

次に地図の青丸の普済寺に寄り道します。


ここが普済寺の入口です。「当國第三十番札所 臨済宗建長寺派 千秋山 普済禅寺」と書いてあります。


入口の両脇には「大山街道」と書かれたステッカーが“ここは大山へ向かう旧道だよ”と教えてくれています。

「大般若経・・・」と書かれた石碑があります。

その奥には六地蔵があります。


奥には、伊勢原市指定重要文化財の石造多宝塔があります。「文化元年(1804年)、徳川幕府は北方防備の鎮めとして、蝦夷地に三官寺(有珠の善光寺・様似の等樹院・厚岸の国泰寺)を創建しました。この塔は、国泰寺の五代目住職となった文道玄宋が、七年の任期を終えて、下糟屋の神宮寺へ帰山後、天保九年(1838年)に建立したものです。」とあり、神宮寺の廃寺に伴い、ここ普済寺に移築されたようです。いろいろな歴史がありますね。

普済寺の本堂です。

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