京都3:梅小路蒸気機関車館(3)

有名な扇形車庫はこちらです。現役で使われているのですね。すばらしいことです。

いろいろな蒸気機関車が並んでいます。D50やD52などが見えています。

こちらはちょっとレトロな蒸気機関車です。

これは菊の御紋がついていることを考えるとお召し列車を牽引していたのでしょうね。

京都4:梅小路蒸気機関車館(4)
京都5:梅小路蒸気機関車館(5)
家族という病

[題名]家族という病
[著者]下重暁子
[発行]幻冬社
[定価]842円
[発行日]2015/3/25
日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。
家族とは楽しみもあり、しがらみもあり、複雑なものです。世の中はどんどん変化しているのに、家族に求められるものは昔の面影です。納得できる内容です。しかし、子供を育てたことのないあなたがそこまで言及できるのでしょうか? 子供を育て、そして家族の中で悩んだ人に論じてもらいたかったです。

京都6:梅小路蒸気機関車館(6)

スチーム号に乗るには乗車整理券が必要です。

さぁ、これからSLスチーム号へ乗りましょう。

徐々にお客さんが多くなってきました。


遠足のチビッコ達や家族連れも次々と乗り込んできます。

まずはバックで山陰本線をアンダークロスして梅小路公園に沿って進みます。

母校の女生徒もがんばっています。
京都7:梅小路蒸気機関車館(7)
稲定観15-17
京都8:美々卯&ますだ&茶寮都路里

京都駅に戻り、伊勢丹のレストランフロアの美々卯で昼食です。妻は湯葉うどんです。京都らしい和風の感じです。

私も京都らしくにしんそばを食べました。美々卯はうどんで有名なので、うどんかそばか迷いましたが。

食後に細見美術館で琳派四百年古今展を楽しみました。

その後、私は平安神宮近くで仕事のために妻と別れました。

ある団体の社員総会に参加しました。

夕食は妻と落ち合い、先斗町のおばんざいのお店のますだでいただきました。あの司馬遼太郎先生も常連だったとか。由緒正しき老舗でした。

祇園四条界隈を散歩しながら、デザートは祇園辻利の茶寮都路里で抹茶パフェです。あれだけ食べたのに、甘いものは別腹なんですね(笑)。

遺品整理士という仕事

[題名]遺品整理士という仕事
[著者]木村榮治
[発行]平凡社
[定価]820円
[発行日]2015/3/13
故人の部屋を片づける大事な「遺品整理」。だが、社会の高齢化や家族のありかたが変化する中で、遺族が行うことが難しくなってきている。そこで、遺族の心に寄り添い、よい「お別れ」を助けるプロフェッショナル、「遺品整理士」の仕事が脚光を浴びている。整理するのは、「もの」だけではない。「心」だ。遺族の思い出を守る、その仕事の神髄。
昨今は孤独死などもメディアの話題となっていることから、そういった方々の死後の遺品を片付ける人の話しかと思っていました。しかし、本書の中身は全く違っていました。一言でいうと、遺族の気持ちにそった整理を行うということです。単なる物の後片付けだけではありません。物であっても感情であっても残すものは残すのです。著者は2011年に一般社団法人遺品整理士認定協会を設立し、現在まで1万人の遺品整理士を誕生させています。情熱の人です。

京都9:宇治

2日目はまず京都からJR奈良線に乗って宇治駅まで行きます。京都発の列車は満席でしたが、二つ目の稲荷駅でほとんどの乗客が下車しました。ここは伏見稲荷の最寄り駅ですので、外国人を含めた観光客が下車したのはわかるのですが、大学生らしき若者も大量下車したので、すぐにスマホで調べると近くに龍谷大学深草キャンパスがあるのですね。ここの学生さん達でしょう。

宇治駅前には茶壺型のポストがありました。「この茶壺型ポストは2001年3月23日『宇治市制施行50周年』を記念して設置されました。」という説明がされていました。なかなかユニークです。

駅前には観光地らしく宇治市観光案内所がありました。抹茶ソフトクリームやだんごがおいしそうです(笑)。ここに寄って観光案内図をいただきました。

宇治駅前から平等院へ向かう表参道の両側には、観光客相手の飲食店やお土産店が数多く並んでいます。そんな中、「うちが“かんばやし”のお茶の本家ですよ」などという声がかかりました。調べてみると、京都の一澤帆布の騒動と似ているようです。詳しくはかんばやしの争いをどうぞ。まぁ、平等院へ行く観光客にはどうでもいいことですが、なんだか寂しいですねぇ。仲良くやれないものなのでしょうか。誠に残念です。そうこうしているうちに平等院表参道の鳥居まで来ました。平等院までもうすぐです。

京都10:平等院鳳凰堂(1)

宇治平等院に到着しました。まずは10円玉で有名な平等院鳳凰堂の姿を見ようとしましたが、写真のように修学旅行生を中心にかなりの混雑です。

前の方へ移動してパチリ。なかなかきらびやかです。中学生の時にも来ているとは思いますが、全く記憶がありません(笑)

少し斜めから全体像をパチリ。池に写る姿も美しいものです。

あらかじめ時刻指定の内部拝観券を購入しておきました。

京都11:平等院鳳凰堂(2)

鳳凰堂内部拝観の時間が来ましたので、中に入ります。解説付きのミニツアーのような感じです。中央にたたずむ、木造の阿弥陀如来像には圧倒されました。鳳凰堂から灯籠を入れて写真をとりました。

内部はこんな感じです。


屋根はこんな感じになっています。うまく表現できませんが、色合いが鮮やかです。

鳳凰堂内部の説明を受けた後に、最初に写真を取った場所に移動すると、阿弥陀如来像の顔の部分の格子が空いているのがわかります。これもガイドさんに説明されました。
この後、平等院ミュージアム鳳翔館に寄りましたが、写真はとれませんでした。

京都12:宇治公園&宇治神社&宇治上神社

平等院ミュージアム鳳翔館を出た後、さらに歩みを進めて、喜撰橋を渡り、宇治公園へと入りました。写真右側には宇治公園内の十三重石塔が写っています。宇治公園から今度は朝霧橋を渡り川の向こう岸に出ました。

川を渡ってすぐに宇治神社があります。重要文化財になっています。

そして川岸の小さな公園には、宇治十帖モニュメントがあります。写真の背景の橋は朝霧橋です。

宇治神社の奥に、宇治上神社があります。こちらは世界文化遺産に登録されています。

正面には拝殿があります。本殿はこの裏のようですね。

本殿に行く途中に桐原水がありました。これは宇治茶にかかせない「宇治七名水」の一つですが、他の六ヶ所はすでになくなってしまい唯一残っているものだそうです。

こちらが本殿です。茅葺き屋根でとても渋い感じになっています。さすがは世界文化遺産ですね。
