
[題名]都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画
[著者]饗庭 伸
[発行]花伝社
[定価]1,836円
[発行日]2015/12/10
人口減少社会において都市空間はどう変化していくか
〜縮小する時代のための都市計画を提起〜
フィールドワークでの実践を踏まえて縮小する都市の“ポジティブな未来"を考察
都市を「たたむ」とはとても素晴らしい感性です。「目からウロコ」の本です。人口減少時代にはコンパクトシティのような集約的な居住環境をどのようにして構築するのかが焦点だと思っていました。しかし、この時代に必要なのは「コンパクト」ではなく、「スポンジ化」であるということが書かれています。それも理論だけでなく実践した地域のことも詳細に述べられています。後半がちょっと難しかったかな?。

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