

信越本線
上野7時10分発の急行志賀長野・湯田中行きです。上野を出ると赤羽・大宮・熊谷に停車し高崎には8時38分に到着します。
高崎からは横川・軽井沢・中軽井沢・小諸・上田・戸倉・屋代に停車して終点の長野には11時08分に到着します。

長野電鉄
屋代では湯田中行き(3両)を切り離します。長野電鉄屋代線の屋代を10時58分に出発し須坂からは長野線に入り信州中野に停車し、終点の湯田中には11時51分に到着します。
急行列車が国鉄から私鉄へ乗り入れることはあまり多くないと思います。それだけ温泉地への需要が多かったことなのでしょう。「志賀」とは志賀高原にちなんだものです。

列車編成
【急32】第1志賀:上野0710−0838高崎0841−1052☆屋代1055−1108長野
(−−−1052☆屋代1058−1151湯田中)

[題名]地形と日本人 私たちはどこに暮らしてきたか
[著者]金田章裕
[発行]日本経済新聞社
[定価]990円
[発行日]2020/9/9
私たちは、自然の地形を生かし、改変しながら暮らしてきた。近年頻発する自然災害は、単に地球温暖化や異常気象だけでは説明できない。防災・減災の観点からも、日本人の土地とのつき合い方、地形改変の履歴に学ぶ必要がある。歴史地理学者が、知られざるエピソードとともに紹介する、大災害時代の教養書。
地理学と歴史学の分類は、ドイツ哲学者のカントが、地理学は「空間的並存」の状況を記述する学問、歴史学は「時間的継起」の様相を記述する学問としたことに由来する。そんな難しい話はともかく、平安京時代から現代までの、平地と河川の自然災害とその克服などがわかりやすく書かれている。最近の自然災害は起こるべくして起こるということがわかる。古くからの集落は微高地に存在するのである。

高崎線・上越線・信越本線
上野20時20分発の寝台急行黒部金沢行きを筆頭にして、寝台・夜行急行列車が数多く出発していきます。行き先も金沢・秋田・新潟・長野・直江津といろいろです。上野駅は賑やかだったことでしょうね。
寝台急行羽黒(秋田行き)には「この列車で大宮−秋田間を途中下車しないで秋田方面へ行かれる方は奥羽本線回りの乗車券でそのままお乗りになれます」という注釈があります。奥羽本線回りの方が距離が短いのでしょうね。
また寝台急行北陸(金沢行き)には「この列車で高崎−直江津間を途中下車しないで金沢方面に行かれる方は信越本線回り(長野回り)の乗車券でそのままお乗りになれます」という注釈があります。信越本線回りの方が距離が短いのでしょう。

黒部列車編成

羽黒列車編成

北陸列車編成

越後列車編成

天の川列車編成

とがくし列車編成

丸池列車編成
【寝急38】黒部:上野2020−(信越本線)−0656金沢
【寝急39】羽黒:上野2100−(上越線・羽越本線)−0852秋田
【寝急40】北陸:上野2125−(上越線)−0812金沢
【急33】越後:上野2230−0540新潟
【寝急41】天の川:上野2251−0610新潟
【急34】とがくし:上野2310−0436長野
【寝急42】丸池:上野2324−0459長野(0513−0727直江津)
【急35】高原2号:上野2351−0557長野

高崎線・上越線・信越本線
上野21時58分発の普通列車の秋田行き、および上野23時55分発の普通列車の新潟行きがあります。
秋田行きは新津で39分も停車(磐越西線と信越本線の普通列車と接続)します。新潟行きは高崎で21分停車し、終点の新潟には9時20分に到着します。所要時間は9時間25分です。

羽越本線
秋田行きは新津から羽越本線に入ります。こまめに停車して終点の秋田には15時43分に到着します。所要時間は17時間45分です。
二つの列車ともに乗り通すにはかなりの覚悟が必要です。
【普78】813:上野2158−1543秋田(17時間45分)
【普79】715:上野2355−0920新潟(9時間25分)

[題名]これは経費で落ちません8
[著者]青木祐子
[発行]集英社
[定価]570円
[発行日]2021/4/25
トナカイ化粧品を吸収合併した天天コーポレーションだが、経理部に増員はなかった。おかげで沙名子たち経理部員は連日残業続き。社内も合併に伴う人事異動や業務整理で、どこかぎくしゃくしている。社長の代替わりから反目が目立つようになった上司たちの対立は、経理部の業務にも悪影響を及ぼしていた。落ち着かない社内の空気とは裏腹に、大阪営業所へ転勤となった太陽からはしょっちゅう電話もかかってきて、遠距離恋愛になっても沙名子たちの関係は安定していた。ところが天天コーポレーションのイベントを取材に来た記者が、太陽の元カノだったことを知った沙名子の心はざわつき始め……?大人気シリーズ第8弾!
シリーズ第8弾。遠距離恋愛でも、昭和・平成の時代と違って、通話アプリで楽しく会話できるからいいですね。太陽の東京本社出張で、どのように話しが発展するのか楽しみです。

[題名]陽だまりのひと
[著者]藤岡陽子
[発行]祥伝社
[定価]670円
[発行日]2019/4/20
「婚約破棄は、どのくらいの罪になりますか」横浜・鶴見区にある芳川法律事務所は弁護士の芳川と事務員・涼子で成り立っている。ある日、相談にやってきた高校教師の桐山希は、婚約を破棄してきた元恋人を訴えたいという。だが、希の態度から彼女の本心に疑問を持った涼子は、自分の想いを伝え・・・(「卒業を唄う」)。 依頼人の心に寄り添い、小さな法律事務所は今日も奮闘中!
小さな法律事務所でのいろいろな物語。残業過多による過労死を扱った「疲れたらここで眠って」が最も心に残った。自分の立場を作品に投影し、感情移入してしまう。いろいろと考えさせられる内容だった。

長井線
奥羽本線の赤湯−荒砥の全長30.6kmの路線です。途中の今泉で米坂線と接続しています。9往復+区間運転があります。
左沢(あてらざわ)発荒砥行きの普通列車がありました。

左沢線
左沢を12時24分に出発して山形には13時15分に到着します。


奥羽本線
山形で27分停車して13時42分に出発し、赤湯に14時30分に到着します。時刻表では赤湯で終点となっていますがこの列車が荒砥まで行っています。

地図
長井線は、1988年(昭和63年)に第三セクター山形鉄道フラワー長井線に転換されました。その後駅数は13→17へと増加しました。
【普81】626D-530D-223D:左沢1224−1315山形1342−1430赤湯1445−1550荒砥

白新線
新潟7時35分発の準急あさひ1号仙台行きです。新潟から仙台へはいくつかルートがありますが、この列車は米坂線・仙山線回りです。葛塚(くずつか、現:豊栄)に停車し、新発田には8時02分に到着します。

羽越本線
新発田からは羽越本線に入り、中条に停車して坂町には8時23分に到着します。

米坂線
坂町からは米坂線に入ります。越後下関・小国・今泉・羽前小松に停車して米沢には10時08分に到着します。


奥羽本線
米沢からは奥羽本線に入り、糠ノ目(ぬかのめ、現:高畠)・赤湯・上ノ山へ停車して山形には10時54分に到着します。

仙山線
山形からは仙山線に入り、山寺・作並・北仙台に停車して終点の仙台には12時28分に到着します。
山形では酒田および鶴岡からの準急月山を併結します。
【準97】あさひ1号:新潟0735−0802新発田0802−0823坂町0824−1008米沢1010−1054★山形1102−1228仙台
【準98】月山:酒田0835−0846★余目0850−0939新庄0941−1051★山形1102−1228仙台
(鶴岡0821−0841★余目−−−)

陸羽東線
仙台12時51分発の準急鳴子いでゆ鳴子(現:鳴子温泉)行きです。仙台を出ると、塩釜・松島に停車し、小牛田から陸羽東線に入り、陸前古川(現:古川)・岩出山・東鳴子(現:鳴子御殿湯)に停車して終点の鳴子には14時20分に到着します。
週末の土日だけの運転です。明らかに鳴子温泉への観光客ねらいですね。鳴子で13分休んだ後、今度は仙台へ向かいます。

東北本線
小牛田で盛岡13時ちょうど発の準急くりこま2号と連結して仙台には16時10分に到着します。
くりこま2号は鳴子いでゆと連結するため、小牛田で11分間停車するのですが、平日は連結がありません。ぼーっとしながら11分間停車しているのでしょうね。
【準100】鳴子いでゆ:仙台1251−1328小牛田1329−1420鳴子(現:鳴子温泉)(土曜日曜運転)
【準101】鳴子いでゆ:鳴子(現:鳴子温泉)1433−1521★小牛田1527−1610仙台(土曜日曜運転)
【準102】くりこま2号:盛岡1300−1426一ノ関1428−1516★小牛田1527−1610仙台

八高線
新宿14時25分発の準急みくにです。八高線回りで水上が終点です。八高線にも優等列車が走っていたのですね(ただし土日だけですが)。新宿を出ると立川に停車して八王子へ。八王子で進行方向が変わります。
八高線内では拝島・東飯能・高麗川・越生・小川町・寄居・群馬藤岡と停車して高崎には16時54分に到着します。

上越線
高崎からは上越線に入ります。新前橋・渋川・沼田・後閑・上牧と停車し終点の水上には18時02分に到着します。土日のみの運転なので水上温泉への観光需要かと思いましたが、18時到着では少し遅いですね。どういうことなのでしょう。
【準103】みくに:新宿1425−1502八王子1504−1654高崎1655−1802水上
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