
駅前の観光案内所で彦根城への道を尋ねたところ、「歩いて10分。気をつけて」と言われました。いただいた地図を頼りに行くと、途中に護国神社がありました。

「彦根城の外堀跡
目の前に広がる凹地は、江戸時代の外堀跡です。かつては、現在の車道を含んだ堀幅があり、満々と水を湛えていました。江戸時代には、この外堀はさらに城下町の北東までまっすぐに伸びて御船入で松原内湖につながり、さらに琵琶湖に通じていました。
彦根城は、内堀・中堀・外堀の3重の堀が城山を取り囲むように設けられ、城下町が広がっていました。現在、内堀と中堀は往時の姿を良好に留めていますが、外堀については戦後のマラリア対策により埋め立てられて道路(昭和新道)となり、当初の凹地のほか数ヶ所が残っているに過ぎません。(以下略)」
3重の堀があったそうです。外堀跡はごくわずかしか残っていないそうです。ブラタモリならそこを訪ねるのでしょうけれど、私は彦根城へ向かいます。

こちらはいろは松です。当初はいろはの文字数と同じ47本あったことが名前の由来だそうですが、現存するのは33本だそうです。

井伊大老の歌碑がありました。
「あふみ(=近江、淡海)の海 磯うつ浪の いく度か
御世にこころを くださぬるかな」

雪化粧したお堀端です。風情があります。

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