
出雲大社の社を模した出雲市駅北口です。今日の旅はここからスタートします。

こちらは出雲市駅南口です。

駅構内には、プラレールを使った観光案内模型がありました。日御碕灯台や出雲大社、出雲ドームや一畑電車や宍道湖、そして寝台特急サンライズ出雲なども描かれています。

これは出雲大社の一部なのか、この地方の遺跡なのか、よくわかりません。

そしてこれは重要文化財で近代化産業遺産であるJRの旧大社駅です。

これは隣の西出雲駅近くにあるJR西日本の車両基地の様子です。蒸気機関車とブルートレイン、特急車両とサンライズ出雲などが並んでいます。鉄道好きにはいろいろと楽しめる駅ですね。

少し早めにホームに入ります。ホームには6時40分発の特急スーパーおき1号が到着しました。米子始発5時52分で終点の新山口には10時14分に到着予定です。
出雲市駅:スーパーおき1号到着

これから乗る6時51分発の浜田行きです。2両編成でトイレ付き、車掌さんは女性です。

座席はご覧の通りボックス席で、窓は手動で開くタイプです。


これは出雲大社の一部なのか、この地方の遺跡なのか、よくわかりません。
【追記】古代出雲大社の復元模型ではないかとご指摘をいただきました。
なんと高さが48mあったそうです。JR出雲市駅の横にあったとすると、

こんな具合になるようです。駅舎がとても小さく見えてしまいます。

田儀駅に着きました。ここで対向列車交換のために10分間停車します。

まずやってきたのは、特急スーパーまつかぜ4号です。益田始発5時52分で、終点の鳥取には9時27分到着予定です。

側面には島根のゆるキャラしまねっこが描かれています。


田儀駅ホームからも日本海が見渡せます。
田儀駅ホームから

田儀駅の隣に手引ヶ丘公園の入口がありました。

しばらくすると別の列車が来ました。浜田駅発5時30分の出雲市行き普通列車です。
それにしてもこのあたりには二文字の駅名が多い印象があります。小田(おだ)、田儀(たぎ)、羽根(はね)、久手(くて)と四駅連続ですし、大田市を過ぎてから仁万(にま)、馬路(まじ)などもあります。


[題名]dancyu2016年2月号
[発行]プレジデント社
[定価]880円
[発行日]2016/1/6
ラーメン イズ ビューティフル
「がんこ」に生きる。
106年のラーメン史が5分でわかる
ラーメンの「ラ」
「八雲」の支那そばを大解剖!
東京で本当に美味しいラーメン12軒&13杯
味噌は冬景色
銀座六丁目十二番の奇跡
「らぁ麺 やまぐち」の自作ラーメン教室
そこにずっと昔からある。
マドリードでラーメンが人気?
日本の最北端でラーメンを食べる
蕪とカリフラワー
ジビエのことが知りたい。
大間でマグロを獲るということ。
甘く不思議なルポ - 名古屋の小倉トースト
取り寄せカタログ - 活け締め鮟鱇
シリーズ「学校」1 - テキーラの学校
さすがdancyuです。質が高くて興味深いのです。最新のラーメン状況がよくわかりました。老舗の情報も満載ですよ。これで880円とはお買い得。


大田市駅は世界遺産である石見銀山の最寄駅の一つです。石見銀山へ行かないのか? はい、もちろん行きません(笑)


五十猛駅を出ると、線路はまた海に近づきます。穏やかな日本海です。窓を開けて写真や動画を撮っていますので、風の音も録音されています。
五十猛〜仁万

そして仁万に集落に近づくと、鮮やかな石州瓦が目に飛び込んできます。


仁万駅に着きました。高校生が数多く下車しました。地図を見ると県立邇摩(にま)高校が近くにありました。
このあたりは島根県邇摩(にま)郡仁摩(にま)町大字仁万(にま)町と表記していた時期もありましたが、2005年に大田市と合併したため、邇摩(にま)郡と仁摩(にま)町は消滅しました。
また仁万駅近くには仁摩サンドミュージアムがあります。こちらには「仁摩」の文字が残っています。もちろん行きませんよ(笑)。
2015/9/20
出雲市0651ー0910浜田 山陰本線


馬路の集落にも石州瓦の屋根が多いです。

馬路駅に着きました。マジです。駅から徒歩5分で、鳴り砂で有名な琴ヶ浜海水浴場がありますが、もちろん行きません(笑)
馬路からは、湯里、温泉津と山あいを走りますので海は見えません。

石見福光駅を出ると福光川越しに日本海が見えてきます。

黒松駅は江津市です。こちらも石州瓦が目立ちます。


黒松〜浅利〜江津にかけての海岸沿いでは風力発電が行われています。普段は風が強いのしょうね。今日は穏やかです。

浅利〜江津でも海沿いを走ります。

江の川を江の川橋梁(486m)で渡ります。向こうに見える橋は江津バイパスです。
浅利〜江津

江の川橋梁を渡り終えると、三江線が左側から合流します。もうすぐ江津駅です。
2015/9/20
出雲市0651ー0910浜田 山陰本線


都野津(つのづ)駅手前でも海が見えます。

都野津駅に着きました。

都野津からは、敬川(うやがわ)、波子(はし)、久代(くしろ)、下府(しもこう)、浜田とほとんど海は見えません。山あいを走りますので緑がきれいです。

こちらでも石州瓦の家並みが目立ちます。

波子駅に着きました。こちらの駅舎の屋根も石州瓦ですね。

そして波子駅を過ぎると右側にしまね海洋館アクアスが見えてきます。

久代駅です。音だけだと、釧路駅と同じです。

こちらの駅は下府(しもこう)駅です。読むのが難しいですね。

海の青と木々の緑、そして空の青がきれいです。
2015/9/20
出雲市0651ー0910浜田 山陰本線


浜田駅に着きました。この列車の終点です。北口には浜田医療センターができていました。

次に乗る列車は9時53分発の快速アクアライナーですが、43分時間があるので途中下車します。

途中下車印が押されました。女性駅員でした。男性駅員よりも女性駅員の方が途中下車印を押してくれますね。

二階の改札を出ると北口方面には、どんちっち三魚と書かれた大きな看板と、浜田医療センターを示す小さな看板がありました。どんちっち三魚とは、どんちっちアジ、どんちっちのどぐろ、どんちっちカレイのことだそうです。

こちらが浜田駅南口です。市民サロンが併設されています。

浜田駅舎の全体像です。新しくなりとても綺麗になりました。

駅前ロータリーには石見神楽からくり時計がありました。
石見神楽からくり時計

ロータリーから街中へ向かうところにも「どんちっちタウン」と書かれていました。

南口駐車場から、浜田医療センター(左側)と浜田医療センター付属看護学校(右側)を望みます。


[題名]旅と鉄道2016年3月号
[発行]朝日新聞出版
[定価]1,000円
[発行日]2016/3/21
[特集]冬の日本海紀行
●Trains & Travel POPPO-EYE
●ひと目でわかる! JR 観光列車 運行カレンダー
●タビテツ 旬々インタビュー vol.03 高橋団吉
【巻頭特集】冬の日本海紀行
●日本海冬の旅
●富山から石川へ、氷見線と「花嫁のれん」冬を味わう 北陸の旅
●北陸で輝き始めた観光列車の新星たち
●花嫁のれん
●べるもんた
●のと里山里海号
●「みすゞ潮彩」 と歴史をめぐる山陰本線
●羽越本線で日本海を北上「きらきらうえつ」 で行く新潟の酒造探訪
●絶景ポイントを網羅 日本海縦断紀行
●「丹後の海」がデビュー !! 京都の海を走る京都丹後鉄道
●雪に立ち向かう 弘南ラッセルの冬
●豪雪地帯に除雪車あり 雪と闘う鉄道史
今回は冬の日本海の特集です。五能線、羽越本線、小浜線、山陰本線など私の好きな路線ばかりです。


[題名]地図の中の札幌 街の歴史を読み解く
[著者]堀 淳一
[発行]亜璃西社
[定価]6,480円
[発行日]2012/11/28
地図を用いて札幌の歴史を語る。その任に最もふさわしい人といえば、堀淳一さんが筆頭であろう。札幌にすでに80年近くお住まいで、旧制中学生の時には市内の自宅を実測して「堀」という図名の200分の1地形図を作成された。北海道大学物理学教授としてのお仕事の傍ら地図を長年にわたって研究し、やがて地図エッセイストを本業として今日に至っている。
その著作は約100冊にのぼり、日本だけでなく外国を含むさまざまな地図を守備範囲とし、土地の「風貌」を伝達する雄弁な道具としての地図の表現について的確に、時に厳しく批評を展開すると同時に、地図ーー特に地形図の多面的な奥深い楽しみ方を、多くの読者に提示してくれた。もちろん中学生の時に堀さんの本に出会った私も、その恩恵に与った一人である。
本書に掲載された札幌の地図は、明治初年の黎明期の貴重なものから、人口200万に手が届きそうな現在の地形図、そして土地条件図などまで多岐にわたり、千古斧を知らぬ扇状地に切り拓かれた計画都市の、近代の急激な変貌を手に取るようにたどることができる。札幌市民のみならず、多くの地理・歴史愛好者に本書を座右に置いていただきたい
昔の地図から現代の地図までを取り上げて、今や巨大都市となった札幌の明治初期から現在までの歴史を紐解いた画期的な本である。地形や土地利用など開発・開墾の歴史も知ることができるし、鉄道(路面軌道含む)・道路・水路の変遷も取り上げられている。昨年12月、札幌市電が400m延伸して環状になり、また歴史が一つ変わった。


10時44分の定刻に益田駅に着きました。「人麿と雪舟の里」と書いてあります。

改札前にも「柿本人麿 生誕の地 益田へ」「なつかしの国石見へようきんさった!」と方言が迎えてくれました。

駅スタンプにも、「人麻呂と雪舟ゆかりの駅」と書いてあります。

益田駅舎です。快晴でとても暑い日差しです。

益田駅前ロータリーです。ホテルや飲食店が見えます。

ロータリーの反対側から益田駅舎を見てみます。

BSジャパンの番組で「聞き込みローカル線 気まぐれ下車の旅」というのがあります。これが何故だかお気に入りで録画してから見ています。益田駅での乗り換えに何と2時間43分もの時間があったので、似非「聞き込みローカル線 気まぐれ下車の旅」をやってみました。まずは駅前の「旅のサロン」と表示してある益田市観光案内所へ行きました。担当の女性にご挨拶してから、「この近くにどこかお勧めのお土産屋さんはありますか?」と尋ねてみると、ロータリーの反対側を指差して、「向こう側の白い建物のお店が森谷(もりたに)さんで、山陰地方のお土産が置いてありますよ」と丁寧に教えてくれました。お礼を言ってから、森谷さんへ向かいます。

この白い建物がお土産の森谷さんです。いろいろなお土産があるので迷ってしまいましたが、いくつか選んで自宅まで発送してもらいました。そして、「お昼ご飯をこれから食べるのですが、この近くでお勧めのレストランはありますか?」と尋ねると、「道の向こう側に豊味軒という中華屋さんがあります。あそこは美味しいと評判ですよ」とこちらも丁寧に教えてくれました。


お土産屋さんの森谷さんで教えていただいた豊味軒です。渋い感じのする外観です。


店内は喫茶店と間違うような革張りの椅子が並んでいます。とても中華料理屋さんには見えない内装です。さて何を食べましょうか。メニューは、麺・餃子、湯(スープ)、飯類、一品料理、定食の他に、洋食類(カレーライス、チキンライス、オムライス、トンテキ、トンカツ)も揃っています。昨日の昼と夕がラーメンだったので、今度は焼きそばにしてみましょう(笑)。かた焼きそば(750円)を注文しました。

たちまち出てきたかた焼きそばは、ボリューム満点!

大きめなラーメン丼に揚げた麺が入っており、その上に餡がこぼれんばかりにたっぷりと乗っかっています。

麺は昔懐かしい自宅近くにあった小松食堂の揚げ麺に似ています。餡の中にも具がたっぷり! なんとか全部食べきりました。満足、満腹です。どうもごちそうさまでした。


今日の午後は、ひたすら山陰本線を西進してから南下して下関へ向かいます。

10時44分から2時間43分待って、やっと出発時刻の13時27分が近づいてきました。特急スーパーおき3号に乗って、新山口から山陽本線に乗り換えれば16時12分に下関に着くのですが、あえて山陰本線の普通列車に乗り続けます。

これが長門市行きの列車です。単行、ワンマン、トイレ付きです。

車内はボックスシートです。窓も開けることができます。


益田駅を出て、山口線を左へ分けてから、309mの高津川橋梁を渡ります。そして持石海水浴場から一気に海岸線に出るのです。
益田〜戸田小浜1


再び海岸沿いを走っています。海沿いに公園も見えてきます。
益田〜戸田小浜2
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線


[題名]廃線跡の記録 失われゆく、鉄道大国ニッポンの原風景
[発行]三才ブックス
[定価]1600円
[発行日]2010/4/1
断崖絶壁の上に取り残されたレール、草に埋もれる廃車両、崩落の進む廃隧道 etc...。
日本の近代的発展を足元から支えながらも、不要と判断され廃止されてしまった鉄道路線“廃線跡”。
そこには見る者の心を揺さぶる魅力的な風景が数多く存在する!
「廃線跡の記録」シリーズは、1〜4まで発行されています。私が知った当時は3と4は買えたのですが、1と2は買えませんでした。廃線ならぬ出版中止になってしまったのでしょうか? ところが先日ブックオフへ行くと偶然にもこの本(1)が買えました。写真が多くて楽しめます。日本全国いたるところに廃線跡があるのですね。都内にもあるとは知りませんでした。貴重な記録の本となりました。


奈古〜長門大井は海沿いを走ります。正面の島は大島、右側の二つ見える島のうち大きな右側は男鹿島、小さな左側は女鹿島です。


正面の平たい島が大島です。
奈古〜長門大井
山陰本線は海沿いを走っていますが、海とトンネルの連続で、この動画のように2分間海沿いというのは珍しいことです。(トンネルが一つ入っていました)


変わった形の岩もありました。ネットで調べると立岩というようです。なるほど、立っているような感じですね。

長門大井駅に着きました。
2015/9/20
益田1327ー1518長門市 山陰本線

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