

ドアロック ◇ 洗面台付近
車内通路を歩き9号室へ向かう。ドアの鍵は暗証番号式テンキー方式。荷物を部屋の中において、試しに鍵を掛けてみる。使い方は簡単だ。東京駅を定刻に出発し、しばらくすると車掌さんが部屋へやって来た。検札をしながら、ヘッドマーク入りのタオルを配っていた。

タオル
以前は入線前に、浴衣や毛布と一緒に部屋へおいていたのだが、頻繁に盗まれるという。始発駅では発車時刻よりも10分程度早めの入線になるし、最初は鍵がかかっていないため、自由に出入りができるので、このようなことが起こるのだと言う。一度、A寝台すべてのタオルが盗難されたことがあるようだ。鉄道とくに寝台列車ファンの仕業だとしたら、非常に悲しいことである。マナーやエチケットではなく、これは立派な犯罪である。


洗面台 ◇ ベッド通路側
部屋の窓側には洗面台があり、フタを開けて使用する。


ハンガー ◇ コンソール
ハンガーもポツリとある。 通路側には読書灯や冷暖房などの調節つまみがある。


ごみ箱 ◇ 荷物置き場
床にはごみ箱があるが揺れても問題ないように磁石で固定されている。通路側の上段には荷物置き場がある。室内に落ちないようにかなり傾斜がついている。ベッドにした時には転落防止柵があり多少寝相が悪い人でも一安心である。
カシオペアや北斗星などの一部の寝台特急を除いて、寝台列車には食堂車や車内販売はない。飲み物の自動販売機はあることが多い。夕食後に乗車する時には、アルコールとつまみさえ買えば問題ないが、今回のように18時3分発では、夕食自体を持ち込まなくてはいけない。どうしようかなと乗車前に悩みながら八重洲地下街を歩いていたら、「そうだ、大丸のデパ地下へ行けばなんとかなる」とひらめいた。
大丸の地下には食料品がイッパイである。何を買えばよいか迷ってしまう。結局まい泉のカツサンドと、天むす&鮭おにぎりを購入し、車内でゆっくりと腹ごしらえをした。デパートが開いている時間帯だったらデパ地下で食料購入はお勧めである。
(2005年の旅です)

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