
これから駅裏にある瞰望岩(がんぼういわ)に登ろうと思う。高さが81mある。


歩いても行けそうだが、確実を期すためと時間の節約のためにタクシーを使おう。

タクシーの運転手さんといろいろと話をした。瞰望岩には柵がないので、絶対に端には行かないようにとか、転落事故は昔から時々あったが、最近は自殺者も少なからずいるようだとか、、、、、。「ここからは歩いてください。では、お気をつけて」という言葉とともに、タクシーから下車した。

こんな登り坂をえっちらおっちらと登っていく。

文面は優しいが、内容は怖い。

さらに勾配は急になる。そして頂上が見えてきた。

文面も内容も怖い。

頂上に着いた。本当に柵がない。


頂上からの眺めは素晴らしい。しかし、足元に注意しないと転落するので、かなり怖い。
瞰望岩(がんぼういわ)からの眺め
風があるので吹き飛ばされないように注意が必要だ。

遠軽駅まで戻り、駅近くの岡村べんとう屋へ行き、かにめしを買う。


遠軽駅の待合室で食べる。かにはたっぷり入っていて美味しい駅弁だ。北海道にはいくつかかにめしがあるが、ここ遠軽のかにめしの特徴は、(1)椎茸の煮付けがない、(2)タケノコが入っていない、(3)刻みのりと紅ショウガがのっている、(4)かにの味付けが薄味でかにの風味が生きているなどである。特に紅ショウガがよいアクセントになっていた。

遠軽には約3時間滞在した。11時07分発の名寄行き普通列車で中湧別まで戻る。中湧別では遠軽から急行大雪(札幌行き)になる列車と列車交換した。
遠軽1107-1129中湧別 名寄本線 628D
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。
<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010

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