
[題名]甲の薬は乙の毒
[著者]塔山 郁
[発行]宝島社
[定価]730円
[発行日]2020/5/23
ホテルマンの水尾爽太は、薬剤師の毒島(ぶすじま)さんに思いを寄せている。彼女は卓越した薬の知識を持ち、薬にまつわる不思議な出来事をいつも即座に解決してくれる。きちんと管理しているはずの認知症の薬が、一種類だけなくなってしまうのはなぜ? 筋トレに目覚めた友達が抱える悩みとは? いつものように毒島さんに薬の相談をする爽太だったが、ある出来事がきっかけで、彼女は「今まで自分は薬の知識をひけらかしていたのではないか」と悩むように。心配する爽太だったが、さらに、偶然出会った小説家志望の男・影山から「毒島さんに交際を申し込もうと思っている」と言われ……!? 生活に役立つ薬と健康の知識も満載の薬剤師ミステリー第2弾! 『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。
女性薬剤師が活躍するシリーズ第二弾。第一弾のように彼女が大活躍するのだが、第四話の「毒をもって毒を制す」での行動はちょっとやりすぎじゃない? という印象あり。ネタを探すのが大変なのかな。
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