
[題名] ボトルネック
[著者]米澤穂信
[発行]新潮社
[定価]500円
[発行日]2012/6/5
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
リョウの世界とサキの世界が交錯しながら物語が進みます。何というのか、非現実的な設定だけにとらえどころのない小説に思えます。
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