長野県にある長野電鉄屋代線が昨日をもって廃止されました。すでに報道されていた通りですが、最終日にはイベントが行われたようです。信濃毎日新聞WEBから抜粋します。


雨降りの中を大勢の鉄道ファンや沿線住民に見守られ、綿内駅を発車する屋代線の臨時電車=31日正午、長野市若穂綿内
運行最終日の長野電鉄屋代線 イベントにぎわい
長野電鉄屋代線(須坂市・須坂―千曲市・屋代)が31日、運行最終日を迎えた。須坂、長野、千曲の3市にまたがり、人々の暮らしを支えてきた24・4キロの単線。90年の歴史が幕を下ろす日に立ち会おうと、雨空にもかかわらず、午前中から電車は混み合い、駅でのイベントも大勢の人でにぎわいを見せた。
長野市の綿内駅では、同市若穂地区の住民らでつくる実行委員会がイベントを開催。実行委員長の前角(まえずみ)貞夫さん(78)はあいさつで「ありがとうということと、同時にこれからわれわれは何をすべきか、そのことを考えなくてはならない」と述べた。
午前11時半ごろ、臨時電車が同駅に停車。駅ホームには家族連れや鉄道ファンが並び、熱心にシャッターを切っていた。駅舎前で地元小学生が運転士らに花束を贈呈。同市若穂中学校吹奏楽部が演奏を披露したほか、みこしも繰り出して盛り上げた。
同市安茂里の小島幸子さん(49)は、高校の通学や通勤で12年間屋代線を利用していたと言い、「最後なので見に来た。廃線は寂しい」と話していた。
屋代線は1922(大正11)年に開業。午後10時19分松代発須坂行きの電車が、一般客が利用できる最後になる。4月1日からは代替バスが沿線を走る。


雨降りの中を大勢の鉄道ファンや沿線住民に見守られ、綿内駅を発車する屋代線の臨時電車=31日正午、長野市若穂綿内
運行最終日の長野電鉄屋代線 イベントにぎわい
長野電鉄屋代線(須坂市・須坂―千曲市・屋代)が31日、運行最終日を迎えた。須坂、長野、千曲の3市にまたがり、人々の暮らしを支えてきた24・4キロの単線。90年の歴史が幕を下ろす日に立ち会おうと、雨空にもかかわらず、午前中から電車は混み合い、駅でのイベントも大勢の人でにぎわいを見せた。
長野市の綿内駅では、同市若穂地区の住民らでつくる実行委員会がイベントを開催。実行委員長の前角(まえずみ)貞夫さん(78)はあいさつで「ありがとうということと、同時にこれからわれわれは何をすべきか、そのことを考えなくてはならない」と述べた。
午前11時半ごろ、臨時電車が同駅に停車。駅ホームには家族連れや鉄道ファンが並び、熱心にシャッターを切っていた。駅舎前で地元小学生が運転士らに花束を贈呈。同市若穂中学校吹奏楽部が演奏を披露したほか、みこしも繰り出して盛り上げた。
同市安茂里の小島幸子さん(49)は、高校の通学や通勤で12年間屋代線を利用していたと言い、「最後なので見に来た。廃線は寂しい」と話していた。
屋代線は1922(大正11)年に開業。午後10時19分松代発須坂行きの電車が、一般客が利用できる最後になる。4月1日からは代替バスが沿線を走る。
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