
[題名]定年オヤジ改造計画
[著者]垣谷美雨
[発行]祥伝社
[定価]814円
[発行日]2020/9/11
妻に避けられ、娘に呆れられ、息子の嫁とはかみ合わず……女が黙ったときは危険信号!
鈍感すぎる男たち、変わらなきゃ長い老後に居場所なし! 定年世代の新バイブル、待望の文庫化。
大手石油会社を定年退職した庄司常雄。悠々自適の老後を夢見ていたが、良妻賢母だった妻は「夫源病」を患い、娘からは「アンタ」呼ばわり。気が付けば、暇と孤独だけが友達に。そんなある日、共働きの息子夫婦から孫二人の保育園のお迎えを頼まれ……。崖っぷちオヤジ、人生初の子守を通じて離婚回避&家族再生に挑む!
長寿時代を生き抜くヒントが詰まった「定年小説」の傑作。
私の若い時にも、この主人公の定年オヤジと同じように考えていたなぁ。反省だったら猿にもできるけど、それでも反省、反省。「仕事が忙しい」は言い訳だとわかっていても、本当に忙しかったからなぁ。職場に泊まり込むことも多かったし。それでも「忙しい」って言ってはいけなかったんですね。本当に反省です! 息子たちにも読んでもらおう。

[題名]婚活食堂(1)
[著者]山口恵以子
[発行]PHP研究所
[定価]680円
[発行日]2019/11/12
「王様のブランチ」で話題! 「食堂のおばちゃん」で人気の著者、新シリーズ第1弾
心もおなかも満たされる幸せの食堂、開店です。
牛スジ、葱鮪、トマト、蟹面といった名物おでんや牡蠣のカレー煮、蒸しイチジクの甘味噌かけなどの美味しい小料理・・・・・東京・四谷の「めぐみ食堂」は、女将の恵が一人で切り盛りするおでん屋だ。元・人気占い師の恵は、ある事情があって今は“見る力”を失っていたが、結婚のさまざまな悩みを抱える常連客と接するうちに、“男女の縁”が見えるようになってーー。ときにほろ苦くも心あたたまる連作短編集。
待望の、「食堂のおばちゃん」に次ぐ新しいシリーズの第一弾。占い師だった恵がどういうわけかおでん屋に。その名も「めぐみ食堂」。繁盛し、常連客の中で結婚する人が出てきたので「婚活食堂」とも呼ばれはじめて順風満帆だったが、好事魔多し。ある日突然に店舗が、、、
ここからは四国に入ります。

予讃本線
四国は狭いのでそれほど長距離の普通列車はありません。その中で高松0時03分発の松山行きがありました。快速列車のように駅をとばしますが松山着は5時32分です。宇高連絡船からの接続とはいえ、とんでもない時間帯の列車です。寝ぼけ眼で松山に着きますが、まだ寝ぼけていそうな時間帯です。松山で5時48分の普通列車に乗り換えれば、終点の宇和島に9時05分に着きます。

土讃本線
ほぼ同時の0時10分に高松を出発する列車は多度津から土讃本線に入ります。こちらも快速列車のように止まらない駅も数多くあります。終点の須崎には6時18分の到着です。須崎で6時52分の普通列車に乗り換えれば窪川には7時57分に到着します。
【普46】21:高松0003−0532松山(5時間29分)
【普47】121:高松0010−0618須崎(6時間08分)

予讃本線
四国は狭いのでそれほど長距離の普通列車はありません。その中で高松0時03分発の松山行きがありました。快速列車のように駅をとばしますが松山着は5時32分です。宇高連絡船からの接続とはいえ、とんでもない時間帯の列車です。寝ぼけ眼で松山に着きますが、まだ寝ぼけていそうな時間帯です。松山で5時48分の普通列車に乗り換えれば、終点の宇和島に9時05分に着きます。

土讃本線
ほぼ同時の0時10分に高松を出発する列車は多度津から土讃本線に入ります。こちらも快速列車のように止まらない駅も数多くあります。終点の須崎には6時18分の到着です。須崎で6時52分の普通列車に乗り換えれば窪川には7時57分に到着します。
【普46】21:高松0003−0532松山(5時間29分)
【普47】121:高松0010−0618須崎(6時間08分)

予讃本線
予讃本線を高松から宇和島まで行く準急うわじま1号です。高松発5時07分と朝早い出発です。準急ですからこまめに停車していきます。松山には8時29分、終点の宇和島には10時54分に到着します。現在では松山で優等列車が分断されていますが、この頃は宇和島まで直通していました。のんびりとした6時間足らずの時間がすごせました。

土讃本線
ほぼ同時の5時17分に高松を出発する準急足摺1号は多度津から土讃本線に入ります。阿波池田、高知を経て窪川には10時13分に到着します。途中、阿波池田から大杉までは51分間も停車しません。窪川からは普通列車となり土佐佐賀には10時38分に到着します。足摺岬から名付けられたのでしょう。
【準38】うわじま1号:高松0507−0829松山0838−1054宇和島
【準39】足摺1号:高松0517−0846高知0848−1013窪川
★ついに100コマに到達しました。まだまだ時刻表は残っています。

予讃本線
急行道後です。高松11時24分発の松山行きです。終点松山には14時20分に到着します。急行だけに停車駅も少なく、多度津・観音寺・新居浜・伊予西条・今治のみです。わずか3時間の列車旅です。

列車編成
急行道後は下り6両、上り5両の編成です。松山にある道後温泉から名付けられたのでしょう。

土讃本線
急行浦戸です。高松を11時27分に出発します。多度津からは土讃本線に入り、琴平・阿波池田・土佐山田のみの停車です。阿波池田から土佐山田までは1時間15分も停車しません。終点の高知には14時09分の到着です。

列車編成
こちらは上り・下りともに5両編成です。浦戸とは高知市の土佐湾に面する浦戸湾から名付けられたのでしょう。桂浜がある場所です。
【急13】道後:高松1124−1420松山
【急14】浦戸:高松1127−1409高知


予讃本線
準急せとです。高松13時03分発、宇和島18時43分着です。準急なのでこまめに停車していきます。下灘駅を17時前後に通過します。瀬戸内海には夕陽が広がっているかもしれませんね。
寝台急行「瀬戸」(東京−宇野)があり、こちらは準急「せと」です。漢字とひらがなの違いはありますが、音は同じですので間違えないのでしょうか? 本州と四国だからかまわないのかなぁ?
ちなみに東京から寝台急行「瀬戸」に乗ると、宇野には11時14分に到着します。接続する宇高連絡船(宇野11時35分発)で高松には12時45分に着きますので、「瀬戸」から準急「せと」に乗り継ぐことができます。
【準40】せと:高松1303−1623松山1626−1843宇和島

[題名]婚活食堂(2)
[著者]山口恵以子
[発行]PHP研究所
[定価]680円
[発行日]2019/11/22
「食堂のおばちゃん」で人気の著者、最新刊
幸せは食と共にあり。ほかほかおでんをめしあがれ。
もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。
女将の恵は元・人気占い師だったがその力を失い、今は“男女の縁"が見えるように。
常連客の悩み相談に乗るうちに、結婚相談所や婚活パーティー、マッチングアプリを巡る思わぬ騒動に巻き込まれて……。
あん肝の赤ワイン煮、白菜と鱈のグラタン等の名物料理も楽しめる、人気シリーズ第2弾。
婚活食堂シリーズ第二弾!
おでん屋「めぐみ食堂」の女将の恵は、昔は人気占い師だった。婚活しているお客さんが、気に入った相方を連れてくると、さっそくインスピレーションが働き、トラブルを未然に防いでいる。こんなおでん屋が近くにあったら通い詰めてしまうだろうな。


予讃本線
四国にも多層建て列車がありました。準急うわじま1号は7時40分に宇和島を出発します。松山からは準急いしづちを併結します。そして多度津でいしづちを切り離します。

土讃本線
いしづちは多度津から土讃本線に入ります。善通寺・琴平に停車し阿波池田に到着します。


土讃本線
一方、窪川を9時50分発の準急南風は、高知から阿佐2号を併結します。そして阿波池田で阿佐2号を切り離します。

徳島本線
阿佐2号は阿波池田で南風から切り離され、今度はいしづちと併結します。そのため阿佐2号は阿波池田で18分間停車します。

牟岐線・小松島港線
阿波池田へ併結された阿佐2号といしづちはそのまま徳島を経由して終点の小松島港へ向かいます。

運転略図
図で示してみました。なかなかややこしいですよね。なお多度津から高松へのうわじま1号と南風は併結していません。約1時間半ほどのづれがあります。
ところでいしづちは四国最高峰の石鎚山から、阿佐は、阿波と土佐から名付けられたのでしょうね。
【準41】うわじま1号:宇和島0740−0943★松山0948−1226☆多度津1229−1301高松
【準42】いしづち:松山0948−1226☆多度津1231−1318★阿波池田1321−1437徳島1438−1425小松島港
【準43】阿佐2号:高知1122−1303☆★阿波池田1321−1437徳島1438−1452小松島港
【準44】南風:窪川0950−1115★高知1122−1303☆阿波池田1306−1409多度津1410−1442高松
★併結、☆分離

内子線
内子線の歴史にはいろいろな経緯がありました。

路線図
1918年(大正7年)に愛媛鉄道が、長浜(現:伊予長浜)から大洲(現:伊予大洲)間を開通させ、その2年後の1920年(大正9年)にさらに大洲から内子までを開通させました。まだ松山とはつながっていません。そして1933年(昭和8年)に愛媛鉄道が国鉄に買収され愛媛線となりました。1935年(昭和10年)に松山から海沿いに伊予長浜まで線路がつながり、この時に五郎から内子までが内子線となりました。

地図(予讃本線短絡ルート)
1986年(昭和61年)に予讃本線の短絡ルート(向井原−内子−伊予大洲)が完成しましたが、この短絡ルートの内、新谷(正確には伊予若宮信号場)から内子は予讃本線とはならず内子線のまま残りました。

断捨離していたら昔のMLBのチケットが出てきました。1991年10月8日のリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ(プレーオフ)の第一試合です。地元のミネソタ・ツインズ対トロント・ブルージェイズの試合です。
現在では大谷翔平選手をはじめ日本人が数多く活躍していますが、トルネード投法の野茂英雄投手がMLBのドジャーズに移籍した1995年よりもさらに4年前で、今からちょうど30年前のことです。
チケットには「PAVILION」で20ドルと書いてあります。「PAVILION」とは調べてみると「外野席」のことです。このチケットを買った時にはその意味はわかりませんでした。当時は1ドル=130円くらいでしたので約2,600円のチケットというわけです。
後述するように、レギュラーシーズン中は内野1階指定席11ドル、内野2階指定席9ドル、2階自由席2-3ドルだったので、20ドルのチケットはグランドに近い良い席で観戦ができるものと信じて楽しみに球場に向かったのですが、外野席のそれも2階席でした。選手はとても小さくしか見えなかった記憶があります。

この試合は応援していた地元のミネソタ・ツインズが5対4で勝ちました。外野の2階席という遠い場所から、スコアブックをつけながら観戦していました。スコアをつけながら観戦していたのは珍しいらしく、周囲のアメリカ人から声をかけられました。
ツインズはこのシリーズを4勝1敗で勝ち上がり、ワールドシリーズでも4勝3敗でアトランタ・ブレーブスを破りワールドチャンピオンになりました。リーグ・チャンピオンシップ・シリーズとワールドシリーズともに、MVPはエースのジャック・モリスでした。(この当時はアメリカンリーグ、ナショナルリーグともに東西2地区制だったので、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズの次がワールドシリーズでした。)

こちらがレギュラーシーズンのチケットです。
9月6日 対ニューヨーク・ヤンキース 1階指定席 11ドル
9月8日 対ニューヨーク・ヤンキース 1階指定席 11ドル
9月16日 対カンサスシティ・ロイヤルズ 2階指定席 9ドル
9月20日 対テキサス・レンジャーズ 2階指定席 9ドル
9月21日 対テキサス・レンジャーズ 2階自由席 3ドル
9月22日 対テキサス・レンジャーズ 2階自由席 2ドル
9月23日 対シカゴ・ホワイトソックス 2階自由席 3ドル
(G/Aはgeneral admissionで自由席の意)
短期間に7試合も観戦していましたね。リーグ・チャンピオンシップ・シリーズを含めた8試合は、すべて応援している地元のツインズが勝利しました。ツインズの優勝に大いに貢献したのです。


メトロドームの外観と内観です。メトロドームは1982年に開場され、東京ドームのモデルとなりました。2013年に役目を終え2014年1月に解体されました。


土讃本線
準急阿佐2号と書かれた下にいしづちといよ1号という文字もあります。準急いしづちと阿佐2号は14時57分に小松島港を出発します。ほぼ同時刻の14時55分に準急土佐が高松を出発します。両者は阿波池田で落ち合い、阿佐2号と土佐は併結して高知へ向かいます。
一方、いしづちは阿波池田で阿佐2号と分離して単独走行となりますが、多度津で高松16時45分発の準急いよ1号と併結して松山を目指します。

運転略図
この時代には、併結や分離が多かったのですね。なお高松から多度津へのいよ1号と土佐は併結していません。
【準47】いよ1号:高松1645−1725★多度津1730−2024松山
【準48】いしづち:★小松島港1457−1626☆阿波池田1635−1723★多度津1730−2024松山
【準49】阿佐2号:★小松島港1457−1626☆★阿波池田1636−1809高知
【準50】土佐:高松1455−1633★阿波池田1636−1809高知
★併結、☆分離
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