JR東日本カレンダー2018/5月

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EV-E301系 ACCUM(アキュム) 烏山線 小塙~滝
2014年3月デビュー。運行区間は烏山線。「人に優しい、未来につなぐ次世代車両」をコンセプトに、車両の走行に必要な大容量の蓄電池を搭載し、排気ガスの解消や二酸化炭素・騒音の低減を実現する車両です。電化区間では、パンタグラフを上昇させて架線からの電力で走行するとともに、主回路用蓄電池に充電します。非電化区間ではパンタグラフを降下させ、主回路用蓄電池で走行します。
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非電化路線でもモーターで動くことができる車両ですね。
新緑の中を気持ちよさそうに走っています。


鉄ごよみカレンダー2018/5月

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羽越本線 遊佐〜吹浦/E653系
特急「いなほ」が米どころ山形を走る。春の田園が水鏡となり、そこに映る名峰は鳥海山。出羽富士とも呼ばれる日本百名山のひとつだ。鳥海山が車窓に見えた思えば、反対側の車窓には日本海の大海原が望める。羽越本線は山あり海ありと飽きることがない絶景路線。


14金谷坂の石畳:大井川鐵道オフミ

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 これから金谷坂の石畳を地図の矢印のように下る。

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 『島田市指定史跡 「東海道」 金谷坂の石畳
この石畳は、江戸時代幕府が近郷集落の助郷に命じ、東海道金谷宿と日坂宿との間にある金谷峠の坂道を旅人たちが歩き易いように山石を敷き並べたものであると言われています。近年、僅か30メートルを残す以外は全てコンクリートなどで舗装されていましたが、平成三年、町民約600名の参加を得て実施された「平成の道普請」で延長430メートルが復元されました。いま街道の石畳で往時を偲ぶことができるのはこの金谷坂のほか、箱根峠、中山道十曲峠の三箇所だけとなりました。   平成四年三月 島田市教育委員会』

 2005年(平成17年)に金谷町は島田市に合併されました。復元したときは“金谷町”だから町民だったわけですね。

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 ここが石畳の入口である。

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 こんな風に下り坂になっている。

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 途中にすべらず地蔵尊があった。「安全に・滑らず・転ばず・着実に進めるように」と、商売繁盛、家内安全のほかに合格祈願などを願いお参りする方が多いようだ。平成5年に建立された。

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 『鶏頭塚  鶏頭塚は旧東海道の石だたみの坂道の途中にある塚の名のいわれとなった「曙も 夕ぐれもなし 鶏頭華」の句と「六々庵巴静寛保甲子四年(1744)二月十九日没」と刻んだ自然石の碑である。巴静というのは蕉風をひろめた江戸時代の俳人でその教えを受けた金谷の門人たちは師の徳を慕って金谷坂の入口北側の辺にこの句碑を建てた。この碑石は道路工事等に伴いその都度移動したが風雅の心ある地元の人々の心配りによって保存が図られて現在に至っている。なお塚の裏に位置する庚申堂は昔から土地の人々に信仰され徳川時代の大盗日本左衛門がここを夜働きの着替え場所としていたことが口碑として残っている。 東海道 金谷宿』

 鶏頭塚の写真は撮ってなかった。

 石畳の坂を下り終えるとカフェがあったが営業時間には少し早いようだった。


15金谷駅界隈:大井川鐵道オフミ

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 道路を渡り金谷駅を俯瞰する場所と通ってさらに下る。

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 振り返ると昔のトンネルが残っていた。牧の原トンネル(全長1,056メートル)である。一番右に見えるのが現在は使われていないもので、1889年(明治22年)に殉職者を出す難工事の末に開通した初代の東海道本線の牧の原トンネルだ。当時はもっとも長いトンネルであった。真ん中が1903年(明治36年)に開通したトンネルでその時に複線化されている。一番左は1975年(昭和50年)に開通した新牧の原トンネルになる。

 金谷駅前のバス停のベンチに座って休憩する。この路線バスは土休日には運行してないので休憩しても迷惑にはならない。後ろには「茶娘踊り」と「大井川川越し太鼓」の壁画が描かれている。

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『このレリーフは、金谷駅前広場の景観整備を目的に設置したものです。陶磁器のもつ不変性と重厚な輝きを利用した陶版彫刻により東洋一の牧之原大茶園、東に広がる大井川、さらに遠く望む富士山を背景に、金谷町の最大行事「茶まつり」のメーンである「茶娘踊り」、伝統ある「大井川川越し太鼓」など町の風物をモチーフに巨大が壁画によりイメージしました。壁画形状   高さ 2.5m・長さ 25.0m・厚さ 5〜8cm   平成3年3月 金谷町』

 また駅前ロータリーの向こう側には“大井タクシー本社営業所”があった。ここから「おーい!」と大きな声をだせば来てくれるのかもしれない(笑)。

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 そろそろ大井川鉄道のきっぷを購入しよう。その前に駅前観光案内所によるとスタンプがあった。

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 JR金谷駅の駅舎をバックにパチリと記念撮影。


16大井川鐵道金谷駅:大井川鐵道オフミ

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 大井川鐵道金谷駅へ向かう。

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 窓口で大井川周遊きっぷとSL急行券を購入する。SL急行券はもちろんH氏が事前予約していたものだ。感謝である。大井川周遊きっぷは2日間有効なので、昨日から大井川鐵道を乗り鉄しているB氏は昨日購入しており、とても有効な使い方である。

 窓口には臨時SL列車に乗ると思われるお客さんが列をなしている。

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 金谷駅は1面1線の終着駅だ。観光案内の大きな看板が目をひく。一部は少し老朽化しているようだ。


旅と鉄道2018年5月号

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[題名]旅と鉄道2018年5月号
[発行]天夢人
[定価]1,000円
[発行日]2018/5/1

【廃線紀行】
タビテツ流 廃線分類チャート
『旅と鉄道』が提案する廃線の楽しみ方
可部線 地図研究家が歩く廃線跡
宇品線 廃止から32年、わずかな痕跡をたどる
碓氷峠 新旧廃線跡探訪
在りし日の碓氷峠を懐古する ヨコカルの記憶
廃止後に整備された 廃線跡を訪ねる歩ける廃線跡20
いつ崩れ落ちるかもしれぬ“幻の橋"北海道・タウシュベツ川橋梁
東西日帰り廃線跡めぐり
・東京発・駅舎、踏切、トンネル跡「遺構満喫」コース
・大阪発・自然と歴史に触れる「廃線トレッキング」コース 惜別! 3月31日に全線廃止三江線と宇都井駅のこれから
復活するロストラインの未来
吾妻線、再生の旧線跡歩き
追悼・廃線歩きの北の巨匠逝く 堀 淳一が歩いた 北海道の廃線跡


新夕張〜夕張を結んでいる石勝線夕張支線が2019年4月に廃止されることになりました。
1892年(明治25年)に開業し、夕張炭田で産出された石炭輸送で賑わっていた時代もありましたが、時代の流れには勝てませんでした。

廃線跡にはあまり興味がありませんが、徐々に廃線が多くなり残念です。


17金谷〜新金谷:大井川鐵道オフミ

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 しばらくすると近鉄車両が新金谷から金谷へやってきた。

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 これが折り返しの新金谷行きの車両となる。

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 右に東海道本線を見ながら電車は新金谷への向かう。

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 新金谷で下車すると臨時SL列車「さくら13号」の蒸気機関車の周りには黒山の人だかり。

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 写真も取りづらいので群衆を撮影した(笑)。

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 そしてトーマスのパネルと記念撮影。孫に見せてみよう。

金谷1018-1021新金谷 大井川鐵道本線 新金谷行き


18臨時SLさくら:大井川鐵道オフミ

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そして場所を路地裏に移してさくら13号の出発を待った。この場所もH氏の案内である。近くの踏切が鳴ったので、SLが出発かと思ったら逆方向からの南海電車だった。

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 しばらくしてから、臨時SLさくら13号が出発した。


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 満員の乗客を乗せた臨時SL列車が新金谷を後にした。


19新金谷駅・プラザロコ1:大井川鐵道オフミ

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 新金谷駅の駅舎を撮影する。この駅舎は大正15年に建てられた木造2階建てで、1階は駅の改札口はカフェなどがあり、2階は大井川鐵道の本社事務所となっている。

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 改札口の横にスタンプがあった。

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 新金谷駅を出て左斜め前方にプラザロコがある。ここは元ヤオハンだった建物を改装して1997年(平成9年)4月にオープンした施設である。館内にはSL急行券の販売窓口やロコミュージアムなどがある。売店もありそこで昼食用の駅弁を購入する。いろいろな種類があったが日高つぶめし弁当を買った。

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 プラザロコの一番奥には、子どもたちでも楽しめるように機関車トーマスの遊具がたくさんあった。

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 また一畑軽便鉄道や住友セメント七尾工場で活躍したSLいずもが展示してあった。

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 その隣には、井川線専用の貴賓車だったCスロフ1形が展示してあった。


20新金谷・プラザロコ2:大井川鐵道オフミ

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 昭和30年代から40年代の駅舎を再現したノスタルジックなミュージアムは昔のポスターやレトロな電話ボックスなどが見られる。

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 ジオラマも展示されていた。

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 旧型客車で使われていたボックスシートが販売されていたのには驚いた。価格はなんと25万円! 買う人がいるのかな?

 プラザロコを出ると、ひっきりなしに大型観光バスが駅前駐車場に到着している。中国人の観光客も多い。おそらく同じSL急行に乗るのであろう。

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 その後、転車台(ターンテーブル)などを見学して時間を待つ。過去に存在した転車台は1970年(昭和45年)に撤去されたため、SLの方向転換ができない状態となり、長い間上り千頭発金谷行き列車のSLが逆機となっていた。1970年代から21世紀初頭までの長い間、乗務員・利用客から不満の声があったが、転車台を再度設置することが決定され、2011年(平成23年)6月ごろより工事を開始、同年10月7日から使用を開始した。


21SL急行さくら:大井川鐵道オフミ

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 SL急行「かわね路1号」が入線したのでホームへ移動する。

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 SL機関車を写真に収め、客車へ移動する。

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 7両の客車のうち、私たちの座席は最後尾の1号車だ。

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 昭和10年代に作られたものだ。できるだけそのまま使用するのが大井川鉄道のコンセプトなので壁際に灰皿がついているが全席禁煙である。窓枠も木製である。暖房はあるが冷房はついていない。天井には扇風機があった。窓は自由に開けてよいらしい。


22新金谷〜家山:大井川鐵道オフミ

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 お腹が空いたので駅弁を食べる。H氏とU氏は大井川ふるさと弁当、B氏は茶飯弁当と地元感たっぷりだが、私はなぜか日高つぶめし弁当。全く地元と関係ない(笑)。実は、日高つぶめし弁当が売っているのを見たとき、昔、日高本線に乗った時に静内駅で買い車内で食べたつぶめし弁当の美味しさが蘇ってきたのである。そういうわけで衝動的につぶめし弁当を買ってしまったのはここだけの秘密である(笑)。そのつぶめし弁当は予想通りに美味しかった。

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 ちなみに静内で買ったつぶめし弁当はこちらである。やはり地元の方が少し気合いが入っているのかな(笑)。

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 SL急行が出発した。名物アテンダントがハーモニカを吹きながら車内を移動している。出発してしばらくし神尾駅が近づいてくると、右側から大井川が寄り添ってくる。広くて白い河原に大井川の青い水面が映える。南アルプスの伏流水にはコバルトが含まれ、そのために青い色に見えるという話しが出た。なるほど確かに青く見える。青い→あおい→おおい→大井川になったのだろうか(笑)。

 大井川鐵道には難読駅名が大井。じゃなかった、多い(笑)。五和(ごか)駅、大和田(おわだ)駅、抜里(ぬくり)駅、地名(じな)駅などがある。大井川沿いにのんびり走っていると停車駅の一つの家山駅が近づいてきた。

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 家山駅周辺では桜まつりが開かれていて多くの人で賑わっていた。満開の桜、葉の出始めた桜、散り始めた桜などが入り混じっている。おそらく種類が違うのだろう。そのため桜吹雪の中で満開の桜を見ることができる。美しい風景の瞬間である。

 桜が満開の時期に鉄旅をするのは自分は初めてである。なかなかいいもんだ。

新金谷1152-1309千頭 大井川鐵道本線 SL急行 「かわね路1号」千頭行き


リピート

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[題名]リピート
[著者]乾 くるみ
[発行]文藝春秋
[定価]950円
[発行日]2007/11/10
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたらーー。この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。誰が「リピーター」を殺しているのか?家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とはーー。ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。


現在の記憶を持ったまま10ヶ月前に戻れるので、競馬や競輪などのギャンブルで確実に稼げることになる。それだけでなく、人間関係などもうまく行くはずだ。ーーーーーしかし、うまくいかないのだ。わかりすぎるので先のことを考えすぎてしまうのかもしれない。それだけでなく仲間が次々と死んでしまう。次は自分なのか? という不安とも戦うことになる。それでも、一度でいいから10ヶ月前に戻ってみたいなぁ(笑)   (ちなみにドラマは見ていません)



23家山〜千頭:大井川鐵道オフミ

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 家山駅でおそらく桜まつりに参加するであろう観光客が大量下車したため座席が空いた。席を自由に移っていいですよ、と車内アナウンスが流れている。家山駅を出てすぐに、数多くの鯉のぼりが川をまたいで風になびいているのが見えた。

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 川根温泉笹間渡駅の手前で初めて大井川を渡る。その橋梁の上からは、川根温泉ふれあいの泉の露天風呂から手を振る人々の姿がよく見える。テレビでもおなじみの光景である。

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 塩郷駅の近くには塩郷の吊り橋がある。正式には久野脇橋だが恋金橋とも呼ばれ、長さ220m、高さ11mとかなりの長さを誇る。

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 塩郷ダム(塩郷堰堤)により堰き止められた塩郷貯水池が左に見える。

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 下泉駅、駿河徳山駅に停車したSL急行「かわね路1号」は千頭駅に到着した。車内で出たゴミなどはそのまま置いていっていいという車内アナウンスが流れた。観光に特化している鉄道である。

新金谷1152-1309千頭 大井川鐵道本線 SL急行 「かわね路1号」千頭行き


24千頭駅:大井川鐵道オフミ

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 千頭駅に到着するときに左手に転車台が見えた。

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 千頭駅の改札口に向かってみんなが移動する。

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 先頭の蒸気機関車をバックに記念写真を撮る人が後を絶たない。


25千頭〜奥泉:大井川鐵道オフミ

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 ここからは大井川鐵道井川線、通称南アルプスあぷとラインに乗り換える。トロッコ列車の6両編成で、車内は独立しており車両同士で行き来はできない。

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 二つのツアー客も乗車しているアナウンスがあった。井川駅を出発すると次は川根両国駅だ。大井川が駿河国と遠州国を分けていたためこの名前がある。そしてここには車両基地がある。一つのツアーはここで下車するようアナウンスがあった。たった一駅だけではあぷとラインの魅力はわからないと思うのだが、トロッコ列車に乗ったこと自体が観光なのかな。ちなみにもう一つのツアーは接岨峡温泉駅で下車するようだ。

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 川根両国駅を出るとすぐにつり橋の下を通過する。これは両国吊橋といい長さ145m、高さ8mで、つり橋の中でもあまり揺れず安定しているようだ。

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 静岡県は日本一のお茶どころだが、川根茶はその中でも高品質で人気がある。

 川根両国の次は沢間である。ホッパーらしき構造物が残っていた。昔ここから森林鉄道が分岐していたようだ。これもH氏の情報である。このあたりの線路は急斜面に作られており、とても隘路となっている。

 帰宅後に森林鉄道のことを調べてみた。名前は千頭森林鉄道といい、1968年に全線廃止となっている。支線を含めると総延長45.8kmとかなり長い。詳細な廃線レポートもある。

 昔の林業が最盛期にはこのような森林鉄道が各地にあったようだ。木々を伐採し我が国の高度経済成長を支えてくれたのだろう。伐採された後に植林された杉の花粉に悩まされるとは、その時には思いもよらなかったのだろう。

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 次の駅は土本。この駅周辺の四軒中三軒の名字が土本であることが車内アナウンスで紹介されて、少し笑い声がおきる。次の川根小山駅で列車交換。千頭行きに乗り換える人は車掌さんに伝えるようアナウンスがあった。そして大きな駅の奥泉駅に到着した。寸又峡温泉行きのバスはここで乗り換えである。

千頭1335-1427長島ダム 大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン) 井川行き


26奥泉〜長島ダム:大井川鐵道オフミ

 寸又峡温泉行きのバスは千頭から出ており、千頭→奥泉→寸又峡温泉のコースとなっている。奥泉からは約30分で寸又峡温泉に着くようだ。ちなみに千頭→奥泉間はバスではわずか10分であり、井川線の約30分と比べるとバスの方がかなり早い。これは閑蔵行きのバスでも同様で、奥泉→閑蔵間はバスでは約20分で、井川線では約1時間かかる。

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 赤い大きな橋は泉大橋である。

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このあたりの大井川は渓谷の趣がある。

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 奥泉の次はアプトいちしろである。

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 ここから次の長島ダム駅まではアプト区間でありアプト式専用の機関車が最後尾に連結される。その作業を見ることができるが、人だかりでいっぱいである。

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 アプト区間の勾配は最大90パーミルであり鉄道としては我が国最大である。座っているとわかりにくいが、車内で立ってみると実感できる。

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 正面に長島ダムが見えて来る。放水しているようだ。

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 長島ダム駅に着いた。ここで下車する。

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 長島ダム駅で機関車を切り離す。この駅で下車したのは我々四人だけだった。

千頭1335-1427長島ダム 大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン) 井川行き


27奥泉〜長島ダム:大井川鐵道オフミ

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 長島ダム駅と山桜

 この長島ダムの建設のために1990年(平成2年)にアプトいちしろ〜接岨峡温泉を新線に変更した。その際、アプトいちしろ〜長島ダム間をアプト式とし、駅名も川根一代駅を アプトいちしろ駅へ、川根長島駅を接岨峡温泉駅に改称し、長島ダム駅・ひらんだ駅・奥大井湖上駅が開業した。そのかわり大加島仮乗降場・川根唐沢駅・犬間駅が廃止となった。

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 長島ダムによってせき止められた人造湖は接岨湖と呼ばれる。接岨湖と書かれた記念碑の前で記念写真。

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 平成13年に完成した長島ダムは型式が重力式コンクリートダムで、高さは109.0m、長さ308mである。大井川水系唯一の多目的ダムであり水力発電はおこなっていない。水力発電を行わないダムとしても大井川本川では唯一となる。ダム最上部の展望台から下を眺め、そして下り坂をてくてく下り大樽広場へ。

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 この下り坂の斜面は以前は芝桜が一面に咲き誇っていたようだ。鹿などによる食害で今は無残な姿になっている。


28  18号トンネル・飛沫橋:大井川鐵道オフミ

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 すでに始まっているが長島ダムからアプトいちしろ駅までは「旧井川線トンネルミステリーウォーキング」というハイキングコースになっている。

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 大樽広場の一角に井川線の旧線の18号トンネルがある。レールはないが枕木の名残は残っている。トンネルの中は20mほどでダム本体により遮られている。

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 放水している水のしぶきがかかる場所にある飛沫(しぶき)橋を渡り、右に曲がってさらに進む。


独走

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[題名]独走
[著者]堂場瞬一
[発行]実業之日本社
[定価]800円
[発行日]2016/12/15
国家に管理・育成されるアスリートの苦悩。オリンピック柔道金メダルを花道に引退した沢居弘人は、スポーツ省から特別強化指定選手「SA」の高校生・仲島雄平のサポートを命じられる。陸上長距離で日本記録を更新する反面、メンタルが弱い仲島の意識改革が狙いだった。次回五輪での金メダル倍増計画を国策に掲げ、アスリートを管理育成する体制に違和感を覚えながら、仲島は練習に励むが…。


スポーツ省に管理されるエリートアスリートの苦悩が描かれている。環境はいいのだが、閉塞感から抜け出せない。スポーツはもっとシンプルな個人の競技ではないのか? なぜ国家なのか? 2020年の東京オリンピックを二年後に迎える我が国にも問題を提起。個人的な望みだが、解説は玉木正之氏に担当して欲しかった。



29  17号トンネル:大井川鐵道オフミ

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 しばらく進むとミステリートンネル入口という看板があった。アプトいちしろキャンプ場も同じ方向である。

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 そちらへ向かうと17号トンネルがあった。ここは長さ128mで通り抜けられる。内部はコンクリート打ちっぱなしから、やがて手堀りの岩石むきだしとなる。ミステリー感が湧いてくる。

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 トンネルを出て右斜面を眺めるとアプト式区間の急勾配がはっきりと確認できる。


30ミステリートンネル:大井川鐵道オフミ

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 そしてアプトいちしろキャンプ場を過ぎるとメーンイベントの16号トンネルの入り口が近づいてくる。ここは以前は通り抜けできなかったようだが、整備されて通れるようになった。ボランティアの方々の努力があったようだ。このトンネルは長さ375mと長いので懐中電灯が必要である。

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からくり(1)

 H氏持参の懐中電灯を頼りに四人が歩く。途中から私もスマホのライトをつけて歩く。内部は先ほどと同じくコンクリート打ちっぱなしから、岩石むきだしとなっている。さらに進んでいくと人感センサーで急に明るくなり、ちょっとしたからくりがあった。

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からくり(2)

 そしてしばらく行くとまたからくりが。

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からくり(3)

 そして三つ目のからくりが終わるとトンネルの出口になった。

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 出口の右側には古い駅名標があった。川根市代(かわねいちしろ)と書いてある。旧線の川根市代駅だ。

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 正面に見える15号トンネルからこちらへまっすぐに繋がっていたようである。


31アプトいちしろ駅:大井川鐵道オフミ

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 線路を渡ると目の前に市代吊橋が現れた。これは昭和11年に鉄道用吊橋として建設されたものだ。つまり旧線よりも古い時代の遺産で、このつり橋の上を鉄道が走っていたのだと思うと感慨深い。

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 『産業遺産 「市代吊橋」     「市代吊橋」は、昭和11年(1936年)大井川電力(株)が大井川ダム建設に伴い、木材の流送を補償するため、鉄道用吊橋として建設された。昭和29年鉄道を井川まで延長する際、ルートが変更となり、市代吊橋は通路橋となった。若干の改造は行われているが、鉄道用吊橋の構造をよく残し、橋梁の歴史を語る貴重な吊橋である。<吊橋仕様>製造者 三菱重工業(株)、製造年 昭和11年、型式 サスペンショントラス、径間 106.74m、幅員 2.12m、制限荷重 8トン、産業遺産認証者 産業考古学会、認証年月日 平成12年5月20日』

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 駅舎の横の桜がきれいだった。

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 アプト式のラックレールの構造がよくわかる。



 しばしの休憩の後、千頭行きの列車に乗り込む。大井川鉄道の旅もそろそろ終焉を迎えようとしている。

アプトいちしろ1556-1634千頭 大井川鐵道井川線 千頭行き


32千頭〜金谷〜静岡〜小田原:大井川鐵道オフミ

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 千頭からは普通列車で金谷を目指す。今度は南海電鉄の車両である。疲れていたのか、ウトウトしてしまった。家山からは桜まつり帰りの乗客が大量に乗車した。新金谷での降車客はそれほど多くなく、多くは終点の金谷まで乗っていた。

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 金谷からは東海道線の上り列車に乗り込む。H氏とU氏と私は静岡で下車して新幹線に乗り換える。B氏はこのまま普通列車を熱海で乗り換えて横浜まで行くようだ。

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 H氏とU氏はひかりで東京までなので、静岡でしばらく待ち時間があるようだ。私はそれほど待ち時間がなかったので、2人に別れを告げて、すぐに乗り換え改札口から新幹線ホームに入った。

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 売店でまぐろメンチバーガーを買う。最後の最後でやっと静岡らしい食べ物を食べることになった。

 小田原からは快速急行で伊勢原へ。快速急行といっても伊勢原までだと停車駅は急行と全く同じである。

千頭1651-1802金谷 大井川鐵道本線 金谷行き(南海車両)
金谷1811-1843静岡 東海道本線 熱海行き
静岡1852-1936小田原 東海道新幹線 こだま672号 東京行き
小田原1953-2030伊勢原 小田急線 快速急行 新宿行き

 心地よい疲れとともに帰宅した。今回の大井川鉄道の旅はすべてH氏の手配で行われた。鉄旅でこれだけ準備しなかったのは珍しい。楽ではあったが、その分H氏の負担が大きかったかと思う。H氏に改めて感謝したい。


16亀井駅:かめかめステーション

さぁ、かめかめステーションを再開します。
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亀井(かめい)駅
(熊本電気鉄道菊池線、熊本県熊本市北区清水亀井町)
(2007/9/18)

熊本電鉄の亀井駅に来ました。 もっと大きな駅かと想像していたのですが、小さくかわいらしい棒線駅でした。

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駅名標

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名所案内

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ホーム1

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ホーム2

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駅への入口

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駅全景

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ベンチ

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時刻表

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藤崎宮前行き列車

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車内


17亀川駅:かめかめステーション

亀川(かめがわ)駅
(JR日豊本線、大分県別府市亀川浜田町)
(2007/9/19)

別府のそばにある亀川駅。亀川温泉もあるようですが、 別府温泉としておなじみの鉄輪温泉や血の池地獄はこちらの方が近いです。 特急列車の一部も停車します。

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駅名標1

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駅名標2

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駅名標3

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名所案内

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駅舎1

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駅舎2

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構内1

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構内2

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ホーム

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待合室

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改札

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普通列車

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特急時刻表

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亀川温泉

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新しい駅舎が完成しました。(2011/5/30追記)


ルール

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[題名]ルール
[著者]堂場瞬一
[発行]実業之日本社
[定価]750円
[発行日]2017/10/15
オリンピック王者の犯した「罪」とはーー金メダルの“闇”に新聞記者が迫る!! クロスカントリースキー選手・竜神真人が現役復帰した。二大会連続で五輪金メダルを獲得、「クロスカントリースキー」というマイナースポーツの地位を引き上げ、国民的英雄と崇められ、竜神は一度引退した。彼の評伝執筆に取り組む新聞記者で、旧友の杉本直樹は、復帰の真意を探って取材を重ねるうち、ある疑念を抱く。竜神は“致命的なルール違反”を犯したのではないかーー。記者の使命と友情の狭間で、杉本は真実に迫るが……。「一見華やかな世界のようでありながら、満ち足りた環境にある選手は一部に過ぎない。その陰には競技環境を変えたい、競技の地位を引き上げたい、自らのために、そして使命感とともに大会に挑む選手たちがたくさんいる。選手を取材してきた立場からは『ルール』にある竜神の足跡、胸中は、選手たちの内面にたしかに触れているように感じられた。どのような思いで試合に挑むのか、読んだあとには選手を、試合を観る目も変わってくるのではないか。」ーー解説・松原孝臣氏(スポーツライター)、激賞!


オリンピックで金メダルを獲得して一度引退。「やり残したことがある」という理由で、クロスカントリースキー競技に現役復帰した竜神真人。その理由が今ひとつはっきりしない。それでも堂場瞬一のスポーツ小説はいつも引き込まれてします。


18トロッコ亀岡駅:かめかめステーション

トロッコ亀岡(とろっこかめおか)駅
(嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線、京都府亀岡市篠町山本)
(2008/7/6)

旧山陰本線を利用した嵯峨野観光鉄道の終点。「亀岡」を名乗るも、山陰本線の亀岡駅(3km)よりも山陰本線の馬堀駅(0.5km)の方が近い。

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駅舎1

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駅舎2

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駅名標

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ホーム

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たぬきがいっぱい

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車止め(向こう側の線路は山陰本線)

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停車中のトロッコ列車

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スタンプ


19亀岡駅:かめかめステーション

亀岡(かめおか)駅
(JR山陰本線、JR-E11、京都府亀岡市追分町)
(2008/7/6)

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正面(南口)駅舎

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駅名標

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自由通路から京都方面

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跨線橋から福知山方面

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のどかめロード展望デッキ入口

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デッキからの眺め(北口)

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北口駅舎

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新駅舎垂れ幕

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保津川百景(北口)

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ホームから北口方面

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時刻表(京都方面)


20赤目口駅:かめかめステーション

赤目口(あかめぐち)駅
(近鉄大阪線、D48、三重県名張市赤目町)
(2008/10/5)

近畿日本鉄道の大阪線の赤目口駅です。
名張駅の一つ大阪よりにあります。

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赤目口駅1

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赤目口駅2

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駅名標1

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駅名標2

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こんなところに「かめ」がありました(笑)

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1番線(名張・伊賀神戸・伊勢志摩・名古屋方面)ホーム

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2番線(上本町・難波・奈良・京都・吉野方面ホーム)

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赤目四十八滝の最寄り駅なので、駅の周囲にはその看板が林立しています。

これで「かめかめステーション」の対象駅はあと一つになりました。



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