
[題名]官僚とメディア
[著者]魚住 昭
[発行]角川書店
[定価]686円(本体)
[発行日]2007/4/10
[ISBN]978-4-04-710089-3
第一章 もみ消されたスキャンダル
第二章 組織メディアの内実
第三章 悪のトライアングル
第四章 官僚たちの思惑
第五章 情報幕僚
第六章 検察の暴走
第七章 NHKと朝日新聞
第八章 最高裁が手を染めた「二十七億円の癒着」
元共同通信社の著者が鋭くメディアを抉った書。
「耐震強度偽装事件」をめぐる真実と、官僚(国交省・検察庁)の思惑と迷走。
官僚とメディアとのただならぬ関係(癒着)・・・
本当の被害者は・・・
「國松孝次警察庁長官銃撃事件」の捜査の杜撰さ、メディアの提灯記事・・・
「ライブドア・村上ファンド事件」はどこまで違法なのか。
実は、それほど違法ではない。
しかしメディアの報道を裏付けるかのように捜査が進行していく・・・
まるでメディアが脚本を書いているかのように・・・
「東京佐川急便事件」「NHK番組改編問題」などなどの裏事情が明らかに・・・
タウンミーティングで得をするのは誰か? どこからそのお金がでているのか・・・
電通とは一体何者なのか・・・
結論:もやは新聞もテレビも大半の雑誌も、それらによって作られた世論もすべて、正常な判断を失っているのが、日本の現状である。