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小田急カレンダー2021/1

新年あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍で日本中が元気なかったですが、今年はいい年になりますように。


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最優秀賞
【1月】富岳夕景
小杉 悟様
受賞作品講評
「富岳夕景」と題された作品は、影絵のような富士山を背景に新宿に向かうGSEが斜光に浮かび上がる瞬間を見事に捉えています。冬の夕方、斜光が差し込む時間帯をきっちり計算し、的確な露出ワークで背景とGSEの双方を個性的に描写した「富岳夕景」に最優秀賞をお贈りします。



小田急カレンダー2021表紙

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【表紙】春を駆け抜ける
北川 治様
受賞作品講評
「小田急ロマンスカーカレンダー」の表紙を飾る作品をイメージすると、小田急ロマンスカーのフラグシップGSEの展望席が力強く躍動する光景が浮かんできます。桜花を背景に快走するGSEをブリリアントに表現した「春を駆け抜ける」が、カレンダーのコンセプトを代表する表紙に相応しい作品になりました。


ぶらり鉄道の旅カレンダー2021/01

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JR九州 日南線 油津駅・大堂津駅  宮崎県

JR東日本カレンダー2021表紙

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E5系 はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの

 2011年3月デビュー。運行区間は東北新幹線および北海道新幹線・東京駅〜新函館北斗駅。ボディ上部をJR東日本のコーポレートカラーをイメージした「常盤(ときわ)グリーン」に、下部を「飛雲ホワイト」に、中間に「つつじピンク」の帯を入れ、先進性とスピード感を表現しています。「Exclusive Dream〜特別な旅のひとときをあなたに」をインテリアデザインのコンセプトに、新たなグレード「グランクラス」をはじめて設定しました。シンボルマークは鳥の「ハヤブサ」がモチーフです。

JR東日本カレンダー2021/01

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E261系 サフィール踊り子 伊豆急行線 [河津・稲梓]

 2020年3月デビュー。運行区間は東京駅・新宿駅〜伊豆急下田駅。サフィールとは、「サファイア」を意味するフランス語で、宝石のサファイアのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから名づけました。JR東日本初の「プレミアムグリーン」をはじめグリーン個室やカフェテリアなどを設けた快適な移動空間により上質な旅を演出しています。

26武蔵岩井駅:時刻表見聞録1964年10月号

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五日市線

 五日市線は現在でもありますが終点は武蔵五日市です。武蔵五日市から武蔵岩井までは1971年に廃止されました。この頃は武蔵五日市〜武蔵岩井まで区間6往復ありました。武蔵五日市でスイッチバックする路線配置になっていたことからすべて区間運転だったのでしょう。


27急行第1アルプス・かわぐち・準急八ヶ岳(多層建て列車):時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 新宿7時ちょうど発の急行第1アルプスの行き先が、松本・小諸・河口湖となっています。これは急行かわぐち・準急八ヶ岳との多層建て列車です。

【急03】第1アルプス:新宿0700−0828☆大月0832−1020☆小淵沢1023−1150松本
【急04】かわぐち:新宿0700−0828☆大月0836−0920河口湖
【準14】八ヶ岳:新宿0700−1020☆小淵沢1029−1229小諸
☆分離




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富士急行

 急行かわぐちは、富士急行内は富士吉田(現:富士山)・富士急ハイランドに停車します。急行臨時かわぐちというのがありますが、急行名に「臨時」とつくのは珍しいですね。



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小海線

 準急八ヶ岳は小淵沢から小海線に入ります。小海線内では、清里・野辺山・信濃川上・小海・臼田・中込・岩村田に停車します。新宿から乗り換えなしで小海線の車窓が楽しめるのですね。八ヶ岳という列車名も納得です。


28中央本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 新宿発の普通列車は長野まで行くのがあります。新宿0620−1633長野、新宿1030−2012長野、新宿1245−2306長野です。所要時間は10時間前後です。のんびりした旅もいいものですね。

【普11】423:新宿0620−1633長野(10時間13分)
【普12】425:新宿1030−2012長野(9時間42分)
【普13】429:新宿1245−2306長野(10時間21分)


29急行第1・第2白馬:時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 新宿12時30分発の急行第1白馬は松本から大糸線を通って糸魚川まで走っています。急行第2白馬は新宿23時ちょうど発の夜行列車ですが、寝台設備はありません。



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大糸線

 松本からは大糸線に入り急行から準急に変わります。第1白馬は、豊科・信濃大町・信濃四ツ谷(現:白馬)・南小谷・平岩に停車します。第2白馬は信濃森上から普通列車となり糸魚川を目指します。早朝の北アルプスの眺めは雄大でしょうね。

 
【急05】第1白馬:新宿1230−1719松本(準急:松本1725−1944糸魚川)
【急06】第2白馬:新宿2300−0514松本(準急:松本0517−0631信濃森上、普通:信濃森上0633−0744糸魚川)


食堂のおばちゃん7 うちのカレー

食堂のおばちゃん7うちのカレー のコピー
[題名]食堂のおばちゃん7 うちのカレー
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]620円
[発行日]2020/2/18
「うちのカレー」には、人それぞれの大切な想いがつまっているー近所の猫に手をひっかかれた二三の手は、パンパンに膨れ上がってしまい…(「うちのカレー」)。調理師試験が近づき、万里は、なんと三人から湯島天神のお守りをもらったが…(「漬丼の誓い」)など、佃「はじめ食堂」を舞台にした、笑って泣いての人情小説。カレーの他にも、焼き魚、牛丼、ハンバーグなど、なつかしく、ほっとする料理の数々と温かな心遣いが、あなたをお待ちしています。続々重版の大人気シリーズ、第七弾。


人気シリーズの第七弾。万里は調理師試験を受けたり、仲が悪かったお客さん同士が仲良くなれたり、いろいろな人情がつまった物語。現代の設定だが、古き良き時間の調味料もたっぷりと入っている。


30準急すわ・のべやま(循環列車):時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 長野発の準急すわの行き先は長野です。これも、しろがねやこがねのように循環列車なんです。長野を12時03分発で、信越本線・篠ノ井線・中央本線で小淵沢を目指します。



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小海線

 小淵沢でスイッチバックして小海線で小諸へ出て、信越本線で長野へ戻ります。



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小海線

 反対回りには準急のべやまという列車があります。これは長野から信越本線で小諸へ、小海線で小淵沢へ、中央本線他で長野に戻ります。

【準15】すわ:長野1203−(中央本線他)−1501小淵沢1503−(小海線)−1659小諸1700−(信越本線)−1800長野
【準16】のべやま:長野1108−(信越本線)−1212小諸1216−(小海線)−1423小淵沢1426−(中央本線他)−1735長野



31中央本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 名古屋発の普通列車では長野行きがあります。ずっと山の中を走っていきます。名古屋5時20分発の列車は、多治見7分、中津川12分、木曽福島9分、塩尻7分、松本6分(大糸線普通列車と接続)停車します。一方、名古屋発11時08分発の列車は、多治見14分(太多線普通列車と接続)、中津川7分、塩尻15分、松本24分(大糸線普通列車と接続)停車します。

 姥捨駅付近からの善光寺平の絶景がきれいに見えたことでしょう。

【普14】811:名古屋0520−1058塩尻1105−1343長野(8時間23分)
【普15】813:名古屋1108−1627塩尻1642−1908長野(8時間00分)


32急行赤倉:時刻表見聞録1964年10月号

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中央本線

 名古屋を11時ちょうどに出発する急行赤倉。行き先は新潟です。「赤倉」とは山形県の陸羽東線沿いに赤倉温泉(最寄駅は羽前赤倉駅[現:赤倉温泉駅])がありますが、ここでは新潟県妙高市にある赤倉温泉や赤倉スキー場のことなのでしょう。

 急行赤倉は名古屋を出た後、千種、多治見、土岐津(現:土岐市)、中津川、上松、木曽福島に停車し塩尻で7分停車します。その後、松本、篠ノ井と篠ノ井線を走り、信越本線で長野へ15時54分に到着します。



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信越本線

 長野からは田口(現:妙高高原)、新井、高田、直江津、柿崎、柏崎、長岡、東三条、新津に停車し、終点新潟には19時31分に到着します。

【急07】赤倉:名古屋1100−1554長野1556−1931新潟


33準急甲斐駒:時刻表見聞録1964年10月号

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小海線

 小海線です。ここにも優等列車が走っていました。すでに取り上げた多層建て列車の準急八ヶ岳と循環列車の準急すわ(上りは準急のべやま)以外にも準急甲斐駒があります。小海線は全長78.9kmですが、甲斐小泉〜海尻間の35.0kmにわたって標高1000mを越える場所を走っている高原列車として有名です。現在では、日本最高地点にある野辺山駅(1345m)を始め標高が高いJR駅ランキングの1位〜9位を独占しています。ちなみに第2位は清里駅(1274m)です。

 準急甲斐駒は、甲府を7時22分に出発して中央本線を西に進みます。小淵沢から小海線に入り、小諸からは信越本線で長野へ向かいます。小海線内では、清里、野辺山、信濃川上、小海、羽黒下、臼田、中込、岩村田に停車します。高原の雰囲気を味わいながら旅する約4時間はワクワクしそうです。

【準17】甲斐駒:甲府0722−0822小淵沢0824−1024小諸1030−1129長野



34大糸線:時刻表見聞録1964年10月号

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大糸線

中央本線の急行列車として取り上げた第1白馬と第2白馬。大糸線内では準急になります。現在では特急あずさ5号が新宿から南小谷まで走っていますが、その特急が停車する穂高駅には、これらの準急は停車しないという速達ぶりです。

 第2白馬は、以前のムーンライト信州を思い出します。新宿発・白馬行きの夜行列車ですが、寝台設備はありません。なお信濃四ツ谷駅が現在の白馬駅です。信濃森上からは普通列車になりますが、日本海側の糸魚川まで足を伸ばしています。第1白馬は糸魚川まで準急です。

 また注目すべきは松本20時12分発の普通列車(115D)です。普通列車ですが準急並みの停車駅の少なさです。停車する8駅に対し、停車しない駅はなんと21駅もあります。出世頭の普通列車ですね。

 現在では、南小谷がJR東日本とJR西日本の境界になっていますが、昭和39年当時は当然ながらそんなこともなくすべて国鉄でした。

【急05】第1白馬:新宿1230−1719松本(準急:松本1725−1944糸魚川)
【急06】第2白馬:新宿2300−0514松本(準急:松本0517−0631信濃森上、普通:信濃森上0633−0744糸魚川)
【普16】115D:松本2012−2132信濃森上



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大糸線

 糸魚川6時32分発の普通列車も、信濃森上からは停車駅が極端に少なくなります。普通列車ではないみたいです。

【普17】114D:糸魚川0632−0944松本


35三国線:時刻表見聞録1964年10月号

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三国線

 国鉄三国線は、北陸本線の金津(現:芦原温泉)−芦原(現:えちぜん鉄道あわら湯のまち)−三国(現:えちぜん鉄道三国)−三国港(現:えちぜん鉄三国港)の9.8kmを結んでいました。第2次世界大戦中に休止されましたが、戦後金津−芦原間の4.5kmが復活しました(芦原−三国港間は京福電鉄として運行)。しかし1972年(昭和47年)3月に廃止されました。廃止されてもすべての駅が現存することは珍しいです。詳細はこちらのサイトに載っています。


食堂のおばちゃん8 あなたとオムライス

食堂のおばちゃん8 のコピー
[題名]食堂のおばちゃん8 あなたとオムライス
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]620円
[発行日]2020/7/18
なつかしのオムライス、うすいえんどうの豆ごはん、ロールキャベツ、アジフライーー。佃はじめ食堂の常連客でお酒も卸している辰浪康平は四十歳すぎで気楽な独身。両親が息子の将来を心配して、代理婚活の会に入会した。子供の代わりに親同士が見合いして結婚相手を探すという。康平は三十三歳の女性とつき合い始めたが……。幸福な出逢いとかけがえのない思い出。はじめ食堂に集う人々の人生模様と、季節の美味しくて庶民的なご飯を描く、大人気シリーズ。(巻末に著者のレシピ付き)


 安心できるシリーズもの。康平さんのご両親は心配なんだろうね。8050問題やコロナの話題も出てきて、まさにリアルタイムで進行する「食堂のおばちゃん」。昔風のオムライスがでてきます。



36急行・準急奥能登:時刻表見聞録1964年10月号

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七尾線・能登線

 七尾線と能登線です。金沢から津幡までは当時は北陸本線で、津幡−穴水−輪島が七尾線、穴水−蛸島(たこしま)が能登線です。「輪」島と「蛸」島って見間違えそうですね。間違えたら大変です。だいぶ離れていますから(笑)

 能登線は1964年9月21日に松波−蛸島間が完成し全通したばかりです。一時ブームとなった恋路駅はまだ仮停車場で駅ではありませんでした。

 優等列車が5本もあります。すべて準急ですが、能登路1号−4号と奥能登です。行き先はまちまちです。能登路1号は輪島・蛸島、同2号は穴水、同3号と4号は輪島、奥能登は和倉(現:和倉温泉)です。



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東海道線

 準急奥能登は大阪を11時05分に出発します。出発する時は急行きたぐにと連結して急行として走ります。京都・大津・彦根・米原と停車して北陸本線に入ります。湖西線はまだありませんでした。

 北陸本線内では、長浜・敦賀・武生・福井・金津(現:芦原温泉)・大聖寺・動橋・粟津・小松・金沢と停車します。そして金沢で急行きたぐにと分離され、準急奥能登となり終点を目指します。

 能登線は1988年3月にのと鉄道となり、2005年4月に廃止されました。七尾線は1991年9月に七尾−輪島間がのと鉄道となり、2001年4月に穴水−輪島間が廃止となりました。現在残っているのは津幡−七尾間のJR七尾線と、七尾−穴水間ののと鉄道のみとなります。



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能登半島地図

能登半島の東端から北端(輪島)まで路線網が完成していたのです。現在は穴水以南しか残っておりません。全く寂しくなりました。

【準18】奥能登:大阪1105−1235米原1240−1540☆金沢1550−1703和倉(現:和倉温泉)


37北陸鉄道能登線:時刻表見聞録1964年10月号

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能登半島地図

 能登半島の地図を見ていて気がつきました。羽咋(はくい)から三明(さんみょう)まで私鉄が走っています。北陸鉄道能登線です。松本清張の小説「ゼロの焦点」では能登高浜駅が登場し、そして映画でロケでは三明駅が使用されました。

 この路線は、富来(とぎ)・門前・輪島と北進する計画(当時は能登鉄道)でしたが三明までで頓挫してしまいました。そして1972年6月に廃止となりました。



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北陸鉄道能登線

 当時は一日に15本ほどの列車がありました。


38越美北線:時刻表見聞録1964年10月号

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越美北線

 福井からの越美北線です。福井の「越」前と、岐阜の「美」濃を結ぶ予定だったので越美線で、福井県側を越美北線、岐阜県側が越美南線だったのですが、結ばれることはありませんでした。婚約解消みたいなものでしょうか(笑)。岐阜県側の越美南線は長良川鉄道という第三セクターに変わりましたが、福井県側は現在でも越美北線を名乗っており、愛称は九頭竜線となっています。この頃はまだ勝原までであり、1972年12月に勝原−九頭竜湖間が延伸開業しました。

 福井−越前大野間で快速のような普通列車が2本あるのが目立ちます。また、下りの1本だけですが、金沢5時48分発の直通列車があるようですが、これは金津(現:芦原温泉)5時50分発の誤植です。

 福井7時29分発の越前東郷行きの普通列車は途中の駅に停車しません。しかも休日運休となっています。越前東郷駅の近くに高校でもあったのでしょうか。ちょっと調べてみましたがわかりませんでした。


39北陸本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 北陸本線にもすごい普通列車がありました。大阪22時20分発新潟行きの夜行の普通列車です。途中で京都10分、金沢10分、富山17分、直江津31分停車などがあり、新潟着は15時17分です。所要時間は16時間57分です。

【普18】523:大阪2220−米原0039−1039直江津1110−1318長岡1326−1517新潟(16時間57分)

 また大阪20時15分発の新潟行きの普通列車もありました。こちらの新潟着は13時35分です。途中で京都19分、米原16分、福井15分、金沢12分、富山20分、柏崎22分、長岡19分など長時間停車が多いため、所要時間は17時間20分です。

【普19】521:大阪2015−1335新潟(17時間20分)

 時刻表の丸印の「沢金」は「金沢」の誤植です。意外と誤植が多いですね。


40急行しらゆき:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 金沢発の急行しらゆきです。終点は秋田です。金沢6時45分と早朝の旅立ちです。直江津からは信越本線に入り、新潟へは12時02分の到着です。新潟駅でスイッチバックして白新線・羽越本線を経て秋田へは17時05分に到着します。日本海沿いを北上していきます。新津からそのまま羽越本線に入れば近いのですが、やはり大都市の新潟ははずせないのでしょう。

【急08】しらゆき:金沢0645−0948直江津0951−1202新潟1213−1705秋田


41寝台急行能登:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 東京を20時20分に出発し、東海道本線を下り、米原から北陸本線を走る寝台急行能登です。終点の金沢へは翌朝8時46分に到着します。

 東京と金沢を結ぶ急行は、能登以外にも、白山、黒部、北陸があります。白山は昼行急行ですが、黒部と北陸は寝台急行です。しかしこれらの出発は上野駅です。白山と黒部は高崎から信越本線に入り、軽井沢・長野を経由して直江津から北陸本線で金沢に向かいます。北陸は高崎から上越線に入り、水上・長岡を経由して直江津から北陸本線で金沢に向かいます。

 東海道本線を通って金沢へ行く急行は能登だけです。しかし1975年3月に運行体系が見直され、上野−(高崎線)−高崎−(上越線)−長岡−(信越本線)−直江津−(北陸本線)−金沢と、北陸と同じ路線となりました。同時期に北陸は寝台特急北陸と格上げされました。一時、信越本線(長野駅)経由になった時期もありましたが、再び上越線となり、2010年3月に定期運行は終了しました。

【寝急06】能登:東京2020−0444米原0449−0846金沢


食堂のおばちゃん9 みんなのナポリタン

食堂のおばちゃん9 のコピー
[題名]食堂のおばちゃん9 みんなのナポリタン
[著者]山口恵以子
[発行]角川春樹事務所
[定価]704円
[発行日]2121/1/15
「おばちゃんとこ、ナポリタンはやんないの?」
焼き魚、ハンバーグ、串カツ、豚汁、オムレツ、ふろふき大根、カレー……昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三に、今や大黒柱になった万里の三人で営む佃の「はじめ食堂」は、庶民的で美味しい料理が評判だ。お客のリクエストで、なつかしのナポリタンもメニューに入れることに。一方、常連客の瑠美先生の告発記事が週刊誌に出てしまい……。続々重版の大人気シリーズ、第9弾。文庫オリジナル。


シリーズ第9弾。2021年1月15日発行だが、本の中では2021年のゴールデンウィークまで描かれている。もうこれは未来小説なのか?(笑)。100ページの言葉がいい。料理になぞらえて「じっくり煮込まないと、男女の仲も味が染みないのに」とある。まさしくそんな感じがするのは、自分が年をとった証拠かしらん。第五話のみんなのナポリタンは、実際に食べてみたくなるなぁ。

42北陸本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

北陸本線にも長距離の普通列車がありました。米原8時ちょうど発の長野行きです。北陸本線を終点の直江津まで行き、信越本線で高田、新井を経由して長野に至ります。福井17分、金沢21分、富山12分、直江津28分停車します。

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信越本線

 終点の長野には22時21分に到着し、所要時間は14時間21分です。停車している間に食事を調達するのでしょうね。

【普20】612:米原0800−(北陸本線)−1924直江津1952−(信越本線)−2221長野(14時間21分)


43特急白鳥:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 主要幹線早見表でも少し触れた特急白鳥。朝の8時15分に大阪を出発します。京都、米原に停車して北陸本線に入ります。北陸本線内では、敦賀・福井・大聖寺・動橋・金沢・高岡・富山・直江津と停車します。まるで新幹線並みの停車駅です。ちなみに9時ちょうどに大阪を出発する急行越山は終点富山に14時25分に到着しますが、その1時間16分前の13時09分に特急白鳥は富山に着いています。31分も所要時間が違うのです。さすが特急です。



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信越本線

 直江津からは信越本線です。直江津から長岡まではノンストップです。



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信越本線(下り)

 長岡からは新津に向かいますが、この白鳥は新潟には止まりません。速達性を重んじて大都会新潟には寄らないのです。特急の心意気を感じます。



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羽越本線

 新津からは羽越本線ですが、鶴岡まで2時間以上も停車しません。気持ちいいですね。そして酒田に停車した後、秋田まで1時間半も停車しません。



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奥羽本線

 秋田からは奥羽本線に入ります。東能代・大館・弘前と停車し、終点の青森には日付も変わろうという23時47分に到着します。28分で青函連絡船に連絡しています。そして函館からの特急おおぞらにも連絡しています。



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信越本線(上り)

 そして直江津では信越本線(下り)の青森行きだけでなく、信越本線(上り)の上野行きにもなるのです。長野・軽井沢・横川・高崎に停車し終着上野には20時20分の到着です。横川では峠の釜飯でも買って夕食にしたことでしょう。

【特02】白鳥:大阪0815−1506☆直江津1509−2347青森
(−−−☆直江津1510−2020上野)
☆分離


44寝台急行黒部・北陸:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

寝台急行黒部と北陸は金沢発上野行きの寝台列車です。黒部は直江津から信越本線で長野・上田・軽井沢・高崎を経由して上野に向かうのに対して、北陸は直江津の先の長岡から上越線で水上・高崎を経由して上野に向かいます。所要時間は黒部が11時間05分、北陸が10時間40分とわずかに北陸に軍配があがります。

【寝急07】黒部:金沢1900−2245直江津2252−(信越本線)−0401高崎0408−0605上野
【寝急08】北陸:金沢2000−0127長岡0135−(上越線)−0453高崎0459−0640上野


45寝台急行日本海:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 同じページに寝台急行日本海の上りと下りが載っていました。向かって左側が大阪19時10分発で青森17時29分着の下りの日本海、右側が青森12時ちょうど発で大阪10時06分発の上りの日本海です。深夜の時間帯でもこまめに停車しているのがわかります。

 この日本海は1968年には寝台特急に格上げされました。1988年には青函トンネル完成をうけ函館まで運転されるようになりましたが、2012年3月に定期運行が終了しました。

 よくみると「B[ベッドマーク]大阪・新津間」とあります。「B」とは一等寝台のことです。大阪・新津間は一等寝台がありますが、新津・青森間は二等寝台のみとなるわけです。



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列車編成

 青森側の11号車が一等寝台です。12号車とともに大阪−「新潟」となっています。下りの日本海は新潟は停車しますが、上りの日本海は新潟には停車しません。これは大阪−「新津」の誤植です。

【寝急09】日本海:大阪1910−0744新津0748−1729青森
【寝急10】日本海:青森1200−2147新津2150−1006大阪


46北陸本線普通列車:時刻表見聞録1964年10月号

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北陸本線

 北陸本線上りにも長距離の普通列車があります。細くてみにくいかも知れませんが、新津2時55分発の大阪行き。大阪到着は20時12分です。出発が午前2時55分って、きっと誤植だろうと確認したら本当に午前2時55分発でした。新津から乗る人がいたのでしょうか。謎です。途中、長岡13分、直江津10分、富山21分、金沢26分、福井10分、敦賀10分と停車します。普通列車ですが新大阪には停まりません。

 次は長野7時36分発の米原行き。米原到着は20時22分です。そういえば下りにも米原発長野行きがありました。乗り通すのはなかなか困難でしたでしょう。途中で直江津11分、富山24分、金沢14分、敦賀17分と停車します。

 その次は新潟11時30分発の大阪行きです。到着は翌朝の6時23分です。普通列車の夜行バージョンです。途中で直江津14分、富山12分、金沢10分、福井35分、敦賀23分、京都13分に停車します。長い停車時間には何をしたらよいのでしょうね。

 最後は、新潟13時45分発の大阪行きです。到着は翌朝の7時56分です。こちらも普通列車の夜行です。途中で新津15分、長岡11分、富山11分、金沢15分、福井22分、敦賀12分に停車します。長時間のっていると、お尻が痛くなってしまいそうです。

【普21】512:新津0255−1735米原1742−2012大阪(17時間17分)
【普22】611:長野0736−0949直江津1000−2022米原(12時間46分)
【普23】522:新潟1130−1544直江津1558−0355米原0403−0623大阪(18時間53分)
【普24】524:新潟1345−1821直江津1827−0519米原0528−0756大阪(18時間11分)


47準急はまゆう・しらはま2号・かすが1号・平安1号(多層建て列車):時刻表見聞録1964年10月号

 関西地区に入ります。

jiko64ku153a.jpgjiko64ku153b.jpg
奈良線・和歌山線

 奈良線を走る準急はまゆうです。この列車は京都発白浜口(現:白浜)行きですが、多層建て列車になっておりかなりややこしい運転経路をたどります。京都9時25分に出発し奈良線を南下し、奈良(正確には木津)から関西本線で王寺へ向かいます(下図も参照)。

 上の時刻表の下半分は和歌山線です。王寺からは和歌山線で東和歌山(現:和歌山)へ向かいます。

jiko64ku153c.jpgjiko64ku153d.jpg
関西本線

 名古屋8時10分発の列車は準急かすが1号・平安1号・はまゆう(時刻表からはわかりにくい)を連結したものです。柘植で平安1号(草津線経由で京都へ)を分割し、奈良で京都からのはまゆうに併合となります。かすが1号は奈良が終点です。かなりややこしくて頭の中が混乱してきます。

 和歌山線を走ってきたはまゆうは、東和歌山で天王寺からの準急しらはま2号と併合し終点の白浜口を目指します。

jiko64ku153e.jpg
運転略図

 まとめるとこんな具合です。1964年にはこんな多層建て列車が多いことに驚きです。

【準18b】はまゆう:京都0925−1020★奈良1035−1049王寺1051−1229★東和歌山(現:和歌山)1236−1438白浜口(現:白浜)
(名古屋0810−1030★奈良−−−)
【準19】平安1:名古屋0810−0935☆柘植0939−1036京都
【準20】かすが1:名古屋0810−0935☆柘植0937−1030奈良
【準21】しらはま2号:天王寺1130−1226★東和歌山(現:和歌山)1236−1438白浜口(現:白浜)
★併結、☆分離




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