(2007年の旅です)

7月27日の予定

岩手・三陸フリーきっぷ
JR東日本の
北東北ディスティネーションキャンペーンとタイアップして、岩手・三陸フリーきっぷが発売されたので、未乗区間の乗りつぶしをかねて北東北一人旅に出ました。
東京駅近くに前泊する必要があるため、夕食を自宅で取った後、本厚木からロマンスカーで新宿へ向かいます。前の座席の人は窓側にワンセグを出して、巨人の高橋由が先頭打者本塁打シーズン9本目の新記録を打ち立てた横浜戦を見ています。移動しながらテレビを見られる時代になったのですね。
今回は初めてかめかめブログに毎日の旅の予定をあらかじめ書き込んでおき、決められた時刻(毎日午前5時)に自動的に掲載されるように仕込んだことがうまくいくかということが心配でした(結果的にはうまくいったようです)。また車内の冷房対策として長袖を持っていきましたが、これが意外なところで役にたつことになりました。
ホテルハイマートは東京駅八重洲口徒歩1分と朝早い旅立ちには立地条件は申し分ありません。
旅の初日の7月27日は朝から暑く晴天です。旅立ちは“はやて”です。

東京駅

はやて1号@東京駅
東北新幹線【東京6:56~10:03八戸】はやて1号 【東北新幹線完乗】
新幹線は定刻通りに出発しました。ちなみに隣の席には明らかにメタボリックシンドロームの男性が座っていて、黒ウーロン茶を飲みながら朝からポテトチップ!を食べています。これじゃあ、ますますメタボが進行することでしょう(笑)。そのメタボ君は盛岡で下車したので、隣の空間が大きく空いてホッとしました。

岩手山
さて盛岡以北の東北新幹線は初めてとなります。盛岡を出てすぐに、車窓左手に雄大な岩手山が見えてきます。いわて沼宮内と二戸に停車しましたがどちらも乗降客は少なくひっそりしています。トンネルをいくつか過ぎると八戸に到着します。東京からわずか3時間余りで八戸に着いてしまうとは、新幹線は速すぎます。


うみねこ車両
八戸線【八戸10:16~12:04久慈】うみねこ(普通列車) 【八戸線完乗】
八戸からは八戸線の“うみねこ”と愛称のついた列車に乗り換えます。愛称のついた列車は優等列車(特急や急行や快速)のことが多いのですがこれは普通列車です。八戸市内の蕪島(かぶじま)が蕪島うみねこ繁殖地として国の天然記念物の指定をうけているためのネーミングです。また八戸駅~鮫(さめ)駅までは“うみねこレール八戸市内線”という別称もあるようです。

天井の扇風機
さて列車ですが、2両・トイレ付・車掌付で転換型クロスシートで乗り心地はよいのですが冷房設備はありません。天井で扇風機が回っているだけです。走り出すと自然の風が空いた窓から入って来ます。冷房よりも自然の風の方が心地よいし、旅をしている感じがします。馬淵川前後で2本の支線が港の方に向かっていました。しばらくして八戸市の中心にある本八戸駅に到着しました。八戸からは50%くらいの乗車率でしたが、ここで大量に下車しました。
(注)2011年3月11日の東日本大震災で、八戸線は被災しましが、2012年3月17日に全線復旧しました。

1970年8月号の時刻表から
あまり知られていませんが、1971年3月末までは、今の八戸駅を尻内(しりうち)駅といい、本八戸駅を八戸駅と呼んでいました。

蕪島とうみねこ
鮫駅を出ると左側の車窓に蕪島が見えてきます。うみねこがたくさんいるのが車内からもよくわかります。陸中白浜駅で海水浴目的と思われる中・高校生が大量に下車し、車内はますます空いてきました。

車窓
(注)朝の連続テレビドラマの「あまちゃん」の舞台はおそらくこのあたりでしょうか。
太平洋を望む車窓
左手に太平洋が望まれる区間が多く楽しめる路線です。階上(はしかみ)駅で列車交換し、角の浜駅からは岩手県に入ります。12時過ぎに予定通り久慈駅に到着しました。
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