
[題名]タブーの正体! ~マスコミが「あのこと」に触れない理由~
[著者]川端幹人
[発行]筑摩書房
[定価]882円
[発行日]2012/1/10
序章 メディアにおけるタブーとは何か
第1章 暴力の恐怖ー皇室、宗教タブーの構造と同和タブーへの過剰対応
第2章 権力の恐怖ー今も存在する政治家、官僚タブー
第3章 経済の恐怖ー特定企業や芸能人がタブーとなるメカニズム
第4章 メディアはなぜ、恐怖に屈するのか
どれだけ重大な事実であろうと、マスコミが口を閉ざしてしまうことがある。大物政治家の不正疑惑、大手企業が引き起こした不祥事、有名タレントの薬物使用疑惑…。「報道の自由」を掲げながらも、新聞やテレビ、出版各社が、過剰な自主規制に走ってしまうのはなぜか?『噂の眞相』副編集長時代に右翼から襲撃を受けた経験を持つフリージャーナリストが、闇に葬られた数々の実例を取り上げながら、ネット時代の今もメディア・タブーが増殖し続けるメカニズムに鋭く迫る。
さすが「噂の真相」の元副編集長です。右翼・同和問題から、政治家、宗教団体、検察、警察、企業、芸能人など、具体的な名前をあげて実例が豊富に紹介されています。東京電力をはじめとする原子力・電力業界からの広告宣伝費は年間一千億円以上なので、メディアは全面的な批判はできないのですね。
ブログランキングに参加しています。
↓クリックをお願いします。

最近のコメント