
[題名]日本人も悩む日本語
[著者]加藤重広
[発行]朝日新聞出版
[定価]842円
[発行日]2014/10/30
「許せない日本語」は次から次へと現れる。本当の正しさはどこにあるのか?万物が流転するように、ことばも変化し続ける。間違った表現も多くの人が使えば、「正しいことば」になるのだろうか?本書では、歴史やことばの成立過程をもとに誤用にまつわる謎をすっきり解説。複雑な日本語の世界は、不合理で時に人間的、そしてかくも奥深かった!
日本語の使い方を安易に「正しい」か「間違っている」か、クイズのような感覚で決めるのは実は難しいのだという考え方を解説している本です。時代とともに人が知っていることが変わり、常識だったことも常識でなくなり、新しい常識が増えてきます。社会状況や言葉を使う人間の知識や考え方に影響を受けています。と言っても基本的な日本語は抑えておきたいですね。

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