
[題名]パパはマイナス50点
~介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年~
[著者]小山明子
[発行]集英社
[本体価格]1,600円
[発行日]2005/9/30
第1章 倒れた夫、壊れていく私
第2章 二人三脚でのリハビリ
第3章 再び追いつめられて
第4章 戻ってきた幸せ
第5章 生と死の狭間で
第6章 マイナスからの再出発
第7章 共倒れしない介護の秘訣
第8章 「夫婦」を楽しみ、「今」を生きる
突然夫が倒れ、「介護ウツ」となった著者が立ち直るまでを率直に綴る。女優・小山明子さんが、夫である大島渚映画監督の介護を通して、介護そのものも当然ながら、自分がうつ状態になり入院していたことなどが、赤裸々に語られています。
帯が山本富士子さんというのもさすがに女優つながりですね。

自筆のサイン入りです。
第7章の「共倒れしない介護の秘訣」には、
その一 まず自分の時間をもつ
その二 一日一日を楽しむ
その三 イベントで家族の絆を深める
その四 つらいときこそユーモアで乗りきる
その五 「ありがとう」のひと言は大きい
その六 介護される人の気持ちを尊重する
その七 一人で抱え込まない
とご自身の体験からいくつかのアドバイスをされています。
現実的な話しばかりですので、読んでいてぐんぐんと引き込まれます。
そして12月20日(土)に小山明子さんが伊勢原にやってきます。
「輝く介護」というタイトルでご講演をいただき、対談もあるようです。
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