
これから矢掛駅裏の(E)へ向かいます。

駅の近くにこんな手作りの案内看板(?)がありました。「11時〜14時」「休み:日・月曜日」「紫食うどん」「のらぎや」と書いてあります。1日の営業時間はわずか3時間しかありません。今日は火曜日ですので、定休日ではありません。


のらぎやの横には神社があります。

ここがのらぎやです。のれんが出ているので営業しているようです。入口アプローチの屋根がブルーシートというのも珍しいですね。

店内の様子です。稲の種類が飾ってあります。

メニューの栄養成分表です。「ありえな〜い(400円)」を注文しました。お店の人に嫌がらせをしているわけではなく、メニューが「ありえな〜い」なのです。栄養成分表示によると、410kcalでタンパク10g、脂質5g、炭水化物77g、食塩相当量2.5gとなっています。

これが「ありえな〜い」です。黒米(紫米)が練り込んであるうどんの色はかなり黒いです。

黒いうどんだけならどうってことないですが、コーヒーについてくるミルク(フレッシュ)が二つついています。

想像の通り、ミルクを麺にかけて混ぜてから食べるのです。もう本当に「ありえな〜い」となります(笑)

お年寄り向きの柔らかい麺にミルクの味がついており、なんだかヘルシーな感じになります。どうもごちそうさまでした。


[題名]廃線紀行 もうひとつの鉄道旅
[著者]梯 久美子
[発行]中央公論新社
[定価]1,080円
[発行日]2015/7/25
「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
読売新聞の土曜夕刊に連載されていたシリーズの書籍化。定山渓鉄道、名鉄谷汲線、下津井電鉄、高千穂鉄道、大分交通耶馬渓線など、乗りたかった鉄道も数多く掲載されているが、知らなかった廃線もまた数多くあった。
「鉄道には人や物を運ぶだけでなく駅を中心とした生活圏を作る役割がある。それがなくなることは、地域の暮らしの拠点が失われてしまうことなのだと気づかされた」(本書193ページから)。まさしくその通りだと思う。


今度は赤い線を通って高梁川まで行ってみました。


井原鉄道とJR伯備線の踏切を渡ります。


しばらくしてから列車が来たのですが、なんとこれがトワイライトエクスプレス!でした。あれっ、どうしてここを走っているのでしょう?



スマホで検索するとすぐにわかりました。9月21日(月)の下関発の団体専用臨時列車でした。下関ー<山陰線>ー米子ー<伯備線>ー倉敷ー<山陽本線>ー大阪と走るトワイライトエクスプレスです。

汗ダクダクになって高梁川まできました。歩行者と自転車専用の橋を途中まで渡ります。この橋の向こう側は倉敷市で、こちら側は総社市です。

こちらは下流です。

先ほど通ってきた井原鉄道の高梁川橋梁が遠くに見えました。

上流方面です。自動車専用の橋です。

川辺で遊ぶ親子連れがいました。気持ち良さそうです。


総社駅に着きました。駅名標は備中国分寺の五重塔ともみじがデザインされています。

こちらは総社駅西口です。

西口からホームをみるとこんな感じです。

そのそばには道祖神でしょうか。

こちらは総社駅東口です。こちらの方が大きいです。

ここから、吉備線で岡山へ行き、そこからは新幹線を利用します。

吉備線の車両です。2両編成のこちらが2両目です。

そしてこちらが先頭車両です。車体の色が違います。

岡山駅に着きました。

ここから新幹線で一挙に新横浜へ向かいます。岡山から新横浜までわずか3時間6分です。
2015/9/22
総社1355ー1436岡山 吉備線
岡山1449ー1755新横浜 山陽・東海道新幹線 のぞみ32


せっかく新横浜まで来たからには久しぶりのラーメン博物館です。博物館前にごらんのような動く看板ができていました。面白いので動画を撮りました。
新横浜ラーメン博物館前

館内はもっと空いているかの思いきや、大陸系の人たちが多くて混雑しています。カーザルカが空いていたので、そこへ入りました。

ミラノとんこつラーメン(900円)の食券を買いました。お店に入りましたが、後から後から大陸系の方々が入ってきます。大きな声で話すのでうるさくて仕方がありません。


でてきたラーメンはマー油のかかった博多ラーメンです。一風堂になんつッ亭を足したような無難さでした。どうもごちそうさまでした。
これでシルバーウィークの旅はおしまい。
2015/9/22
福山0650ー0702神辺 福塩線
神辺0735ー0750井原 井原鉄道
井原0843ー0907矢掛 井原鉄道
矢掛1130ー1149清音 井原鉄道
清音1328ー1332総社 井原鉄道
総社1355ー1436岡山 吉備線
岡山1449ー1755新横浜 山陽・東海道新幹線 のぞみ32
新横浜ー町田 横浜線
町田ー伊勢原 小田急線
【乗車時間】5時間44分


[題名]旅と鉄道 2016/5月号
[発行]朝日新聞出版
[定価]1,000円
[発行日]2016/5/21
【巻頭特集】木造駅舎よ、永遠なれ!
・木造駅舎の宝庫、肥薩線を行く
・「いさぶろう・しんぺい」が熊本発着へ
・木造駅舎のあるローカル線探訪
・木造駅舎大研究
・木造駅舎意匠の系譜
・木造駅舎図鑑50選
【第2特集】新しい大阪環状線
・大阪環状線プロジェクト Navi
・大阪環状線新型車両 323 系レビュー
・真田丸ゆかりの地を訪ねる旅
イザベラ・バードの足跡を追って
鉄道にっぽん奥地紀行(5) 会津(後編)
木造駅舎の特集です。表紙は肥薩線の嘉例川駅(鹿児島県)です。いつ見てもいいです。おなじ肥薩線の大隈横川駅(鹿児島県)も登録有形文化財に指定されています。地元の成人式の記念撮影は大隈横川駅で行われているそうです。築100年を超える駅舎から成人が巣立って行く。映画やドラマのワンシーンのようです。まだまだ行きたい木造駅舎がたくさん見つかりました。

昨年(2015年)の10月24日の土曜日。TTCの年1回の課外活動が行われました。TTCとは「T**** Techan Club」の略で、職場の鉄道好きあるいは旅好きが集まって行う鉄道旅です。第1回は東京都電荒川線(貸切車両)、そして第2回は江ノ電、第3回は箱根登山鉄道(あじさい列車)と来て、4回目は大井川鉄道となりました。ES Tourの多大なご協力のもと老若男女24人で今回の旅は始まりました。天気は晴れ。恵まれています。

小田急線本厚木駅近くに午前8時に集合し、厚木インターから東名高速へ入り、清水PAで休憩して、島田金谷インターで下車。そして一般道でまず千頭駅を目指します。この一般道も箱根の山道のような箇所もあり遠くへ来た感満点です。途中の「道の駅 川根温泉」で一休み。

バスの前面にもTTCの文字が輝いています(笑)

そして道の駅の裏側には大井川が流れており、大井川鐵道の鉄橋(大井川第一橋梁)が見渡せます。この道の駅と鉄橋の間には川根温泉ふれあいの泉という温泉施設があり、湯客が露天風呂から裸で、列車に手を振る光景が有名です。


小田急線本厚木駅近くに午前8時に集合し、厚木インターから東名高速へ入り、清水PAで休憩して、島田金谷インターで下車。そして一般道でまず千頭駅を目指します。この一般道も箱根の山道のような箇所もあり遠くへ来た感満点です。途中の「道の駅 川根温泉」で一休み。

バスの前面にもTTCの文字が輝いています(笑)

そして道の駅の裏側には大井川が流れており、大井川鐵道の鉄橋(大井川第一橋梁)が見渡せます。この道の駅と鉄橋の間には川根温泉ふれあいの泉という温泉施設があり、湯客が露天風呂から裸で、列車に手を振る光景が有名です。

千頭駅についてまずはお弁当タイム。駅の周囲で三々五々適当に座りながらの昼食です。

大井川鐵道沿線散策ガイドのページをめくると、

お弁当の紹介がありました。これからいただくのは、右上の大井川ふるさと弁当です。「お弁当箱まで旅情たっぷり。山の幸がおいしいお弁当。SLの絵ハガキ付き。」と説明書きがあります。

包み紙がSLです。さすがはSLで有名な大井川鐵道ならではです。

上蓋には静岡方言集が書いてありました。
「そうずら」・・・そうでしょう、「せんころ」・・・この前、「ばんげんしま」・・・夕方・晩、「ばんたび」・・・その都度、「わきゃーない」・・・たやすい、簡単な、「そこらはっちょう」・・・そこら中、などなど。全くわからないものもあれば、「わきゃーない」のもありますね(笑)

パッケージが竹かごを模しており、昔懐かしい感じがします。。食材は地物を使用しており、梅むすび、菜飯むすび、小エビの佃煮、山芋の酢漬、野菜のうま煮各種、だし巻玉子、鶏の唐揚げ、オレンジなど多種です。地産地消のお弁当でお腹を満足させてから、これからが楽しみなイベントです。

これがお弁当についている絵ハガキです。


大井川鐵道沿線散策ガイドのページをめくると、

お弁当の紹介がありました。これからいただくのは、右上の大井川ふるさと弁当です。「お弁当箱まで旅情たっぷり。山の幸がおいしいお弁当。SLの絵ハガキ付き。」と説明書きがあります。

包み紙がSLです。さすがはSLで有名な大井川鐵道ならではです。

上蓋には静岡方言集が書いてありました。
「そうずら」・・・そうでしょう、「せんころ」・・・この前、「ばんげんしま」・・・夕方・晩、「ばんたび」・・・その都度、「わきゃーない」・・・たやすい、簡単な、「そこらはっちょう」・・・そこら中、などなど。全くわからないものもあれば、「わきゃーない」のもありますね(笑)

パッケージが竹かごを模しており、昔懐かしい感じがします。。食材は地物を使用しており、梅むすび、菜飯むすび、小エビの佃煮、山芋の酢漬、野菜のうま煮各種、だし巻玉子、鶏の唐揚げ、オレンジなど多種です。地産地消のお弁当でお腹を満足させてから、これからが楽しみなイベントです。

これがお弁当についている絵ハガキです。


千頭駅構内を右側に進み「(アプト式)井川線のりば」へ向かいます。

これが井川線の千頭駅です。千頭〜井川までの路線ですが、2014年9月の土砂災害により接岨峡温泉〜井川までは現在運転を見合わせています。ちなみにSLは金谷〜千頭までの大井川本線を走ります。

大井川本線のホームには機関車トーマスの仲間達が停車していました。子供達は大喜びしそうですね。

ここで記念写真を撮りました。

こちらがこれから乗る井川線のトロッコ列車です。ドアは完全な手動です!

軌間(レールとレールの距離)は1,067mmとJRの在来線や多くの私鉄と同じなのですが、幅や高さはかなり小さい列車です。ユネスコエコパークに登録されたようですね。

現在は千頭と接岨峡温泉の間を走っています。
千頭1228ー1320長島ダム 大井川鐵道井川線 205列車


[題名]イン・ザ・プール
[著者]奥田英朗
[発行]文藝春秋
[定価]1,300円
[発行日]2002/5/15
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
伊良部総合病院の御曹司で精神科医の伊良部一郎医師。力の抜け切った診療を続けている。診療というより話し相手。所ジョージのような感じ。そのお供がセクシーな茶髪の若いナース。笑いながら読めるユーモア短編小説。ちなみに目次は、イン・ザ・プール/勃ちっ放し/コンパニオン/フレンズ/いてもたっても。

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