奇岩奇勝で有名な観光地の
橋杭岩は串本駅の近くにあります。駅前の観光案内所で行き方を尋ねてみると、「2kmくらいあるので歩くと30分くらい。タクシーでもいいですが、駅前からバスも出ています。」との説明でした。バスで行くことにしましょう。

【駅前バス停】バスの時刻を見ると30分ほどの待ち時間がありました。駅の近くのスーパーであてもなく時間を潰し、駅前バス停へ戻ります。とにかく蒸暑い。体感湿度90%にあがりました。先ほどの雨で蒸し風呂状態です。

【熊野交通バス内】バスの内部です。2列+1列のやや小さめなバスでした。

【橋杭岩の伝説】バスで8分ほどで橋杭岩に到着しました。橋杭岩の伝説が書いてありました。それによると「その昔弘法大師が紀州行脚の際、この地に立ち寄り向かいの大島へ渡るため天邪鬼に手伝わせて橋をかけ始めたが、天邪鬼がくたびれて鶏の鳴き声をまねたので大師も夜が明けたと思って中止し、その橋杭だけが残った」と言われているようです。どう考えてもウソなのですが、創作話にしては面白いですね。

【朝日夕陽百選】和歌山県朝日夕陽百選に選定されています。

【橋杭岩1】

【橋杭岩2】近くでみるとかなりの迫力です。橋杭岩の向こう側に見えている島影が大島です。

さて、串本駅に帰ろうとタクシーを探しました。観光地だからタクシーが待機しているだろうという考えは甘く、見当たりません。すると突然の大雨! ゲリラ豪雨です!!! 建物の軒で雨宿りをしばしするはめになりました。それにしても凄い豪雨です。バスはすでに行った後です。Oh,my God! しょうがないので歩くしかないのです。さっきのゲリラ豪雨で体感湿度はついに100%!に達しました。少し歩くだけで汗ビッショリです。ビショビショ状態です。それでも列車に間に合うように早歩きで串本駅に向かいます。橋杭岩海水浴場の脇を通ります。おぉ、楽しそうな海水浴客よ。でもさっきの豪雨で帰り支度を始めているようですね。ズボンの中も汗で美女美女、じゃなかったビジョビジョで、足にまとわりつくようになって来ました。世界水泳で4位に敗れた北島康介が「疲れた・・・・」と言ってましたが、私の方が彼よりも疲れました、きっと。サウナの中を歩いているような感覚に陥ってからしばらく歩いていると少しずつ駅に近づいてきます。エアコンの効いた串本駅前のスーパーに入ってクールダウン! ありがたい地元のスーパー! 少し蘇ってきました。おぉ、スーパー感謝です。串本駅には、始発の列車がホームに止まっています。車内もエアコンが効いています。汗が急に冷やされるので、風邪をひかないように注意しなければなりません。
ブログランキングに参加しています。
↓クリックをお願いします。