山陰山陽59:東萩〜飯井
山陰山陽60:飯井〜長門市
「学力」の経済学

[題名]「学力」の経済学
[著者]中室牧子
[発行]ディスカバー・トゥエンティワン
[定価]1,728円
[発行日]2015/6/18
「ゲームは子どもに悪影響?」「子どもはほめて育てるべき?」「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」個人の経験で語られてきた教育に、科学的根拠が決着をつける!
「データ」に基づき教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主観的な意見よりも、よっぽど価値があるーむしろ、「知っておかないともったいないこと」ですらあるだろう。本書は、「ゲームが子どもに与える影響」から「少人数学級の効果」まで、今まで「思い込み」で語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かした画期的な一冊である。
教育経済学の画期的な本です。データを元に教育効果を分析しており、質の高い教育を提供するにはどうすればよいのかを、コストパフォーマンスで語っています。アメリカには教育経済学に関するいろいろなデータがあり、科学的根拠に基づいた教育政策がとられているが、我が国の教育は教育者の経験と思い込みにより成り立っているのです。特に驚いたのは次の2点。一つは、教員の質を高めるのに有効な手段の一つが教員免許制度の廃止であることと、もう一つは、テストの点(認知能力)ばかりでなく、非認知能力としての「自制心」と「やり抜く力」が人生の成功に重要であるということです。
目次は以下の通り。
第1章 他人の“成功体験”はわが子にも活かせるのか? データは個人の経験に勝る
第2章 子どもを“ご褒美”で釣ってはいけないのか? 科学的根拠に基づく子育て
第3章 “勉強”は本当にそんなに大切なのか? 人生の成功に重要な非認知能力
第4章 “少人数学級”には効果があるのか? 科学的根拠なき日本の教育政策
第5章 “いい先生”とはどんな先生なのか? 日本の教育に欠けている教員の「質」という概念

山陰山陽61:長門市〜長門粟野
山陰山陽62:長門粟野〜特牛
山陰山陽63:特牛〜小串
阿川〜特牛〜滝部〜長門二見としばらく海から離れます。

そして長門二見から次の宇賀本郷までがまた海沿い区間です。時刻は16時を過ぎ、陽は西に傾き始めました。今までは北側に日本海がありましたが、ここからは西側で陽光で輝いた日本海になります。
長門二見〜宇賀本郷

雲の切れ間から夕陽が照らします。

なんだか陽光が反射していい感じです。

いろいろと変化に富んだ車窓です。

定刻の16時36分に小串に着きました。ここで乗り換えです。当初は小串で途中下車して日本海まで歩こうかと思っていましたが、日本海は車窓でもう十分に楽しめましたので、3分後の接続列車(2両、女性車掌、トイレ付き)に乗り換えることにしました。障害者の方をホームから駅舎まで車掌さんが手を添えて送っていきましたので、出発は2分ほど遅れました。
2015/9/20
長門市1524ー1636小串 山陰本線



そして長門二見から次の宇賀本郷までがまた海沿い区間です。時刻は16時を過ぎ、陽は西に傾き始めました。今までは北側に日本海がありましたが、ここからは西側で陽光で輝いた日本海になります。
長門二見〜宇賀本郷

雲の切れ間から夕陽が照らします。



なんだか陽光が反射していい感じです。



いろいろと変化に富んだ車窓です。

定刻の16時36分に小串に着きました。ここで乗り換えです。当初は小串で途中下車して日本海まで歩こうかと思っていましたが、日本海は車窓でもう十分に楽しめましたので、3分後の接続列車(2両、女性車掌、トイレ付き)に乗り換えることにしました。障害者の方をホームから駅舎まで車掌さんが手を添えて送っていきましたので、出発は2分ほど遅れました。
2015/9/20
長門市1524ー1636小串 山陰本線

山陰山陽64:幡生駅
山陰山陽65:山の田ラーメン

食べログで「下関市 ラーメン」と検索すると山の田ラーメンが上位に出てきます。最寄り駅は幡生駅です。北側に出ようとしますが、南側にしか出口がありません。改札を抜けて駅の南側を東へ向かい、公園のそばを通り抜け、さらに細い道を過ぎ、線路を渡る歩道橋で北側に渡り、しばらく歩くと目的の店がありました。徒歩15分くらいはかかりました。予想よりも遠くて汗びっしょりです。

お店に入るとまだ時間が早いのかお客さんは私だけです。基本となるラーメン(600円)を注文しました。出てきたラーメンはやや茶色く濁ったスープです。豚骨スープに醤油タレを合わせたようです。博多豚骨に醤油ダレというのが、下関アレンジなのでしょうか。

麺は細目ですが博多のような極細ではありません。どうもごちそうさまでした。

ラーメンを食してから再び幡生駅へ戻ります。再び汗びっしょりです。そして190円の切符を買い、下関駅へ向かいます。

下関駅の構内にはふくのおひな様が展示されていました。さすが、ふくの街、下関です。
2015/9/20
出雲市0651ー0910浜田 山陰本線
浜田0953ー1044益田 山陰本線 快速アクアライナー
益田1327ー1518長門市 山陰本線
長門市1524ー1636小串 山陰本線
小串1639ー1721幡生 山陰本線
幡生1812ー1818下関 山陽本線
【乗車時間】8時間1分

山陰山陽66:味一

今日の朝食は下関駅構内にある駅そばの味一です。

券売機です。メニューは並うどん300、きつねうどん350、かやくうどん370、天ぷらうどん370、ゴボウ天うどん400、ふく天うどん470、えび天うどん490、肉うどん440などです。せっかく下関に来たのですから、ふく天うどん(470円)の食券を買いました。

出てきたうどんは、ふく天が中央にドーンと収まっており、安定しています。

そしてふくの形をした薄かまぼこが目も楽しませてくれます。

滑らかなうどんがスルスルと胃袋に収まります。どうもごちそうさまでした。
相談室の星 医療ソーシャルワーカーの日誌より

[題名]相談室の星 医療ソーシャルワーカーの日誌より
[著者]坂口みく
[発行]双葉社
[定価]734円
[発行日]2015/3/17
病院で患者の経済的・心理的・社会的、あらゆる相談にのる医療相談員・星まどか。彼女はメスも注射器も使わず、患者の問題を解決する医療ソーシャルワーカー。今、大注目の職業です。「何故か治療を拒否する老人」や「児童虐待の疑いのある女児」の本当の気持ちをすくい取り、謎を解くストーリーはハラハラ・ドキドキの展開。星座をモチーフにした感動と涙の本格医療ミステリードラマ!!
医療ソーシャルワーカー(MSW)の日常の仕事をドラマ仕立てにしてある漫画です。MSWの仕事をわかってもらうのにはいい漫画でしょう。

山陰山陽67:下関駅
山陰山陽68:下関〜新山口
山陰山陽71:徳山駅
山陰山陽72:徳山〜神代
仮面病棟

[題名]仮面病棟
[著者]知念実希人
[発行]実業之日本社
[定価]640円
[発行日]2014/12/15
怒濤のどんでん返し、一気読み注意!!
強盗犯により密室と化す病院。息詰まる心理戦の幕が開く!
療養型病院にピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。
先輩医師の代わりに当直バイトを務める外科医・速水秀悟は、事件に巻き込まれる。
秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知るーー。
そして「彼女だけは救いたい……」と心に誓う。
閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。迎える衝撃の結末とは。
作家・評論家の法月綸太郎が「閉鎖状況の謎に挑戦してほしい」
「クリアでエッジの立った解決と苦い読後感」と語る注目作。
現役医師が描く<本格ミステリー×医療サスペンス>。
人気急上昇の新鋭ミステリー作家、初の文庫書き下ろし!!
場面設定は現実離れしていますが、最後はまさにどんでん返し。先輩の代わりに当直を務めたばかりに大きな事件に巻き込まれた主人公。そこには犯人ピエロと人質となった若い女が。犯人の真のねらいは何なのか、そして医療の闇があばかれるのか。
でもやっぱり現実離れしすぎているなぁ。

死の臓器

[題名]死の臓器
[著者]麻野 涼
[発行]文芸社
[定価]777円
[発行日]2013/2/15
熊本県A市の日野誠一郎は聖徳会日野病院の医師で、泌尿器科の部長をしている。ある日、日野医師は、A警察より、任意の取り調べを受ける。容疑は、「臓器売買」の疑いだった。日頃、日野医師は、人工透析患者を担当し、日本における「臓器移植」の困難に直面していた。手をこまねいて、死を待つばかりの患者に、日野医師は、レストア・キッドニ(修復腎)、がん患者から摘出した腎臓の移植手術を何度か行っていた。テレビ制作会社のディレクターの沼崎恭太は、事件の裏に陰謀の匂いを感じ、アジアでの「臓器売買」の実態を調べるため、上海に飛んだー。「臓器移植」をめぐる医療サスペンスの傑作。
愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院にて、2006年に腎臓移植に絡む臓器売買事件が発覚した際に、病腎移植が公となった。ガンやその他の病気で摘出した腎臓の健常部分を透析患者に移植するというものだ。この病腎移植に関係した医療サスペンスである。現実にもありそうな設定なので、ワクワクしながら読み進めると、最後にドンデン返しが待っていた。

山陰山陽73:神代〜岩国
山陰山陽74:岩国駅
山陰山陽75:岩国〜宮島口

これから宮島口、広島を経由して海田市から呉線に入ります。そして瀬戸内海を眺めながら三原に抜けて福山へ向かいます。

岩国から大竹区間は工業地帯です。写真は大竹〜玖波(くば)間です。

玖波〜大野浦では海が見えてきます。今日の天気は曇りです。

宮島口駅に着きました。ここで途中下車します。宮島観光をするわけではありません。

たこ焼き、たい焼きの空海です。ホームからも買うことができます。

さすが世界文化遺産の宮島です。至る所に案内が出ています。外国人観光客が多いのも目立ちます。

宮島口駅でフェリーきっぷを売っていました。

「宮島名物 あなごめし弁当」「おみやげに もみじまんじゅう」、そして写真は宮島の大鳥居です。

宮島口駅の正面像です。
2015/9/21
岩国1108ー1131宮島口 山陽本線

山陰山陽76:焼き牡蠣@佐久間海産商会
山陰山陽77:宮島口駅
君の膵臓をたべたい

[題名]君の膵臓をたべたい
[著者]住野よる
[発行]双葉社
[定価]1,512円
[発行日]2015/6/17
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていてーー。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!
あっという間に読了。そして涙。余命1年の明るく社交的な女子高生と、友達を作らない読書好きのクラスメイト男子の物語。最後に明らかになる「共病文庫」の内容があまりにも切ない。

山陰山陽78:あなごサンド@PADRE MADRE

「宮島松大汽船フェリー」乗り場の前にパードレ・マードレ(PADRE MADRE)があります。

もみまんソフト(もみじ饅頭+ソフトクリーム)が有名だそうですが、私はあなごを食べたくて、あなごサンド(300円)を買いました。おなごサンドじゃありません(笑)

こちらが広電宮島口駅です。フェリー乗り場にはこちらの方がJR宮島口駅よりも近くにあります。

交通量も多く、駐車場待ちの車の渋滞もありました。

宮島口駅へ行く途中にはこんな案内図が。そして宮島三女神物語もありました。

宮島口駅前にはこんな穴あき看板がありました。

あなごサンドを手にして、JR宮島口駅へ向かいます。ホームで、袋を開けて食べてみました。ライスサンドになっており、中にあなごが、あなごが、あなごが、、、どこだろう。あなごが小さいのか、他の具材の味にかき消されたのか、私の味覚が悪いのか、あなごを感じられないまま、食べ終えてしまいました。ちょっと残念ですが、どうもごちそうさまでした。

山陰山陽79:宮島口〜海田市
山陰山陽80:海田市〜広

3両編成の快速安芸路ライナーです。窓は開きません。海田市を出たら、矢野、坂と停車しますが、水尻、小屋浦、呉ポートピア、天応は通過します。そして吉浦に停車するも川原石には停車しません。できれば快速には乗りたくないのですが、普通列車の本数が少ないのでやむを得ません。


坂駅を出るとしばらくして海沿いを走ります。午前中の曇天はどこへやら、青空がこれでもかと広がっています。本当に天候には恵まれました。
坂〜水尻


瀬戸内海の島々がよく見えています。


4駅通過して吉浦駅に着きました。

呉駅を3分遅れで出て、トンネルを過ぎ、黒瀬川を渡ると終点の広はもうすぐです。
2015/9/21
海田市1307ー1342広 呉線 快速安芸路ライナー
