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伊勢原カレンダー9月

伊勢原カレンダー1709
みんなが選んだ景観賞・一般の部 秋告花/池田厚子


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伊豆下田紀行11:下田市街

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 ペリーロードから伊豆急下田駅へ向かう途中に昭和湯という銭湯がありました。天然温泉と書いてあります。

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 マンホールにも黒船です。

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 なまこ壁も有名です。

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 爪木崎では水仙まつりが行われています。明日見に行く予定です。

 伊豆急下田駅から旅館までは送迎バスが出ています。


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旅と鉄道2017/9月号

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[題名]旅と鉄道2017/9月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2017/9/21
何もないけれど、なぜか駅だけがある。秘境駅では、大自然を体感する、非日常感を満喫する、あり余る時間を自分流に過ごす、など楽しみ方も色々。本誌では、様々な秘境駅のルポや秘境駅探訪に役立つ情報を特集、1冊まるごと北から南まで「秘境駅・秘境線」を完全に網羅した保存版の特集です。
●巻頭ルポ 秘境駅ランキング1位 北海道・室蘭本線小幌駅の6時間35分
●復活! 大井川鐵道井川線 2大秘境駅「尾盛」と「湖上」へ
●1日で秘境駅6駅&全線制覇 ジグザグ途中下車の旅・飯田線
●都会を走る秘境路線 鶴見線
●とうとう最後の夏 三江線、秘境駅探訪記
●都心から1時間で行けるお手軽秘境駅
●牛山隆信の今こそ行くべき秘境駅2017&最新「秘境駅」ランキング100
●絶景秘境路線 Best10


夏の秘境駅の特集です。小幌駅での6時間35分を鉄道アイドルの伊藤桃さんが、かなりの行動力でレポートしています。大井川鉄道も終点の井川まで復活したし、相変わらずの飯田線もまた乗ってみたい。あぁ、秘境駅に行きたくなってきた。


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伊豆下田紀行12:旅館

 R亭に到着しました。海沿いにあり、夏は海水浴にも便利です。寒いので温泉に入って体を温めました。

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 夕食の前菜です。

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 地魚と伊勢海老のお造り。ちょっと贅沢です。

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 てんぷらと金目鯛の姿煮です。


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伊豆下田紀行13:翌日

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 今日は昨日と違い雨は降っていませんがまだどんよりしています。

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 南国らしいアロエの花です。

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 チェックアウトする頃には青空が見えてきました。


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伊豆下田紀行14:伊豆急下田駅

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 伊豆急下田駅まで送迎バスで送っていただきました。

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 駅前には時計台がありました。

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 開国の湯という足湯がありました。ちょっと温まりました。

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 駅前のバス乗り場です。


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伊豆下田紀行15:下田港遊覧船

 1番乗り場から、定期観光バス(すいせんコース)に乗りました。10時05分発です。これからの予定は、下田港遊覧船(25分)→玉泉寺(20分)→爪木崎(50分)→宝福寺(20分)→下田ロープウエイ到着後解散となっています。

2017/1/9
伊豆急下田駅前1005-1250伊豆急下田駅前 定期観光バス 水仙コース

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 まず下田港から黒船のサスケハナ号に乗ります。

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 船内の様子です。

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 出発前から、かもめが集まってきています。

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 海上保安庁巡視船「かの」が停泊しています。

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 毘沙子島(みさごじま)です。

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 運航中もかもめが餌を求めて集まってきています。

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 吉田松陰が隠れていた弁天島です。


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伊豆下田紀行16:玉泉寺1

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 次の目的地は玉泉寺です。

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 ここはハリスが領事館を開設した場所です。

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 こちらがその建物です。

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 これは牛乳の碑です。初めて牛乳が飲まれたのでしょうか。

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「日本最初の屠殺場の後(屠牛木)
 当時、領事館員の食料のため仏手柑樹の幹に牛を繋ぎ屠殺せるもの、昭和6年4月8日東京牛肉商の手により牛王如来を建立し供養す。樹は枯れたためハリス記念館に保存す。
 後世村人は屠牛木と云う。」

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 米国総領事旗掲揚之地

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「英文碑面訳
 1956年9月4日(安政3年8月6日)初めて日本帝国の一角に領事旗を掲げ翌年11月23日までこの地に居住し1858年7月29日江戸条約によりて日本の門戸を世界に開きたる、米国総領事タウンセンド・ハリス記念の為此の碑を建つ。
※最後に下田を去りたるは1859年6月30日なり
   1927年9月4日
   建立者 子爵 渋沢栄一
   故駐日米国大使 エドガー・エー・バンクロフト
   シカゴ市民 ヘンリー・エム・ウルフ
     ★          ★          ★
 1856年9月4日 木曜日(ハリス日記より)
 興奮と蚊のため、ひじょうに僅かしか眠れなかった。蚊はたいへん大きい。午前7時に水兵たちが旗棹をたてに上陸した。荒い仕事。はかどらぬ作業。円材が倒れて、横桁が折れる。幸に誰も怪我はない。とうとう艦から加勢をうける。旗棹が立った。水兵たちが、それを廻って輪形をつくる。そして、この日の」午後2時半に、この帝国におけるこれまでの「最初の領事館」を私は掲揚する。厳粛な反省〜変化の前兆〜疑いもなく新しい時代がはじまる。敢えて問う、、、、日本の真の幸福になるだろうか?、、、


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伊豆下田紀行17:玉泉寺2

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 こちらはハリス記念館入口です。

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 「ハリスも飲んだ おいしい牛乳」が売っています。ハリスも飲んだって、どこまで本当かな?

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 カーター米大統領が来訪したようです。

「Jimmy Carter
27 June 1979
President of USA」
「米国大統領来訪記念碑
アメリカ合衆国ジミー・カーター大統領(39代)
昭和54年(1979年)6月27日玉泉寺来訪
随行者
ロザリン・カーター夫人
エミー・カーター嬢
サイラス・R・ヴァンス国防長官
W・マイケル・ブルメンソール財務長官
ツビグネフ・ブレジンスキー大統領補佐官」

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 ペリー艦隊乗組員のお墓がここにあります。日本初の外人墓地ということです。

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「黒船(ペリー艦隊)乗組員の墓所
 1854年3月31日(嘉永七年三月三日)日米和親条約が神奈川で調印されると、下田は即時開港され、黒船(ペリー艦隊)七隻が下田港に入港した。日米和親条約付録条約第五条により、玉泉寺境内にアメリカ人用の埋葬所が設けられた。日本最初の外人墓地である。本堂側から向かって右の墓石より

一、「ジェームス・ハミルトン」の墓
   合衆国海軍軍医准尉 享年 三十八歳
   1854年9月6日 サスケハナ号にて航海中死亡
二、「G・W・パリッシュ」の墓
   ポーハタン号水兵 享年 二十一歳
   1854年5月5日 下田港にて死亡
   コネチカット州へブロン郡生れ ポーハタン号にて
   雷鳴激しき日に任務中マストより転落死
三、「ロバート・ウィリアムズ」の墓
   ミシシッピー号海兵隊員 享年 二十四歳
   1854年3月6日 江戸湾にてミシシッピー号上で死亡
   横浜の増徳院に埋葬されたが、その後、当所に改葬された。
四、「アレキサンダー・デューナン」の墓
   ミシシッピー号海兵隊員 享年 不詳
   1858年7月31日 下田港にて死亡
五、「ジョン・D・ストーム」の墓
   ポーハタン号の火夫 享年 二十七歳
   1855年2月2日 下田港にて死亡」


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大往生

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[題名]大往生
[著者]永六輔
[発行]岩波書店
[定価]799円
[発行日]1994/3/22
人はみな必ず死ぬ.死なないわけにはいかない.それなら,人間らしい死を迎えるために,深刻ぶらずに,もっと気楽に「老い」「病い」,そして「死」を語りあおう.本書は,全国津々浦々を旅するなかで聞いた,心にしみる庶民のホンネや寸言をちりばめつつ,自在に書き綴られた人生の知恵.死への確かなまなざしが,生の尊さを照らし出す.


 永六輔のベストセラーですが、今更ながら読んでみました。気楽に読めました。誰にでも訪れる「死」を、隠さずにそして前向きに捉えてあります。いい本です。永さんの実家はお寺なんですね。だからこのような本を書くことができるのでしょう。


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伊豆下田紀行18:爪木崎

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 爪木崎へやってきました。

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 金目鯛の形をしたゴミ箱です。

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 ちょっと見にくいですが、柱状節理が見えています。

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 爪木崎灯台です。

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 灯台の先に小さな島が見えます。

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 アロエの赤が目立ちます。

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 しかし主役はこちらの水仙です。水仙が群生しています。

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 売店では干物などを売っていました。

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 温室があり、亜熱帯の植物を鑑賞することができます。


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伊豆下田紀行19:宝福寺

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 宝福寺です。坂本龍馬の像があります。この宝福寺で龍馬の脱藩が許されたそうです。

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 こちらが唐人お吉の本物のお墓です。

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 こちらはお吉を演じた女優さんが建てた立派なお墓です。

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 ボケよけ地蔵です。面白いものがありますね。

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 長寿の亀の石造です。甲羅に座ると長生きできるとか?


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伊豆下田紀行20:寝姿山

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 下田ロープウェイに到着して解散です。早速ロープウェイで寝姿山山頂を目指します。

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 遊覧船で回った下田港が眼下に見えます。

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 寝姿地蔵がありました。

「寝姿地蔵の由来
 ここに安置されている150余体のお地蔵様は、平安時代(約800年前)の作と言われ、京洛や高野の古蹟から勧請したもので、衆生制度のためのいろいろと力添えして下さるありがたい仏様です。寝姿地蔵のご利益によって心の雲をはらい、明るい楽しい人生を送れるようご信仰下さい。

山かげに あかき椿や 野の仏」

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 愛染明王堂です。

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 蝋梅が咲いていました。


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伊豆下田紀行21:むさし1

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 BSフジの「百年食堂」で取り上げられていたむさしで昼食です。1915年創業です。

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 レトロな店内です。

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「むきたての   さざえ うれしい   しもだ港」
頭文字をとると「むさし」と店名になるんですね。素晴らしいです!

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 いろいろな花が飾られています。祝100周年の花も見られました。


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伊豆下田紀行22:むさし2

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 メニューは豊富です。

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 まずは自家製のイカの塩辛。肉厚のイカがおいしいです。

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 こちらはおろしうどんです。

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 これはカツカレーうどんです。

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 これはさざえ丼です。

 百年食堂の老舗の余裕で心もお腹も満腹になりました。


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伊豆下田紀行23:帰路

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 帰りは特急踊り子114号で小田原まで行きます。

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 向かって右側は伊豆クレイル、左が特急踊り子114号です。

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 次男の嫁が冷やしみかんを差し入れてくれました。気がきく嫁です。

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 相模湾の景色を見ながら、そしてうとうとしながら自宅へ向かいました。天気には恵まれませんでしたが、楽しい一泊二日の旅でした。

伊豆急下田1504-1646小田原 伊豆急行線・伊東線・東海道線 特急踊り子114号
小田原1700-1733伊勢原 小田急線 急行


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時刻表探検 数字に秘められた謎を解く

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[題名]時刻表探検 数字に秘められた謎を解く
[発行]天夢人
[定価]1,620円
[発行日]2017/7/28
ただ駅名と数字が並んでいるだけのデータに見える「時刻表」、そこには不思議な魅力がある。駅名からはその土地の風景が浮かび、時刻を追ってページを繰れば路線の特徴が見えてくる。さらに昔の時刻表を開けば、往時の名列車が走り去っていく…。そこに掲載されているものは、、ロマンだともいえます。 また、古い「時刻表」は、当時の日本を知る貴重な史料になる。昨今、ページを繰ることが少なくなった「時刻表」ですが、その魅力と秘密を、時刻表に精通した著者が、過去のデータを掘り起こし、解き明かします。


 時刻表に興味のない人がみれば、「なんで数字が並んでいるだけなのにそんなに興味があるの?」となるだろう。しかし時刻表にはまった人には「数字が並んでいるだけ」だからいいのである。まさにロマンである。国鉄がJRになって30年。そしてローカル線が少しずつ廃止されてきている。過去の時刻表を眺めて、今は亡きローカル線に乗るのもまた一興である。


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01上野〜青森:北海道妄想の旅1978

01上野〜青森:北海道妄想の旅1978

 1978年6月。都内の某大学の2年生になっていた私は、所属していた「鉄道の旅」サークルの仲間2人と居酒屋で語り合っていた。酒の勢いで話しは大きくなり、夏休みに各自で鉄道の旅をしてそれを文化祭で発表することになった。行き先は、北海道、四国、九州である。くじ引きをした結果、私は北海道と決まった。

 しかし、それからしばらくして父親が病気で入院し、自営業をしていた父親の代わりに仕事を手伝わなければならなくなった。夏を過ぎて退院したがまだ本調子でないらしく、私は9月のお彼岸まで父親に代わって仕事をしていた。そして10月を迎える頃になり、父親が仕事に復帰したので、予定より遅れてしまったが北海道へ旅に出ることになった。

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【1】(1978年10月号JTB時刻表)
 なんだか時刻表らしくない表紙の1978年10月号のJTB時刻表が旅のお供だ。出発は10月1日(水)の夕方。小田急線の伊勢原駅から急行新宿行きに乗る。車内で広げた新聞には、昨日全線廃止された京都市電のニュースがあった。鉄道ファンとしてはとても残念である。

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【1】(北海道ワイド周遊券)
 新宿で国鉄の「北海道ワイド周遊券」を購入する。20日間で、さらに学割で19,200円という格安切符だ。おまけに今日からは2割引なので15,360円とさらにお得になった。せっかくだから北海道の国鉄路線を全線制覇してみようと思う。さらに、楽しみの一つは車窓なので、夜間に通った場合はカウントせず、実際に車窓を眺めることでの全線制覇してみたい。

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【1】(津軽1号列車編成)
 さて山手線の外回りで上野へ。上野到着は18時30分。16番線からは仙台行きの特急ひばり27号が出発したところだ。ホームの売店でうなぎ弁当とビールを買い、急行津軽1号の到着を待った。14番線に先発(19時10分発)する急行八甲田が入線してきた。しばらくして18番線に急行津軽1号が入線してきた。座席はボックス席の自由席。少しでも横になれればいいだろう。19番線に常磐線経由の寝台特急ゆうづる1号の入線を待って、急行津軽1号は定刻の19時27分に出発した。

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【1】
 明日から全国ダイヤ改正なので、今夜出発する夜行列車は若干の移行措置がある。ちなみに急行津軽1号は明日からは19時31分発となる。今日の急行津軽1号は19時27分に上野を出た後、東北本線を北上し、大宮、小山、宇都宮、西那須野、黒磯、黒田原、白河、郡山、二本松、福島と停車する。福島からは奥羽本線に入り、翌日0時43分に米沢に停車し、その後は山形、新庄、院内、湯沢、十文字、横手、大曲、秋田と細かく停車していき、秋田に着く頃に日の出を迎える。その後も細かく停車していき、最後の停車駅の弘前を出てから終点の青森には9時10分に到着した。

上野1937-翌0910青森 急行津軽1 東北本線/奥羽本線 401

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4


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02青森〜函館:北海道妄想の旅1978

02青森〜函館:北海道妄想の旅1978

ho78do0201_1.jpg【1】(青森駅見取り図)

ho78do0202_10.jpg【10】(青森駅)
 10月2日(月)の朝に青森駅に到着した津軽1号を下車した乗客の多くは、ホームを進行方向に進み、桟橋跨線橋を渡って青函連絡船乗り場へ急ぐ。

ho78do0202a.jpg【HPから】(青函連絡船旅客名簿)
 あらかじめ車内で配られ住所、名前、年齢、性別を記入した青函連絡船旅客名簿を箱に入れて、晴れて青函連絡船の乗客となった。

ho78do0203_10.jpg【10】(青函連絡船:出発)
 大きな連絡船は気がつかないような穏やかさで岸壁を離れた。岸壁では関係者や見送りの人達が大きく手を振っていた。

ho78do0204_10.jpg【10】(青函連絡船:出発)
 乗客も目一杯手を振り、紙テープが舞っている。

ho78do0205_10.jpg【10】(青函連絡船:船内)
 お腹が空いたので船内食堂で鮭三平汁定食を食べた。そしてしばし休息をとる。青森を出てから約3時間後の12時過ぎには前方に函館山が迫ってくる。

ho78do0206_34.jpg【34】(函館入港)
 連絡船は函館山の西側をまわって入港態勢に入る。5分ほど遅れたが無事に函館港に入港した。

ho78do0207_1.jpg【1】(函館駅見取り図)
 下船してから連絡通路を渡り、函館駅の函館本線の優等列車用ホームの4番、5番線へ向かう。

青森0950-1340函館 青函連絡船 7便

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23
【34】鉄道紀行 25 北海道4 函館本線(函館〜長万部) JTBパブリッシング 2007/4/10


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03函館〜大沼公園:北海道妄想の旅1978

03函館〜大沼公園:北海道妄想の旅1978

ho78do0301_1map.jpg【1】
 1978年10月2日の旅(1)

 函館から大沼公園を経て森へ。そして森から函館へ戻ってくるのだ。8の字状になっているので、8の字の通りに乗ろうという魂胆である。

ho78do0302_1dia.jpg【1】
 函館発14時29分の急行ニセコ3号に乗ろう。特急北斗3号出発の4分後に急行ニセコ3号が出発した。憧れの北海道の旅が始まり、胸がわくわくしてきた。

ho78do0303.jpg(桔梗駅)
 次の五稜郭駅で江差線を左へ分け、函館行きの普通列車とすれ違い、さらに北上を続ける。市街地をぬけて桔梗駅を通過し、線路は函館平野の東端の小高い丘を走っていく。そのため左手には函館平野を眼下に望める。

ho78do0304_4map.jpg【4】
 七飯(ななえ)から先は、線路が左右に二つに分かれている。特急や急行などの優等列車が通る通称藤城線は、七飯駅を出てまず左へ分かれ、そして右へオーバークロスし函館平野の東端を走る。急行ニセコ3号ももちろん藤城線経由である。

ho78do0305_26.jpg【26】(大沼〜大沼公園)
 いくつかのトンネルの後にやや長い新峠下トンネル(1,250m)を出たとたん、車窓左手には小沼の水面とその向こうに雄大な駒ケ岳が見えてくる。駒ケ岳の左端の尖った部分は剣ヶ峯で、その右側が馬の背となる。

ho78do0306.jpg(大沼公園駅)
 大沼公園駅に停車した。途中下車して観光したい気持ちもあるのだが、先を急がなければならない。

ho78do0307.jpg(大沼公園)
途中下車したら、こんな写真のような駒ケ岳と大沼の絶景を拝むことができるのだ。

ho78do0308.jpg(沼の家)

ho78do0309.jpg(大沼だんご)
 また明治38年創業の沼の家で、大沼だんごを食べることもできる。あ〜ぁ、残念!

函館1429-1521森 急行ニセコ3 函館本線 103

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【26】鉄道の旅No.30 北海道6 函館本線・津軽海峡線 講談社 2003/9/4


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04大沼公園〜森(藤城線):北海道妄想の旅1978

04大沼公園〜森(藤城線):北海道妄想の旅1978

ho78do0401_1map.jpg【1】
 1978年10月2日の旅(2)

ho78do0402_4map.jpg【4】
 大沼から森までは左右に分かれている。急行ニセコ3号は、距離の短い駒ケ岳の西側を通っていく。大沼公園駅を出た急行ニセコ3号はさらに先に進む。左手に小沼、右手に大沼を眺められるいい区間だ。

ho78do0403.jpg(駒ケ岳駅付近)
 進行方向右手には駒ケ岳が見える。その特徴的な容姿は、角度によりいろいろな形に見えている。駒ケ岳駅までは登りが続くが、そこから先は逆に下りの急勾配となり線路はくねくね曲がっている。姫川を過ぎて右から砂原線と合流して森駅に着く。

ho78do0404.jpg(森駅)

ho78do0405.jpg(森駅)
 駅のホームからは駒ケ岳や内浦湾(噴火湾)を見ることができる。

ho78do0406.jpg(森駅)
 ここで下車する。

函館1429-1521森 急行ニセコ3 函館本線 103

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


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05森(砂原線)〜函館:北海道妄想の旅1978

05森(砂原線)〜函館:北海道妄想の旅1978

ho78do0501_1map.jpg【1】
 1978年10月2日の旅(3)

ho78do0502_4map.jpg【4】
 森からは渡島砂原(砂原線)を通り、渡島大野を経て函館へ戻る。駒ケ岳の北→東→南を通る遠回りのルートである。

ho78do0503_5.jpg【5】(いかめし)
 森といえば「いかめし」。昭和16年創業の阿部商店のいかめしは駅構内の売店でも買うことができる。

ho78do0504_1dia.jpg【1】
 16時25分、森駅始発の普通列車に乗り込んだ。

ho78do0505.jpg(森〜東森)
 車内は空いている。

ho78do0506.jpg(いかめし)

ho78do0507.jpg(いかめし)
 さっそくいかめしを食べるとしよう。甘すぎず、辛すぎず、絶妙の味が食欲をそそる。おやつにちょうどいい分量だ。

 この砂原線は、海沿いの線路のように思われるが、海の見える区間は少ない。渡島沼尻から銚子口まではほとんど深い森の中を走る。銚子口からは右手に大沼が見えてきてやがて大沼駅に到着する。大沼駅で長万部行きの普通列車と列車交換し、森から駒ケ岳駅経由の632D列車を併合し、結局14分停車して函館へ向かう。

ho78do0508_7.jpg【7】(函館駅)
 函館駅には夕暮れの中、到着した。

森1625-1809函館 函館本線(砂原線) 644D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【5】あのメニューが生まれた店 菊地武顕 コロナ・ブックス 2013/11/13
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30


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06来々軒:北海道妄想の旅1978

06来々軒:北海道妄想の旅1978

ho78do0601_7.jpg【7】(函館市電:函館駅前電停)
 お腹が空いてきたので来々軒へ行こう。昭和10年創業の老舗だ。路面電車で函館駅前電停から十字街まで行き徒歩約3分で着いた。

ho78do0602.jpg(来々軒外観)

ho78do0603.jpg(来々軒外観)
 老舗の風格のある外観である。

ho78do0604.jpg(来々軒店内)

ho78do0605.jpg(来々軒店内)
 創業当時はカフェだったので、内装がとてもハイカラである。店内にはジャズが流れている。

ho78do0606.jpg(ラーメン)
 ラーメンを注文した。スープは透明感が高いがしっかりとしたダシが出ている。豚骨を中心に使っているようだ。洋風なスープでコショウを少し入れると深みが増す。麺は中ほぼストレートでつるつるしている。

函館駅前1825-1835十字街 函館市電

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30


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ワン・モア

170702-book.jpg
[題名]ワン・モア
[著者]桜木紫乃
[発行]角川書店
[定価]518円
[発行日]2015/1/25
安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげー。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。


2011年発行の単行本の文庫化されたもの。「死」をめぐる様々な出来事が、短編の連作として描かれている。人と人との依存と別離など、心の隙間を表した桜木ワールド炸裂。


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07函館山&エビス軒:北海道妄想の旅1978

07函館山&エビス軒:北海道妄想の旅1978

 食事をして満足した。さてと、函館山から夜景でも眺めてみよう。まずは徒歩で函館山ロープウェイの乗り口の山麓駅へ。函館山頂へはわずか5分だ。

十字街1920-1935山麓 徒歩
山麓1940-1945函館山頂 函館山ロープウェイ (往復900円)

ho78do0701.jpg【HPから】(函館夜景)
 うーん、息を飲む美しさだ。絶景だ!。砂州になってくびれているのがいいのだろう。よし明日からもがんばるぞ!

函館山頂2000-2005山麓 函館山ロープウェイ

 まだ小腹が空いている。

山麓2010-2025十字街 徒歩
十字街2035-2050松風町 函館市電

ho78do0702_14.jpg【14】(エビス軒外観)
 松風町電停近くのエビス軒にやってきた。このエビス軒は、昭和4年に駅前の屋台から出発した。店内には昨年大ヒットした沢田研二の「勝手にしやがれ」がながれている。

ho78do0703_14.jpg【14】(ラーメン)
 またラーメン!!!   まぁまぁ、いいじゃないですか、妄想の旅なんだから(笑)。美味しいラーメンだった。満足だ。

松風町2150-2155函館駅前 函館市電

 今夜は函館駅近くのホテルニューオーテに泊まろう。昨日はあまり熟睡できなかったので、今夜は早めに休もう。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【14】HO vol38 麺喰らう旅 第2弾 2010/11/24


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08函館〜木古内:北海道妄想の旅1978

08函館〜木古内:北海道妄想の旅1978

ho78do0801_1map.jpg【1】
 1978年10月3日の旅(1)

ho78do0802_1dia.jpg【1】
 函館から7時19分発の普通列車に乗る。松前行きの急行松前、そして江差行きの急行えさしも運行されているが車窓を楽しむなら普通列車である。

ho78do0803_4map.jpg【4】
 五稜郭駅を出ると左にカーブする。左手に函館山を見ながら函館平野の田園地帯を進む。次は七重浜(ななえはま)。私が生まれる前だが、昭和29年(1954年)9月、台風の影響で青函連絡船の洞爺丸が転覆、沈没し、この七重浜に多くの遺体が打ち上げられたという。その浜には洞爺丸海難者慰霊碑が静かに立っている。

ho78do0804.jpg(茂辺地〜渡島当別)
 上磯には巨大な軍艦のような日本セメント上磯工場がある。次の茂辺地で対向列車との列車交換。そして茂辺地を過ぎると左手には函館山の姿が目に入る。渡島当別を過ぎると左手に下北半島と津軽半島が見えてくる。海岸線沿いに進み、8時22分に木古内に到着した。

ho78do0805.jpg(木古内駅)
 すでに木古内駅には、江差から8時18分に、松前から8時20分に列車が到着しており、これらは併合して8時24分発の函館行きとなる。この列車は江差行きと松前行きに切り離され8時43分に松前に向けて出発する。

函館0719-0822木古内 江差線 721D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


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09木古内〜松前〜木古内:北海道妄想の旅1978

09木古内〜松前〜木古内:北海道妄想の旅1978

ho78do0901_1map.jpg【1】
 1978年10月3日の旅(2)

ho78do0902_1dia.jpg【1】
 木古内に21分停車した列車は定刻に出発した。

ho78do0903_4map.jpg【4】
 山側の防雪林を見ながらまっすぐに南下して渡島知内へ。ここから列車は西へ直角に曲がり海に別れを告げる。湯ノ里を出て知内川橋梁を渡ると25パーミルの急勾配となり列車はあえぎながら千軒に到着する。

ho78do0904_9.jpg【9】(千軒駅)

ho78do0905_10.jpg【10】(千軒駅)
 千軒駅で列車交換である。

ho78do0905a_9.jpeg【9】(白符駅)

ho78do0906_9.jpg【9】(白符〜渡島吉岡)
 スノーシェルターと福島トンネルを抜けると、眼前に津軽海峡が見える。白符でまた海岸に近づくが、すぐに海岸を離れる。そして白神トンネルを抜けると渡島大沢となり再び左手に津軽海峡が見える。

ho78do0907_9.jpg【9】(松前駅付近)
 及部から次の終着駅の松前に至る間には桜の名所の松前公園、左手の線路脇には松前城が佇んでいる。松前は北海道唯一の城下町である。

ho78do0908_7.jpg【7】(松前駅)

ho78do0909_10.jpg【10】(松前駅)

ho78do0910_7.jpg【7】(松前駅)
 木古内から1時間15分で終点の松前に着いた。ゆっくりと観光をしたいところだが、折り返す列車で戻ることにする。

木古内0843-0958松前 松前線 4821D 【松前線完乗】

ho78do0911_1dia.jpg【1】
 10時11分発の普通列車で木古内へ向かう。松前駅での滞在時間はわずか13分。乗り鉄の旅はこんなものだ。

松前1011-1135木古内 松前線 4826D

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【9】北海道の大地から消えた鉄道風景 上田哲郎撮影 MGブックス 2012/5/19
【10】追憶の鉄路 工藤裕之 北海道新聞社 2012/5/23


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10駅前飯店急行:北海道妄想の旅1978

10駅前飯店急行:北海道妄想の旅1978

ho78do1001.jpg(木古内駅)
 木古内駅に到着した。

ho78do1002.jpg(駅前飯店急行)
 駅から徒歩30秒の駅前飯店急行(通称"急行食堂")で昼食を食べよう。

ho78do1003_12.jpg【12】(急行食堂店内)

ho78do1004_12.jpg【12】(急行食堂店内)
 店内は昭和レトロでほっとする空間が広がっている。「花は香り 人は心」と書かれた色紙が飾られている。この急行食堂の名物は「名代焼きそば」である。

ho78do1005_12.jpg【12】(焼きそば)

ho78do1006_12.jpg【12】(焼きそば弁当)
 具だくさんの焼きそばはコショウが効いている。やや太めの麺も郷愁を誘う。焼きそば弁当も販売している。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【12】HO vol28 B級グルメ 其の三 2010/01/25


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11木古内〜湯ノ岱〜江差:北海道妄想の旅1978

11木古内〜湯ノ岱〜江差:北海道妄想の旅1978

ho78do1101_1map.jpg【1】
 1978年10月3日の旅(3)

ho78do1102_1dia.jpg【1】
 急行食堂から木古内駅に戻り12時55分の江差行き普通列車に乗り込む。

ho78do1103_4map.jpg【4】

ho78do1104.jpg(木古内〜渡島鶴岡)
 木古内を出ると、松前線を左に分け、木古内川右岸をゆっくり登っていく。

ho78do1105.jpg(渡島鶴岡駅)
 渡島鶴岡、吉堀を過ぎると谷は狭くなり上り勾配が強くなる。稲穂トンネル(827m)の前後は25パーミルの急勾配。トンネルを挟んだ吉堀と神明の駅間距離は13.2kmもあり、普通列車で22分かかる。

ho78do1106.jpg(神明駅)

ho78do1107.jpg(天の川)
 神明からは天の川(あまのがわ)右岸を下っていく。星空の天の川ではなく、水の流れる天の川なのである。次の湯ノ岱で列車交換であるが、ここで途中下車する。駅から徒歩10分。天の川を越えたところにある湯ノ岱温泉国民温泉保養センターで一風呂浴びるという魂胆である。3種類の温度の浴槽があり炭酸泉なので人気があるようだ。

木古内1255-1342湯ノ岱 江差線 723D

 温泉浴でリフレッシュできた。先へ進もう。しばらくして天の川を渡り線路は左岸に移るが、すぐにまた右岸に戻る。桂岡の手前で天の川から離れ狭い平野の北岸を北西に進む。

ho78do1108.jpg(上ノ国〜江差)
 上ノ国駅を出てしばらくすると左手に日本海が見えて来る。海岸段丘の段丘崖を走る列車からは日本海とともに、鴎(かもめ)島が見える。鴎島の向こう側に江差の港がある。

ho78do1109_7.jpg【7】(江差駅)

ho78do1110_7.jpg【7】(江差駅)

 昔からヒノキ材やニシン漁で栄えた、江差追分も有名な江差が終着駅である。といっても江差の中心地からは600mくらい離れているので駅前は少し寂しい。

湯ノ岱1518-1551江差 江差線 725D 【江差線完乗】

ho78do1111.jpg(鴎(かもめ)島)
 駅前の空き地を進めば、鴎島がさらにはっきりと見渡せる。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30


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12前井食堂:北海道妄想の旅1978

12前井食堂:北海道妄想の旅1978

ho78do1201_6.jpg【6】(前井食堂外観)
 以前から江差に来たら行ってみたい老舗の食堂があった。それは厚沢部町の前井食堂だ。何と明治30年(1897年)創業というから今年で81年目となる。距離が離れているのでタクシーを利用しよう。節約したいが、そうたびたび来られる場所でもない。江差駅前から乗車し約15分で前井食堂に到着した。

ho78do1202_14.jpg【14】(鍋焼きうどん)
自家製麺の鍋焼きうどんが創業以来のメニューの一つだ。熱々のうどんで身体も心も温まる。

ho78do1203_14.jpg【14】(みそラーメン)
 もう一杯、みそラーメンも食べよう。昨日からラーメン、焼きそば、うどん、ラーメンと麺類ばかりだが、好きなのだからしょうがない(笑)

ho78do1204_6.jpg【7】(焼きそば、カレーライス)
 焼きそばやカレーライスも好評のようだ。

ho78do1205.jpg【HPから】(横山家)

ho78do1206.jpg
【HPから】(にしんそば)
 北海道指定有形民族文化財の横山家(よこやまけ)で、江差名物の「にしんそば」も食べてみたいが今回は断念しよう。

<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。

<参考資料リスト>
【6】にっぽん全国 百年食堂 椎名誠 講談社 2013/1/30
【7】昭和の終着駅 北海道篇 安田就視 交通新聞社 2016/9/30
【14】HO vol38 麺喰らう旅 第2弾 2010/11/24


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