
[題名]ローカル線で行こう!
[著者]真保裕一
[発行]講談社
[定価]1,575円
[発行日]2013/2/12
ベストセラー『デパートへ行こう!』に続く、感涙必死の再生物語、第2弾!
県下最大のお荷物といわれる赤字ローカル線、もりはら鉄道は、廃線の瀬戸際に立たされていた。再生を図るため、前社長が白羽の矢を立てたのは……なんと新幹線のカリスマ・アテンダント。篠宮亜佐美。三十一歳、独身。
「この鉄道の経営は、素人以下です」「お金がないなら、智恵を出すのよ!」
県庁から送り込まれた鵜沢哲夫以下、もり鉄社員は戸惑うばかり。しかし、亜佐美は社長に就任するや、規格外のアイデアを連発し、鉄道と沿線の町はにわかに活気づいていく。一方、時を同じくして、列車妨害、駅の放火、台風による崖崩れと、数々の事件が亜佐美たちを襲う。そんな中、社員すべての希望をかけた「もり鉄フェスティバル」の日がやってくるが……。
赤字鉄道の再生は? 寂れた沿線の町おこしは? そして、不穏な事件の真相は? もり鉄に明日はあるのか?
読めば元気の出てくる、痛快鉄道再生ストーリー!!
元気のないローカル線と地元に、どうしたら元気をつけられるのかと、送り込まれた31歳独身女性の篠宮亜佐美。妨害されても、妨害されても、前向きに突き進む彼女に徐々に味方が増えてきます。愉快な小説で読めば元気が出てきます。

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