
仕事が終わり、札幌中央卸売市場の場外食堂街を目指します。地下鉄東西線の二十四軒駅から歩いて5分くらいです。5分と聞くとたいしたことないように聞こえますが、雪は止んだものの、寒いし歩道には雪や氷が残っていてとても歩きにくいのです。目指すお店は「あらとん」です。アラとは魚の頭の部分のアラで、アラからのダシと豚骨のコンビネーションのスープです。魚の種類は季節によって異なるようですので楽しみですね。

お店に入るとプ~ンとアラの香りが漂う。かなり強く、人の好みはわかれるに違いない。あらとん醤油らーめんを注文。強い魚介系のスープをこれまた強い豚骨で支えたスープはとろみもありかなり強い。店内のにおいに比べるとラーメン自体はしっとりと落ち着いているのが不思議である。麺も極太でスープに負けていない。私の好みではあるが、店内にアラの香りは、人を選ぶかも知れない。

三代目の月見軒へ。初代が創業したのが昭和33年(1958年)という老舗である。地元の人気があるようで私がカウンターに座った時点で満席である。ラッキー池田(古!)である。メニューはみそラーメン700、みそキムチラーメン900、しょう油ラーメン650、しおラーメン650、冷やしラーメン700(7月8月のみ)、チャーシュー麺+300、バター+50、大盛+100、チャーハン650、ギョーザ400など。しおラーメンを注文。
手際がよいのでたちまちでてきたラーメンは、スープは透明で上品すぎるくらいである。一口飲んでみると、ニンニクがかなり効いている。透明だけれどかなりコクがあるという感じだ。麺は太縮れ麺で一柳製麺。具は、チャーシュー・メンマ・ゆで玉子(1/2)・ネギ。半端でなく美味しいです。

新千歳空港にいる。今回の北海道出張もこれで最後の食事になる。ラーメンにしようか、それともスープカレーにしようかと迷っていると、「じゃあ、カレーラーメンにしたらどう?」という神の声を聞いた。この店のメニューは、北の港町苫小牧醤油ラーメン700、こってり味噌ラーメン700、自家製チャーシューメン1050、苫小牧鴨ラーメン900、日高軟白ネギラーメン900、味噌コーンラーメン800、苫小牧塩ラーメン700、苫小牧カレーラーメン850、苫小牧北寄貝ラーメン1050、ジンギスカンラーメン900、豚汁ラーメンなど。早速カレーラーメンを注文する。ところでこの王華というお店は苫小牧の代表のような位置づけだが、インターネットタウンページによると王華という名前のラーメン屋さんはない。いったいどういうことなんだろうか?
すぐに出てきたラーメンは、スープの色はやはり黄色い。そして香辛料がかなり効いている。ホットである。麺は中ストレート麺でコシがある。具は、チャーシュー・メンマ・もやし玉葱炒め・海草(もずく?)・ネギなど。
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