
1978年10月18日の旅(2)



羽幌線との分岐駅の幌延から、日本海に向かってサロベツ原野が広がっている。列車はそのサロベツ原野に向かって進む。切り通しを通って南下沼仮乗降場へ。


牛が放牧されている中を進み、国道40号線を通ってしばらくすると下沼に出る。左はパンケ沼、ペンケ沼となっており、広漠たる泥炭の原野だ。


このあたりからサロベツ原野越しに利尻富士がよく見えて来る。右に曲がってトエベコロベツ川を渡ると豊富。豊富町役場がある。原野の東側の山裾をさらに北に進む。


徳満を出てしばらく国道40号と並走するが、原野の北部にさしかかると、サロベツ町が近づいてくる。築堤に登って線路が左に曲がるところで国道に分かれを告げる。
幌延0943-1049稚内 急行礼文 宗谷本線 311D
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。
<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010
【21】鉄道の旅No.50 北海道1 宗谷本線・留萌本線 講談社 2004/1/29

最近のコメント