25斜里〜標茶:北海道妄想の旅1978
【1】
1978年10月6日の旅(4)
【1】
【4】
斜里からは線路を右に大きく曲げて南下する。
(斜里岳)
斜里岳は今度は左前方に見えて来る。
(畑:南斜里〜清里町)
(畑:南斜里〜清里町)
ジャガイモやてんさいの畑の中を進み、清里町駅に停車する。
札弦〜清里町(進行方向逆)
耕地を区切る樹木の列が美しく、広大な土地を感じる風景である。
(札弦駅)
(緑駅)
札弦(さっつる)、緑という集落を拾いながら南下している。緑では普通列車と列車交換。緑をでてからは札弦川の支流のオニセップ沢川の谷を25パーミルの急勾配を上っていく。屈斜路湖の外輪山を釧北トンネル(549m)で抜けてカルデラに入る。釧路川水系となり25パーミルの勾配を今度は下って川湯につく。緑から川湯までは14.5kmもあるがほとんどが森の中で眺望は期待できない。
川湯駅は川湯温泉の最寄り駅で、右手前方には屈斜路湖カルデラの中央火口丘の一つの硫黄山が見える。3年前の高校修学旅行で硫黄山に来ている。あの時はバスで美幌峠を越えてきたような記憶がある。バスガイドさん、綺麗な人だったなぁ(笑)。
(美留和駅)
川湯を出ると森の中を走って美留和、弟子屈と続く。このあたりは鉄道防雪林の森が多い。弟子屈では上りの急行しれとこ4号がこちらの到着を待っていた。弟子屈からは釧路川に沿って走る。このあたりからは牧草地が多くなる。ゆっくりと高度を下げて南弟子屈、磯分内、標茶とすべるように進む。
網走1203-1517釧路 急行大雪1 釧網本線 368
なお、8年前までは斜里から越川まで、南東方向に根北(こんぽく)線があった。最終的には標津線の根室標津まで延伸する予定だったが、廃止された。
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。
<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010


1978年10月6日の旅(4)


斜里からは線路を右に大きく曲げて南下する。

斜里岳は今度は左前方に見えて来る。


ジャガイモやてんさいの畑の中を進み、清里町駅に停車する。
札弦〜清里町(進行方向逆)
耕地を区切る樹木の列が美しく、広大な土地を感じる風景である。


札弦(さっつる)、緑という集落を拾いながら南下している。緑では普通列車と列車交換。緑をでてからは札弦川の支流のオニセップ沢川の谷を25パーミルの急勾配を上っていく。屈斜路湖の外輪山を釧北トンネル(549m)で抜けてカルデラに入る。釧路川水系となり25パーミルの勾配を今度は下って川湯につく。緑から川湯までは14.5kmもあるがほとんどが森の中で眺望は期待できない。
川湯駅は川湯温泉の最寄り駅で、右手前方には屈斜路湖カルデラの中央火口丘の一つの硫黄山が見える。3年前の高校修学旅行で硫黄山に来ている。あの時はバスで美幌峠を越えてきたような記憶がある。バスガイドさん、綺麗な人だったなぁ(笑)。

川湯を出ると森の中を走って美留和、弟子屈と続く。このあたりは鉄道防雪林の森が多い。弟子屈では上りの急行しれとこ4号がこちらの到着を待っていた。弟子屈からは釧路川に沿って走る。このあたりからは牧草地が多くなる。ゆっくりと高度を下げて南弟子屈、磯分内、標茶とすべるように進む。
網走1203-1517釧路 急行大雪1 釧網本線 368
なお、8年前までは斜里から越川まで、南東方向に根北(こんぽく)線があった。最終的には標津線の根室標津まで延伸する予定だったが、廃止された。
<注釈>
(1)【数字】は参考資料リスト参照
(2)【数字】がないものは動画を含めて自分で撮影したもの(2006年10月、2012年10月)
(3)文章は主として【2】と【3】を参考にし、自分の体験を加筆した。
(4)宿泊施設は時刻表巻末のホテル旅館案内を参照した。
<参考資料リスト>
【1】国鉄監修 交通公社の時刻表1978年10月号 日本交通公社
【2】北海道4000キロ 宮脇俊三・原田勝正編集 小学館 1982/8/20
【3】北海道 地図の中の鉄路 堀淳一 亜璃西社 2014/12/4
【4】レールウェイマップル 北海道鉄道地図帳 2010

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