやすい存在でもある。新型コロナウイルス感染で、日本だけでなく世界中が不安定になっている今だからこそ家族の存在はとても貴重である。



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