
この列車はこれから広島へ向かう快速安芸路ライナーです。

私が乗るのはこれ。2両編成の三原行きです。また黄色い車体です。座席はすべてロングシートです。これはあまり好きではありません。

仁方(にがた)駅を出ると右手に海が見えてきます。ここ仁方駅は最寄の仁方港と愛媛県の堀江港との間には、国鉄の仁堀連絡船が運航していましたが、1982年に廃止となりました。乗客が少なく赤字だったようです。

安芸川尻駅で列車待ち合わせのために13分停車いたします。ところが対抗列車の遅れによりさらに5分、合計18分待っていました。5分遅れて来た列車は「快速瀬戸内マリンビュー」でした。一度乗ってみたい列車ですね。


安浦駅を出るとまたまた海沿いです。車内には昼間から酔っ払ったオヤジ二人が大きな声で話しています。次の動画にも二人の会話が録音されちゃっています。
安浦〜風早


いい天気です。呉線の東側(広〜三原)は海沿いを走る区間が多くてきれいです。
2015/9/21
広1415ー1516竹原 呉線


こんな幟が市内のいたるところにありました。竹鶴政孝はニッカウイスキーの創業者で、2014年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公のモデルになった人なんですね。

天気もよいので街中をぶらぶらしてみましょう。本当に暑いのでできるだけ日陰を歩くようにしました。


道の駅たけはらが賑わっているようなので寄ってみましょう。やはりマッサン人気なのでしょう。かなりのお客さんがいます。

もっと時間があれば竹原市重要伝統的建造物群保存地区まで行きたいところですが、そこまで時間がないので、竹原駅に戻ります。

帰り道の松屋二重焼には行列ができています。今川焼きのお店です。そう言えば道の駅たけはらで、今川焼きを頬張っている太っちょ母娘がいましたっけ。本当に太っちょでしたよ(笑)


マッサン目当ての中高年者に混じって、オタク系若者も多かったのですが、その理由がわかりました。テレビアニメ「たまゆら」の舞台が竹原市だったのです。ももねこ様はこのアニメにでてくる架空の生き物だそうです。


[題名]都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画
[著者]饗庭 伸
[発行]花伝社
[定価]1,836円
[発行日]2015/12/10
人口減少社会において都市空間はどう変化していくか
〜縮小する時代のための都市計画を提起〜
フィールドワークでの実践を踏まえて縮小する都市の“ポジティブな未来"を考察
都市を「たたむ」とはとても素晴らしい感性です。「目からウロコ」の本です。人口減少時代にはコンパクトシティのような集約的な居住環境をどのようにして構築するのかが焦点だと思っていました。しかし、この時代に必要なのは「コンパクト」ではなく、「スポンジ化」であるということが書かれています。それも理論だけでなく実践した地域のことも詳細に述べられています。後半がちょっと難しかったかな?。


尾道駅付近の地図です。

糸崎を出るとまた海沿いです。

因島と向島を結んでいる因島大橋です。

これは尾道大橋です。瀬戸内しまなみ海道と一般道の二つの道路橋が向島とを結んでいます。


福山駅に着きました。時刻は17時34分です。

途中下車印も押してもらいました。

福山駅です。

ホテルの部屋から福山駅を見下ろしたところです。
2015/9/21
下関0741ー0848新山口 山陽本線
新山口0900ー1104岩国 山陽本線
岩国1108ー1131宮島口 山陽本線
宮島口1219ー1300海田市 山陽本線
海田市1307ー1342広 呉線 安芸路ライナー
広1415ー1516竹原 呉線
竹原1609ー1649三原 呉線
三原1701ー1734福山 山陽本線
【乗車時間】7時間4分


神辺駅に着きました。この乗車券もボロボロになってしまいました。お役ご免になりましたが、記念にもらってきました。


神辺駅とその駅前です。

こちらは併設されている井原鉄道の神辺駅です。

神辺駅名標には二上り踊りがデザインされています。


ホームから「神辺宿十日市まつり」や「夕日の里 歴史と文化の町 神辺へようこそ」などの看板が目につきました。


井原鉄道の1日フリーきっぷであるスーパーホリデーパスを買いました。
2015/9/22
福山0650ー0702神辺 福塩線


[題名]勇者たちへの伝言
[著者]増山実
[発行]角川春樹事務所
[定価]734円
[発行日]2015/11/18
ベテラン放送作家の工藤正秋は、阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は…いつの日か来た道」。謎めいた言葉に導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。小学生の頃、今は亡き父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日を思い出しつつ、街を歩く正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れた彼の意識は、「いつの日か来た」過去へと飛んだー。単行本刊行時に数々のメディアで紹介された感動の人間ドラマ、満を持して文庫化!
文庫本の帯に「又吉直樹さん絶賛!!」と書いてあったので読んでみました。読後、涙が頬を伝わりました。故郷を思う気持ちは、日本人だけでなく朝鮮人にも同様であり、それが運命の糸を狂わせます。阪急ブレーブスからとった本のタイトルの「勇者」は、決して野球の話だけでなく、人生の勇者を意味します。人生に勝ち負けがあるとすれば、負けはネガティブにとらえがちですが、負けを誇りに思うこともできるのです。真の勇者とはそういうことです。

だいぶ暖かくなってきたので、今日から自転車通勤です。
自宅から職場まで30分弱の道のりですが、自然を感じることが多いので楽しい時間でもあります。

板戸川沿いの農道(通称リバーサイドロード・・・・・ウソ)には菜の花が咲いていました。

こちらは稲の定点観測をする田んぼですが、ご覧の通りでまだまだ引水もされていません。遠くには富士山が見えています。

もうしばらく行くと、富士山がもっとよく見える場所を通過します。

大根公園近くの大根川沿いの道(通称リバーサイドストリート・・・・・ウソ)には八重桜でしょうか、きれいな花をつけています。

大根川沿いをさらに進むと、こちらの桜もきれいに開花しています。いろいろな種類があるので、開花の時季が異なるのでしょうか。
自宅から職場まで30分弱の道のりですが、自然を感じることが多いので楽しい時間でもあります。

板戸川沿いの農道(通称リバーサイドロード・・・・・ウソ)には菜の花が咲いていました。

こちらは稲の定点観測をする田んぼですが、ご覧の通りでまだまだ引水もされていません。遠くには富士山が見えています。

もうしばらく行くと、富士山がもっとよく見える場所を通過します。

大根公園近くの大根川沿いの道(通称リバーサイドストリート・・・・・ウソ)には八重桜でしょうか、きれいな花をつけています。

大根川沿いをさらに進むと、こちらの桜もきれいに開花しています。いろいろな種類があるので、開花の時季が異なるのでしょうか。

矢掛駅周辺の地図です。(A)つるはし食堂、(B)本陣、(C)旧矢掛商業高校、(D)ネバーランドやかげ、(E)のらぎや、です。(A)〜(E)の順に移動しました。

まずは(A)のつるはし食堂です。矢掛駅から徒歩8分ほど。午前9時15分頃に到着しています。営業時間は午前7時から午後7時まで。朝からやっている大衆食堂です。メニューは中華そば、うどん、いなり寿し、おでんなどです。


お店の外観です。鄙びた感じがいいですね。こういうお店がどういうわけか私の琴線に触れるのです。

おでん好きな私ですが、今日は暑いから遠慮しておきます。


店内の様子です。

ひとり先客がいました。奥のテーブル席に座ると、お水とお茶の両方が出てきました。両方でるところなどそれほど多くありません。

メニューです。中華そば(500円)を注文しました。


たちまち出てきた中華そばは、かなり色濃いスープに、紅縁取りかまぼこ、メンマ、もやし、チャーシューが乗ったものです。そして細麺。郷愁に浸りながらゆっくり食べるとさらに美味しくなる不思議な中華そばです。

丼にもしっかりと屋号が記されています。


[題名]世の中が見えてくる統計学
[著者]川又俊則
[発行]幻冬舎
[定価]842円
[発行日]2015/2/25
社会の数字にだまされるな!
「それって本当?」から社会が見える。
今、学び直さないと損! 難しい数式ゼロの統計学の入門書。
20%オフやおまけに食いつき、ポイント集めのために買物に勤しむ。グラフやデータを見ては情報を信じ込み、ランキングを見ては一喜一憂。しかし、そこには発信側の意図と受け手側の思い込みによる罠が潜んでいる。情報やデータを鵜呑みにしているかぎり、社会は表面しか見えてこない。本書は、難しい数式を一切使用せずに、数字や情報のカラクリをやさしく解説した統計の入門書。一歩引いたモノの見方を身につける「社会学的発想」のススメ。
「カロリーゼロ」は本当にゼロ?/視聴率1%上昇で人気上昇といえるのか?/合計特殊出生率の上昇で人口減少は食い止められている?/待機児童や不登校児童が突然減った?/各社で内閣支持率が違うのはなぜ?/人の心をくすぐるランキングの罠/健康診断の基準が緩くなってラッキー?/65歳で「高齢者」の違和感/神社とコンビニどっちが多い?/無宗教の日本になぜ人口の2倍の信者がいるのか etc.
わかりやすい統計学の入門書です。この本にも引用されていますが、2000年に『「社会調査」のウソーリサーチ/リテラシーのすすめ』(谷岡一郎著/文藝春秋)という本が出ており、これも読みましたが、こちらの方が印象に残っています。ちょっと生意気のようですが、この本は平易すぎて物足りなかったですね。

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