
[題名]にっぽん全国百年食堂
[著者]椎名誠
[発行]講談社
[定価]1,470円
[発行日]2013/1/30
ずーっと続いているのがエライ!北は釧路から南は石垣島まで。和食洋食からラーメン、ジャンクフードまで。おらが街の名物食堂42店。汗をかきかき、ビールをぐびぐび。どこへいっても楽しかったうまかった、4年がかりの探訪記。
「めし」「定食」好きでおなじみの著者が、日本各地で100年ほど続いている大衆食堂を訪ね歩き、その魅力を綴ります。お店と味わい深い料理とのショッキングな出会いと魅力、親父さん女将さん看板娘との面白&温かいエピソード、めしや食堂のシーナ流ウンチク、旅の騒動などを、肩の力を抜いて描く珍道中記。椎名テイスト&椎名ワールドが炸裂します。
「長く続いているからすべて美味しいというわけではありません」というフレーズが何度か出てきますが、長く続いている理由がどこかにあるのです。グルメ本ではありません。楽しい本です。

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