
つり橋を渡り終えると、ちょうど地元の人がいて、バックパッカーおやじが情報を聞いてからSさんに伝えられた。いいおやじだ。NPO法人のお店「いどばた」で何とか食事にありつけるようだ。ところがおやじは「いどばた」を通り越して先を行く。Sさん曰く「あのおやじは食事よりもビールを探してさらに先に行った」と。

店内に入ると11時。ちょうど開店したばかりだ。近所の主婦の方々がNPO法人として活動しているようだ。営業時間は11時から14時までで、火曜日定休である。そばはまだ届いていなかったので、ざるうどんを食べる。その他、お総菜の種類も多彩であり、なかなかよい店に出会ったものだ。駅へ戻ると、ちょうど特急ワイドビュー伊那路2号が中部天竜駅を出発するところだった。
中部天竜駅を特急ワイドビュー伊那路2号が出発
もう少し時間があるので、飛竜軒でアイスを食べようとガラス戸を開けると、なんとそこにはビールがあった! あのおやじはどこまで行ったのだろうか。駄菓子屋だと思っても、地方ではよろづ屋的な側面もあるのだと、改めて思う。まさに灯台下暗しである。アイスはその場で食べ、ビールは車内用に買い込んだ。このお店のオババは、氷川きよしの大ファンだそうで、店内は氷川きよしグッズで満載である。おもしろいお店だ。帯状疱疹の痛みは氷川きよしの歌を聴いても癒されないなどと言っていた。

さて、中部天竜駅に戻り、豊橋行きの普通列車に乗り込んで、乾杯である。
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