
[題名]錯覚学 ー知覚の謎を解く
[著者]一川 誠
[発行]集英社
[定価]777円
[発行日]2012/10/22
第1章 「百聞は一見にしかず」と言うけれど
第2章 人間に「正しく」見ることは可能か
第3章 二次元の網膜画像が三次元に見える理由
第4章 地平線の月はなぜ大きく見えるのか
第5章 アニメからオフサイドまでー運動の錯視
第6章 無い色が見えるー色彩の錯視
第7章 生き残るための錯覚学
あらかじめ分かっていたとしても、人は錯覚してしまう。むしろ、常に生じる錯視を利用しているからこそ、3D映像などが成立している。人は、なぜ、どのように、錯覚しているのだろうか。なぜ地平線近くの夕陽は大きく見え、高速で回転する車輪は逆方向に回っているように見えるのだろう?曲がって見える直線、揺れて動くように見える図、実在と違って見える写真など、さまざまな事例を示しながら、錯覚について分かりやすく解説。知覚のミステリーを解きながら、日常に潜む錯覚リスクについても論じる。
錯覚学という学問の本です。サッカーのオフサイドやテニスの判定の誤審などには錯覚学なりの理由が存在するのです。
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